ルーツと歴史
December 13, 2019
先日、とあるきっかけで、役員の実家にあった古いアルバムを開く機会がありました。すると、そこにはカネタ建設の歴史の断片がたくさん映し出されていました。
弊社カネタ建設は、昭和8(1933)年3月に「カネタ猪又製材所」として創業。後に、「カネタ猪又材木店」、「合名会社カネタ建設」と社名を変え、業態も製材から建築請負、総合建設業へと発展していきました。こちらの写真は創業から30年前後経過した時点(1960年代)のもののようです。
「農民車コマツ」のロゴが歴史を感じさせます。ちなみに、農民車コマツは建設機械メーカー「コマツ」から発売された、トラクターと乗用車を合体させた定員3名の農作業向け小型特殊自動車。1960~1962年の間に4300台しか生産されなかった幻の車です。
中には、戦時中のこのような写真も。創業後に勃発した第二次世界大戦時に多くの仲間たちが陸軍兵として招集されました。ちなみに、創業者代表の猪又 匤(ただし)は、戦地で相手側の銃弾を両膝に受けて負傷し帰還しています。もしも彼が戦死していたら、弊社の歴史は大きく塗り替わっていたかもしれません。
まさに、命をかけて国と家族、そして地域のために身を捧げてきた先代たちの苦労の上に弊社は成り立っているのです。
創業者猪又匤の弟の猪又米吉(当時専務)。抱きかかえられているのは、現常務取締役の猪又年男。(現在の本社社屋所在地にて)
写真の中には、今もなお現役の棟梁の姿も
弊社は今年で創業86年。創業以来会社を守り育ててくれた多くの社員とそのご家族、そして大勢のお客様、協力企業の皆様にあらためて感謝の気持ちを強くしました。
100年、そしてその先へ…聖火リレーのように繋いでいく責任の重さも感じています。
写真左より3人が創業家猪又の3兄弟(兄弟は全員で7人)
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