現代町家憲章
August 11, 2016
キノイエの考え方は、建築家の趙海光(ちょう うみひこ)氏の提唱する「現代町家」の思想をベースに組み立てられています。本日は、この現代町家という思想について、少し解説を加えてみたいと思います。
「町家」と聞くと、昔ながらの家並みを想像する人も多いかと思いますが、現代町家の取り組みは、単に懐古主義の家を建てようというものではありません。むかしの町家に置き忘れてしまった、日本の暮らしのよさを現代の住宅事情と暮らし方に上手く取り入れることを基本にしつつ、地域ごとの特性に合わせ、ルール化された先進の設計システムによって合理的かつ経済的につくることを目的にしています。
ちなみに、むかしの町家を町家たらしめていたのは、「接道性」と「接隣性」だといわれています。この地域でも多くの町家は道に接し、隣家に接して、隙間なくびっしりと建っています。屋根・軒・格子を連ね、それが調和を生み、独特の美しい景観をつくり出していました。しかし、現在はそれと同じようには建てられません。道路後退や隣地境界など、今の建築法規に従わなければならないからです。
法規によって隙間や寸地が生じてしまうのが、今の家です。この半端な空地(くうち)が、家並みを崩し、不揃いな景観を生んでいます。建物はポジ(陽)で、残された空地はネガ(陰)にされてきました。現代町家は、このネガ部分に注目し、空地を部屋の一つに取り込む設計を考え出しました。
空地に木や草花を植え、そこを部屋の一部として内部化(ソトとナカをつなぐ)しながら、道路側にも開いて、家の前を通る人にもよき印象を与える、そんなあり方です。
そして、そこには共通の思想があり、総合して「現代町家憲章」と呼ばれています。関わる工務店は皆、この憲章に則った家づくりを行っています。
<現代町家憲章>
・美しい町並み景観をつくる家であること
・緑に溢れる家であること
・長い必要・好み・寿命に応える家であること
・地震で倒れない家であること
・自然エネルギーを活用した家であること
・特に、風がよく通る家であること
・きれいな室内空気の家であること
・木をたくさん用いる家であること
・土・紙など自然素材を用いる家であること
・楽しくお手入れできる家であること
・その家は、前を通る人の家でもあること
どれも普遍的であり、家づくりの本来の価値がここにあるのではないかと考えています。服を購入する時、単体で見た時のデザインと店員さんの説明を気に入り、買ってはみたものの、実際に出かける場面が想定できていなかったり、周囲と調和しない服であった場合、とても残念な結果になってしまいます。
住宅は一点ものであり、服のように買い直すことができません。商業主義になりがちな住宅業界の流れの中で、少しでも住まい手の皆様に、家を建てることの尊い価値を思い出していただき、永く住まい続ける喜びを最大限に感じていただけるような家づくりを続けていきたいと私たちは考えています。
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階段を美しく
August 10, 2016
キノイエの階段はいくつもの杉材を貼り合わせて踏板に使用しています。
階段を上る時と降りる時、表情が若干変わります。
このテクスチャは、既製品の階段では表現できない美しさです。
シンプル・イズ・ベスト。毎日、使う場所だからこそ、美しさにこだわりたいものです。
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空飛ぶ流しそうめん?!
August 9, 2016
以前にもお知らせしましたが、明後日8月11日(祝)は、キノイエを運営するカネタ建設の感謝祭「オレンジフェア」が開催されます。
毎年3,000人ほどが糸魚川市の会場に集まるまちのモンスターイベントです。(以前のブログ「社員手づくりのモンスターイベント」をご参照ください)
今年の目玉については、挙げればキリがありませんが、その中の一つ、先日も少しご紹介した流しそうめん。流しそうめんといっても「フリーフォール&ジャンピング」!?なんと、流しそうめんがジャンプします(笑) 本日は、そのメイキング映像をほんの少しだけご紹介します。
なお、こちらはまだ実験段階で、着地後に散乱するそうめんは改良中ということでご容赦ください(笑)企画・設置・運営すべてが社員の手づくりです。当日までには完ぺきなジャンプをお見せできると思います(笑)
こんな企画を毎年カネタ建設の社員は、楽しみながら自分たちの手で生み出しています。「もはや建設会社ではなくて、イベント企画会社みたい」と言われることもしばしば・・・(笑)ですが、それだけ、地域の皆様に喜んでいただきたいという一心で私たちは手づくり感謝祭にこだわっています。
「オレンジフェア」は、明後日8月11日(祝)10:00~15:00糸魚川市民会館前特設会場にて開催します。
どなたでも参加自由です。ぜひご家族連れでお越しください。
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「いい背中」を見つける
August 8, 2016
家具の配置は、家づくりにおいて非常に重要な要素です。むしろ間取りに気を取られて後回しになってしまうと、取り返しのつかないほど「居心地」に影響するものであると私たちは考えています。
特にソファの位置はとても重要です。広いリビングでもその中心にソファを置いてしまうと、どういうわけか狭苦しい空間に様変わりしてしまうこともよくあります。そうした過ちを犯さない一つの工夫として、「いい背中」を見つけることを意識するといいかもしれません。これは、建築家の村松篤氏の言葉です。リビングの壁を背中にしてソファを置いてみると、その前方の空間がとても広く感じます。そのためには、いい背中となり得る壁を見つけることが大切なのです。それは、時として壁ではなく、1本の柱でもよいかもしれません。
そして、座った時の天井の高さも非常に重要な要素です。天井は高いよりもむしろ低い方が視界を広くし、奥行きを感じさせる効果をもたらすことがあります。そこに腰を下ろした時に広がる正面・左右の視界に何が見えるのか?で日々の暮らしの風景はほぼ決まります。テレビを見る、読書をする、キッチンで料理をする家族との会話を楽しむ、季節の移ろいを庭の木々を眺めて感じる・・・暮らしの中で起こる様々なシーン、こんな話をたくさんしながら設計をする家づくりが本当の家づくりなのだと思います。
居心地のよい設計とは、畳数ではないところに、いかに居心地と合理性を両立させることができるかという点がとても影響してきます。キノイエの設計では、「いい背中」に代表されるように、常に居心地と暮らしに与える影響を意識して空間設計を行っています。
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ソトとナカをつなぐ
August 7, 2016
キノイエのつくる標準的な建物は、延床面積で35坪以内。この上越地域の家づくりとしては、けして大きくはない建物です。
ですが、いざ建物内に入った多くの人が口にするのが「思ったよりも広く感じる」「全然狭さを感じない」という言葉です。もちろん、多くの住宅展示場見て回られた方であれば、おのずと面積を聞いただけで、どのくらいの空間になるのかは想像がつくはずです。それでもなお、「広い」と感じる理由、それは「ソト」と「ナカ」を上手につなげているからなのです。
その一つの手法に、「ゲヤを上手に使う」というワザがあります。ワザと言ってもけして奇抜なアイディアでも、新しく生み出された手法でも何でもなく、これまでの日本の暮らしの中にあった「あたり前」の知恵と工夫です。
昔の農家の大屋根は、軒が長く伸び、その下には「軒内空間」ともいうべき「緩衝空間」がありました。ソトでもあるけど、ナカでもある・・・雨は当たらず、日差しも遮る、しかし、自然の風はその下を流れていく。そして、視覚的にもソトとナカ、どちらから見ても、今いる場所とつながっている空間として認識できる不思議な領域。実際、そこに様々な暮らし方を重ねてみると、それは単に視覚効果を狙った類の話ではなく、非常に理に適ったスペースであるということが実感できると思います。毎日手入れをするプランター、子供たちが飼っているメダカ、庭やデッキを使ってのホームパーティー、雨雲を気にしながらの子供たちとの花火、お父さんの喫煙オアシス、道具の手入れ・・・まだまだたくさんの暮らしのシーンが思い浮かびます。
京都の町家は特にこの軒の使い方で暮らしの快適さを創造しています。小さな敷地にうなぎの寝床。しかし、一たび家の中に足を踏み入れると、坪庭があり、軒に囲まれたいくつもの空間が、奥行きと情緒ある住まいを創り上げています。
家はコンパクトである方が経済的にも有利。でも、小さく収まるだけでは多くの暮らしの楽しみ方を犠牲にします。だから、キノイエでは「小さくつくって大きく暮らす」ための様々な工夫を設計の中に取り入れています。
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大掃除と・・・
August 6, 2016
本日、カネタ建設の本社では、毎年恒例、半期に一度の大掃除の日でした。
そして、同時に敷地内では、何やら怪しい設備が・・・
そうなんです!夏といえばこれ、「流しそうめん」です。
・・・といっても、会社で盛大に流しそうめん大会を行うのではなく、来る8月11日(祝)に開催予定の、感謝祭「オレンジフェア」に登場する超ロングバージョンの流しそうめんなのです。しかも、今年はなんと、「フリーフォール」&「ジャンピング」という仕掛けつき!どんな風にジャンプするのかは、当日までのお楽しみです(笑)
本日は、その試験運転(?)という名目で、多くのスタッフ(となぜか一部の学生(笑))で、流しそうめんのチェック&試食タイムでした。
オレンジフェアの詳細をご覧になりたい方は、カネタ建設のサイトをご参照ください。
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理念を同じくする仲間たち
August 5, 2016
本日は、はるばる東京より建築家の趙海光先生、兵庫県篠山市より大市住宅産業の大前社長が、上越モデルハウス「塩屋新田の家」に視察に来て下さいました。
趙先生は、キノイエの上越モデルを設計・監修していただいた、いわば生みの親。大市住宅産業様は、現在業界で注目されている「里山住宅博(神戸)」で、趙先生設計による現代町屋モデルを出店されている個性的で素晴らしい会社です。
本日はゆっくりと建物を見ていただきながら、構造的な収まりや細部の処理、断熱・気密に関する考え方等のテクニカルな話の他、地域の里山をつくる工務店としてのビジョンや、チームづくりなど、話題は多岐に渡り、お互いの家づくりに関する中身の濃い情報交換をさせていただきました。大前社長と弊社代表猪又、そしてブランドチームのスタッフはみな40代ということもあり、すぐに気心が知れ、これからのお付き合いが非常に楽しみに感じられる出会いになりました。
そして、いつも的確なアドバイスをいただける趙先生を含め、集まった仲間同士、会話を深めれば深めるほど非常に共感する部分が多く、目指す方向性は同じ。住まうエリアと地域それぞれの取り組みの工夫があり、お互いの今後の取り組み方についてそれぞれに大きなヒントを得られた貴重な一日となりました。まさに、1+1=2ではなく、組み合わせによっては無限大です。
また一つ、理念を共有する仲間とのつながりをいただきました。
趙先生、大前社長、本日は本当にありがとうございました。今度は、私たちが勉強にお邪魔させていただきますのでよろしくお願いいたします。
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エアコン1台で家中涼しい暮らし
August 3, 2016
じめじめと蒸し暑い日が続きます。こんな日は外に出かけるのが非常に億劫になりますね。ですが、こんな日こそ、ぜひキノイエの住まいを見に来て体感していただきたいと思っています。
キノイエの住まいは、日中最高気温が30度以上でも室内はカラッと涼しい快適空間。しかも、エアコンの負担は最小限。
具体的には、こんな性能をもっています。
・エアコン1台の「弱」運転で、家中どこにいても涼しい環境設計。エアコンによる冷風は計画換気システムにより、家の隅々にまで効率よく循環。だから、家じゅう快適です。エアコンを「強風」設定にして直接的に局所を冷やす等、冷房機器の電気的負荷をかけるようなムリ・ムラ・ムダはほとんどありません。
・それを実現する根拠は、冷気のロスや、室外の熱気を徹底的に遮断する超高気密施工。家全体に占める隙間の面積はとても小さく、およそ名刺の半分サイズしかありません!(現在、日本の既設住宅のおよそ90%以上が気密性能の低い住宅と言われており、40坪相当の家であれば、その隙間は新聞紙サイズ以上とも・・・)
実は、この隙間の違いは、予想以上に冷暖房機器の運転効率に影響します。隙間が大きいと、計画的に循環させようとした冷気や暖気が、家全体から侵入してくる室外の暖気や冷気の影響を受けてうまく循環しなくなります。これによって、特に冬は暖かい空気が上に留まってしまい、エアコンやヒーターなどの風量を上げたり、人体に直接送風を当てなければ快適さを得られないという現象が起こります。最近では、センサーが人の動きを感知して追いかけるように送風したり、人が居ないとスイッチをOFFにする賢いエアコンも登場してきましたが、その分、機器の運転負荷や人体に与える影響は大きくなります。家全体の気密・断熱性能を一定のレベルに上げることで、不効率な機械運転のお世話にならなくて済むようになるのです。
・断熱材には「フェノールフォーム」と呼ばれる、熱伝導率の極めて低い素材を使用しているので、真夏の高温下でも室内への影響は最小限。(熱の伝わり方は、通常のグラスウール断熱やセルローズファイバーの約半分。高い断熱性能で知られるウレタンフォームやポリスチレンフォームよりもおよそ1~2割程度低いです。)
・さらに、フェノールフォームは水を吸い込まず湿気に強い素材のため、結露の心配が一切なく、カビの発生も抑制します。(断熱材に湿気がこもらない)
・結果として、キノイエの住まいは電気代も節約できます。家庭生活においてもっともエネルギーを消費するのは冷暖房。光熱費に換算すると、キノイエの工法を取り入れた場合と一般的な従来の建築方法で建てられた住まいとでは、約4割弱の開きがあり、暮らし方によっては、1年間で7万円以上もの光熱費の節約(10年間で70万円以上の節約)が可能になります。さらに、ここに太陽光発電システムを導入することにより、実質的なゼロエネルギー住宅の実現も可能になるわけです。
これらのことを住まいづくりで可能にすることは簡単なことではありません。キノイエのスタッフには多くの省エネ建築診断士の資格を持つ専門スタッフが、これまで長年数多く住宅建築の経験を踏まえて導き出した知識と技術があるからこそなし得るものです。
建物価格を検討する際、その後20~30年間の光熱費(ランニングコスト)がどうなるのか?を吟味する必要があります。表面的な安さに隠れた、電気代のかかる家を選ばないように注意しましょう。
お伝えしたいことは、まだまだ他にもたくさんありますが、このあたりのテクニカルなお話については、専門的にお話しすれば非常に細かくなっていきますので、これから時間をかけて少しずつ皆様に解説していきたいと思います。
なお、太陽の日差しを含め、自然のエネルギーをコントロールする「パッシブデザイン」のお話については、過去のブログ「自然の恵みを設計に~「パッシブデザイン」入門編」を、室内の空気環境、換気と気密のお話については、過去のブログ「住まいの呼吸法」もぜひ参考にご覧ください。
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糸魚川産杉のオリジナルテーブル
August 2, 2016
糸魚川市の「平牛の家」で使用されているテーブル、実は、地元糸魚川産の杉の幅はぎ材を使用した、キノイエ・オリジナル製作です。
ちなみに、「幅はぎ」とはテーブルや造りつけの棚の天板を製作するために、何枚かの板を奥行き方向にはぎ合わせて指定の寸法を出すことをいいます。一枚ものの無垢板と比べて比較的安価で、合わせ方やピッチ(幅)によって表情が変わるため、センスが問われます。
糸魚川産の杉については、長年お付き合いがあり信頼できる地元の製材屋さんとじっくり吟味し、価格と品質のバランスのいいものだけを厳選し、いちばん杉の木目が美しくなるように合わせています。毎日食卓で目にするテクスチャーだけに、その住まいとの相性やテイストを考えることは、非常に重要な仕事になります。
平牛の家に採用されたキノイエ・オリジナル・テーブルは、デザイナー家具の考え方やいいところを取り入れつつ、なじみの深い地元産の手頃な杉材を使用して仕上げた、他には存在しない一点ものです。キノイエでは、家具についてもお客様とじっくり話し合い、住まいの方向性を検討した上で、デザイナー家具をセレクトするのか、オリジナル家具を取り入れるのか等の判断をしていきます。
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消えゆく道具
August 1, 2016
昨日に続き、設計道具のお話です。
私たちの仕事道具で、ここ数年の間で見かけなくなった道具があります。
ここに写っているのは、一般の方には馴染みの少ないヘンテコな型抜き定規。これはかつて設計士が各住器メーカーの便器や手すりなどを図面に落とし込むために使われていたテンプレートです。以前は各メーカーさんから定期的に提供されていましたが、今やCADによる製図が当たり前の時代になり、こうしたテンプレートは全てCADデータで提供を受けるようになりました。そして、私たちの職場でも、ドラフターと呼ばれる手描き用の製図板がとうとう姿を消してしまいました。(ほんの数年前まで倉庫に大切に保管してありました)
このテンプレートもいずれ消えゆく運命なのでしょうが、実は弊社にはまだこれを大事に使っている技術者が若干名存在しています。お客様にとって正確な図面の提出はもちろん当たり前のことですが、時には、自分だけのために一つひとつ丁寧に描きおろしてもらった図面も味わいが深くていいものです。
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