社員旅行記その2
June 24, 2019
社員旅行記の続きです。
2日目のスタートは、日光東照宮から。
日光東照宮といえば、これを見ないと始まらない、神厩舎に掘られている「見ざる言わざる聞かざる」の三猿。神厩舎は、ご神馬をつなぐ厩(うまや)。昔から猿が馬を守るとされているところから、長押上には猿の彫刻が8面あり、人間の一生が風刺されています。小猿たちは幼い頃、母猿から「悪いものは見ない聞かない言わない」と教えられます。好奇心旺盛な小猿たちも、母親からの教えを守り、悪いものにはふれず良いことを受け入れて素直に育ってゆこうという幼少期を表しているものだと言われています。
唐銅鳥居の向こうは、日本を代表する最も美しい門で、宮中正門の名をいただいたと伝えられている陽明門。写真のように、唐銅鳥居の向こうに陽明門が入って見える位置は、まっすぐ皇居に向かっており、頭上に北極星を仰ぐ最強のパワースポットと呼ばれています。
ライオンをモデルに想像で造られた霊獣の唐獅子。上の列が「龍」、下の列は「息」と呼ばれています。一体ごとに口の開け方が違うのがお判りでしょうか。人それぞれに個性がある、「十人十色」を表現しているとのことです。
そして、2日目もせっせと飲み続けます(笑)
見学2ヶ所目は華厳ノ滝。
日光周辺は四十八滝といわれるほど、滝が多く存在します。その中で最も有名なのが華厳ノ滝。中禅寺湖の水が、高さ97メートルの岸壁から一気に落下する壮大な滝。轟音と水しぶき、そして溢れるマイナスイオン。女性スタッフたちに特に人気でした。
見学3ヶ所目は、弊社建築部スタッフたっての希望で決定したイタリア大使館別荘記念公園。イタリアのコモ湖に似た奥日光の中禅寺湖畔には、明治中期より昭和初期にかけて外国人の避暑地として、多くの外国人要人たちの別荘が建てられ、活況を呈しました。こちらの建物は、昭和3年イタリア大使館の夏季別荘として、建築家の巨匠A・レーモンドにより設計されたものを復元。2018年7月から外壁と建具などの改修工事が行われ、今年4月2日にリニューアルオープンしました。
外装に様々なパターンの杉皮を使用した和洋折衷の絶妙なデザイン。豊かな自然環境の中に調和し、ゆったりとした時間を過ごせる避暑地邸宅のシンボル的な存在です。
この後、一行のバスは帰路に。たくさん飲んで、喋って、歩いて・・・夕方のバス車内はさすがに静かでした(笑)
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