期待の新人現る
April 22, 2018
期待の新人現る?!
糸魚川市出身で富山県の大学の建築学部を卒業後、この春に弊社の建築部に新入社員として仲間入りした岩﨑さん。なんと彼女の卒業制作発表が、JIA 全国学生卒業設計コンクールの大学代表に選ばれ、北陸地区代表選考会へ出場することになったという報告を受け、これはめでたい!ということで、早速社内にて緊急練習発表会を開催することになりました。
岩﨑さんの発表練習には、建築部はもちろんのこと、なぜか噂を聞きつけた営業、総務スタッフもぞくぞくと会議室に大集合。気が付けば、10名以上の怖~い(⁉)先輩スタッフに囲まれてのプレゼンに(笑)
さすがの岩﨑さんも、これには相当委縮してしまうのでは?という心配の中、本人のプレゼンが始まりましたが、そんな心配はどこ吹く風!全く堂々としたプレゼンで、さすがの先輩スタッフたちも異口同音に感心。しかも、驚くべきはその内容。糸魚川大火からの復興をテーマにした設計コンセプト、斬新かつ合理的なデザイン、わかりやすいプレゼンビジュアル、美しい仕上がりのCGムービー、どれをとってもその完成度の高さにスタッフ一同感動。糸魚川市の関係者の皆様にも見てもらいたいと思えるほどのメッセージ性とクオリティだと素直に感じました。
ちなみに、発表後に「もう一度やって!」というアンコールも(笑)その後は、先輩スタッフたちから様々な温かいアドバイスが岩﨑さんに向けられていました。
代表選考会は、来月福井の地にて開催予定。ここまで来たらぜひ地区選考を突破し、全国への舞台に進んでもらいたいと勝手にみんなの期待も膨らみますが、あまりプレッシャーに感じることなく、岩﨑さんらしさを大切に、いきいきとした発表で臨んでもらいたいと思います。
期待の新人岩崎さんの今後の活躍をスタッフみんなが応援しています。
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「西本町の家」完成見学会予告
April 19, 2018
現在上越市内で建設中の「西本町の家(仮)」の完成見学会の開催日程が決定しました。
開催予定日は、5月26日(土)・27日(日)の2日間。時間は各日共に10:00~16:00を予定しています。
現在、内部の造作工事が進行中。PM2.5を98%カットしたクリーンな外気を熱交換しながら室内に取り入れる第1種熱交換換気システムを標準採用しているキノイエは、夏冬エアコン1台で快適な全館空調を実現できるよう設計されています。
詳細につきましては、後日こちらのサイトのイベントページにてご案内させていただきたいと思いますので、今しばらくお待ちください。
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これだけ違う強風下のC値
April 17, 2018
先日、糸魚川市内におきまして、ご予約された方を対象に、前回同様、構造説明とC値(隙間相当面積)を測る気密測定試験が行われました。
当日は朝から一日強風続きのコンディション。実はこの気密測定における最大の天敵はこの「風」。弊社が行う気密測定は、一般的に「減圧法」と呼ばれる測定方法で、室内に設置された排気ファンで内部の空気を外に排出し、室内の気圧を低下させる過程で発生する抵抗値をセンサーで読み取ることで、建物に存在する隙間の量を計測するという方法で行われます。したがって、建物の外が強風の影響を受けると、排気が正確に行われず、数値が大きく変動してしまうという現象が起こります。
この日は、その恐れていた状況が起こってしまいました。
ですが、これもまた施工現場においてはよく起こり得る事態。今回は、あえてそのリアルな測定結果を皆様にお伝えしたいと思います。
1回目の測定・・・エラー
2回目の測定・・・エラー
強風の影響が大きく出てしまいました。
3回目の測定・・・測定成功(データシートはN0.0001となります)
測定された総相当隙間相当面積:αA=69㎠
C値= 総相当隙間面積(αA)69㎠ ÷ 延床面積 88㎡ = 0.78㎠/㎡
弊社の基準としているC値=0.5㎠/㎡以下に届かず・・・しかし、その下の数値「隙間特性値(n)」※1の値にご注目。n=1.84という数値は測定限界上限値であるn=2に限りなく近い数値となっており、私たちが過去に施工した建物のデータの中では異常に高い値。強風による影響を受けたことを匂わせる値となっています。ですので、ここで算出された単独C値=0.78㎠/㎡は、データとしては少し疑ってみてもよい値と判断。(ちなみに、C値=0.78㎠/㎡という数値自体は、住宅業界が慣例的に「高気密」とうたってよい(であろう)C値=2.0㎠/㎡以下と比較しても申し分のない値ですが、弊社の基準が地域トップクラスの厳しい値であるため、あえてこういう書き方をしています。)
※1:「隙間特性値(n)」とは、隙間の状態を表し、通気特性式を対数で表した場合の直線の傾きを表し、一般にnの値は1~2の範囲をとり、それぞれの隙間が極めて狭い場合は1に近づき、広い場合は2に近づくというものです。ちょっと分かりにくいかもしれませんが、要するに、1~2の範囲内でなければ測定エラーになり、複数回の試験で数値が上下に大きくブレるということは、何らかの外部要因による異常値であると言えます。
気を取り直して、再度計測。
4回目の測定・・・測定成功(データシートNo.0002)
測定された総相当隙間面積:αA=26㎠
C値= 総相当隙間面積(αA)26㎠ ÷ 延床面積 88㎡ = 0.30㎠/㎡
C値=0.5㎠/㎡以下のよい値がでました。それにしても3回目の測定値と大きな開きがあります。そこで、「隙間特性値(n)」の値に目をやると、今度はn=1.01という測定下限値ぎりぎりの低い値が表示されています。3回目と4回目のn値がこれほど大きくブレるということ自体、外部の強風による影響を受けたことを示しており、信憑性としては低い数値と見た方がよいでしょう。
そして、5回目の測定・・・測定成功(データシートNo.0003)
測定された総相当隙間面積:αA=41㎠
C値= 総相当隙間面積(αA)41㎠ ÷ 延床面積 88㎡ = 0.47㎠/㎡
C値=0.5㎠/㎡以下の値がでました。そしてここでも「隙間特性値(n)」の値に注目。3回目、4回目のやや中間より下の n=1.28という値。やはり変動しています。この時点で確定的なことは言えませんが、この全3回の測定結果をならして想定すると、おそらく、実際のC値は0.3~0.5㎠/㎡の間に収まっているのではないかと考えられます。
今回は、完全に正確なC値を特定するところまではいきませんでしたが、弊社の基準値であるC値=0.5㎠/㎡に対し、おおよそ合格ラインであることまでは掴めました。ですが、私たちはここで終わりにすることはありません。C値=0.5㎠/㎡以下の値が出なければ次工程に進まないという覚悟で、まずは、再度風のない日に仕切り直しで今回と同じ中間測定を行い、その測定結果をもとに、気密施工においてまだまだ不足の箇所がないかの徹底検査と、気密処理の補正作業を行い数値の改善を図ります。そして、完成後に再度気密試験を行い最終的なC値測定を行う予定となっています。
いかがでしょう?このように、C値の測定一つをとってみても、幾度に渡る試験を重ねて、はじめてその建物の性能値を語ることができます。同じ設計であっても一棟一棟施工状況が違えば数値にも大きな違いが出てきます。また、こうして一棟一棟丁寧に気密測定を重ねることで、施工の良し悪しをその場で判定することができ、細かい原因究明と対策が行われ、施工方法の改善など経験値の向上にもつながります。
地味な努力の一歩一歩の積み重ねこそが、本物のクオリティを追求できるという信念に基づいて、私たちは日々取り組んでいます。
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しだれ桜を眺める暮らし
April 14, 2018
先日、上越市内でOBのお客様のお宅に伺った際のこと。ふと玄関の窓に目をやると、そこには鮮やかな色をしたしだれ桜が咲き誇っていました。
あまりに美しかったので、スタッフが思わずパシャリ。こちらの住まいは、キノイエとは異なる弊社の自由設計プランの家ですが、キノイエの箱窓をイメージしたピクチャーウィンドウを玄関ホールに配置した設計。窓の位置や大きさは奥様のご要望でしたが、その奥様も「おうちの中でこんなに桜がきれいに見えるとは思っていなかった!」と、とても感激されていました。それを聞いた私たちも思わずニンマリ。
また、住まいの中身もとても魅力的。お施主様ご家族の丁寧な暮らし方が随所に見られ、背面収納も素敵にコーディネートされて私たちも感動しました。
しだれ桜を取り込んだピクチャーウィンドウも素敵でしたが、階段の踊り場に飾られたお子さまの作品たちもまた素敵。甲乙つけがたいですね。
入居後のお施主様の住まいを訪問するたびに感動があります。それぞれの家族の佇まい、暮らし方に触れる瞬間が何よりもうれしい時間です。
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重要無形文化財
April 12, 2018
4月10日は、糸魚川市の代表的な春祭りの一つ「天津神社春大祭(通称:けんか祭り)」の日です。そしてなんとこの日、弊社は創立記念日として、毎年一部の業務を除きお休みとさせていただいています。そして、天津神社は弊社の本社事務所から歩いて数分という至近距離。ということで、今年も行ってまいりました。
300年以上の歴史があり、「動」と「静」の対比が大きな見どころとなっている天津神社春大祭(けんか祭り)は、毎年4月10日に開催され、寺町区と押上区の2つの神輿に分かれ、100人以上の若い衆が対抗する形でぶつかり合い、力と力の競り合いによって勝敗を争うもので、寺町が勝てば豊作、押上が勝てば豊漁と言われています。弊社にも、毎年神輿の担ぎ手、あるいは伴走者として参加しているスタッフがいます。
午前中は、まず稚児(ちご)の御練りから始まります、鮮やかな装束に身を包んだ稚児が大人に担がれて境内を1周半ほどします。それが終わると、一気に「動」のモードへ。威勢のいい掛け声が響く中、2つの神輿が境内を勢いよく疾走します。ほどなくして神輿のぶつかり合いが境内の随所で10回前後行われます。
神輿のぶつかり合いが終わると、祭りはまた「静」のモード、舞楽(稚児の舞)へと移ります。ちなみに、新潟県内ではいくつかの舞楽が国の重要無形民俗文化財に指定されていますが、そのうち3つはなんと糸魚川市内のお祭りとなっており、この天津神社春大祭(けんか祭り)の舞楽がその一つに指定されています。大国主命(おおくにぬしのみこと)に愛された、古事記に記される日本の最古の姫「奴奈川姫(ぬながわひめ)」生誕の地、そしてヒスイ文化発祥の地でもある糸魚川。あらためて、この地は深い歴史と伝統が根付いた神秘的な土地なのだということを実感します。
舞楽には12の演目があり、最後の演目「陵王(りょうおう)」が終了するまでに約5~6時間。日の暮れる頃に祭りはお開きとなります。ちなみに、この舞楽は 4月10日と11日の2日間行われ、2日目は古くから伝わる別の衣装を身につけて舞うため、それぞれに楽しめます。(残念ながら、今年は11日の天候が悪く、2日目の舞楽は中止となりました)
ここのところ、雨模様が多かったのですが、10日だけは奇跡的に快晴!桜の開花時期が例年よりも1週間早かったことを除けば、ここ近年の中でもベストコンディションの中でのお祭り鑑賞となりました。
おかげで、お酒もたっぷりいただきました(笑)来年もお天気になりますように。
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”魅せる”だけじゃない”裏地”
April 10, 2018
上越市内で建築中の「西本町の家(仮)」の途中経過です。
南面の1階軒下の部分は、キノイエのアイデンティティでもある「すのこ天井」を設置。地元の杉材をソトとナカにふんだんに使用し、ぬくもりと経年変化を楽しむ本物感が住むほどに愛着が深まるデザインを実現しています。
そして、もちろん、内部の2階天井も同様に「すのこ天井」にします。
まずは、屋根の外側からは最高レベルの断熱性能をもつフェノールフォーム断熱パネルが設置され、屋根から吸収される日射熱を高い次元でブロック。
次に、内側からは付加断熱として木質系繊維断熱材(ウッドファイバー)を敷き詰めることで、驚くほどの蓄熱効果と防音効果を発揮します。
下地処理が済んだら、その下にすのこ天井を設置します。
すのこ天井にすることのメリットは、杉材の四面全てが天然木の吸放湿性能を発揮することで、一年中快適な室内環境を保つことができることです。夏は太陽から降り注ぐ灼熱をブロックし、雨季の激しい雨や冬季のあられなどの屋根を叩く音を吸収し、室内の湿度を一定に保つ・・・2階を寝室にする方にとって最高の居心地とは何か?を考えたギミックが満載のすのこ天井は、単に“魅せる”だけではない、理にかなった機能をもつ贅沢な“裏地”なのです。
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桜吹雪の地鎮祭
April 8, 2018
先日は上越市内で地鎮祭が行われました。
この日は急に冷え込み、冬に逆戻りしたような天候に。風も強かったため、急遽テントには横幕を設置しての地鎮祭となりました。
寒さと強風の中でしたが、ちょうど桜の花の散り始めということもあり、桜吹雪が何とも言えない情緒を感じさせる神事となりました。敷地内に散りばめられた桜の花びらが貼り絵の模様のように美しく幻想的。お施主様にとっても、この日の光景はこの先もずっと目に焼き付いていくことでしょう。
地鎮祭終了後は、主要施工協力業者の皆様も集まり、スタートミーティングを開催しました。
寒い中がんばったお子さまのTくん。この日は見知らぬたくさんの大人たちに囲まれて、少し恥ずかしそうにしていましたが、本当にいい子にできましたね。
三寒四温といえば、普通2月~3月にかけて当てはまるのですが、今年は少し変則的。高田の観桜会は例年よりも1週間早い見頃を終え、すでに葉桜に変わりつつありました。
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イケメン棟梁(?)
April 5, 2018
弊社にはいくつもの優秀な地元熟練大工チームとのネットワークがあります。彼らと常に様々な情報共有を行い、キノイエの品質向上に努めながら、お互いの信頼関係を深めています。
そんな中、実は、弊社内にも自社大工が在籍しています。本日ご紹介するのは、弊社きっての若きイケメン大工(?)宮川嘉一郎(かいちろう)君です。1994年生まれの23歳。建築の専門学校を卒業後2015年に弊社に入社。棟梁としての大成を目指して現在修行中です。
抜群に写真映えするキリっとした表情とは裏腹に、実はかなりの天然系(笑)みんなの笑いを誘う愛されキャラです。
そんな彼のこれまでの活躍をほんの少しだけ写真で振り返ってみると・・・
まだ駆け出しの頃、イベント会場では、子どもたち向けの工作のお手伝いといえば彼の仕事でした。
数年後、キャラも独り立ちし、リフォームイベントでは、宮川君ありきの目玉企画で「イケメン大工とつくる椅子」と銘打ったコーナーがチラシに印刷されるも、前日に胃腸炎にかかり、あえなく降板(笑)
また、弊社の夏の一大感謝祭イベント「オレンジフェア」では、一昨年、ムエタイ選手としてデビュー。
・・・もはや、何の仕事をしているのか分からなくなってきました(笑)
でもご安心を。そんな裏で彼は既にこれまで多くの新築現場に関わり、着実に実力をつけ、頭角を現しています。最大の長所は「素直さ」と「粘り強さ」。大工として新築のいろはを叩き込まれながら、同時にリフォーム工事の監理サポートや、前述のような様々なオーダーにも前向きに取り組む姿勢が、徐々に周囲からの信頼を集めています。そして、最近の新築現場では、熟練大工のサポートを受けながら、見事に棟梁としての役割を果たしています。
・・・ところが、そんな彼の肝心な大工としての仕事中の姿が全くカメラに収められていませんでした(笑)
彼の本当の活躍シーンは、後日までのお楽しみということにさせてくださいm(_ _)m
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入社式
April 3, 2018
週明けの4月2日、弊社にまた新たな仲間が加わり、入社式が行われました。
今回入社されたのは、新卒採用で建築部に配属の岩﨑さん、中途採用で営業部・広報企画課に配属の布川さん、同じく中途採用で介護事業部に配属の板橋さん、山本さんの計4名。年齢も歩んできたバックグラウンドも全く異なる新しい仲間。入社初日は誰もが緊張するものですが、同様に受け入れる私たちも緊張。そのためか、朝礼の段取りもいささかいつもとテンポが違っていて不思議な感じでした(笑)
左から介護事業部の山本さん、板橋さん、営業部・広報企画課の布川さん、新卒採用で建築部の岩﨑さん
新しい仲間が加わる度に発せられる社長からのコメントには、これまでずっと一貫しているテーマがあります。「当たり前ですが、新しい職場でスタートを切る皆さんにとっては、特に緊張感と多くの刺激を味わう瞬間でもあり、今までの自分にないものを吸収できる大きな人生の節目でもあります。しかし、同時に現社員の私たちにとっても新しい仲間たちの人間性や個性から実に多くのことを学べるまたとないチャンスになります。新しい仲間が加わるということは、まるで遺伝子の交換のように、私たち現役社員にとっても自らを進化させることができる貴重な機会なのです。そして、大勢の集団の中にあっても入社歴に関係なく、一人の影響力は自分自身が想像する以上に大きいということを忘れないでほしい。」多くの人との出会いほど、人間を成長させるものはないと考えているのが私たちの会社です。
代表挨拶をする岩﨑さん
辞令交付式の後、4名の皆さんは、それぞれの部署にて研修がスタート。またいつの日か、こちらのブログで、いきいきと活躍する4名の皆さんの姿をご紹介できればと思っています。どうぞお楽しみに。
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暮らしを建てる
April 1, 2018
心地よい小春日和。モデルハウス塩屋新田の家の玄関先では、長寿桜が少しずつつぼみを蓄えてきました。
そんな先日のある日。打合せのために1組のお客様がモデルハウスに再来してくださいました。
この日はとても暖かく気持ちのよい日でしたので、リビングのサッシをフルオープンにしたころ、お子様ののSくんがウッドデッキにおもちゃを持ち出し、嬉しそうに遊び出しました。まだ小さな赤ちゃんを抱っこしながら、その姿を愛おしそうにスマートフォンで撮影するお母さんの姿。それは、まるで昔からそこで暮らしている家族の日常のような自然な光景でした。
「こんな暮らし、いいよね」
私たちスタッフが純粋に感じた心のつぶやきです。私たちの仕事は、家を建てることである以前に、暮らしを建てることにあると思っています。だからこそ、こうした日常の何気ない1シーンを大切にしていきたいと思います。
秋から冬にかけてリビング奥の和室近付近にまで伸びていた陽の光もずいぶんと短くなりました。自然界は既に夏の準備が始まっています。
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