これまで「雁木のある暮らしの家(仮称)」として、ご紹介しておりました上越市内で建築中の住まい、いよいよ足場も解体され、全体像が見えてまいりました。正式な住まいの呼称は、その地域から「大和(やまと)の家」と名付けられました。完成まであと一息。完成見学会は、来月いよいよ11月11日(土)よりなんと20日間連続で毎日開催いたします。
すっきりとしたシルエットに、糸魚川産の杉材を使用した外壁が美しい外観は、この先十年、二十年と歳を重ねるごとに深みが増し、既製品の建材では表現できないような個性を生み出していきます。まさに、まちなかに溶け込むデザイン。キノイエだけのアイデンティティです。
玄関の雁木アプローチは、毎日の「いってきます」、「ただいま」の時間をちょっぴり楽しくする魔法の空間。雨と雪が多いこの地域の住まいにとって、雁木の存在は、単なる「庇(ひさし)」という機能を超えた、豊かな暮らしのストーリーを演出してくれるはずです。
内部壁は、卵の殻を使ったエコ素材「エッグウォール」を中心に。杉の見せ梁やすのこ天井がアクセントになっています。白い壁と無垢材、「自然素材の家」を標榜する住まいは数ありますが、デザイン性と素材のちょうどよいバランスをしっかりと整えるというのは案外難しい作業なのです。
雁木のある暮らし「大和の家」完成見学会は、上越市大和地内で、11月11日(土)~11月30(木)までの間、毎日開催いたします(10:00a.m.~4:00p.m.)。イベント情報の詳細が更新されていますので、ぜひそちらをご確認ください。
今週金曜日の「上越タイムス」さんの帯広告にも見学会の告知が入る予定です。どうぞお楽しみに。
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