全世界で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大。欧米の各都市で医療崩壊が発生し、世界中が震撼しています。次はいよいよ東京がロックダウン(都市封鎖)宣言を発令するのでは?という噂までがメディアを駆け巡るなど、国内にも大きな不安と緊張が走っています。それが現実にならないことを祈るばかりです。
感染はしたものの症状が出ない、いわゆる無症状感染者数の実態が分かっていません。自分を含めた周囲に感染者がいるかもしれないという危機意識の下、まずは目の前の感染リスクを防ぐ手段を私たち一人ひとりができる限り考え、一つでも多く行動に移すことが大切になってきます。
そんな中、弊社では先日、関係者の方のご協力をいただき、除菌用の次亜塩素酸水を大量に分けていただくことができました。次亜塩素酸除菌水とは、塩酸または塩化ナトリウム水溶液を電気分解することにより得られる、次亜塩素酸(HClO)を主成分とする水溶液で微酸性に調整した除菌水で、食品加工等の分野において洗浄・消毒用途などで使用されているものです。アルカリ性で毒性の高い「次亜塩素酸ナトリウム」とは違い、人体への影響も少なく、アルコール消毒液のような臭気や手荒れの心配もない、環境にも優しい新型除菌水でありながら、ノロウィルスやインフルエンザウィルスなどを数十秒で死滅させる高い殺菌力(ppm/濃度にもよります)と消臭効果が特徴です。
ちなみに、通常この次亜塩素酸水の最大の弱点は、保存期間が短い(通常製造から3ヶ月~6ヶ月ほどで効果がなくなる)ことで、粗悪な商品の場合、納品後に成分を分析したら「ただの水(=0ppm)」になっていたという事例も報告されています。しかし、今回私たちが調達した次亜塩素酸水は、製造元企業が地元の大学と共同研究で考案した独自の製法により、最大18ヶ月間除菌効果が持続するという優れもの(特許取得済み)。安心して長期保存が可能な製品です。
そこで、まずはこの除菌水を入れたスプレーボトルを社内全事業所並びに建設現場の必要箇所に設置し、全社員と関係者に接触感染防止策を徹底するよう情報共有すると共に、従業員の各家庭に必要な分を小分けにして配布することにしました。この他にも社内でわずかですが従業員向けのマスクの調達も行うなど、できる限りの安全策を模索中です。
今できること・・・まずは、私たち従業員とその家族の安全を守ることが、ひいてはお客様や関係協力企業の皆様を守ることにつながると考えて、一つひとつ行動に移していきたいと思います。
※今回、このブログをご覧になった弊社のお客様、お取引先の皆様の中で、もしご家庭や職場に除菌水がなくお困りの方がいらっしゃいましたら、弊社の各担当者まで直接ご相談ください。少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
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