第2弾も大盛況(あったか体験見学会#2)
February 27, 2018
先日2/24・25の土日2日間に開催されました「あったか体験見学会#2」、おかげさまで第2弾も大勢のお客様にご来場いただき、大盛況でした。この場をお借りしまして、ご来場いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。
当日は、事前のご予約のお客様をはじめ、直接ご来場の方も含めて2日間大変にぎわいました。
「あったか体験見学会」というだけに、最大の目的はエアコン1台で真冬でも足元から家じゅう暖かい暮らしとはどんなものなのかを体験・体感してもらうこと。この日も外から玄関に入った瞬間、大勢のお客様から「わぁ、すごく暖かい!」という声が上がりました。
また、当日は、キノイエの性能体感だけでなく、具体的な不動産探しやリフォームの検討も含めて、様々なご相談がありました。
そして、第1弾も実施しました好評企画、「真冬のキノイエで素足になってゴロゴロっとしながらアイスクリームをたべませんか?」を今回も実施。住宅のモデルハウスの中で、家族みんなで床にごろっとしながら「もぐもぐタイム」ができるのは、おそらくキノイエだけでしょう(笑)
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34秒で見る上棟
February 24, 2018
先日の上棟の様子をタイムラプス機能で一日撮影してみました。34秒で上棟の全体像がわかります。建物の輪郭が立ち上がる様子はもちろん、大工さんたちの段取り、チームワークの雰囲気などが何となく伝わってきます。
ちなみに、柱や梁材の間にはめ込まれている薄肌色したボードのようなものは、「フェノールフォーム」と呼ばれる高性能の断熱材パネルです。最大の特徴は、同じ厚さもでグラスウールやウレタン等の断熱素材よりも数段高い断熱性能と耐久性、難燃性があるという点。つまり、高性能を維持しながらより薄くより軽くできるということ。これは施工面でのコストパフォーマンスに大きな影響を与えます。
また、この映像をご覧になってもお分かりの通り、上棟と同時に断熱施工が概ね完了しています。一般的な施工であれば、上棟後に断熱材の敷き詰めもしくは吹き付け作業が行われますが、キノイエでは上棟と同時進行で断熱パネルの施工が行われます。パネルは工場で設計に忠実に加工されたものが届けられ、非常に合理的な施工手順が標準化されているため、職人の技術のバラツキに影響を受けることなく正確な施工が可能となり、工期も短縮されます。まさに性能向上とコストダウンを両立した一石二鳥の工法なのです。フェノールフォームパネルを隙間なく施工された住まいは、高い気密性能も確保され、家中驚くほどムラなく隅々まで温かいのです。
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晴れ間を縫って
February 22, 2018
昭和の大火からの創業で85周年
February 20, 2018
キノイエの母体である株式会社カネタ建設は、今年3月で85歳。そう、創業85周年を迎えることとなりました。
皆様の記憶にも新しい一昨年暮の12月22日に発災した「糸魚川駅北大火」。市内中心部147棟を焼失する大きな被害となりました。その際にも様々な報道の中でも取り上げられましたが、糸魚川市は過去何度も大火の被害を経験しており、その以前は、昭和7年の同じく12月22日、住宅368棟を襲った昭和の大火がありました。
実は、カネタ建設の創業は、その翌年の昭和8年3月。旧糸魚川町三反田(現在の糸魚川市中央)、当時辺り一帯がまだ広大な田園地帯であったこの地に、小さな製材所として産声をあげました。当時のいきさつについては、今では詳細を知る人はいませんが、現社長の祖父にあたる猪又匡(タダシ)が、当時大阪の製材所で丁稚奉公をしていたところ、故郷糸魚川の大火の被害を受け、すぐさま帰省し、兄弟と共にはじめたのが「(カネタ)猪又製材所」でした。この「カネタ」という屋号は、創業者の「タダシ」から一文字とって、そこに大工や木材加工を行う職人が使う「曲尺(かねじゃく)」を組み合わせてできたものです。
当時は木材加工の需要は無尽蔵でした。切り出された木材を山から運び出し、製材をしたものが次々と家屋の再建に使われていきました。昭和の大火からの復興、そして戦後の復興、高度経済成長へと、糸魚川のまちがみるみる発展していく歴史と重なるように、カネタ猪又製材所もリアカーから木炭車、そしてオート三輪へ・・・小さな製材所はやがて「(カネタ)猪又材木店」と名前を変え、その後大工の請け負う工事を担うようになります。その頃は職人が社長の自宅に住み込み、夫人が毎日食事や洗濯を行い、職人たちと家族同様に暮らしながら仕事を行っていました。その後カネタ建設と社名を変え、まちの学校建設や道路整備、下水道敷設など公共事業にも参入し、現在の総合建設業として発展をしていきました。これがカネタ建設のルーツです。
85歳を迎えたカネタ建設は、さらに元気に成長を続けています。現在、私たちは、建築、土木事業を中核に不動産・訪問介護・家政婦紹介・介護タクシー・福祉用具レンタル販売事業、さらには予防介護としての運動・認知機能訓練型デイサービス事業を含め、住生活に関する全てのご相談にお応えする、この地域で唯一の「住生活ワンストップ企業」へと進化を続けています。一口に85年といっても、その歴史の中で様々な人の苦労と時代の変化の中で進化を続け、今日の会社の姿があります。
あらためて先人の皆様、支えていただいた地域の皆様に心から感謝し、次なる90周年、100周年へとバトンを繋いでいきたいと思います。
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アンコウ会
February 17, 2018
昨日、糸魚川の本社では毎年恒例行事となっている「アンコウ会」が開催されました。
これは、長老スタッフ有志が幹事となって会社の非公式行事として行われるもので、毎年2月に開催しています。
「東のアンコウ、西のフグ」と言われるほど冬の代表的な魚として有名な「あんこう(鮟鱇)」、新潟県の観光案内ページを調べてみると、あんこうは「霜月あんこう絵に描いても舐めろ」と言われるほど、冬のあんこうは美味しいと言われていおり、霜月(11月)以降のあんこうは産卵をひかえ、厳しい寒さに備えてキモ(肝臓)が肥大し、でっぷりと太っていてとっても美味しいと記されています。
また、今では全国で高級魚として認知されていますが、地元糸魚川では、昔から大衆魚として親しまれ、あんこうが魚屋の店頭に吊り下げられると、鍋や器を持ち寄って人々が集まってくる・・・そんな光景がかつての糸魚川にあったそうだと記されています。今では、その昔の光景を知っているのはかなり上の世代になるのでしょうか。今は毎年この時期に市内各地で開催される「糸魚川荒波あんこう祭り」で、この吊るし切りを楽しむことができます。
糸魚川でのあんこう定番料理といえば、何といってもあんこう鍋やあんこう汁。今回のアンコウ会でもボリューム満点のあんこう鍋の他、酢味噌で楽しむあんこうの刺身や空揚げなど、まさにあんこう尽くしの宴席でスタッフみんなもお腹いっぱいに!
あんこうは毎回様々なルートから調達していますが、今回は総務スタッフTさんのお父様から極上のあんこうを調達していただきました。本当にありがとうございました。
ちなみに、たっぷり飲んで食べ、大いに盛り上がったアンコウ会でしたが、その後まだまだ余力のあるスタッフたちはいくつかに分かれて夜の糸魚川の街に消えていきました。ちなみに、社長は某スナックでスタッフたちにウィスキーボトルと焼酎ボトルをおねだりされ、財布は空に(笑)今年の冬はこれで雪も止んでくれますように・・・
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インスタ
February 14, 2018
インスタグラム、流行ってますね。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、キノイエにもインスタグラムのアカウントがあります。時代の流れに抗わず、素直に公開しています(笑)
キノイエに関する様々なシーンのフォトストックからピックアップしたものを不定期に配信しています。ブログとは異なり、文字情報に頼らず、感性に直接語りかける暮らしのフォトブログのような存在。インスタグラムのアカウントをお持ちの方は、ぜひこちらもフォローしてくださると嬉しいです。アカウントはこちら( @kinoieniigata )です。
ちなみに、本家カネタ建設のインスタグラムも公開しています。こちらも合わせてぜひどうぞ。アカウントはこちら( @kaneta.co )です。
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晴れ男・晴れ女
February 12, 2018
先週は糸魚川市内で地鎮祭が行われました。
今年の記録的な寒波の影響は今なお続いており、ここ数日も非常に荒れ模様となっていますが、先週の地鎮祭の日の前後だけはなぜか快晴でした。ポカポカと陽気に包まれた地鎮祭に、地元の宮司様も「こんなに恵まれた天候の中での地鎮祭は本当に珍しい!あなた方本当に恵まれていますね」と、ここのところの悪天候の中の催事を振り返ってしみじみ。
なお、この週は、別の日にもう1件の地鎮祭がありましたが、こちらも快晴。ここ2日間の天候からは想像もできないくらい恵まれた環境での地鎮祭。お客様はもちろんのこと、この中に絶対晴れ男、晴れ女がいるのは間違いないようです。
ちなみに、下の写真は、1軒目の地鎮祭でお施主様と弊社スタッフとの記念ショットの様子。お施主様と弊社スタッフの仲の良さが伝わってくるような正面からの画像は、弊社の本体ウェブサイト「カネタ建設」のブログページにてご紹介していますので、こちらもあわせてご覧ください。
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あったか体験見学会#2
February 9, 2018
今月下旬2/24(土)・25(日)は、先月に続き「あったか体験見学会」の第2弾を開催します。これまでお問い合わせいただいたお客様やご来場いただいたお客様に向けて、第2弾のご案内チラシを昨日から送付を開始しました。今回は縦折型のチラシで、パラパラとめくりながら楽しく読める形式にしました。
今回も会場では、素足で温かさを実体験していただきながら、住まいの性能について分かりやすく違いを説明させていただきます。
また、こんな寒いときだからこそ、あたたかいキノイエのリビングでアイスをお楽しみいただく設えになっています。他ではなかなか見られない企画でしょう(笑)
もちろん、家づくりに関する様々なご相談、土地探しや資金のお悩み相談も専門のスタッフがお受けいたします。
記録的な寒波に見舞われた今年の冬は、まさに住宅の「本物」を見分ける絶好の機会となったように思います。以前のブログでもご紹介しましたように、この時期に発生する「氷柱(つらら)」にご注目。この「つらら」の発生の仕方一つ見ても、断熱性能のよい家と悪い家を簡単に見分けることができますので、ぜひそちらもご一読ください。
ブログ記事:「氷柱(つらら)」のある家・ない家 決定的な差
イベントのご案内はこちら
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雪国の基礎工事
February 7, 2018
上越市内で現在建設中のキノイエの住まい。こちらの建物は現在基礎工事の段階。ちょうどこの季節は降雪のタイミングと重なる時期ですので、コンクリートの打設は降雪のタイミングを見ながら慎重に判断していきます。降雪、そして気温の低下・・・この地域の気候を熟知していなければ、良質な住まいの建設はできません。そこで、ここ2週間ほどの工事内容をレビューしてみました。
1.基礎鉄筋の組み立て
2週間ほど前、基礎鉄筋の組立が完了しました。こちらの住まいは長期優良住宅認定のため、基礎の配筋は非常に緻密に組まれています。なお、「長期優良住宅」とは、2009年(平成21年)6月4日に施行された「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」によるもので、長期にわたり良好な状態で使用するために、大きく分けて以下のような措置が講じられている住宅を指します。
・長期に使用するための構造及び設備を有していること
・居住環境等への配慮を行っていること
・一定面積以上の住戸面積を有していること
・維持保全の期間、方法を定めていること
これらが数値並びに検査結果で担保されることで、税制面での優遇措置など様々なメリットがあります。詳しくはこちらをご参照ください。
2.コンクリートスラブの打設~養生
鉄筋組立完了後、コンクリートスラブの打設を行います。コンクリートスラブとは、床の荷重を支える鉄筋コンクリート造の床のことです。この鉄筋組立後からコンクリート打設前の、骨組がむき出しの状態のタイミングで雪が積もってしまうと非常に深刻なことになるため、この季節、現場監督は天気予報とにらめっこ。タイミングを見計らうことにかなり神経を使います。今回は鉄筋組立完了~コンクリート打設完了後に降雪が始まりました。現場監督の見事な天候の読みと完璧な段取りがあってこその作業です。
打設後しばらくの間、コンクリートスラブはしっかりと養生。コンクリートが一定の強度にまで硬化し、品質が安定したところで除雪作業と同時進行で次工程へ。ちなみに、コンクリートは硬化速度が肝心で、その速度は外気温によって大きく変化し、速過ぎても遅過ぎても強度や品質に影響を与えます。したがって、現場監督はコンクリートの品質を守るため、その日の天候と気温を見ながら、生コンクリートの配合を細かく調整して発注をかけます。また、今年は特に雪が多かったので、除雪作業にも一苦労。スラブ面を傷めないように丁寧に排雪作業を行うバックホウ(重機)のオペレーターさんの腕前はお見事です。
3.内部立ち上がり部分の型枠組立
除雪作業と同時進行で、今度は基礎内部の立ち上がり部分(土台を乗せる部分)の型枠組みを行います。職人さんたちの手際のよさで順調に終了。
4.立ち上がり部分コンクリート打設
立ち上がり部分の型枠完了後、晴れ間を狙って、コンクリートの打設を行います。こちらも時間と天気とのにらめっこ。現場監督の采配でこちらも手際よく完了。
5.シート養生
立ち上がり部分の打設後、型枠内部に雪が侵入しないよう、シートでしっかりと養生を行います。この後、養生が完了したら、立ち上がり部分にセルフレベリング材とよばれる、天板を均一な水平状態に調整するための処理剤を投入し、精度の高い基礎の完成となります。
それにしても今年は本当に雪の多い年。これからの建築作業も雪との戦いになります。現場監督さんと作業に従事する職人さんたちの努力に頭が下がります。
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普段の関係性の中から
February 5, 2018
モデルハウス、イベント会場等で皆様とお話をさせていただいてるキノイエスタッフのメンバーのオフショット。イベントが終わった後の素の雰囲気をパシャリと一枚。
普段、くだけた時のスタッフの雰囲気はこんな感じ(笑)もちろん、仕事は楽しいばかりの仲良しクラブでは進歩がありませんので、お互いに厳しく指摘し合う場面もたくさんあります。親しさとお互いを律する厳しさを中和させるのではなく、まるで綾織のように必要な時に優しさと厳しさを交互に出し合えるチームこそが本当のいいチーム。そんな普段の関係の中から様々なアイディアや改善の工夫が生まれてきます。
この雰囲気が、皆様に伝わればいいなと思います。
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