決起集会
July 8, 2019
年に一度の感謝祭イベント「オレンジフェア」が今年も8月4日(日)に開催されます。
開催まで1ヶ月を切り、先日実行員会の決起集会が開催されました。
すべてが社員の手づくり企画で、社員総出の運営で行われる夏の地域還元イベント。おかげさまで今年15周年目を迎えます。例年約4,000名の来場があり、まさに糸魚川市を代表する夏のモンスターイベントに成長しています。イベントの企画運営に関しては、若手スタッフを中心にプロジェクトチーム(実行委員会)が構成されており、このイベントを通じて若手社員の育成にもつながっています。テーマは毎年趣向を凝らして全員で考え、ご家族にとって、ここでしか味わえない最高の夏の思い出の一日を提供します。
2018年8月開催「地球最後のなつやすみ」より
2018年8月開催「地球最後のなつやすみ」より
2018年8月開催「地球最後のなつやすみ」より
2018年8月開催「地球最後のなつやすみ」より
2018年8月開催「地球最後のなつやすみ」より
昨年のテーマは「地球最後のなつやすみ」でした。宇宙人が侵略し、基地に設置されたミサイルの発射を阻止するために子どもたちが様々な難関を乗り越えていくというストーリーで構成されていました。そして、気になる今年のテーマは・・・?
まもなく公開予定です。今年も趣向を凝らしたテーマで、皆さんに楽しんでいただけたらと思っています。どうぞお楽しみに!
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未来を見据えて変化する
July 6, 2019
ご存知の方も多いかもしれませんが、文部科学省の平成30年度学校保健統計調査によると、新潟県の12歳児(中学1年)のむし歯数は全国で最も少なく、なんと19年間連続日本一と記録を更新中です。
また、全国的に見ても子どもの虫歯はこの20年ほどで急激に減少しています。同じく文部科学省の2018年度版学校保健統計(中学生の虫歯り患率の長期データ)を見てみると、1980年代は90%以上、つまりほとんどの生徒が虫歯になっていたのに対し、90年代に入ると一気に漸減傾向に転じ、直近では虫歯になったことがあるのはほぼ3分の1という水準にまで減少しています。
その中でも、特に新潟県が秀でている理由は、産学官の連携による取り組みが進んでいたことが挙げられます。具体的には、昭和56年に子どものむし歯予防に重点を置いた「むし歯半減10か年運動」を開始し、それから35年以上にわたり、県は県歯科医師会、大学、県教育委員会等と連携を図りながら、全国に先駆けて、学校等における集団フッ化物洗口や、学校と歯科医院が連携したむし歯予防対策を積極的に推進してきたことが大きな成果につながっています。
実はこのお話、上越市内の歯科医師の方よりお聞きした情報なのですが、ここまで聞いてふと疑問に思い、失礼ながらその歯科医師の方にこんな質問をしてみました。
「そこまで子どもたちの虫歯がなくなってしまえば、歯医者さんのお仕事も減ってしまいますよね?」
その歯科医師の方はこう答えてくれました。
「それが、そうでもないのです。お話ししたように、虫歯を予防するという国民の意識は高まっていますので、フッ化物洗口などの予防治療のニーズは増えていますし、口腔衛生の悪化が様々な病気の根源となっていることが理解されてきたことで、病気予防の観点からも歯科医師の役割は非常に重要であると考えています。歯医者は歯の治療だけでなく、人の命を守っているのです。ただ、これまでのように、“虫歯になったら治療をする”という仕事だけをしている歯医者は仕事が減っていくでしょうね。」
そのお話を聞いて、私たちの住宅業界にも当てはまる部分がたくさんあると感じました。家を建てる目的、またその先にある人々の暮らしと健康、生命にまで思いを巡らすと、私たちの仕事の可能性は無限にあると感じます。未来を見据えて変化し続ける会社でありたいと強く思います。
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みんなが家族
July 2, 2019
先日、産休中のスタッフIさんが第二子のお披露目のため、本社事務所に遊びに来てくれました。
とってもかわいい女の子の赤ちゃん。次女になります。とても寝つきがよく手がかからないそうですが、その分、長女ゆいなちゃんの幼児返りが始まった模様(笑)
そこで、長女ゆいなちゃんのご機嫌を損ねないよう、弊社スタッフたちも応援に・・・
こうして、弊社のオフィスでは、スタッフの家族が遊びに来るとみんなが親代わりになってくれます。そういえば、幼い頃、私もよくこの事務所に遊びに来ていました。
「じぃちゃーん、おがくずちょうだい!」
小学生の頃、夏休みになると、カブトムシの飼育用のおがくずをもらいによくこの事務所に通っていました。作業場全体に響く帯鋸の音、辺りに広がるおがくずのにおい、そして優しいまなざしと日焼けした筋骨逞しい大工さんの腕・・・あの頃の記憶が少しだけ蘇ります。
幼い頃の記憶に、お父さんお母さん(おじいちゃんおばあちゃん)の職場の風景が記憶に刻まれること、とても素敵なことではないでしょうか。
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ベトナム訪問記その2
June 28, 2019
先日のベトナム訪問記は、ややビジネスライクな内容でしたので、こちらでは、ベトナムの気候風土や食など観光目線で少しご紹介したいと思います。
日本のように南北に細長い国土をもつベトナムは、地域によって気候に違いがあります。ハノイを中心とする北部は、ゆるやかに四季があり、中部や南部は雨季と乾季があります。中でも最大の都市であるホーチミンは最南部に位置していて、ベトナムの中でも暑い街の1つ。現地の人でも汗を拭きながら生活しています。
訪問した6月はちょうど雨季、時折スコールも降る熱帯モンスーン気候。道路環境はまだまだ未整備なので、スコールの後はこうして大きな水たまりがあちこちにできます。
野菜を中心に食材が豊富なベトナムは、特に主食としてコメを原料にした加工品がたくさんあります。皆さんご存知のフォーをはじめ、様々なライスヌードルが存在します。また、ライスペーパーで野菜や肉をくるんで食べるスタイルは定番。また、パクチー以外の香草として「ドグダミ」の葉が一般に使われているのには驚きました。匂いのきついあのドグダミも、こうして食べると、アリなんだと(笑)
蓮の葉で蒸したチャーハンのようなもの。とってもおいしい!
ホーチミン市中心部は非常に大都市ですが、ちょっと横の路地に入ったりすると、別世界になります。写真は街中のビルの合間にある食堂。表も裏も全開放。屋根はおそらく仮囲いのようなものだと思われます。
まるで人の家の大きな厨房の横でご飯を食べるようなイメージ。大変魅力的ですが、現地の水に身体を慣らしていない方は、食あたりのリスクが大です(笑)
路地を進むと、現地の庶民的な生活の一端を垣間見ることができます。ある意味、とてもフォトジェニックな風景が至る所に広がります。
郊外にはイオンもありました。高級層向けのショッピングモールという位置づけのようです。
現地の野菜はそれなりに低価格ですが、日本のお寿司や高級食材はそれなりのお値段です。現地の通貨はドン。1万ドンで約46円ほど。上の写真右側のトマトは、1kgあたり22,900ドンという表示なので、日本価格でおよそ105円。安い!しかし、おそらく地元の一般的なスーパーではこれよりもずっと安いはずです。
夜の街もにぎやかです。こちらの公園を写真に収めたのは既に夜の11時を過ぎた頃。現地の人に尋ねると、「涼みに出てきている」とのこと。夕涼みを通り越してもはや「深夜涼み」(笑)日中の環境がいかに厳しいかということがお分かりいただけるのではないかと思います。
まちの勢いを感じます。
帰国前日の視察最終日は、メコン川クルーズを体験させていただきました。
カヌーでの川下りは最高でした。ゆっくり流れる時間の中、当時のベトナム人がいかにしてベトナム戦争を勝ち抜いたのかという、少しリアルな想像も頭の中を巡ってしまいました。これからますます発展する国ベトナム。またいつかお邪魔したいと思います。
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ベトナム訪問記
June 26, 2019
先週約1週間ブログの更新が止まってしまった理由をお伝えしていませんでした。
実は、海外に飛んでおりました。
行先は、ベトナム。南部の都市ホーチミン市を訪問しました。目的は、地元商工会議所主催の視察。現在、日本では様々な業種で外国人材活用の動きが加速していますが、今回はその可能性を調査するためのもの。
視察団は、ホーチミン市内の各種教育機関ならびに日本語教育の現場を見て回りました。
ベトナムはとにかくバイクの国!街中の道路が無数のバイクで埋め尽くされています。
これだけの交通量にもかかわらず、ところどころの交差点は信号がありません。にもかかわらず、人も車もバイク同士も涼しい顔でお互いがぶつかることなく上手にすれ違い合う姿は、まるで日本体育大学の「集団行動」を彷彿とさせます。
ベトナムの人口は現在9,500万人を越えています。平均年齢は31歳と非常に若い!人口860万人のホーチミン市の昨年度の実質GDPは7.1%と非常に好景気。中国から撤退した海外企業の生産拠点がベトナムにシフトしてきたことなどが大きく後押ししています。
日本の建設技術も積極的に導入されています。上記写真は、日本の大手ゼネコンによるホーチミン市内の地下鉄建設工事の看板。しかし、残念ながら現在はベトナム政府からの工事金未払いで、建設がストップしているようです。
実際のベトナム人材の採用面接の現場にも同席させてもらいました。面接に応じたベトナムの学生たちは、必死に日本語を覚え、真剣に日本の技術を学ぼうという意欲にあふれています。ベトナムは社会主義国家。現在の平均月収は3万~4万円前後。ベトナム戦争を乗り越え、今、国を挙げて世界の先進国に追いつこうと必死に努力を続けています。平和な時間が長く続いた私たち日本人。少し危機感を持たなければいけないと素直に感じます。
以前日本で研修生を経験したベトナム人経営者の会社も見学させていただきました。起業に至るまでのいきさつや苦労、そして今後の展望などを話してくださったタイ社長は40代前半。真面目で誠実。国は違えど、経営者として大切なことは世界共通であることを実感しました。
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社員旅行記その2
June 24, 2019
社員旅行記の続きです。
2日目のスタートは、日光東照宮から。
日光東照宮といえば、これを見ないと始まらない、神厩舎に掘られている「見ざる言わざる聞かざる」の三猿。神厩舎は、ご神馬をつなぐ厩(うまや)。昔から猿が馬を守るとされているところから、長押上には猿の彫刻が8面あり、人間の一生が風刺されています。小猿たちは幼い頃、母猿から「悪いものは見ない聞かない言わない」と教えられます。好奇心旺盛な小猿たちも、母親からの教えを守り、悪いものにはふれず良いことを受け入れて素直に育ってゆこうという幼少期を表しているものだと言われています。
唐銅鳥居の向こうは、日本を代表する最も美しい門で、宮中正門の名をいただいたと伝えられている陽明門。写真のように、唐銅鳥居の向こうに陽明門が入って見える位置は、まっすぐ皇居に向かっており、頭上に北極星を仰ぐ最強のパワースポットと呼ばれています。
ライオンをモデルに想像で造られた霊獣の唐獅子。上の列が「龍」、下の列は「息」と呼ばれています。一体ごとに口の開け方が違うのがお判りでしょうか。人それぞれに個性がある、「十人十色」を表現しているとのことです。
そして、2日目もせっせと飲み続けます(笑)
見学2ヶ所目は華厳ノ滝。
日光周辺は四十八滝といわれるほど、滝が多く存在します。その中で最も有名なのが華厳ノ滝。中禅寺湖の水が、高さ97メートルの岸壁から一気に落下する壮大な滝。轟音と水しぶき、そして溢れるマイナスイオン。女性スタッフたちに特に人気でした。
見学3ヶ所目は、弊社建築部スタッフたっての希望で決定したイタリア大使館別荘記念公園。イタリアのコモ湖に似た奥日光の中禅寺湖畔には、明治中期より昭和初期にかけて外国人の避暑地として、多くの外国人要人たちの別荘が建てられ、活況を呈しました。こちらの建物は、昭和3年イタリア大使館の夏季別荘として、建築家の巨匠A・レーモンドにより設計されたものを復元。2018年7月から外壁と建具などの改修工事が行われ、今年4月2日にリニューアルオープンしました。
外装に様々なパターンの杉皮を使用した和洋折衷の絶妙なデザイン。豊かな自然環境の中に調和し、ゆったりとした時間を過ごせる避暑地邸宅のシンボル的な存在です。
この後、一行のバスは帰路に。たくさん飲んで、喋って、歩いて・・・夕方のバス車内はさすがに静かでした(笑)
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社員旅行記その1
June 22, 2019
ブログ更新が数日ご無沙汰して申し訳ありません。その理由はまた後日に・・・
以前のブログでもお伝えしていた通り、先週末の2日間は弊社の社員旅行でした。今回の行先は日光方面。本日はその時の様子をフォトダイジェストで送る旅行記その1をお送りします。
こちらは出発の様子。毎回そうなのですが、弊社の旅行はバス旅行の場合、出発してまもなく糸魚川のインターチェンジに入った直後からプシュッ!と始まります(笑)
バスの後部座席は例によって、宴会広場(笑)最後列はベテランスタッフが終始君臨し、そこに中堅・若手スタッフたちが入れ替わり参戦するのが恒例です。
朝も昼も、とにかく飲み続けます。弊社の一部ではこれを「トライアスロン飲み会」と呼んでいます(笑)
立ち寄り先1軒目は、「大谷石資料館」。キノイエでも度々採用される大谷石の採掘の歴史がわかる資料館。2018年に日本遺産に認定されています。展示場には採掘が本格的に始まった江戸中期から昭和34年頃までの手堀り時代の道具や採掘方法、運搬の移り変わりなどの資料を展示してます。
2軒目は、「東武ワールドスクェア」。皆さんもご存知、世界各国の遺跡や建築物を再現した日本のミニチュアパーク。当日はあいにくの雨でしたが、その分ほぼ貸し切りに近い状態でゆっくり観覧できました。
世界の有名建築物102点を1/25の縮尺で精巧に再現されています。
カメラアングルを工夫すると、けっこうリアルな写真が撮れたりします。
宿泊先は、鬼怒川温泉といえばお馴染み「鬼怒川観光ホテル」。
温泉で旅の疲れを癒した後は懇親会。大いに盛り上がりました。
2日目の様子は、また後日に。
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「そのまま」のもつ美しさ
June 16, 2019
3月に一度お邪魔したこtのある、東京都台東区にあるまちやど「hanare」に、先日、建築スタッフ数名で再び宿泊体験してきました。(過去の記事はこちら)
詳しくは、過去の記事「まちやど」をご参照いただくとして、今回はあらためて気づいたことを少しだけ書き留めてみます。
台東区谷中という地域の中にある昔からの下町風情を残した閑静な住宅街。かつて丸越荘と呼ばれた旧アパートをリノベーションされたこの宿は、高級旅館のような格式もなければ、ビジネスホテルのような利便性を追求しているわけでもなく、さりとて、民宿と呼ぶにはふさわしくない美しさがある、不思議な空間建築でまとめられています。
細部をよく見てみると、そこには、奇抜なデザイン処理があるわけではなく、当時のヤスデ模様の型ガラス(部屋によって模様が違います)、シミや記号がそのままの地板など、かつての丸越荘の「そのまま」の美しさを上手に生かしていることがよく伝わってきます。
とても美しく、居心地のよい空間にまとまっています。
「そのまま」の美しさを生かした建築であることで、この谷中というまちに自然に溶け込み、さらにそのまちのポテンシャルをさりげなく向上させる存在。建築のもつパワーを感じずにはいられません。
HAGISO、hanareの近くには緑豊かな公園があります
建築は奥が深い。デザインを追求するあまりに「やりすぎ」てしまう建築が巷に多くあふれている中、そのまちの「そのまま」を上手に読み取り、デザインに生かすセンスの良さは、大いに学ぶべきところがあります。
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まちの玄関をきれいに
June 14, 2019
本日は、弊社恒例の「環境美化活動」の日。本社所在地の周辺清掃をスタッフみんなで行いました。
私たちの本社がある糸魚川市中央エリアには、まちの玄関口でもある糸魚川駅が徒歩2~3分圏内にあります。今回はこちらのアルプス口周辺の歩道清掃を実施。舗装ブロックの目地には雑草がいっぱい。この梅雨時期に大きく成長するので徹底除去。
市民みんなが使う公共空間をきれいにする活動で、まずは私たちの心が少しきれいになる、そんな気がします。
気持ちがきれになったところで、明日から2日間、社員旅行に行ってまいります。今回の旅は、日光方面。日光東照宮や近隣の大使館別邸で唯一一般公開されている登録有形文化財のイタリア大使館などを見てきます。
旅のお土産話はまた後日。どうぞお楽しみに。
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あるものを生かす
June 10, 2019
先日、糸魚川市内で開催された「いといがわバル街」。バル街とは市街地の飲食店を舞台に、バルチケットを片手に、食べ歩き・飲み歩き・まち歩きをしてもらい、お店と街の魅力感じながら、店主とのコミュニケーション、参加者同士のコミュニケーションを楽しんでもらうイベント。2004年に函館で初めて開催されてから、現在では国内各地で開催されるようになりました。近年糸魚川市でも開催されるようになり、年々大きな賑わいとなってきています。
そのバル街に、一風変わった「一日限定」のお店が登場しました。場所は田町とよばれる古くからの雁木通りが残るまちなかの小路の一角にある空き家。元は美容室だったそのままの形をほぼ手を加えずに、若手有志がほとんどお金をかけずに簡易的な装飾で出店したのが、この「OneRoof」という名前の一日限定店舗。
きっかけは、以前のブログでもご紹介しました、糸魚川市の主催で開催された「リノベーションスクール@いといがわ」。糸魚川大火からの復興をテーマに、実際に糸魚川駅北エリアに存在する遊休不動産を題材に、スクールの受講生が、対象案件となる遊休不動産の再生を通じた新しいビジネスを計画するというもの。
その中の一つ、雁木通りの元美容室の空き家をリノベーションして利活用を試みる若手有志のチームが、今回、この取り組みと雁木通りの再生の可能性(「雁木と寺と路地の家 One Roof」)を多くの市民の皆様に知っていただこうと企画されたのが、今回の一日限定店舗の試みだったのです。
作業はほとんどが素人集団の手作業。ですが、その取り組みに弊社を含む地元の建築関係者もアシストしながら、少しずつ建物に命が吹き込まれていきました。
当日はおかげさまで、話題を耳にしたたくさんの市内外のお客様にご来場いただきました。
「ほしい暮らしは自分たちでつくる」その思いの連鎖がまちに再びにぎわいを呼び起こすのではないかと思います。
こうした動きに、私たち建設関係者としても積極的にかかわり、できることを提供していきたいと考えています。
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