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あれから6年

March 11, 2017

私たちの考え方、価値観に大きな影響を与えた東日本大震災。あれから6年が経ちました。

 

 

死者と行方不明者合わせて1万8,446人、依然、避難生活を余儀なくされている被災者の数は全国で12万人余り。震災から6年経った今でもその深い傷は癒えていません。あらためて、多くの犠牲者の皆様に哀悼の意をささげると共に、一日も早い本当の復興が実現することを願うばかりです。

 

 

震災当時、弊社代表猪又も何度か被災地を訪れていますが、その衝撃は今でも鮮明に焼き付いているそうです。4tトラックに仲間から集めた支援物資を積み、いちばん最初に被災地に向かったのは震災後の2週間後。物資受け入れ先として向かった仙台市の知人の話からは、当時のメディアでは取り上げられない様々な事情を耳にしました。同じ地域の中でもその人の置かれている状況は様々。「人にかける言葉は全て同じではない」が当時の口癖でした。

 

 

下の映像は、代表猪又がその年の7月に向かった石巻市の様子です。ビデオカメラを回すことすらためらったという状況が伝わるのではないかと思います。

 

 

 

 

当時テレビでも大きく取り上げられていましたが、石巻市の大川小学校は津波で児童と教職員合わせて84人が犠牲となりました。被災した校舎は震災遺構として保存されることになっています。

 

 

東日本大震災|いわき市薄磯地区|上越・糸魚川・妙高の工務店|木の家をつくるハウスメーカー|自然素材の家|キノイエ|

 

 

2015年には、弊社の旧協力業者会の視察研修として津波で大きな被害を受けたいわき市薄磯地区を訪れました。当時からの様子を知る地元語り部の会の方から説明を受けましたが、被災から4年7ヶ月経過した当時でも写真のような状況で、高台に計画している造成地の完成予定が2年後の今年。前述の通り、仮設住宅あるいは全国各地に散っていった被災世帯住民の多くがまだ戻れる状態には至っていなかった現状を目の当たりにし、復興までの道のりはまだまだ長いと実感しました。

 

 

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私たちの地元糸魚川市も昨年暮れの大火で大きな被害を受けました。この痛みを後世の幸せのために、正しく生かしていかなければなりません。

 

 

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