最近、会議が増えてきました。
・・・というのは、ウェブ会議のこと。
会議のために複数の担当者が支店と本社間などを往復する移動時間はとても貴重。ネット環境やアプリケーションの性能が飛躍的に向上してきたおかげで、最近では、遠隔地の担当者や業者さんとのやり取りをウェブ会議で行う機会が少しずつ増えてきました。これまでは、「直接会って話さなければ伝わらない」という先入観が強かった私たちスタッフも、遅ればせながら、IoTの技術革新の恩恵をしみじみ感じているところです。
また、ウェブ会議では、モニターを通じての説明となるため、細かい文字の羅列からなる資料はとても非効率。そのため、資料の作り方、見せ方にも工夫が生まれます。そして、まるでトランシーバーのように・・・とまでは言いませんが、なるべくお互いの会話が被らないように意識しながら簡潔明瞭に意見を交わす必要もあります。そのため、気のせいか、直接面談の会議よりも効率を重視したキャッチボールになっている気がします。ツールが変われば、コミュニケーションの在り方も大きく変わる・・・という実感があります。もしかすると、近い将来、お客様との打ち合わせもウェブが主流になる日がやってくるかもしれませんね。
とはいえ、今のところウェブ会議も万能ではありません。モニターを通さず、スタッフ同士が直接顔を突き合わせて行う議論では、その人の微妙な表情の変化や、声色、息づかいなどなどから、担当者固有の熱量を感じることがあります。話す内容は同じでも、それが結果として賛否やその他意思決定に大きな影響を与えることがあります。その人の「熱量」・・・数値化できないとても大切な要素です。IoT技術革新を積極的に取り入れながらも、伝えたい内容や性質に応じて、使い分けることが大事だと感じています。
|IoT|ウェブ会議|上越・糸魚川・妙高の家づくり|木の家をつくる工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|カネタ建設|高気密高断熱|パッシブデザイン|
月別ブログ記事
カテゴリー