森は油田だ!
糸魚川の豊富な森林資源を活かした独自の地域経済循環をつくりたい!
そんな思いで制作したビジョンマップが完成しました。
この取り組みは、林業、製材業、木材加工業、工務店、設計事務所をはじめ、糸魚川市内の森林資源に関する川上から川下までの仲間が有志で集まって組織された「緑でつなぐ未来創造会議(Midori Mirai Meeting/通称:3M(さんえむ))」によって実現しました。なお、3Mの座長は弊社代表猪又が担当しています。
完成したパンフレットは1万部発行。市内の学校や公共施設、各企業など広域に配布され、ポスターも約100ヶ所の施設に掲示されます。
糸魚川市の森林面積は市全体の約87%。その面積は東京23区を包み込むほどの大きさ。にもかかわらず、その大半がまだ未活用のまま、森の高齢化が進んでいます。
目先の損得だけで輸入木材を買えば買うほど、糸魚川市からはお金が流失し、森は荒れ、海の資源にも影響を及ぼします。地元で経済活動を行う私たちの責任も大きいと感じています。
反対に、森を適切に維持管理し、整備すれば、アウトドアレジャーやグリーンツーリズムなど、この地域の特色を生かした新たな産業育成にもつながります。また、間伐された木材を建材だけでなく、エネルギーや熱源としても利用可能です。
SDGsの考え方が少しずつ浸透し始めている今だからこそ、地元の木で学校や施設をつくり、家を建て、エネルギーとしても活かすという地産地消の「持続可能なまちづくり」の大切さを地域のみんなで学ぶチャンスだと思います。
https://www.facebook.com/MidoriMiraiMeeting
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