キノイエの佇まいの基本は、「引き算する設計」。コンパクトでありながら、機能性と暮らしやすさを追い求め、小さくした分だけ少し上質な本物素材(+温熱性能)を選ぶことで、長く飽きのこない普遍的なデザインの住まいを実現することができます。
そして、それは使用する色の考え方もまた同じ。引き算の思想で組み立てられています。
珪藻土を使用し上質さのある胡粉色(ごふんいろ)の壁、経年で少しずつ表情を変える天然無垢の杉の生色を中心にしたシンプルな構成。強いて言えば、塩屋新田の家では玄関土間に大谷石を使用しており、日本の色でいうところの浅葱鼠(あさぎねず)や千草鼠(ちぐさねず)といったような淡い青緑がかった色がさりげないアクセントとして調和しているくらいで、後はほとんど色を入れないというのがスタンダードな考え方です。
住まい手の個性は、むしろ取り込む家具や小物、普段着などによって表現される方が自然ではないかと考えています。だから、住まいそのものをいたずらに彩色・デコレーションするのではなく、よりシンプルに研ぎ澄ませることで、何十年経っても飽きのこない上質なキャンバスのような存在となります。「色を引き算するから色褪せない」とはちょっと乱暴な表現ですが、何年経っても、建物自体の個性が鼻につくようなことがありません。また、オーナーが世代交代することで、差し色も変わり、その家に新たな生命が吹き込まれていきます。
塩屋新田の家に設置されたオリジナル製作のソファ。向日葵色(ひまわりいろ)のファブリックが一つ入るだけで、オーナーの人柄や趣向イメージがガラリと変わります。
キノイエは、住まい手の個性を最大限引き出す「引き算」の思想で家づくりを行います。
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