kinoie cafe & marche #2 開催します
October 17, 2017
ご好評につき、第2弾の開催を計画しました。
「kinoie cafe & marche(キノイエ カフェ & マルシェ)#2」を11月11日(土)・12日(日)の2日間、上越モデルハウス「塩屋新田の家」で開催します。 >>詳しくはこちら
「時間を忘れてみる。」
今、私たちにはとても大切で、とても大変なこと。だからこそ、キノイエでそんな時間を過ごしていただく1日にしたいと考えています。
マルシェチームが作るこだわりの一品と珈琲好きのスタッフが選んだ一杯、まるっとキノイエで心地よい時間を味わってみてください。
私たちのこだわりの詰まった木の家でお待ちしております。
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地域を守る260年以上続く例大祭
October 15, 2017
糸魚川市を流れる姫川は、国土交通省が公表している一級河川の水質現況において、1999年以降4回にわたって水質ランキング日本一に輝いている清流。この清流を見下す山腹にあるのが水前神社です。彌都波能賣神(はつはのめのかみ)他三神(水や川の神)が祀られていると言われています。
本日は、その水前神社の恒例行事である「秋季例大祭」が執り行われました。実は、弊社はこちらの水前神社の特別奉賛会企業として毎年参拝に顔を出しています。
例大祭は約260年続く歴史ある行事で、毎年地元(上刈・新鉄・横町)の氏子の若衆が神輿を担ぎ、水前神社~山之井神社~秋葉神社と練り歩きます。1762年製作の歴史ある神輿は昨年お色直しされています。
今年は朝からあいにくの雨模様でしたが、神輿をビニールで保護し、寒い中氏子の皆さんが懸命に神輿を運ぶ姿に、地域を守る文化がしっかりと若い世代に継承されていることを感じ、とてもうれしい気持ちになりました。
ちなみに、この神社に祀られている彌都波能賣神(はつはのめのかみ)とは、書紀本文には記載のない神のようで、一書においては罔象女と記されています。おそらく「水際之女」と云う意味であると考えられています。川辺の低湿地帯に祭られる事が多いと言われていますが、まさに、この水前神社の麓は、糸魚川市上刈地区内で水崎(みっさき)と呼ばれている場所であり、近年では平成7年7月に出水で姫川が破堤した場所でもあります。昔から水害に対する守り神として、この神社は地域の人々の暮らしに寄り添ってきたのでしょう。
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一斉清掃
October 13, 2017
本社のある糸魚川市の中央地区では、この日曜日に秋季一斉清掃を実施するとのことなので、それに先立ち、本日本社の敷地内を一斉清掃することにしました。
敷地内を見渡すと、長い間雑草に覆われた未開の地がたくさんあり、大いに反省です。普段あまり手を入れない場所とはいえ、まずは、身の回りをきちんとしなければ、良い仕事はできません。
茂みの草を刈ると、なぜかそこから草刈りガマやメガネが出土。おそらく過去にここで草刈りを行った人が置き忘れていった遺物・・・この場所はかなり深い茂みでもあり、刈り取りにくい場所でもあったので、もしかすると作業途中で失くしてしまったのかもしれません。それにしてもメガネまで落としてしまうとは(笑)
ちなみに、メガネは事務スタッフIさんのものと判明。100円ショップで購入した老眼鏡のようですが、モノは大切にしましょう。
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復興の槌音
October 11, 2017
先週2日(月)並びに本日11日(水)、糸魚川市駅北エリアにて、大火で被災された2組のお施主様について、それぞれ住宅再建の地鎮祭が執り行われました。駅北大火の被災住宅の新築再建、とりわけ住宅としての再建としては、ほぼ最初の着工事例となります。
これ以前には、まちなかの店舗・事業所として、創業367年の歴史を持つ地元屈指の酒造会社「加賀の井酒造」様の工場や町家の佇まいで人気であった「そば処泉屋」さんがそれぞれ地元の建設会社・工務店により先月から着工となっており、まちなかにこれから少しずつ復興の槌音が聞こえ始めるようになってきました。
私たちのふるさと糸魚川市の中心市街地が、再び賑わいを取り戻し、活気のあるまちとして一日も早く再生できることを心から願っています。私たちとしてもできる限りのバックアップをしてまいりたいと思います。
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地域に誇れる仕事を
October 10, 2017
先日の10/6(金)、弊社主催による「第13回 安全マナー品質大会」が開催されました。
安全マナー品質大会は、上越地域で建築・土木関係を中心に私たちカネタ建設とお付き合いのある100社位以上の協力企業の皆様にお声がけさせていただき、安全・マナー・品質に関する学びを深める重要な一日。毎年1回開催しており、おかげさまで今年で13回目を迎えました。
今回のメインセミナーは、少し趣向を変えて「アンガーマネジメント」というテーマを選定しました。いい仕事をする集団をつくる上でいちばん大切なこと、それは、ルールづくりではなく「良好な人間関係」です。納期・予算・人財等、限られた条件下の職場(現場)で働く私たち一人ひとりの人間関係には、大なり小なり「摩擦」や「衝突」がつきものですが、その根源の多くには「怒り」という人間の感情が存在します。この「怒り」という感情のメカニズムを知り、正しく付き合うことができれば、私たちの職場(現場)のコミュニケーションは好転し、これが結果として、安全衛生、マナー、品質などのクオリティ向上に影響するだけでなく、仕事以外でも私たちを取り巻く様々な人間関係(家庭・友人・近隣との付き合い等)にとっても大きなプラスの影響を与えます。
「この地域で誇れる仕事をしたい」・・・建設業に携わるすべての人の思いに何らかの形でお役に立てるのでは?と考えた結果の今回のセミナーでした。
講師には、人材開発研究所より菅野昭子(かんのしょうこ)様(一般社団法人日本アンガーマネジメント協会/AMファシリテーター他)をお招きし、怒りの仕分け、アンガーマネジメントに関する解説と、怒りをコントロールするための実践的な手法についてレクチャーしていただきました。
「もともと、私自身がとても怒りっぽい人間でした」と語る菅野講師のお話はとても分かりやすく、参加者の皆さんもそれぞれ自分の職場や家庭でのしつけや子育てなどに置き換えて考えながら真剣にセミナーを受講されていました。
セミナー終了後の休憩時間には、参加者から菅野講師に個別相談が入るなど、とても充実した内容のセミナーに。
セミナーの後は、安全衛生、美しい現場づくり等に貢献された優良企業の表彰や、弊社安全衛生担当部長からの活動報告、重点事項の確認、全体共有等が行われました。ちなみに、今回優良企業として表彰されたのは、糸魚川市の土木業者の小竹組様。長年鉱山という特殊環境の下、安全活動を徹底し無災害記録を継続更新。関係取引先を含め信頼獲得に大きく貢献されたことが評価されました。
また、以前のブログ「美しい現場(10S+A・T)」でもご紹介しましたが、弊社は整理・整頓・清掃・清潔・躾の「5S」の上を行く「10S+A・T」と呼ばれる、建築現場に入る者が徹底するべき事項をまとめた弊社独自の指針をこの大会でも参加者全員で確認・唱和も行います。地域でいちばん美しい現場づくりを目指して、まさに「終わりなきカイゼン」をこれからも続けていきたいと考えています。
大会の終盤は、パッシブハウスの施工も担当した弊社若手監督の松川君により、「より良い現場づくりを目指すには」と題し、様々な現場の取り組み事例を紹介しながら、今後に向けての様々な提案も発表されました。
安全マナー品質大会は、半日をかけて開催されます。参加者の皆様の貴重な時間をいただくので、運営する私たちも真剣勝負で臨みます。そして、継続は力。おかげさまで、外部の方からも「カネタ建設さんの大会運営はスタッフさんたちの段取りも非常によくまとまりがあって素晴らしい。」と評価をいただくようになり、大変ありがたいことだと感じています。しかし、これに甘んじることなく、今後も参加企業皆様にとって「本当に来てよかった」と思っていただけるよう内情の充実を図り、よいチームワークの結果として、地域の皆様に感動を与える「誇れる現場」をつくっていきたいと思います。
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糸魚川小学校6年生のみなさんからの手紙
October 8, 2017
少し前ですが、弊社を職場体験してくれた糸魚川小学校6年生4名の生徒さんよりお手紙をいただきました。
生徒のみなさんは目をキラキラさせて、本当に熱心にスタッフの話に耳を傾けてくださいました。
感想文を読んでみると、中でも測量の現場やリフォームの現場でとても感じることが多かったようです。
この職場体験を通じて、「はたらく」ということの大変さと同時に、尊さ、おもしろさ、やりがいを少しでも胸の奥に刻んでもらえたら成功だと私たちは考えています。
そして、この中から一人でも将来建設の道を目指す人が現れてくれたら、それだけで私たちは幸せです。
糸魚川小学校6年生のみなさん、本当にありがとうございました。
十年後位に再会できることを楽しみにしています♪
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あの頃の賑わいを…の続き
October 6, 2017
先日ご紹介したばかりの「沼垂テラス商店街」ですが、なんと、このほど「2017年度 グッドデザイン賞」を受賞したとのことです。
ご紹介したタイミングがなんともタイムリーだなぁとしみじみ感じてしまいました(笑)
グッドデザイン賞は、一般的に”もの”(プロダクト)の賞と思われがちなのですが、近年では特に”無形”の価値ある取り組みの評価にも力を入れており、今回は「地域・コミュニティづくり」というカテゴリーにおいて、沼垂テラス商店街さんの活動が評価されたようです。ちなみに、受賞の確率は約30%。申請段階で断念する企業・団体も多い中での受賞は非常に価値のあるもだと思います。
沼垂テラス商店街の皆様、この度は本当におめでとうございます!
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こよみで読む住まいwebマガジン「びお」創刊
October 5, 2017
今月1日、住まいと暮らしを核とした様々な切り口から、とても興味深いコンテンツが満載のwebマガジン「びお」が創刊されました。このサイトは、私たちも加盟する「町の工務店ネット」という組織の主催によって運営されていたネット新聞「びお」が生まれ変わってリニューアルしたものです。
町の工務店ネットとは、小さな町の工務店のネットワーク。私たちの手掛けるキノイエと非常に近い思想で展開する工務店のネットワークで、全国で活躍する数多くの個性的な工務店によって構成されています。
「びお」のサイトには、以下のような解説が綴られています。
“「びお」は、季節を楽しむひとの住まいづくりを応援するウェブマガジン。ほぼ毎日、二十四節気や七十二候のこよみをもとに、住まいと生活の視点から旬な話題を届けます。
二十四節気や七十二候は、季節の移り変わりを言葉で表した、古来伝わるこよみです。おおきくてまあるくて、ときには強くときにはやさしく、足元を照らしてくれるお日さまとお月さま。その二つの存在を日々たしかめながら、私たちは生活に秩序を見出してきました。
季節の移り変わりを感じ生きることは、暮らしに句読点を打つことです。地域ごとにことなる歳時記は、風土に合った住まいを考えるうえでベースになります。その土地に合った暮らし方を一番に理解し、人々の生活の器をつくるのは、地場に根をはる町の工務店。「びお」は、全国の町の工務店をはじめ、住まいづくりの専門家や暮らしをテーマに活躍する人たちと、季節を楽しむ住まいの情報、暮らしの知恵、住まいとは何かを考えるきっかけを発信することで、住まいづくりをより歓び高めるものへ変えるお手伝いをします。
私たちの暮らしがいまよりももっと、イキイキと充実したものになるように、「びお」はお日さまやお月さまに見習って、つねに明るくおおらかにあり続けたいと思います。”
「びお」は、読み物としてのクオリティが非常に高く、私たちにとっても、上越地域の特性を考え、より豊かな暮らしと住まいを提供する上でとても参考になるサイトです。
また、「びお」は今後、全国の加盟工務店の自社メディアとの連携を図り、各地工務店の自主運営による「ちいきのびお」の開設を促し、地域に伝えきれていない工務店の価値や仕事ぶりを伝えるメディアを共同運営していくという構想を持っています。新潟エリアでもキノイエから「新潟上越版ちいきのびお」が出せる日が来るかも・・・?・・・気長にお待ちください(笑)
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あの頃の賑わいを
October 3, 2017
先日は、弊社代表猪又が委員を務めている糸魚川商工会議所の「復興まちづくり推進特別委員会」主催のまちづくり先進地視察研修で、新潟市の「沼垂(ぬったり)テラス商店街」他、県内の商店街を数ヶ所視察してまいりました。大火で焼失した糸魚川市の駅北の復興まちづくりのためのヒント探しに訪れました。
この沼垂(ぬったり)という珍しい名前の場所、実は、日本ではいちばん古い防衛の拠点「渟足柵(ぬたりのき)」から由来している歴史ある土地のようです。その沼垂(ぬったり)市場(旧東新潟市場協同組合/沼垂寺町市場ともいわれます)は、昭和30年代に市の施策により堀を埋め立て、現在地(沼垂3丁目)に設置されました。当時近隣には大きな工場がいくつもあったことから、市(いち)と言われる店舗がずらりと連なった当時の沼垂市場通りは昼夜を問わず、大変賑わっていました。しかし、近年では、工場も一つを残して全て撤退し、郊外の大型店舗の出店に加え、店の経営者や町の人々の高齢化により徐々に閉店が進み、しばらくの間は数店舗が営業するだけの文字通りのシャッター通りとなっていました。
それが、数年前から、ノスタルジックでゆったりとした空気感を気に入った若者たちによって、惣菜店、手づくり家具店、陶芸工房などの出店が相次ぎ、この通りの魅力が見直され始めたのが、一つの契機となりました。しかし、当時の市場通りのシャッター店舗は組合によって管理されていましたが、高齢化による維持管理の低下、加えて組合規約により組合員以外の出店は制限されており、意欲をもった店主の新規出店にとって大きな障壁となっていました。
そこで、昔からこのエリアで代々割烹を経営していた現在の若手オーナーの姉弟が管理会社を立ち上げ、シャッター店舗を全面買い取ることを決断。新しい再生プロジェクトの立ち上げが実現したことで、市場一帯を総合的に統一したコンセプト・デザインのもとで開発が一気に進みました。オーナー姉弟の地元愛、そして勇気に頭が下がる思いです。
オーナーの熱意は早くに実を結び、プロジェクト立ち上げからわずか数年の間に、現在ではおよそ30店舗のシャッター店舗が、雑貨店や工房、パン屋、書店、カフェなどが連なるノスタルジックでかつ新しい、おしゃれな商店街へと変貌しました。限られた予算の中、SNSを中心に情報発信をこまめに続けていったことで、現在では多くの県内外のメディアが取り上げる話題の商店街となりました。
あちこちが老朽化し、錆びた鉄板には古い店舗の表示が残っているような長屋が、新しく入居したオーナーたちの手によって、センスの良い空間が生み出され、それが何軒も連なることで、何とも言えないフォトジェニックな街並みをつくりあげています。
また、この沼垂市場商店街の登場によって、隣接エリアの空き家の中には、リノベーションされた外国人観光客向けのゲストハウスが登場するなど、少しずつ近隣商店街への波及効果も出てきているようです。
古い空き家をリノベーションしたゲストハウス
ちなみに、沼垂市場商店街の裏手には、かつて多くの労働者で賑わった飲み屋街も。戦後未亡人の救済を目的に「一代限り」として好条件で提供された場所ということもあり、今は高齢化が進み、営業しているのは一店舗のみとのことです。こちらもまた、何ともノスタルジックな風景。もしかすると将来の活用が期待されるのでは?と思わせる面白いスポットです。
これからますます発展が期待される沼垂テラス商店街。この視察を通じて何よりも感じたことは、やはり「まちに命を吹き込むのは人」。どんなインフラ整備も補助金も、そのまちをなんとかしたいと情熱を傾ける人の存在抜きには、まちの再生は成し得ないということを再確認しました。家づくりもまた同じ。「本物のいい家をつくりたい」という建築に携わる私たちの情熱こそが、ひとの心を動かす住まいをつくり、ひいては街並みをつくっていくのだと信じています。
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ウッドリンクツアー開催報告
October 2, 2017
昨日10/1(日)は、かねてより予定しておりました「Wood link tour(ウッドリンクツアー)」を開催いたしました。
「Wood link tour(ウッドリンクツアー)」とは、「映像や音、香りや手触りなど五感を通して「木の魅力」を感じていただきながら、なぜ今住まいに「木」を選択するのか、強くて長持ちする木の家とはどんな構造なのか、様々な資料な実物大のサンプルを通じて学んでみませんか?」という主旨で、富山県射水市にある建築資材の大手企業であるウッドリンク株式会社様のラボを視察に行くバスツアーです。今回は上越市内・糸魚川市内より大勢のお客様にご参加をいただきました。
こちらのウッドリンクラボは、大きく「森と木のゾーン」、「省エネゾーン」、「耐震ゾーン」の3つのゾーンに分かれており、様々な資料や比較サンプル、そして実際に見て触れて体感できる設備などを通じて、自然と住宅に関する基本的な知識や見分け方の目が養われるという施設になっています。弊社スタッフが初めてこの施設に訪れた際に、「これは、家づくりを真剣に考えるお客様には絶対に一度は体感してもらった方がよい!」と直感するほど、ユーザーメリットが満載の施設です。
会場内には、木に関するありとあらゆる説明資料が揃っています。そこに、ウッドリンクのスタッフが丁寧に説明対応してくれます。
「省エネゾーン」では、季節によって変化する日照、そして通風の仕組みなどを模型を使って分かりやすく説明してくれます。また、断熱材の構造の違い、またそれによる性能の違いなどを実際の実物大断熱構造のサンプルを用いて、これまた非常に具体的でわかりやすい説明が入ります。
「耐震ゾーン」では、地震発生のメカニズムや建物に対する影響、各工法の構造上の弱点などを分かりやすく説明しています。また、実物大の家を実際に振動実験にかけた際のデータなどを明示してあり、キノイエでも採用している「プレウォール工法」がいかに連続地震に強い構造体になっているのかということについても一目瞭然になっています。
ラボでは、実際にプレウォールの製造工程を間近で見ながら、これまでの一般的な在来工法の弱点を克服した高品質な構造体がいかにして作られているかという理由をご確認いただけます。
ちなみに、最近導入された目玉展示の中に、VR(CGによる仮想現実空間)を利用した「北陸型木の住まい」のモデルハウスがあります!モデルハウスとはいっても、実はそれは仮想現実の世界、いわゆるバーチャル展示場で、お客様は特殊なゴーグルを装着すると、目の前に仮想現実空間としてのモデルハウスが登場し、実際にその中をあたかも本物の家の中にいるように歩き回ることができます。
ちなみに、こちらのヴァーチャル・モデル展示場は、弊社も加盟し、ウッドリンク様が事務局を務める「北陸型木の住まい研究会」として出展されているもので、こちらのシステムの開発は「アーキトレンド」と呼ばれる建築専門CADソフトのメーカーである福井コンピュータさん。お膝元の福井県でのオープンが第一号となります。お客様が各社の展示場をweb上で閲覧できるというもので、時間と労力をかけて展示場を一軒一軒見に行かなくても、お家の中でパソコンやスマホを使って、じっくり検討できるという優れものです。
最大の特徴は、全国区のハウスメーカーは出展できず、あくまでも地元の企業を応援し、地域活性化に繋げるというのも目的の一つとのこと。福井県の次は富山県、石川県と展開され(2017年中)、北陸を皮切りに、全国へ拡げて行かれるそうです。
年々、技術の進歩はスピードを上げています。今回のツアーは、本物の木の魅力に触れながらも、最新の建築技術の一端を目にすると同時に、ウェブ、CGを駆使したヴァーチャルの世界にまで触れられる、とても盛だくさんの内容となりました。ご参加いただいたお客様にはとても喜んでいただいたのではないかと思います。ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。
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