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コールドドラフト

November 20, 2016

暖房器具でお部屋を暖めているのに、なぜか足下が冷えてしまうという経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。もしかすると、その多くは「自分が冷え性だから」と思われている方もいるかもしれません。しかし、実際はそうとは限りません。

 

 

部屋の温度は暖房器具の設定通りに暖まっているのに、なぜか足下が寒くなる・・・その犯人は、住宅の中で起きている「コールドドラフト」という現象である場合が多いのです。

 

 

コールドドラフト現象とは、冷たい外気に接している窓が冷えて、その窓に触れた室内の空気が冷やされて発生する下降冷気のことをいいます。家の中でいちばん熱が逃げる場所、それは窓です。そのため窓の性能を上げることは必須ですが、高性能の窓でも必ずコールドドラフトの発生リスクは残ります。コールドドラフトによって室内に温度差が生じると、お部屋の快適性を損なうばかりか、冷え性が悪化するなど身体的にも悪影響が生じる場合 があります。

 

 

|キノイエ|新潟県上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|

コールドドラフトの仕組み(YKKAP資料より)

 

 

空気の性質は単純です。暖まった空気は、上方へと昇っていき、空気の温度が下がってくると下方へ落ちてきます。また暖められると上方へ…と空気の流れ(=対流)が作られます。この2つの性質を組み合わせて対流を上手くコントロールし、窓ガラスからのコールドドラフトを防ぎ、輻射熱で躯体を暖めるような場所へ輻射暖房を設置する事が重要です。

 

 

キノイエでは、床下にエアコンを配置し、床下全体を温めて輻射熱を発生させます。その輻射熱の出口となるガラリの位置を窓付近に多く配置することで、この対流をコントロールしています。

 

 

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住まいの快適性は、断熱・気密の性能+窓の性能+冷暖房機器の性能に加え、室内空気の「対流」をコントロールするメカニズムを掌握することではじめて実現できます。コストパフォーマンスの良さは、それぞれの性能を100%生かし切るバランスが重要。そのことを理解している住宅会社を選びましょう。

 

 

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