先日の4月25日、糸魚川市内の空き家・空き店舗を利活用し、移住定住足趾などを目指す「一般社団法人空き家活用ネットワーク糸魚川(通称:いえかつ糸魚川)」の設立総会が行われました。
現在、糸魚川市内には750軒以上の空き家があるといわれており、現在その多くは眠ったままです。北陸新幹線で東京から約2時間、太平洋側や内陸部にはない日本海の自然資源や歴史風土などをもつ糸魚川の立地環境の魅力を最大限発信していくことで、U・Iターンの促進につなげようと、糸魚川市と糸魚川商工会議所が連携してこの法人設立に向けて準備を進めてきました。
現在、全国の地方自治体はどこも空き家の問題が深刻化してきておりますが、そのほとんどは行政による対応で、こうした一般社団法人による空き家対策事業は全国でも非常に珍しい取り組み事例となります。今回の法人設立の狙いを端的に表現すれば、官民の連携によって「得意分野をお互いに補完し合う」ことです。市内在住あるいは、すでに地元を離れた空き家オーナーに対する情報提供と管理委託に関する呼びかけは行政の信用力を使うことで、情報の一元化を図ります。また、実際の不動産管理、取引やリフォーム工事その他の実務は、加盟する民間事業者(現時点で42社)が行うことで、餅は餅屋の得意分野を生かし合う関係が生まれ、空き家は資産に変わります。
実は、弊社代表猪又も商工会議所の空き家空き店舗対策特別委員会のメンバーとして、この法人設立に深く関わっており、この度同社団法人の理事としても参画することになりました。また、この法人設立にあたっては、単なる不動産の情報集約と取引実務だけでなく、官民の知恵を集結して新しい付加価値を生み出していくことが成否を分けるということを強く提言してきました。行政の信用×不動産の実務専門化のノウハウに加え、この糸魚川での暮らしの魅力を伝えるソフト戦略を強化することで、非常に面白い展開が見えてきます。私たちキノイエの暮らし方に関するエッセンスも少しずつ伝えていきたいと思っています。
今後の糸魚川市の空き家の魅力発信にどうぞご期待ください。
p.s.
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