モノコックボディ
November 7, 2016
昨日の続きです。キノイエの「倒壊しない家」の基礎である真壁(プレウォール)工法についてもう少しご紹介したいと思います。
キノイエでは、建てる構造体を緻密に計算し、柱と梁、そして構造用合板、更にはフェノールフォームとよばれる高耐久・高断熱性能をもつ断熱パネルの施工位置、サイズその他を徹底的にシミュレーションしてから建設を行います。構造材は全て工場で加工を行いますので、高い精度を維持することが可能です。もちろん、現地で施工する大工さんの技術力も厳しく吟味していますので、工務店としての未来のカタチを実現しているといっても過言ではありません。
このシミュレーションは非常に重要です。そして、この真壁構造がいかに連続地震に強い構造体であるは、昨日のブログでもご紹介した通りですが、現在広く一般的に普及している筋交い工法との違いをもう少し分かりやすい図で表現すると、以下のようなものになります。
キノイエの躯体は、高い強度と安全性を要求されるジャンボジェット機でも採用されている「モノコックボディ」。見えない部分ですが、とてもとても重要な構造に対する考え方をほんの少しでも皆様にご理解いただければ幸いです。
もちろん、大切にしたいのは「暮らし方」。暮らしのイメージをいかにお客様に分かりやすく伝えるかということについても手を抜くことなく、表現手法を磨いていきたいと思います。
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