晴れ男・晴れ女
February 12, 2018
先週は糸魚川市内で地鎮祭が行われました。
今年の記録的な寒波の影響は今なお続いており、ここ数日も非常に荒れ模様となっていますが、先週の地鎮祭の日の前後だけはなぜか快晴でした。ポカポカと陽気に包まれた地鎮祭に、地元の宮司様も「こんなに恵まれた天候の中での地鎮祭は本当に珍しい!あなた方本当に恵まれていますね」と、ここのところの悪天候の中の催事を振り返ってしみじみ。
なお、この週は、別の日にもう1件の地鎮祭がありましたが、こちらも快晴。ここ2日間の天候からは想像もできないくらい恵まれた環境での地鎮祭。お客様はもちろんのこと、この中に絶対晴れ男、晴れ女がいるのは間違いないようです。
ちなみに、下の写真は、1軒目の地鎮祭でお施主様と弊社スタッフとの記念ショットの様子。お施主様と弊社スタッフの仲の良さが伝わってくるような正面からの画像は、弊社の本体ウェブサイト「カネタ建設」のブログページにてご紹介していますので、こちらもあわせてご覧ください。
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あったか体験見学会#2
February 9, 2018
今月下旬2/24(土)・25(日)は、先月に続き「あったか体験見学会」の第2弾を開催します。これまでお問い合わせいただいたお客様やご来場いただいたお客様に向けて、第2弾のご案内チラシを昨日から送付を開始しました。今回は縦折型のチラシで、パラパラとめくりながら楽しく読める形式にしました。
今回も会場では、素足で温かさを実体験していただきながら、住まいの性能について分かりやすく違いを説明させていただきます。
また、こんな寒いときだからこそ、あたたかいキノイエのリビングでアイスをお楽しみいただく設えになっています。他ではなかなか見られない企画でしょう(笑)
もちろん、家づくりに関する様々なご相談、土地探しや資金のお悩み相談も専門のスタッフがお受けいたします。
記録的な寒波に見舞われた今年の冬は、まさに住宅の「本物」を見分ける絶好の機会となったように思います。以前のブログでもご紹介しましたように、この時期に発生する「氷柱(つらら)」にご注目。この「つらら」の発生の仕方一つ見ても、断熱性能のよい家と悪い家を簡単に見分けることができますので、ぜひそちらもご一読ください。
ブログ記事:「氷柱(つらら)」のある家・ない家 決定的な差
イベントのご案内はこちら
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雪国の基礎工事
February 7, 2018
上越市内で現在建設中のキノイエの住まい。こちらの建物は現在基礎工事の段階。ちょうどこの季節は降雪のタイミングと重なる時期ですので、コンクリートの打設は降雪のタイミングを見ながら慎重に判断していきます。降雪、そして気温の低下・・・この地域の気候を熟知していなければ、良質な住まいの建設はできません。そこで、ここ2週間ほどの工事内容をレビューしてみました。
1.基礎鉄筋の組み立て
2週間ほど前、基礎鉄筋の組立が完了しました。こちらの住まいは長期優良住宅認定のため、基礎の配筋は非常に緻密に組まれています。なお、「長期優良住宅」とは、2009年(平成21年)6月4日に施行された「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」によるもので、長期にわたり良好な状態で使用するために、大きく分けて以下のような措置が講じられている住宅を指します。
・長期に使用するための構造及び設備を有していること
・居住環境等への配慮を行っていること
・一定面積以上の住戸面積を有していること
・維持保全の期間、方法を定めていること
これらが数値並びに検査結果で担保されることで、税制面での優遇措置など様々なメリットがあります。詳しくはこちらをご参照ください。
2.コンクリートスラブの打設~養生
鉄筋組立完了後、コンクリートスラブの打設を行います。コンクリートスラブとは、床の荷重を支える鉄筋コンクリート造の床のことです。この鉄筋組立後からコンクリート打設前の、骨組がむき出しの状態のタイミングで雪が積もってしまうと非常に深刻なことになるため、この季節、現場監督は天気予報とにらめっこ。タイミングを見計らうことにかなり神経を使います。今回は鉄筋組立完了~コンクリート打設完了後に降雪が始まりました。現場監督の見事な天候の読みと完璧な段取りがあってこその作業です。
打設後しばらくの間、コンクリートスラブはしっかりと養生。コンクリートが一定の強度にまで硬化し、品質が安定したところで除雪作業と同時進行で次工程へ。ちなみに、コンクリートは硬化速度が肝心で、その速度は外気温によって大きく変化し、速過ぎても遅過ぎても強度や品質に影響を与えます。したがって、現場監督はコンクリートの品質を守るため、その日の天候と気温を見ながら、生コンクリートの配合を細かく調整して発注をかけます。また、今年は特に雪が多かったので、除雪作業にも一苦労。スラブ面を傷めないように丁寧に排雪作業を行うバックホウ(重機)のオペレーターさんの腕前はお見事です。
3.内部立ち上がり部分の型枠組立
除雪作業と同時進行で、今度は基礎内部の立ち上がり部分(土台を乗せる部分)の型枠組みを行います。職人さんたちの手際のよさで順調に終了。
4.立ち上がり部分コンクリート打設
立ち上がり部分の型枠完了後、晴れ間を狙って、コンクリートの打設を行います。こちらも時間と天気とのにらめっこ。現場監督の采配でこちらも手際よく完了。
5.シート養生
立ち上がり部分の打設後、型枠内部に雪が侵入しないよう、シートでしっかりと養生を行います。この後、養生が完了したら、立ち上がり部分にセルフレベリング材とよばれる、天板を均一な水平状態に調整するための処理剤を投入し、精度の高い基礎の完成となります。
それにしても今年は本当に雪の多い年。これからの建築作業も雪との戦いになります。現場監督さんと作業に従事する職人さんたちの努力に頭が下がります。
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普段の関係性の中から
February 5, 2018
モデルハウス、イベント会場等で皆様とお話をさせていただいてるキノイエスタッフのメンバーのオフショット。イベントが終わった後の素の雰囲気をパシャリと一枚。
普段、くだけた時のスタッフの雰囲気はこんな感じ(笑)もちろん、仕事は楽しいばかりの仲良しクラブでは進歩がありませんので、お互いに厳しく指摘し合う場面もたくさんあります。親しさとお互いを律する厳しさを中和させるのではなく、まるで綾織のように必要な時に優しさと厳しさを交互に出し合えるチームこそが本当のいいチーム。そんな普段の関係の中から様々なアイディアや改善の工夫が生まれてきます。
この雰囲気が、皆様に伝わればいいなと思います。
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リアルな声
February 3, 2018
先週開催された「あったか体験見学会」にご来場いただいたお客様のアンケート回答の一部をご紹介します。私たちがいちばんお伝えしたかったキノイエの確かな性能と快適さをしっかりと感じ取っていただけたことをスタッフ一同うれしく思います。
ということで、大好評により、第2弾の開催が決定いたしました。
すべては、
「木」のぬくもりを感じてもらうこと。
「あったかい家」を感じてもらうこと。
「キノイエ」だから感じてもらえる、住まいの本質。大勢の皆様にお伝えできればと思います。
開催日は、2月24日(土)・25日(日)の2日間。当日は、ぜひ玄関で素足になってあがっていただき、直にフローリングに座ってみてください。
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小さなロイヤルカスタマーさん
January 31, 2018
先日の「あったか体験見学会」にお越しいただいたお子様からのアンケートです。書いてくれたのはなんと小6、小4の姉妹。小学生とは思えないないようなしっかりとした内容にスタッフみんなが驚きました。
「何でこんなにわかるの?」と聞いてみたところ、モデルハウス内に掲示してあった説明ボードをしっかりと読んで理解したと教えてくれました。これにはスタッフ一同も思わず唸ってしまいました!
そして、こんな素敵なイラストまで!!
お見送りの際には車から、スタッフの名前を呼びながら手を振ってくれた素敵なお客様。本当にありがとうございました。とても嬉しかったです。
なお、今回の「あったか体験見学会」では、この他にもご来場の皆様からたくさん嬉しいアンケート回答をいただきました。後日、こちらでもご紹介したいと思います。
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「あったか体験見学会」ご来場ありがとうございました!
January 29, 2018
週末1月27日(土)・28日(日)は上越モデルハウス「塩屋新田の家」にて「あったか体験見学会」が開催されました。
2日間は、イベントタイトルにふさわしく、まさに雪国の厳しい寒さの中で、キノイエの本当の実力である「素足で体感できるあたたかさ」をしっかりと実感できる見学会となりました。
おかげさまで、2日間共に大勢のご予約のお客様、そして当日ご来場のお客様で大変にぎわいました。
一時外気温が氷点下を下回る厳しい寒さの中でも、室内はたった一台の家庭用エアコンだけで足元から驚くほどの暖かさ。お時間のあるお客様には、あえて室内でアイスを召し上がっていただきました。
ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。このイベントはご好評により、なんと2月に第2弾を開催することが決定いたしました。詳細はまた後日発表させていただきますので、どうぞお楽しみに。
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「氷柱(つらら)」のある家・ない家 決定的な差
January 28, 2018
突然ですが、問題です。この季節、住まいの軒先に「氷柱(つらら)」ができている住まいと、全くできていない住まいがありますが、はたして、どちらが高気密高断熱の高性能な住まいでしょう?
正解は、「氷柱(つらら)」のない家が高気密高断熱のよい住まいです。上の写真は、弊社のモデルハウス(写真上)と、ん十年前に建てられた弊社の古い社屋の一部(写真下)です。この決定的な差は、室内の暖気が外に漏れ出しているか否かの差。つららが発生するのは、軒に積もった雪を、家の壁面や屋根から漏れ出した暖気が溶かしてしまうという単純なメカニズム。昔の建物はつららができることが当たり前でしたが、現在の住宅で気密断熱処理がしっかりと行われている場合には、大きなつららの発生はありません。
ところが、実は残念なことに、最近建てられた住まいの中にも「つらら」が発生しているケースをよく見かけます。中には、CMを盛んに流している有名な住宅メーカーさんや、「高気密高断熱」を標榜している工務店さんのモデルハウスでもあちらこちらで軒に大量の「つらら」が発生しているケースも・・・
雪国の住まいは正直です。この季節、外側からでも性能の違いがはっきりと見分けられるまたとないチャンスです。また、ZEH(ゼッチ)住宅=高性能住宅とは限りません。言葉だけの高気密高断熱に惑わされず、ぜひ、まちなかの住まいの軒先を見比べてみてください。
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日本の住宅から「気密性能」基準が外れた理由
January 26, 2018
記録的な寒波の到来で、ここ上越地域も積雪で交通が混乱している上に、築年数の長い住宅では特に水道管の凍結や破裂などが各地で発生しているようです。弊社にも除雪のご依頼や、水道管の復旧のご依頼などのお電話をたくさんいただいています。
忘れた頃にやってくる雪国本来の寒さ。皆様の住まいはいかがでしょうか?ぐっと冷え込んだことで、住まいの温熱環境には様々な違いが発生していることと思います。
特に、暖房の効きの違い。設定温度を高めにしてはいるものの、なぜか足元が温まらない。どこかから冷気が流れてくるので、ファンヒーターやエアコンの前から離れたくない・・・なんてお宅もあるのではないでしょうか?
問題は、その住まいの築年数です。古い住宅であれば致し方ありませんが、実際のところ、ここ数年の間に新築された住まいの中にもそういった声が聞かれるケースが多々あります。「今どきの住宅って、どれも高気密高断熱になっているんじゃないの?」・・・本日は、この違いがなぜ起こるのか?ということについてお話ししたいと思います。
国は、1999年に制定された次世代省エネルギー基準から建物の隙間から逃げる熱を抑えるため、初めて気密性の基準が導入されました。それは、建物の気密性能が断熱性能の低下を防止する上でとても重要な要素だと理解していたからです。
しかし、2013年に改正された省エネルギー基準では、突如この隙間数値が削除されていまいます。
時代に逆行して基準が消える?なぜでしょう?国の説明文面には・・・
「一定程度の気密性が確保される状況にあること、また住宅性能表示制度における特別評価方法認定の蓄積により、多様な方法による気密性の確保が可能であることが明らかになってきたことなどから気密住宅に関わる定量的基準(相当隙間面積の基準)は除外されました。」
とあります。・・・現代の住宅は「気密の確保ができてきた、あるいはできる」という、少し違和感のある書き方で説明されているのです。気密性能は断熱性能と切っても切り離せない関係とわかっていながらなぜ除外されたのか、住宅業界の中では様々な憶測が流れていますが、何より、このことによって、住宅メーカー側は気密性能をカタログ等に義務のように表記しなくて済むことになり、設計上の断熱性能値の表示だけで戦えるようになったのです。
もちろん、一部の大手メーカーや量販住宅会社の中には、気密測定検査を実施するところもありますが、問題はその測定検査をどの段階で行うか?という点。測定のタイミングが電気配管や設備配管、ポスト口などが壁を貫通する前、もしくは貫通後の配管前に仮施工で穴を完全密封した状態で実施するという方法では、実際の正しい隙間相当面積よりも小さな数値が記録されます。ですが実際は、測定後に配管等で各所に様々な隙間が発生するわけですから、その処理がどのように行われているかが確認できない限り、入居後の気密性能を保証することはできません。いずれにしても、国による決まり事がないわけですから、「高気密」とは結局のところ、売り手にとって都合のよい表現が可能になるのです。
私たちは、正々堂々と住宅の高性能化に向き合いたいと思っています。現在、私たちの手掛ける住宅は全棟隙間相当面積(C値)の測定を完成前に2回実施しており、当然ながら、全ての貫通処理が行われた後の実測値をお客様にもお示ししています。
キノイエのブログでは、過去にもこの住宅の温熱性能に関する様々な情報を皆様に発信しています。もしご興味がありましたら、ぜひ過去の記事にも目を通してみてください。
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あったか体験見学会
January 24, 2018
またまた天気が荒れ模様となりました。さて、そんな中、いよいよ今週末の1/27(土)・28(日)は「あったか体験見学会」が開催されます。
現在モデルハウスは若干のお色直し中。忘れた頃にドサッと降り積もる新潟の冬。そんな気候も含めて暮らしを楽しむ住まいの魅力、そしてこんな寒い日にこそ、本当に暖かくて快適な住まいとそうではない住まいの決定的な能力の違いを体感できるまたとないチャンス。見た目のデザインだけではない、パッシブデザインの暮らしをぜひこの機会にご覧ください。
イベントの詳細はこちらまで↓↓↓
1/27(土)・28(日)選ぶならあったかい家がいい。キノイエ「あったか体験見学会」
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