木の家マルシェの時に撮影したものですが、塩屋新田の家の玄関を開けた時に見える光景はこんな感じです。
写真ではなかなか伝わりづらいですが、こうして、中障子を開けた状態でお客様をお出迎えすると、玄関土間から庭先がチラリと見えます。ソトとナカをつなぐ空間の心地よさを訪れた皆様にも感じていただけるような設計になっています。そして、実は、弊社代表猪又のお気に入りのアングルの一つでもあります。
当日は、イベントとしてはあいにくの雨模様でしたが、アマゾンジャラ(水に強い耐久性のあるアマゾン原産の木材)を使用したウッドデッキに映る滴の波紋がなんともいえない表情を生み出しています。ここで暮らす人の目線で見れば、この雨もまた絶景に変わります。リビングから、あるいは離れに向かう外のアプローチの軒下で、おいしい珈琲を片手に、ずっと庭先を眺めていたくなります。
家づくりはモノづくりでもありますが、同時に大切な日常の‟コトづくり”でもあります。こうした日常の風景をどう生かすか?を真剣に向き合う設計・・・現在の住宅業界の事情を考えると、家づくりの現場でどれくらいこのことが大切にされているのか、少し気になってしまいました。
広告では非常に伝わりにくいニュアンス。そんな日常の風景の大切さを考える住宅会社であり続けたいと思います。
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