先日、糸魚川市駅北エリアにて住宅再建の地鎮祭が執り行われました。
こちらは、一昨年12月22日に発災した糸魚川駅北大火にて被災されたお住まいの復興再建となります。このお隣の敷地でも同様に再建工事が進んでいます。
来月で被災から丸2年。現在、少しずつ再建が進んでいます。同時に、大火からの復興を目指し、市民会議やまちづくりフォーラム、にぎわい創出イベントの取り組みなど、官民が協力し合って様々な取り組みが精力的に行われています。
まちの“にぎわい”とは何か?・・・建物の再建によって物理的な復興は進みますが、本当に必要なことは、「人と暮らしの輸血」ではないかと私たちは考えています。身体中にあたたかい血が巡るように、そのまちの普段の日常に人の暮らしの息づかいが感じられることこそ、本当のにぎわいと呼べるのではないかと思います。本町通り、広小路通りなど、ロの字商店街と呼ばれるエリアに人と人とが自然に触れ合い、会話が流れる暮らしが再び訪れること・・・そんな“にぎわい”が復活する日が訪れることを私たちは心待ちにしています。そのために、私たち市民一人ひとりにできることは?・・・完成後の暮らしをイメージしながら、そんなことを考える今日この頃です。
地鎮祭では、様々な思いをはせながら拝礼をさせていただきました。
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