7/23(土)・24(日)「涼」を楽しむ暮らし方見学会
July 14, 2016
昨日ご紹介したちーちゃんが登場する広告の全貌がいよいよ公開です。
来週7月23日(土)・24日(日)の2日間、キノイエ上越モデルハウス「塩屋新田の家」にて、「「涼」を楽しむ暮らし方見学会」を開催します。
チラシは、こんな感じに仕上がりました。ちーちゃんとママの素敵な関係性が伝わる素敵な写真。
以下は、チラシ本文です。
‟照りつける強い日差しと蒸し暑さが特徴的な上越地域の夏。窓を閉め切り、エアコンをまわす暮らしが当たり前になった現代。ですが、時にはそんな夏の一日、住まいをほんの少しソトに開いて、自然が運んで来るやわらかい心地よさを楽しんでみませんか?
冷暖房機器の存在しなかった時代の日本の住まいには、家の中を抜ける風の心地よさ、ちょうどよい軒の出がつくり出す陰影、障子に映る木漏れ日に加え、すだれや風鈴、打ち水など住まい手のひと手間が加わり、「やさしい快適さ」が存在していました。
キノイエは、次世代基準を上回る高い断熱・気密性能を持ち合わせながらも、ナカとソトをつなぎ、光と風を操るパッシブデザインの住まいを追求しています。この地域で賢く暮らしてきた先人たちの知恵と工夫を上手に取り入れた「新しくて懐かしい」住まい。その魅力をぜひあなたの五感で感じ取っていただければ幸いです。”
この暮らし方見学会には、イベントメニューも盛りだくさん。親子で風鈴づくりの工作教室、初日は無料で専門家による浴衣着付け教室もご用意。ちょうど、23日(土)からは高田地区で上越まつりが、そして26日(火)からは直江津祇園祭が始まります。お母さんと娘二人で浴衣を着てお出かけ・・・夏の思い出、最高の地元ライフをお手伝いできればと思います。また、お子様にはかき氷も用意しています。この他、24日(日)はとことん家づくりの不安にお答えする無料コンサルティングメニューもご用意。そして、サプライズのおもてなしメニューも登場予定(!?)どうぞお楽しみに。
イベントの詳細は、こちらのページでご紹介しています。
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新・小さなモデルさん
July 13, 2016
昨日は、上越モデルハウス「塩屋新田の家」にてとある撮影会が行われました。
小さな邸宅にまたしても小さなモデルさんが登場。今回は、昨日ご紹介したブランドディレクターの杉ノ上とその愛娘ちーちゃんです。
親子揃ってかわいい浴衣姿。実は、今月23日(土)・24日(日)2日間開催予定の「暮らし方見学会」の広告用写真の撮影でした。テーマは「夏」。涼を楽しむ暮らし方を皆様に楽しんでいただこうとスタッフが鋭意画策中です。
それにしても、ちーちゃん、よくがんばりました。カメラ目線になることもほとんどなく、まるでプロモデル並みの自然な立ち振る舞い(笑) 約1時間ほどの撮影でしたが、途中で投げ出すことなく、ママの言うことを概ね(笑)きいてくれました。おかげでいい写真がたくさん撮れました。
昨日は、ちーちゃんとママにとって特別な日となりました。だって、親子でお仕事初共演の記念日なのですから。ちーちゃんが大人になった時、チラシを見て、この日のことを思い出してくれるといいなと思います。
この日は、ちーちゃんの大好きなおばあちゃんもお手伝いに来てくれました。
※見学会イベントの詳細は確定次第、こちらのページでご案内予定です。
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キノイエのスタッフたち
July 12, 2016
(写真左)ブランドディレクター 杉ノ上まゆみ / (写真右)チーフ・ブランドマネージャー 伊藤正之
キノイエのブランド展開を統括している中心メンバーをほんの少しご紹介します。
写真右は、チーフ・ブランドマネージャーの伊藤正之。左は、ブランドディレクターの杉ノ上まゆみ。
チーフ・ブランドマネージャーの伊藤は、キノイエの中心人物。糸魚川市出身。「小さな邸宅。」のコンセプトの元になる設計思想、そして、施工管理体制を含めた技術面の全てを統括するマネージャー。二級建築士、一級建築施工管理技士、インテリアコーディネーターの資格の他、パッシブデザインの住まいづくりにとって極めて重要な「省エネ建築診断士」の資格を、上越地域の住宅会社で初めて取得した、まさに「建築好き」「家づくり大好き」を地でいく意欲的なエンジニアです。家庭ではよき父。サッカー少年でもあり、チームプレーを重視する体育会系。協力業者さんからも信頼が厚く、彼の周りには常に最先端の情報が集まってきます。
ブランドディレクターの杉ノ上は、設計事務所の経験を経て、弊社のセールスエンジニアとして長年多くの住まいづくりに関わってきました。彼女の最大の長所は「共感力」。実は、家庭では一人娘を育てるよき母でもあり、誰よりも「暮らし」が分かるという点が強みです。常にお客様の言葉に耳を傾け、彼女独特の非常に物腰の柔らかい姿勢で問題解決のための様々な提案を提供してくれます。同時に彼女は、上越支店長という肩書も持つスーパーマネージャー。二級建築士、宅地建物取引主任者の資格を有しています。上越市出身。
この他にも、キノイエ・チームには、この地元新潟県上越地域で生まれ育った個性的で頼りがいのある素敵なスタッフたちが集まっています。このブログでも少しずつご紹介していきたいと思いますので、どうぞお楽しみに。
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小さなこだわり
July 11, 2016
キノイエのこだわりは、細部に息づいています。
こちらは、家具デザイナーの小泉誠※氏が手掛ける「こいずみ道具店」の「Tongue」というアイテム。革の取っ手で、大きなネジで取り付けるというシンプルさ。遊び心満載です。そして、使い込む程、手に馴染んできます。
このTongueは、収納の取っ手の他、吉村障子の引き込み用の取っ手等、隠れた場所にもさりげなく使用されています。
このTongueを使った家具が採用されているキノイエ上越モデルハウス「塩屋新田の家」の見学はこちらまで
https://www.kinoie-niigata.com/gallery/model_index.html
※小泉 誠 Makoto Koizumi
1960年東京生まれ。デザイナーの原兆英・原成光両氏に師事した後、1990年コイズミスタジオ設立。箸置きから建築まで生活に関わる全てのデザインを手掛ける。2003年にデザインを伝える場として東京の国立市に「こいずみ道具店」を開き、リアルなデザイン活動を展開している。
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モデルの正体
July 10, 2016
小さな邸宅、キノイエのホームページに、ちらっと登場する小さな女の子モデルの正体、実は弊社代表 猪又の三女でした。
撮影日当日に、近くに立ち寄ったので急遽撮影に混ぜてもらいました。
社長とそっくりです(笑)
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建具の美しさを追求する
July 9, 2016
この障子の写真を見て、ピンと来た方はかなりの建築通です。
この障子は、「吉村障子」といいます。吉村障子とは、建築家の吉村順三※氏が、框と組子の見付寸法を18ミリで統一し見込を30ミリとした障子デザイン・・・要するに全ての枠の寸法が同じになっていることが特徴。普通の障子の場合、強度や作業性を考えて大抵が外側の枠が太くなっていますが、吉村障子は外枠も中枠も同じ寸法でつくられており、これにより、閉めた時、まるで一枚の障子に見えるようにデザインされています。やわらかな光、美しいシルエット・・・ミニマリズムを追求した日本の建具は、けして和風建築のだけのアイテムではなく、様々な様式の建築スタイルにも合うということが分かる実例です。
ただし、この建具製作にはかなりの技量が要求されますので、製作できる職人は非常に限られています。キノイエには、これを非常に高い精度でカタチにできる、とても腕の良い職人さんたちが仲間にいます。弊社とは非常に長い付き合いになります。キノイエの小さな邸宅は、まさに、こうした職人たちの手仕事が随所に息づいている上質な木の家なのです。
※吉村順三(1908~1997)
日本の建築家。皇居新宮殿の建設に関わった日本の建築界の巨匠。東京都生まれ。東京芸大教授。フランク・ロイド・ライトに学び帝国ホテル建設の際に来日したことで有名なアントニン・レーモンドに師事し、彼に日本建築を伝えた人物。戦後日本のモダニズムを代表する建築家として、海外で高い評価を受ける。代表作に国際文化会館、ニューヨーク近代美術館日本館などがあります。
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無垢の床~表面処理の違い
July 8, 2016
前回は、天然無垢の床材の樹種による性質の違いについてお話しさせていただきました。
今回は、その無垢の床材の表面処理に関するお話をしてみたいと思います。
無垢フローリングを表面処理するのは、表面の保護と木目に美しい表情を持たせることなどが主な目的で、表面処理剤には、現在多数の選択肢があります。
まず、これまでいちばん一般的とされていたのが、アクリル系の「樹脂ワックス」です。樹脂ワックスは塗るだけで透明で光沢のある硬い塗膜(フィルム)をつくります。乾燥時間、硬化時間が早いので、これまで広く一般的に使用されてきました。ただし、アクリル系樹脂ワックスには光沢仕上げしかなく、塗り重ねることで床材表面の光沢が増しますが、その分、天然木本来の暖かみのある風合いが損なわれるというデメリットもありました。
その後、「ウレタン塗料」が広く用いられるようになりました。ウレタン塗料は、樹脂ワックスと比較して6~10倍強の厚みの塗膜を形成し、床をしっかりと保護してくれるのが特徴です。また、表面の風合いも光沢、半光沢、つや消し仕上げなど、目的に応じてテイストを選べるのが特徴です。なお、ウレタン塗装には油性と水性があります。
そして近年、シックハウス症候群、化学物質過敏症など、室内環境の意識の高まりから「自然塗料」系と呼ばれる選択肢が広く出回るようになってきました。自然塗料とは、通常鉱物系の顔料と植物油から構成されるものを指します。樹脂(油脂)の成分の種類の違いから塗膜となって木材を保護する方法が異なります。あまに油やひまわり油等、植物の種子などから採取される天然油脂を主成分とした「オイル系」と呼ばれる浸透型の塗料、セラックやダンマル等、樹木や昆虫等の天然樹脂を主成分とし、木材の調湿機能を残しながらも塗膜を造り素材を保護するため耐水性に強い「ワニス系」と呼ばれる造膜型の塗料、蜜ロウやカルバナロウ等のロウ類を主成分とし、多くはオイルやワニス塗装後の塗膜の補助膜として使用される「ワックス系」の塗膜保護剤などがあります。
「オイルは自然塗料なので環境に優しい」という風潮もありますが、オイルには多くの有機系の溶剤が含まれる場合があります。また、頻繁にメンテナンスが必要で、そのメンテナンス時に使用するフロアオイルの大半が溶剤であるため、必ずしも自然塗料のすべてが環境に優しいとは言い切れません。
キノイエに使われている無垢の杉フローリングには、オイル系の自然塗料の中でも、100%天然成分で構成される「キヌカ」という塗料を使用しています。主成分は私たちの主食のお米(ぬか)が原料なので、「赤ちゃんが舐めても大丈夫」というのがキャッチフレーズになっています。キヌカは、浸透性の塗料です。表面に塗膜を作らないので木の呼吸を失わず、木の香り、質感と共に調湿作用を維持します。また、溶剤を使用していないので、塗装直後でも室内に臭いが残らないので、換気も不要というのが特徴です。
木目が際立ち、木になじみやすくしっとりと仕上がる100%天然塗料。無垢材の特徴を失わず裸足で暮らす日本人の生活に最適な素材をキノイエでは厳選して使用しています。
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無垢の床 違いと性質
July 7, 2016
天然無垢の床。足触り、風合い、天然木の香りなど・・・やはり理屈抜きにいいものはいいですね。
本日はこの無垢の床にも様々な性質と効果の違いがあるというお話をしてみたいと思います。
まず、樹種の違いがあります。天然木は大きく分類すると、広葉樹と針葉樹に分かれます。広葉樹は、葉が広く平たいサクラやケヤキ、ブナなどがよく知られています。針葉樹は、葉が針のように細長いスギやマツ、ヒノキなどが日本では広く有名でしょう。
<広葉樹>
<針葉樹>
では、それぞれを床材として考えた場合、何が大きく違うのでしょう?針葉樹と広葉樹は、その外見の違いだけでなく、細胞と組織の成り立ちが大きく異なっています。
針葉樹のことを英語では「ソフトウッド」(softwood)、広葉樹のことを「ハードウッド」(hardwood)といいます。つまり、針葉樹は軽くて柔らかく、広葉樹は重くて硬いという性質があります。これは木の組織の密度と、その隙間に含まれる空気の量に関係しています。大半の広葉樹は組織の密度が高く、空気を含む隙間が少ないため、木は重くなります。一方、針葉樹は組織の密度が低く、空気を含む隙間の量が多いため、比重も小さく、木は軽くなります。そのため、一般的に広葉樹に比べ、針葉樹の方が柔らかくなります。
<硬い無垢の樺桜(広葉樹)フローリング>
以上のことから、複合施設内の店舗や体育館の床など不特定多数の人々が頻繁に土足で往来する場所に無垢の床材を使う場合は、オークやナラ、カリンなどの硬い広葉樹が適しているといえます。しかし、その硬さゆえに足腰への衝撃が大きくなります。一方、針葉樹は柔軟性があるため、足腰への負担を軽減する効果が得られます。加えて、針葉樹は空気を多く含んでいる性質から熱伝導率が低く、広葉樹の床に比べて足の裏へのあたりが優しく、あたたかみを感じられます。もちろん、それぞれの樹種にしかない独特の木目の美しさがありますので、一概に断定できませんが、仮に家の中でなるべく素足で快適に過ごしたいと考えた場合は、針葉樹を選択されることをお勧めします。キノイエでは、やわらかくて温かみがあり、この上越地域でいちばん馴染みの深い針葉樹の杉材を多く使用しています。
<やわらかい無垢の杉(針葉樹)フローリング(上:有節/下:無節)>
反面、やわらかいということは、弱点もあります。特に、キズがつきやすいという点では圧倒的に不利です。しかし、当たり前なことですが、どのような床板を選んだとしてもキズが全くつかないということはあり得ません。例えば、表面がシート貼りされ、ウレタンや樹脂でコーティングされた合成床材。この合板に引っかきキズや物の落下によるキズやヘコミができた状態をイメージしてみてください。キズが深ければ表面のシートが剥げ、下地があらわになります。その姿はけして美しいものではありません。キズが増えれば増えるほど価値はみるみる下がっていきます。一方、無垢床板のキズは、見方を変えると、家族の歴史として刻まれ、それはまるで長年愛用した本革の財布のように、使えば使うほどに深い味わいになっていきます。無垢材は、表面を削り、磨けばまた元の美しい木目が蘇ってきますが、合成建材はそうはいきません。「本物」のもつ質感には何物にも代えられない美しさがあります。キズ一つが付いた時、素材によってストレスの感じ方が明らかに違うというのがご理解いただけると思います。
キズを含めた経年変化を「味わい」として楽しめ、かつ健康特性をもつ自然素材の無垢材をお勧めしたい・・・そんなことを考えながら、私たちは素材を厳選しています。
・・・本日はここまでです。
この無垢の床のお話はこの後も続きます。次回は、床の表面処理についてお話ししたいと思います。そちらもどうぞお楽しみに。
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欲しくなるアイテム~「箱パントリー」
July 6, 2016
キノイエのダイニングスペースにひときわ存在感を放つ収納ボックス、通称:「箱パントリー」。「小さな邸宅」の魅力を引き立てる強力なアイテムの一つです。
建築家の趙海光(ちょう うみひこ)氏による設計で、キノイエのコンセプトから生まれたオリジナルアイテムです。
サイズはいたってコンパクト。シンプルがゆえにとても美しいデザイン。その中に食器棚、配膳台、そして床下エアコンの収納スペースまで兼ねている優れものです。
光を通すことで空間に広がりを与える障子、開けると配膳台としてキッチン側の奥様とダイニングテーブル側のご主人が顔を合わせて対話できるスペースに早変わり。そして、突然の来客でも、さっと食器を配膳台に戻し、障子を閉めるだけですっきりと隠せる・・・随所に様々な工夫が施されており、コンパクトなのにとてもマルチに活躍します。
この「箱パントリー」を実際に見学できます。ご興味のある方は、上越モデルハウス「塩屋新田の家」にご来場ください。
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全ての職人と共に~現場の品質を追求する
July 5, 2016
ここに興味深い図があります。
この図は、インターネット上で公開されている「市場規模マップ」というものです。2015年度の建設業の市場規模予測値は48.5兆円(国土交通省報道発表資料:「平成27年度建設投資見通し」より)で、自動車業界に次いで第2位。建設業の占める割合の大きさが一目でわかりますね。
市場規模第1位の自動車産業、とりわけメーカーの生産工場では、ビス1本の欠落も締め不足も絶対に許されないのが常識です。それは、お客様の命に関わることであり、自動車業界全体の信用にも関わることだからです。
では、建設現場ではどうでしょう?しかも、建設業は1つの建設現場に何十もの業種が関わり、職人と呼ばれる人の出入りも相当な数になります。俗に言われる「下請け」の会社さんも多数存在します。しっかりとした組織で社員教育を徹底している下請けさんもあれば、職人2、3人だけ、あるいは一人親方の職人さんもいます。正直なところ、「自社で全く勉強をしたことがない」という下請けさんも少なくないのが実情かもしれません。ならば、住宅会社の監督さんは、これらの下請けさんをしっかりと見極め、必要な監理・監督ができているのでしょうか?・・・こんな疑問を持たれる人がいても何ら不思議ではありません。
実は、私たちキノイエを運営する母体のカネタ建設でも、全ての協力業者の皆さんと共にこれと同様の話をします。
写真は、先月、カネタ建設とその協力業者会「三丸会」共催で開催された「安全マナー品質大会」の模様です。建設に関わる企業50社位以上、総勢200名近い関係者が集合します。この大会では、単に安全・マナー・品質の話だけではなく、業界の未来予測や向かうべき方向など、まるで一つの会社の方針発表会のような意気込みで臨んでいます。先ほどの市場規模マップは、現場監督を行うスタッフによる説明の際に実際に引用されたものです。
「安全第一で…」、「現場マナーに気を配り…」、「品質には自信があります…」・・・これらは、建設会社がよく唱えるフレーズです。しかし、お分かりのように、一つの建設現場で、関わる全ての職人さんに安全・マナー・品質を徹底してもらうということは、本来並大抵のことではありません。特に住宅建築の業界では、この分野において、他業界と比べてまだまだ遅れをとっていると自覚しなければなりません。もちろん、それは私たち元請け会社においても同じです。自らを律し、反省し、謙虚に学び続ける姿勢を持ち続けなければ、ただの「裸の王様」です。また、「過去に一度研修をやったことがあります」という程度でも意味がありません。地道に続けていくことで、チームのベクトルが揃っていき、一体感や高品質の建物へと進化していくことができるのです。
だから、私たちはこうした安全・マナー・品質に関する取り組みを長年続けています。この日は、全ての協力企業の社員の皆さんが仕事の手を止めて一堂に会します。それだけでも相当な手間暇と労力がかかります。しかし、この地元上越地域で、お客様の安心安全な暮らしを守り、永い人生を共に歩みながら信頼関係を守っていく・・・そのためには、こうした手間暇を惜しんではいけないと考えています。
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