仕事を通じてまちを見つめる
August 21, 2019
先月下旬、地元糸魚川高校の2年生の夏休み課外活動として、「サマーキャリア学習Ⅱ(WORK2 CO-MACHI(ワクワク小町)」というものが開催されました。これは、糸高2年生の生徒が、地元糸魚川の地域課題について自分たちで仮説を立て、その解決策について市内企業の経営者・幹部と議論するという画期的なプログラム。この日は、弊社に3名の生徒さんたちが来社され、代表猪又、総務担当藤田と共に約90分間のディスカッションを行いました。
糸魚川市の課題と解決策・・・人口減少、若者の流出、イベントや施設などまちの魅力の不足(?)、立地やハード、自然などの地域資源を生かした特色あるまちづくり、魅力ある大学の誘致など・・・高校生の皆さんもいろいろと下調べをして私たちのもとを訪れてくれたことがうかがえる質問シート。まさに未来の金の卵です。代表猪又も慎重にかつ真剣に言葉を選びながら質問に回答、同時に彼らにもあらためて考える時間をつくりながらディスカッションを進めていきました。
自分たちのまちの魅力って? 本当はどれくらい可能性があるんだろう? 都会のくらしと故郷のくらしは何が決定的に違うの? 「人と人のつながり」は? 今目の前にある「当たり前」は他地域の人たちから見てどれくらい当たり前? 鳥の目・虫の目。世間の言葉ではなく、まずは、自分たち自身の目で確かめ、自分たちの足元をよく知ること、そして、自分たちの「考え方」次第で、まちの未来はワクワクすることだらけだと気付くことが重要なのではないか?・・・話している間に高校生たちの目の輝きが変わっていく様を見て、私たち自身もたくさん学ぶことがありました。
そして、何より、私たち地域の企業が、仕事を通じて夢づくり、人づくりなど、その地域のまちづくりの重要な役割を担っていることに気付いてもらえたのではないかと思います。
そして本日。今回は糸魚川中学校の生徒さんが3日間の職場体験で参加中。学生時代に地域で働く大人たちとの接点が多いことはとても素晴らしいことだと思います。
続きはまた後日に。
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