丁寧な暮らし 続き
June 16, 2020
西本町の家の2年定期点検の様子、続きです。
玄関の中に入ると、家族のライフスタイルがまるでアート作品のように整然と並べられてお客様をお出迎え。
デンマークの暮らしに通じる、自転車をベースにした移動スタイルがとても絵になります。
玄関ホールに置かれたオブジェたち。一つひとつ丁寧に選ばれています。
こちら、お子様のために手づくりされた木製キッチンはなんとご主人の作。現在、第2作目のドールハウス製作に取り掛かっています。
まちなかの立地でも上手に視界を遮り、自然を取り込むことで、住まいはコンパクトでも広がりのある上質な空間に変わります。
また、実際、暮らしてみての率直な感想として、オーナー様からは、“おかげさまで温熱環境に関しては夏も冬もストレスフリーな暮らしをさせていただいております。”というお言葉もいただいています。
そして、オーナー様からのメールの文末には、こんな嬉しい言葉が。
“新型コロナウイルスの影響で移動の自粛が求められる中、住宅の価値が見直されていると思います。「家に居る」事へのストレスを少なくするには、住宅の気密断熱性能はもちろんのこと、人と人とのちょうどいい距離感を作る間取り、適材適所に使う自然素材、そして快適な庭空間による癒しも重要な要素だと思います。色々考えることはありましたが、今、この家に住めて本当によかったなと思っています。カネタさんの個人住宅でのますますのご活躍を期待しています!”
私たちにとっては何物にも代えがたい最上級の賛辞。お施主様との出会いに心から感謝の気持ちでいっぱいです。
緑に囲まれた西本町の家の丁寧な暮らしぶりは、キノイエ の理想形の一つとも言えるかもしれません。上越地域で最高の地元ライフを暮らしをお求めの方は、ぜひ私たちにご相談ください。
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丁寧な暮らし
June 14, 2020
先日、西本町の家の2年定期点検にスタッフがお邪魔させていただきました。
2018年6月、お引き渡し直後は上の写真のような感じでしたが・・・
<写真:オーナー様提供>
お引き渡し後2年で、緑に囲まれた素敵なアプローチに成長しました。
<写真:オーナー様提供>
自然との相性がとてもよいキノイエ の住まい、ソトとナカをつなぐ、コンパクトでハイクオリティな暮らしは、こうして年月を重ねる中で完成していきます。
<写真:オーナー様提供>
後日、オーナー様よりお礼のメールと共に、お住まいの素敵な写真を送っていただきました。メールの内容を少し抜粋してご紹介します。
“建築時に木を植えていただいたおかげで庭造りに興味が出てきて、今では庭のことを考えない日はないくらいドップリはまっています。
木を植えることは、建物の外観を美しく見せる最も低コストで最も効果のある方法だと本当に思います。これからも、木に興味のない施主にも積極的に植樹を勧めてあげてください。最低でも3本。重要なのは、リビングなどからよく見える位置に木と下草類を植えることです。毎日目に入れば、イヤでも庭に手を入れたくなりますよ(笑)。
我が家では今回、ウッドデッキに思いきり近づけて高木(ナツツバキ)を植えてみました。日当たりが悪くなるかなとちょっと心配しましたが、緑をより近くに感じられるようになり、気がつくといつも庭を眺めています(娘も)。建物の窓に思いきり近づけて植えるのも、ありだなーと思います。”
<写真:オーナー様提供>
<写真:オーナー様提供>
<写真:オーナー様提供>
庭のお手入れ道具もオーナー様の手作り。
<写真:オーナー様提供>
生ゴミもコンポストのキエーロを使い、腐葉土にされています。中ではカボチャの種が発芽し、スクスク育っているようです。オーナー様からは、こんなお勧めのコメントが。
“我が家が使用している生ごみコンポスターのキエーロですが、本当におすすめで、ゴミの削減のためにもっとみんなに使ってほしいです。夏場は本当に生ごみが2週間程度で消えます。他のコンポスターのようにゴミでいっぱいになりませんし、天ぷら油も投入できますし、ニオイも気になりません。”
<写真:オーナー様提供>
緑と共生する丁寧な暮らし、ご家族が価値観を共有し、お手入れもとてもしっかりされている様子が伝わってきます。
お家の中の様子、その暮らしぶりもご紹介したいと思います。続きは後日。
※2020年6月15日 オーナー様からいただいたメールと写真がとても素晴らしかったので、本文の追記と一部写真の差し替えを行いました。
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初のリモート方針発表会
June 10, 2020
先日、私たちカネタ建設の第33回 全社方針発表会が開催されました。
なんと、今回、初のリモート開催としました。事業所ごとにいくつかのブロックに分かれ、web会議システムを活用しての発表会スタイル。これは、単なる感染症予防という側面よりも、既に起こった未来に対する私たちなりの挑戦という意味で、あえてこの形式を採用しました。
とは言いつつも、デジタルとアナログ、オンラインとオフラインの混合による独特の形での開催。資料はあえて従来通りの紙資料を配布。また同じオフィス空間にあえてそれぞれがパソコン画面と大型スクリーンを併用して閲覧するなど、まだまだアナログ的な業務が中心のスタッフにとっても取り組みやすい環境を考慮し、カネタ建設オリジナルのハイブリット式としました。
デジタル化に詳しいスタッフだけが一人歩きするのではなく、今回はあえて「全員が同じ環境の変化を体感し理解する」ということに重きをおきました。
実際やってみて様々な発見があります。当初想定していたデメリット以上にメリットが浮き彫りになるなど、非常に収穫のある発表会となりました。
準備設営にあたり、総務部のメンバーを中心にスタッフのみなさんが本当によく動いていただきました。4拠点間を何度も往復し、接続テストや進行リハーサルなど入念な準備があってこその開催。担当スタッフの皆さんに心から感謝です。
私たちはこれからも環境の変化に積極柔軟に対応し、お客様のニーズを先取りしていきたいと思います。
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地元の森を育てつなぐ
June 7, 2020
今までずっと経済成長優先で突き進んできた日本。しかし、この度の新型コロナウィルス感染症の拡大と都市機能の停止により、社会を取り巻く価値観は大きく変化をし始めました。特に、東京を中心とした都市部一辺倒の考え方に疑問を感じ、自然と共存する地方の人間らしい暮らしに豊さを求める人が少しずつ増えているようにも感じます。
あらためて、私たちの暮らす上越地域の魅力、私たちはどれだけ気付いているでしょうか? 以前のブログ記事でも書きましたが、日本は先進国の中でフィンランドに次いで2番目の森林保有面積をもつ森林大国。中でも私たちカネタ建設の本社が所在する糸魚川市は新潟県の中でも随一の森林保有自治体。大半が建築資材として非常によく使われる杉の宝庫です。
ところが、現在、その建築資材の大半には値段の安い県外産が使われており、地元の林業、製材業を含め多くの産業の成長が進まず、地域外への大量のキャッシュアウト(お金の流出)を生んでいるという現実があります(これには私たち地元企業にも責任の一端があります)。また、森林の間伐が正しく行われないことによる土砂災害のリスクや、山から流れる豊富なミネラル分が減少することにより海産物資源にも影響を及ぼしています。これを防ぐには、地元で育った森林から適切に木材を流通させ、間伐を進めることにカギがあります。つまり「森を守る=地域経済を守る」ことに繋がるのです。
そこで、私たちはこれから長い年月をかけて、少しずつ住宅の地材地建を進めていこうと考えています。地元の森で育った地元を木材を使って地元の職人たちと共に家を建て、子どもたちの世代に繋いでいく。子どもたちが田植え体験で、農家さんへの感謝やお米の美味しさを理解するのと同じように、林業や製材業、そして建設業が地域の人々の暮らしを安心安全、そして経済循環の面からも支える尊い仕事であるということを多くの子どもたちに伝えていく・・・こうしたことも私たちの使命だと考えています。
写真は、弊社が保有する糸魚川市内の山林の一部。実はこれまで手付かずでした。こうした森をしっかりと整備し、糸魚川の自然と暮らしの豊さを直に感じられるような流れを作っていきたいと思います。
10年20年スパンの壮大な夢でもありますが、着実に一歩ずつ実現に近づけていこうと思います。
●こちらも合わせてお読みください(関連記事):
「地域循環を考える」
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進むオンライン化
June 4, 2020
6月に入り、上越地域でも少しずつ人の動きが出てきました。
公立高校の授業正常化も進み、各地での会合も少しずつ再開され、一部は徹底した感染対策の上での懇親会開催の動きも出てきています。ですが、以前と同じような生活スタイルが完全に戻る見通しは未だに見えないというのが正直なところでしょう。
私たちカネタ建設社内でもこの間に様々な変化がありました。朝礼や各種会議や研修の中止や省略が加速し、この間、一気にオンライン化が進み始めました。
現在、糸魚川の本社と上越店、介護事業部の事業所間では、様々な打ち合わせがオンラインに移行しました。スタッフみんなが一堂に会し、顔と顔を突き合わせて行える打ち合わせや会議はもはやとても貴重で贅沢なものになったと感じています。
また、毎年2回開催される全社の方針発表会についても、今回は事業所間をオンラインで結び当日50名以上が集まる発表会としては、初のリモート開催になる予定です。現在そのための接続テストなどが進んでいます。
また、会社の方針作成にあたり、代表猪又の方針概略説明も今回は映像配信という形で行われました。これにより、猪又もYouTuberの見えない苦労と魅せ方の工夫をはじめて知った模様(笑)
在宅リモートワークなど、オンライン化によって起こる功罪については、今メディアで様々な報道がなされていますが、その全容が見えてくるのはまだもう少し先でしょう。私たちは、環境の変化とデジタル化が進む状況に対し、今は評論をする時期ではないと考え、まずは社員みんなで環境適応することを最優先に、今だからできることを粛々と取り組んでいこうと考えています。それはまるで、かつて世の中に黒電話が普及し始めた頃と同じ。電話の存在について評論するのではなく、まずは使ってみながら良い面と悪い面をいち早く見出していくことの方が大事だという考え方です。
ただし、最後にいちばん大切なのは「人」対「人」の関係であることは間違いありません。そのことを見失わず、社員みんなでトライ&エラーを繰り返しながらチームの団結力を固めていき、お客様にとって本当に必要なコミュニケーションのあり方を見出していきたいと考えています。
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