ブログの更新が随分とご無沙汰になってしまいました。この場をお借りしてお詫び申し上げます。実は、6月に引き続き、またまたベトナムへ数日間訪問してまいりました。
前回は、経済発展が著しい南の都市ホーチミン市を中心にメコンデルタ地域を訪問しましたが、今回はベトナムの首都であり政治・文化の中心地と言われる北の都市ハノイに初訪問いたしました。
人口800万人のベトナムの首都ハノイは、旧フランス領。南の都市ホーチミン市とは雰囲気が異なり、100 年ほどの歴史がある建築物や、東南アジア、中国、フランスの影響を受けた豊かな文化が数多く混在。独特の歴史情緒と人々の生活感あふれる建物が密集しています。
中心部の旧市街は狭い道が入り組んで、建築的な魅力が詰まっています。通り一つひとつを歩くだけでもぞくぞくします(笑)
過去大きな地震を経験していない国でもあるため、建物の構造はとてもシンプル。かつ、大変失礼ながら耐震構造その他は極めて脆弱。最小限の鉄筋が入った非常に細いコンクリート柱、柱間の壁は中空のレンガを積み上げた上にモルタル等で左官仕上げした簡素なつくり。足場は竹が主流で、5~6階程度の建物は上記の写真のような作り方が一般的です。
さらに、その上に継ぎ足しのように少しずつテラスやペントハウスなどを加えている建物がまちなかに点在しています。マニアにとっては、とてもセクシーな建築です(笑)
まちなかにある市場は上のような感じ。とにかく屋根さえかかっていればOKというつくりが大半。
だから、建物内はご覧の通り、ドライブスルーのようにバイクに乗りながら買いものができます。なんとも豪快(笑)
昨年の実質経済成長率は7%強というベトナム。経済の発展と共に人々の生活水準がどんどん上がっていく過渡期。これから住まいのカタチもどんどん進化していくでしょう。
ベトナム訪問では、毎回様々な発見があります。また別の機会にご紹介できればと思います。
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