昨日は大学入試センター試験の日でしたが、記録的な寒波と降雪による交通機関の乱れから、新潟県内の受験会場でも開始時間を最大1時間繰り下げたところがあったようですね。受験生の皆様、そして送り迎えに奔走されたご家族の皆様、関係者の皆様、本当におつかれさまでした。
そして、今回の大雪は特に地元では「里雪だったね」と言われます。これまでは「山雪」、つまり山間部だけに集中していた降雪が一気に逆転した状況でした。ちなみに、この言葉は北陸を中心に使われている言葉で、季節風による雪の降り方の違いを表しています。新潟地方気象台にこの「山雪」と「里雪」の特徴についてわかりやすい解説がありましたので、抜粋してみました。
「山雪」
1.季節風が強く、海岸・平野部では風雪となる。
2.山沿いでは山に沿って風が吹き上がり、地形の影響による上昇気流が発生する。
3.上昇気流の影響を受けて雪雲の内部で雪片が成長し、降雪が強まる。
「新潟地方気象台」より
「里雪」
1.季節風が弱い。
2.上空の寒気の中心が日本海や日本列島の上空にある。
3.その寒気の中心付近で雪雲が発達し、降雪が強まる。
「新潟地方気象台」より
今回の大雪は、典型的な「里雪」。上越地域はここしばらくの間、ここまでの里雪がなかったので油断していた人も多かったことでしょう。あらためて、私たちは雪国に暮らしているということを思い出させてくれた今回の大雪でした。
さて、そんな大雪の中、ありがたいことに、弊社のモデルハウスに足を運んでくださるお客様がいらっしゃいます。雪国の暮らしを知る地元の住宅会社の設計力、アフターメンテナンスの違いは、こういう時に本領を発揮します。
これからしっかりと雪国の暮らしを支える家づくりのお手伝いをしてまいりたいと思います。
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