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先日、新モデルハウス「新光町の家」の地鎮祭を執り行いました。
当日の天気予報は雨でしたが、私たちの想いが通じたのか、儀式が始まる頃には、青空が見え始め、雲間から太陽の光が現地を照らすまでに回復していました。
一般的に、地鎮祭にはお施主様やそのご家族、施工関係者が参列します。今回は、私たちカネタ建設が施主となりますので、代表猪又をはじめとする役員、プランを手がけた設計チームや現場監督、大工さん、そして営業担当など総勢10名を超えるスタッフが参列しました。
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地鎮祭は、建築工事の安全と順調な完成を祈る重要な儀式です。土地の神様に感謝の気持ちを表すお供え物を捧げ、工事に関わる人たちの無病息災を願い、神主が土地を清めお祓いするための祝詞(のりと)を読み上げます。
地鎮祭の中で行われる重要な儀式の一つに、土地の四隅(東西南北)を清める「四方祓い(しほうばらい)」というものがあります。「切麻散米(きりぬささんまい)」とよばれる細かく刻まれた白い紙を神主が、後に続くスタッフが塩やお酒を順番に四隅にまき、邪気を払います。
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ちなみに、その四隅を決める白いロープを「地縄(じなわ)」といいます。これは建築予定の建物の位置を地面に示すもので、建物の角や芯を確認し、境界までの距離を目視できる目印です。これにより、お施主様と工事担当者との間で、玄関の位置、道路や隣地との距離感などを確認し合い、トラブルを未然に防ぐ役割を担います。
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また、この地縄によって、居間をはじめ各部屋の位置関係や窓からの眺めなど、完成後の風景をある程度想像することができます。この敷地の両隣にはすでに完成間近の新築住宅が建っていますので、より完成後のイメージがクリアになってきます。地縄内の様々な場所に立ってみると、台所からの眺め、庭木とデッキの見え方、視界を遮る壁の位置、遠くに視線が抜ける窓の切り方、隣家を上手に避けながら南の空の光を取り込む吹き抜け窓の位置などが想像でき、設計スタッフの考え抜かれた間取りに「なるほど!」と思わず納得してしまいました。敷地を読むことの重要性をあらためて実感した地鎮祭でした。
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今から完成が楽しみです。
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次回の投稿もお楽しみに。
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