先日は、糸魚川小学校の卒業式。代表猪又の長女もこの日めでたく卒業証書を受け取りました。
卒業式が終わり、教室に戻ると、担任のM先生から「最後の授業」として生徒たちに大切なメッセージを残してくれました。
先生が最後の授業に選んだ題材、それは糸魚川小学校の校歌でした。
『糸魚川小学校校歌』
(相馬御風 作詞/中山晋平 作曲)
夏なお雪をいただける
蓮華の山の頂も
わけ登るべきみちはあり
いざやつとめん学びの業を
はらからよ
いざやつとめんいざやいざ
ひょうびょうとしてはて見えぬ
日本海の荒波も
のり切る舟はあるものを
いざや進まんのぞみの道を
はらからよ
いざやすすまんいざやいざ
多くの校歌は、母校を称賛する歌詞が主体となっていることが多い中、糸魚川小学校の校歌は、それとは一線を画していると先生は語ります。
1番の歌詞では、「夏になっても雪が残るほど険しい蓮華の山の頂上でも登るための道や方法は必ずある。はらから(同胞)よ、一緒に学びの道を極めよう」とうたい、2番の歌詞では、「どこまでも果てしなく荒れ狂う日本海の荒波でも、乗り越えられる船は必ずある。はらから(同胞)よ、夢を諦めずに望んだ道を進んでいこう」とうたっています。
自らも母校の卒業生である担任のM先生は、「この校歌をとても誇りに思っています」と語り、卒業する生徒たちに、自分の可能性を信じてまっすぐに成長してほしいというメッセージを残してくださいました。
とても胸を打つ最後の授業でした。母校を愛する心、地元を愛する心、子どもたちの胸には、きっと「望郷の起爆装置」が埋め込まれたことでしょう。
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