kinoie cafe & marche #2
November 13, 2017
週末2日間は、上越市内で同時開催のイベントを実施しました。
本日はまず、上越モデルハウス「塩屋新田の家」で行われた「kinoie cafe & marche #2」の模様からお伝えしたいと思います。
初日の11日(土)はあいにくの悪天候。激しい雨振りで少しお客様の出足も悪かった土曜日の午前中。それでも塩屋新田の家は、そんな雨模様も絵になる素敵な空間。
今回は、スゥイーツ工房くみさん、お茶の正香園さん、八百屋の土田さんにご協力いただき、住宅街にある小さな邸宅の小さなカフェ&マルシェを設営。いつもながら、こうしたこだわりのお店に主旨賛同していただき、出店のご協力をいただけるのは本当にありがたいことです。
そんな悪天候の中でも今回も何組みもの客様にご来場していただきました。
住宅会社のモデルハウスの展示会とはまったく趣が異なるこのカフェ&マルシェの雰囲気に、訪れた方からは、「なんか他の展示場と全然違いますね」という嬉しい言葉が。通常、住宅展示場を訪れる多くのお客様は、「営業マンに売り込まれそう」というイメージから、とても警戒してご来場されるのが普通ですが、なぜかここにご来場いただいたお客様は、積極的にスタッフに話しかけていただいたり、質問を投げかけていただける方が多いのです。「ここは別格」「とても新鮮」「時間の流れ方が違う」等々、これまでの住宅展示場のイメージを覆すテイストに皆さんとても興味を持っていただけたからこその反応なのかな?と、私たちスタッフもとても嬉しく感じています。
「建物を見る」のではなく、「そこにあるゆっくりとした時間」や「暮らし方そのもの」を感じ取れる展示場、それがキノイエの最大の魅力。そして、その空気感を敏感に感じ取っていただけた方は、日を分けて何度も足を運んでくださいます。
今回も新しい出会いがありました。ご来場いただきました皆様に心より感謝申し上げます。また次回もどうぞお楽しみに。
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社長はやっぱり閻魔大王(⁉)
November 10, 2017
先日、産休中の建築スタッフ藤田さんが赤ちゃんを連れて本社に遊びに来てくれました。
スタッフが代わる代わる赤ちゃんを抱っこしようと近づくと、見知らぬ大人たちに囲まれた赤ちゃんはすぐさま大泣き。そんな姿もとても愛らしいですね。
そこへ、その声に気付いた代表猪又が「どれどれ♪」と近づくと・・・
泣き声は最高潮に!これまでとは比較にならない大きな泣き声が事務所内に響き渡りました。・・・どうやら、“社長は怖い存在”ということが無意識のうちに理解できるのでしょう(笑)
8月のオレンジフェアで閻魔大王を演じた(つもりだった)代表猪又、どうやらそれは仮の姿ではなかったようですが、当の本人は「お母さんを見習って、早く免疫をつくってね~♪」と、なんとも無責任な発言(笑)
それにしても、事務所内にこだまする元気な赤ちゃんの泣き声とそのあどけない表情に、スタッフ一同とても癒された瞬間でした。
さて、いよいよ明日からイベントが盛りだくさんです。詳しくはイベントページをご覧ください。
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変わらないスタイル
November 8, 2017
昨日は、上越支店メンバーと本社営業部長内山、そして代表猪又の仲間で、少し早い忘年会とチームの結束を固める決起大会の意味を兼ねて、懇親会を行いました。
会場は、直江津にある昨年オープンした居酒屋「SAMURAI」さんにて。上越支店長の杉ノ上よりチームメンバー皆さんへの労いの言葉とこれからの決表明、そして「今日は社長も部長も同席しているので、この機会に思いの丈をたくさんぶつけちゃいましょう!」という前フリの後、代表猪又より乾杯の挨拶。猪又からは、「今日は皆さんの普段言えなかった思いをたくさん聞きたいと思います!・・・でも、酔うまでの最初の30分間は優しくしてね(笑)」という返しでスタートしたものの、乾杯直後からみんなのマシンガントークが一気に炸裂!とはいっても、終始爆笑が絶えないとても楽しい懇親会となりました。
肝心の会話の中身は?・・・といえば、東京ディズニーリゾートの攻略法から家族の話、果ては独身スタッフのイマドキの恋愛観とおせっかい上司のキューピット作戦、スタッフの「モテ期」についてまで、プライベートな話題を中心に実に盛沢山。仕事の話はというと・・・ほとんどありません(笑)でも、これもチームワークという点では、仕事に通じる大事な時間の共有といえるでしょう。
締めの挨拶は、本社内山営業部長より「とにかく明るいのが何より。これからもみんな前向きなチームでやっていきましょう。」と、上越支店のチームワークに力強いエールが。そして、上越~糸魚川間を縦横無尽に行き来する現在絶賛独身中(笑)の松川君の一本締めで一次会はお開きになりました。
ここで、社長・部長の糸魚川組の二人は帰りの電車へ・・・とはいかず、支店メンバーと共に直江津駅前の人気居酒屋「ひろ坊餃子」さんへ(笑)こちらでも出発時間ギリギリまで名物餃子とおつまみを囲み、楽しい会話が続きました。
弊社は、こうしたチームごとの懇親会とは別に、会社全体でも最低年6回以上は集まって懇親を深めています。仲間がお互いをよく理解し合い、最高のチームワークとパフォーマンスを仕事で発揮する背景には、こうした普段のコミュニケーションが下地となっています。時代が変化し、コミュニケーションのあり方やツールが多様化する現代でも、私たちのスタイルは、80年以上の歴史の中にあっても変わらず脈々と受け継がれています。
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山茶花の季節
November 7, 2017
さざんか 山茶花 さいた道
たきびだ 焚火だ 落葉たき
あたろうか あたろうよ
霜やけ おててが もうかゆい
日本の季節の移ろいを繊細に表現した二十四節気(にじゅうしせっき)の第19番目は「立冬(りっとう)」です。ちょうど本日11月7日~21日頃までの間がこの立冬にあたります。初めて冬の気配を強く感じ始める日、秋分と冬至の中間で、昼夜の長短を基準に季節を区分する場合、この日から立春の前日までが冬とされています。
その立冬の期間のはじまり、七十二候(しちじゅうにこう)でいう初候(11月7日~11日頃)は「山茶始開(つばき はじめて ひらく)」といいます。実は、ここでいう「つばき」というのは、俗に呼ばれる「椿」ではなく、山茶花(さざんか)のことを指しています。先ほどご紹介した童謡『たきび』の歌詞に出てくる「山茶花(さざんか)」はまさにこの時季の情景を表現しているのでしょう。
さて、「山茶花(さざんか)」といえば、実は糸魚川市内にこの名前と同じ名前をもつ飲食店があります。それがこちら、「和食料理 旬彩 山茶花」様。新鮮な魚介を中心に、地元の食材を取り入れた和食のほか、丼物や麺類などの手軽なメニューも豊富で、昼はランチ、夜はミニ会席や一品料理を、糸魚川の地酒と一緒に楽しめるお店です。
その昔、糸魚川市内の街なかで稼働していたちいさな縫製工場の居抜きを利用して全面改装によって誕生したこのお店は、古民家や古い土蔵の扉や建具などを一部あしらったジャパニーズモダンテイストの落ち着いた空間。日中はゆっくり話せるランチ会場として、夜は会合や懇親会などで貸切予約も多い人気のお店です。
・・・実は、何を隠そう、弊社カネタ建設による設計施工でお手伝いさせていただいたお店なのです。童謡『たきび』に始まり、二十四節気の「立冬」、七十二候の「山茶始開(つばきはじめてひらく)」に便乗して、本日ちゃっかりご紹介させていただきました(笑)ご興味を持たれた方はぜひ足を運んでみてください。
【和食料理 旬彩 山茶花】
<所在地>
TEL:025-553-0016
<営業時間>
11時30分~14時30分(14時LO)
17時~22時(21時LO)
<定休日>
火曜(祝前日は営業)
<席数>
40席
<駐車場>
4台
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紅葉ブライダル
November 5, 2017
昨日は、関連会社のスタッフさんの婚礼にお招きいただき、長野県白馬村にある「ホテル シェラリゾート白馬」様にお邪魔してきました。
シェラリゾート白馬様は、白馬村の森の中にある3万坪という広大な敷地に、日本には数少ない“自然との共生をめざした環境共存型”のホテル。環境建築の始祖といわれる米建築家チャールズ・ムーアの代表作「シーランチ・コンドミニアム」をモデルにつくられたこの建物は、今年5月にご逝去された故富原寛社長自身のセンスとアイディアが注ぎ込まれた社内設計による渾身の作。カナダから直輸入したウエスタン・レッドシダーがとても美しい外壁は、腐りにくく耐久性にもすぐれていることに加え、周りの自然とも調和しています。
シェラリゾート白馬様の公式サイトより
敷地内にあるチャペル
婚礼当日の天気は小雨。先日のブログでもご紹介しましたが、二十四節気では「霜降(そうこう)」、七十二候では「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」のこの季節、秋の深まりを感じる白馬の森での挙式は、雨もまた絵になる最高のシチュエーション。街中での婚礼では味わえない特別な雰囲気を演出してくれていました。
ちなみに、実は、こちらのシェラリゾート白馬様と弊社とは、十数年前からのお付き合いで、通年弊社で改修・リフォーム全般を担当させていただいています。
2012年には、約10年間の構想期間を経て、築100年以上の古民家2棟分の材料をドッキングし移築再生した温泉棟「白馬みずばしょう温泉」を弊社の設計施工にて新築させていただきました。
弊社設計施工の「白馬みずばしょう温泉」(公式facebookページより)
弊社設計施工の「白馬みずばしょう温泉」(公式サイトより)
弊社設計施工の「白馬みずばしょう温泉」(公式サイトより)
弊社がお付き合いを始めるきっかけにとなった最初のお仕事が、実はこちらの婚礼式場の大規模リフォーム。故富原社長と当時何度も収まりを議論しながら仕上げた全面ガラスのボーウィンドウの前でのケーキカット&ファーストバイトの瞬間をパチリ。お二人、末永くお幸せに。
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楓蔦黄(もみじつたきばむ)
November 3, 2017
日本は春夏秋冬と四季折々の変化に富んでいます。昔から日本人はとても繊細な感性を持ち合わせており、この季節の移ろい、情緒を様々な言葉で表現してきました。実は、その日本の季節には、春夏秋冬をさらに細かく分けた24の分類、その先にはさらに繊細な表現の区分けがあるのをご存知でしたか?
本日は、日本の「二十四節気」と「七十二候」についてお話をしたいと思います。
まず、「二十四節気(にじゅうしせっき)」とは、太陰太陽暦で季節を正しく示すために設けた暦上の点です。一太陽年を24等分し,立春から交互に節気・中気を設け,それぞれに名称を与えたものを表します。
10月23日~11月6日の間は、二十四節気では「霜降(そうこう)」といいます。この時季、北国では早々に地表が0度以下になり、霜が降り始めることに由来しているようです。ただ、私たちの暮らす上越地域は、一部の山間部を除き、霜が降るのはもう少し先の話になります。
そして、その二十四節気の各節気を、さらに初候・二候・三候に三分したものを「七十二候(しちじゅうにこう)」 といいます。二十四節気の霜降の末候にあたり、11月2日~11月6日ごろに相当するこの時期を七十二候では「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」といいます。文字通り「もみじやつたが黄葉する」という情景を表現しています。一般的な季節の表現では「晩秋」ですが、二十四節気、七十二候がもつなんとも美しい季節の表現は、日本人ならではのもの。この国に生まれてよかったと素直に感じます。
写真は、代表猪又の愛娘三姉妹が、地元の西海地区文化祭で描いた絵手紙。上の写真は長女(小5)、下の写真は次女(小3)の作。まさに七十二候の「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」にふさわしい季節を感じる挿絵が続きます。
三女(年長)の作品(下)もなかなかの力作。
しかし、代表猪又のいちばんのお気に入りは、小3の次女が特別に描いた下の作品・・・
二十四節気よりも七十二候よりもこの言葉にやられました(笑)
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「大和の家」撮影
November 1, 2017
本日は、「大和の家」竣工前の1回目の撮影を行いました。外構その他、まだ若干工事が残っていますので、今回は特に内部を中心に主要な部分を撮影しました。
リビングは吹き抜けのある開放的な空間。さらに、広く取った玄関土間とリビングダイニングスペースの一体感が他にはないキノイエ独特の「間」を形成しています。
TVボードや靴箱、ベンチソファをはじめ、今回は様々なアイテムをオリジナルで製作しました。自然素材の造作家具を目で楽しむ、手に取る感触を楽しむ、使い勝手の妙味を楽しむ・・・設計担当の粋なデザインが随所に光ります。
玄関アプローチは雁木を通って・・・毎日の「いってきます」「ただいま」を特別な時間に変える魔法の空間です。
お施主様のたっての希望で、二階フリースペースにはお気に入りのハンモックを。ここで読書やお昼寝を楽しむ時間は、まさにプライスレスの価値!
少しコンパクトなダイニングテーブル。これがまたご夫婦にとっての「ちょうどいい」距離。
外構はあともう少し。ソトとナカをつなぐ設計のおもしろさをぜひこの住まいで確認していただけたらと思っています。
完成見学会は、11月11日(土)~11月30日(木)までの20日間、毎日開催します。詳しくはこちらまで。