こんにちは、キノイエです
kinoie東寺町の家もいよいよ内装の工程へと入ってまいりました。
壁に貼られているのは「エッグウォール」という自然素材クロスです。
その名前の通り、卵の殻を表面に用いたクロスです。エッグウォールは、マヨネーズを製造する工程で出る卵の殻を再利用して作られています。卵の殻は硬質で、卵の内部を保護する役目をしており、その成分は約94%が炭酸カルシウムでできています。
参照画像:日本エムテクス株式会社HPより
殻には「胚」(はい:ヒヨコになる部分)の呼吸に必要な小さな穴がたくさん空いていてその数は、卵1個に7,000~17,000個も。この微細な穴をそのまま壁材に応用したエッグウォールは生活臭などの臭いを吸収したり、余分な湿気を吸収する働きがあり、珪藻土の塗り壁と同様の機能があるとされています。
機能だけでなく、左官職人が施工する塗壁のザラザラとした質感で仕上げた調湿ペーパーですから、光の反射具合が塗り壁に近いため、きれいな光のグラデーションを起こします。自然光も照明の明かりも美しく反射し生み出される落ち着き感。
これもキノイエのアイテムの一つです。
自然光も照明の明かりも柔らかく反射しまるで塗り壁のようです。
関連ブログ
キノイエの照明 キノイエの照明 – kinoieブログ (kinoie-niigata.com)
キノイエの照明-ペンダントライト- キノイエの照明ーペンダントライトー – kinoieブログ (kinoie-niigata.com)
長く愛されるデザインや素材にこだわり、一つ一つになぜこれが使われているのかストーリーがあります。
月別ブログ記事
カテゴリー