行き止まりをつくらない設計
August 22, 2016
August 22, 2016
小さくつくって大きく暮らす――引き算する設計で最も必要なことは、ムダな動線をつくらないことです。
そのためには、住まいの中に極力行き止まりをつくらないことです。例えば、塩屋新田の家では、いちばん長く過ごす場所でもあるリビングダイニングの空間に、以前のブログでもご紹介した小さなパントリー(キノイエオリジナル「箱パントリー」)を中心に周りを回遊できるように設計されています。
小さな空間にキッチンとパントリーを設置すれば、少しでも収納を確保したくなるため、大抵キッチンの奥は行き止まりになるのが普通の設計です。しかし、そこにほんのわずかでも人が通れる空間を設けることで、リビングダイニングとの連続性が生まれ、想像以上の自由度と開放感が生まれます。
開放感は面積ではありません。行き止まりのない、自由度がある動線をつくることにヒントがあるのです。
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