「耐震等級」だけでは見えてこない真実
October 12, 2016
今年4月14日夜に発生した熊本地震から間もなく丸半年が過ぎようとしています。震度7の揺れが連続した熊本地震で多数の住宅が倒壊したことは、皆さんの記憶に新しいところです。あらためて、住宅の耐震性能の重要性についてユーザーの関心が高まっており、住宅購入を検討する際、住宅の「耐震等級」を気にされる方が増えてきているのも事実です。しかし、本当に地震に強い家を考えるなら、その基準だけで判断するのはちょっと早計です。
本日のブログでは、この「耐震等級」だけでは見えてこない重要な要素について、なるべくわかりやすく解説してみたいと思います。
その前に、まずは住宅の地震に対する強さの基準である「耐震等級」について、ここであらためて整理してみましょう。
「耐震等級」は、平成12年に制定された「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」で、建築主・購入者が、建物の耐震性の目安にするためのものとして定められました。
「等級 1」が、建築基準法で求めている耐震性と同等の強度。
「等級 2」が、建築基準法で求めている耐震性の1.25倍の強度。
「等級 3」が、建築基準法で求めている耐震性の1.5倍の強度。
「建築基準法で求めている耐震性」とは、「数百年に一度発生する地震(東京では震度7程度)の地震力に対して倒壊、崩壊せず、数十年に一度発生する地震(東京では震度6程度)の地震力に対して損傷しない程度。」とされています。 当然、耐震等級が高ければ高いほど、震度6を超える地震に対して倒壊もしくは損傷のリスクが軽減されます。
ところが、今回、連続して余震の発生した熊本地震では、多くの家屋が2回目以降の大きな揺れ、もしくは複数回に渡る連続した余震によって倒壊、損壊しました。今年4月14日夜、熊本県益城町で震度7の揺れを観測した地震で避難した人たちが自宅に戻った後、2日後の16日に発生したマグニチュード7.3の大地震で自宅が倒壊し、死亡するというニュースをご存知の方も多いと思います。
<熊本地震発生直後からの地震回数(震度1以上)>
2016年4月14日(木)~29日(金)午前10時までの熊本県熊本地方、阿蘇地方、大分県西部、中部の震度1以上の地震回数(日本気象協会データより)
実は、建物の強度を定めたこの建築基準法は、2回の大地震を想定しておらず、連続した地震によって耐震補強のための筋交いが外れたり、その固定部分が壊れたりして耐震補強の役目を果たさなくなる等の理由により、構造性能が低下すると言われています。
つまり、連続地震の発生に耐えられる家を考えるのであれば、「耐震等級」だけでは片手落ちになるということです。ちなみに、気象庁は昨日(11日)、熊本地震の地震回数(震度1以上)を精査した結果、10月10日現在で2137回としていた回数が、約2倍の4081回だったと発表しました。これだけの回数の揺れに対して、住宅の耐震性能を一時的な強度の目安である「耐震等級」だけで判断するというのは、とても危険なことであるということがお分かりいただけると思います。
そこで、家づくりで考えなければいけないことは、「連続した地震に耐えうる丈夫でしなやかな構造体」を選択するということです。
キノイエでは、その一つの答えとして、本震だけでなく、繰り返す余震にも備えるため、「真壁構造」を用いた「プレウォール工法」という工法を採用しています。「真壁構造」とは、地震の揺れが構造体に伝わる際、柱と柱の間にある壁が突っ張ってしっかりと耐える構造になっています。これに対し、柱に壁材をくぎで打ち付けるだけの「大壁構造」は、大きな揺れに対して打ち付けたくぎと共に壁材が外れることにより、それ以降の地震に対しては、ねじれを支えることができない状態になります。
プレウォールパネル
<柱と構造壁を上から見た比較>
イラストのように、柱と柱の間にある構造壁が外れにくい「真壁構造」は、「大壁構造」に比べ柔軟性があり、繰り返しの揺れにも強いので、余震があっても安心な構造になっているのです。
ここに、プレウォールパネルを採用した住宅の三次元実大振動実験を行った際の映像があります。少し広告っぽい印象が強いかもしれませんが、とてもわかりやすい映像ですので、参考になると思います。(メーカー提供映像)
さて、昨日のブログでもお知らせいたしましたが、10月29日(土)・30日(日)の2日間、「窓・構造・断熱パネル・換気の一流専門メーカー担当者が直接教える! 高性能エコハウスのしくみ大公開」と題した、ちょっとした勉強会を開催します。今回ご紹介した「プレウォール工法」のパネルを製造しているウッドリンク株式会社の担当者より直接説明をいただける機会を設けてありますので、この機会にぜひキノイエ上越モデルハウス「塩屋新田の家」に足を運んでみてください。
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高性能エコハウスを建てよう
October 11, 2016
イベント告知ページ、新着情報ページでもお知らせいたしましたが、10月29日(土)・30日(日)の2日間、少し趣向を変えたイベントを開催いたします。
題して、「窓・構造・断熱パネル・換気の一流専門メーカー担当者が直接教える! 高性能エコハウスのしくみ大公開」。
結露せず、足元まで暖かく、年間冷暖房光熱費が極力かからない、高性能なエコハウスに住みたい・・・これは、誰もが願うことです。しかし、巷にはたくさんの情報が溢れており、本当に高性能なエコハウスをどうやって選べばいいのか迷われている方は非常に多いのではないでしょうか?
そこで、住まいの高性能化に欠かせない窓・構造材・断熱パネル・換気システムに関して、実際に多くのハウスメーカーや工務店の住宅づくりに関わってきた専門メーカーのスペシャリストたちを招いて、高性能エコハウスの仕組みや性能の違い、会社選びのヒントを直接聞くことができる企画をご用意しました。「住宅づくりの真実を専門メーカーの立場から話していただきたい」という私たちの企画主旨に、今回3社の一流専門メーカーの皆様が応えてくれました。
住宅のつくり手からはどうしても一方的に「自社のつくる住まいが一番!」と自画自賛気味になってしまいがち(笑)ですが、彼らは違います。数多くの住宅会社の住宅新築に関わり、そこで実績を認められ、支持されてきた商品があります。そこには、性能を担保するために絶対に譲れない、その分野に関する家づくりの不文律を持っています。住宅の性能に直接影響する部分を担う専門メーカーだけが語れる、家づくりの真実をぜひ皆様にも聞いていただきたいと思います。
YKK AP株式会社様は、皆様もよくご存じの日本を代表する高性能窓メーカー。元々はアルミサッシで成長したサッシメーカーでしたが、近年、日本の住宅の断熱気密性能のレベルアップのために、相次いで高性能な樹脂窓を開発し、世に送り出しています。
ウッドリンク株式会社様は、お隣富山県の会社。社名にもあるように長年「木」を専門に扱ってきた会社だけに、精度の高いプレカット構造材の生産はもとより、独自の研究施設を持ち、住宅の高気密高断熱化に貢献すべく高耐久で結露フリーの構造・断熱パネルを開発し、成長しているメーカーです。
株式会社マーベックス様は、換気システムの専門メーカー。社名の由来には、“エコロジカルなシステムによってより快適で健康な建物を作る” という意味が込められています。メーカー側の論理ではなく、お施主様側の論理からオリジナルの商品開発を行い続けている優れた会社です。
様々な住宅会社を見てきた彼らが感じている家づくりの現場の今と、本当に失敗しない住宅会社選びのためには、どのような点に注意すればよいのか?など、ここでしか聞けない価値のある情報がたくさん詰まったイベントになると思います。
住まいの性能は大工の腕だけで決まるものではありません。木造の心臓部となる大工技術はもちろん重要ですが、住宅の断熱・気密・換気など、居住環境とエネルギー消費量に直接影響を与える基本的な性能は、あらゆる産業の技術によって支えられており、家づくりにおいては木造技術同等、あるいはそれ以上に重要なファクターです。今回のような、窓・構造材・断熱材・換気システムの専門メーカーが一堂に会する機会はめったにありません。ぜひ、この機会に上越モデルハウス「塩屋新田の家」に足をお運びください。
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暮らしの勉強会
October 9, 2016
キノイエでは、定期的に「暮らしの勉強会」を開催しています。
毎月1~2回程度開催し、「得する住宅ローンの選び方」、「エコで健康な家づくり」、「木の家づくりコンセプト」、「暮らし方から考える土地相談会」という4つのテーマの中からお客様の知りたいテーマ選んでご予約いただくというスタイルをとっています。
今月はこの土日2日間に渡り開催。おかげさまで今回も各テーマに様々なお客様からご予約いただきました。中には、「全ての勉強会に参加したい」ということで、2日間に渡って会場に足を運んでいただいたお客様もいらっしゃいました。この場をお借りして心より感謝申し上げます。
各勉強会のテーマは、スタッフがこれまでの経験と最新の住宅事情を元に作成されたプレゼンテーションを中心に、家づくりの前にお客様に本当に知っておいていただきたい重要なポイントをわかりやすく解説します。参加いただいたお客様はこまめにメモをとったり、気になる部分について質問されたりと、皆さんとても真剣。普通の完成見学会や展示場では聴けなかった話がどんどん飛び交います。家づくりで最も大切なことは、作り手とこうした真剣なキャッチボールを何度も繰り返すことで、お客様自身が自分たちが建てようとする家の全てに確信をもつことではないかと思います。
ちなみに、各勉強会のポイントについてほんの少しだけご紹介すると、こんな感じです。
「得する住宅ローンの選び方」
✓元銀行マンが行員時代にはお伝えできなかったことを家づくりを応援する立場からホンネで解説
✓住宅ローンの選び方で、一生涯に支払う金額が数百万円も変わる!?
✓金利の種類は大きく分けて3種類、その長所短所をよく理解して金利を選ぶことがとても重要
✓住宅ローンは借りた後のことも考えて選ぶことが大事。借りた後のポイントについても丁寧に解説します
✓e.t.c.
「エコで健康な家づくり」
✓日本の住宅は環境先進国に比べて何十年も遅れていることをご存知でしたか?
✓どこの住宅会社も唱えている「高気密高断熱」には、考え方やレベルに大きな差
✓快適で省エネな家は注文しても簡単には手に入らない
✓健康を害する家、健康を維持できる家、その違い
✓「見えないコスト」を知る 建てる家の生涯価格を知る
✓e.t.c.
「木の家づくりコンセプト」
✓なぜ自然素材はいいの?
✓日本人の暮らし方と住まいが果たしてきた役割 そしてこれからの家
✓木の家の本当の価値
✓本物を知ると、家づくりが変わる
✓小さくつくって大きく暮らす「引き算」の設計
✓e.t.c.
「暮らし方から考える土地相談会」
✓家づくりを本業とする会社だからこそ話せる土地選びの真実。
✓分譲地の中にある4種類の土地、あなたはどこを選びますか?
✓土地は平面だけではなく立体で考える。土地選びに必要な「目」を養いましょう。
✓スーパーで牛乳を買う/不動産屋さんを通じて土地を買う・・・2つの話から学ぶべきこと。
✓e.t.c.
スタッフも常に勉強。そして勉強会を重ねていく中で、お客様からいただいたご意見やご質問を元に、その都度、勉強会の中身をより聴きやすくわかりやすいものへと進化させていきます。家づくりをお考えの皆様に、「参加しておいて本当によかった!」と思っていただけるような、価値のあるユーザーメリットをご提供できる、オンリーワンの勉強会をお届けしていきたいと思います。
暮らしの勉強会について、ご興味のある方はぜひ私たちまでお声がけください。
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キノイエ タイムス vol.2
October 6, 2016
キノイエの暮らし方を広く知っていただくための情報紙「kinoie times(キノイエ タイムス)」第2号の打ち合わせを現在行っています。
今回のテーマは、「エコで健康な木の住まい」の魅力にフォーカスして、家づくりをお考えの皆様によりわかりやすく、一つでも有用な情報を持ち帰っていただけるような見学会や勉強会の企画を準備したいと、担当者の間では盛り上がっています。
ちなみに、現在表紙のデザインを検討中ですが、今のところの案はこんな感じ。このブログをご覧になった方にはちょっとフライングしてお見せしちゃいます(笑)今回の表紙は、先月行われた秋の暮らし方見学会「おうちキャンプ」の1ショット。ソトとナカをつないで暮らしを楽しむ家の魅力を少しでも感じていただければ幸いです。ただし、最終版の表紙デザインは変更になる場合がありますので、あしからず。発刊は今月中旬を予定しています。
また、前回好評だった「木の家マルシェ」の第2弾も計画も進行中です。街なかにたった一日だけオープンする小さな暮らしの市場、参加店舗の皆様と仲良くわいわいアイディアを出し合いながら、第2弾も皆様に楽しんでいただけるような催しにしたいと考えています。今回はどんなマルシェになるのか乞うご期待。
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わたす・うけとる
September 27, 2016
キノイエで秋の暮らし方見学会が行われた9月24日(土)・25日(日)の2日間同日、糸魚川市内では「最高の地元ライフ」を具現化した、とても素敵なイベントが開催されていました。
「カフェ&マルシェ つむぎ日和」と題されたこのイベント、洋服やインテリアにこだわり、食べ物を選び、暮らし方を考える人に、心地よい時間と空間が流れる場所になりたいと企画された「くらし方を見つめるマルシェ」です。実は、この企画立案・運営は全て地元糸魚川市に在住の一般女性3姉妹によるもの。つくづく、地元には素晴らしい人財がたくさんいるなぁと感心させられます。
このイベントには、地元糸魚川市内の企業や作家さんの他、厳選された市街の企業やショップ、作家さんのブースが所狭しと並んでいます。ここ数年、開催場所は糸魚川市中心部にある古い歴史的な建物をチョイスしていましたが、今年は趣向を変え、糸魚川市の根知地区で眠っていた旧根知小学校(廃校)にスポットライトを当てました。
今年のテーマは「わたす・うけとる」。この地元で大切にされてきた味、伝統の形、技など、暮らしのそこかしこに受けつぎたい事柄がたくさん。そして、そこには伝えたい人(心)と受け継ぎたい人(心)がいる。ならば、その出会いの場を提供しようという思いが、今回の企画のベースにあります。会場となった旧根根知小学校は、廃校から実に17年。木造校舎ならではの音響効果のために、廃校になってからも音楽祭の会場としても使用されてきた経緯もあることから、カフェ&マルシェイベントに加え、ミュージシャンを招いての音楽ライブも企画するなど、コンセプトの組み立ても非常に軸がしっかりしています。
キノイエが家づくりでとても大切にしている「何年たっても色褪せない価値ある暮らし」というものを、つむぎ日和の皆さんは、多くの仲間を巻き込んで楽しみながら具現化しています。本当に素晴らしいと思います。地元の知られざる価値を知り、暮らしの楽しみ方をつないでいく・・・私たちも家づくりを通じてそんなお手伝いをたくさんしていきたいとあらためて心に誓いました。
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おうちキャンプ&キャンドルナイト
September 26, 2016
9月24日(土)・25日(日)に塩屋新田の家にて開催されました秋の暮らし方見学会“おうちキャンプ”、ご来場いただきました皆様に心より感謝申し上げます。
おうちキャンプ、そして夕方より開催されましたキャンドルナイトラウンジの様子を早速フォトダイジェストでお伝えします。
いかがでしたか。もっとたくさんのシーンをご覧いただきたかったのですが、撮影タイミングが限られてしまっていたので、今回はこのくらいでご容赦ください。
写真はそれぞれの瞬間を切り取ったものですが、この家の最大の魅力は、「時の移ろいを数倍楽しめる空間」であるということです。住まいは単に性能や機能だけを追い求めるものではなく、「価値ある時間」を生み出せるか否か?という視点がとても大事だと思います。キノイエの住まいで、是非このような、ゆっくりとしたやさしい時間の流れを体感していただければと思います。
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ご来場ありがとうございました
September 25, 2016
9/24(土)・25(日)の2日間開催されました「秋の暮らし方見学会‟おうちキャンプ”」、無事に終了いたしました!
前週の木の家マルシェに続き、またまた初の試みでしたが、ご来場いただきましたお客様には大変好評でした。皆様に心より感謝申し上げます。
キャンドルナイトラウンジもとても幻想的な雰囲気でした。その様子も含めて、今回の‟おうちキャンプ”の模様につきましては、また明日のブログにてご紹介させていただきたいと思います。
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本日より2日間
September 24, 2016
秋の暮らし方見学会“おうちキャンプ”がいよいよ本日9/24(土)より明日9/25(日)までの二日間開催です。
先週の「木の家マルシェ」に続き、またまた初の試みです。企画の中で膨らむイメージはどんどん大きくなりますが、それを全て盛り込むのは少々無理があるということで(^_^;)・・・今回は、その何分の一かはカタチにできたかな?という感じです。でも、住まいそのもののポテンシャルが高いので、ちょっと遊び心満載の休日の暮らし方が容易にイメージできるのではないかと思います。
ちなみに、このブログ記事を書いている頃はまだ準備段階。昨日は雨の中、スタッフたちが協力し合い、一生懸命設営作業を行ってくれました。そして、今回も、企画の趣旨に賛同され、全面協力して下さったのが、アウトドアライフストアの「WEST上越店」様。いつも本当にありがとうございます。
WEST上越店様は、新潟県内で第3の店舗として2011年に上越市富岡地内にオープン。キッズボルダリングウォールやカフェスペースなど、家族で楽しめる上越随一のアウトドア専門店。アウトドアに役立つ小物から、もらってうれしくなるような、ギフト用の小物まで。一日中見ていても飽きることのない数多くのアイテムを揃えています。 そんなWEST様が、キノイエに出張展示。実際の暮らしの中でどんな使用シーンがあるのかを見るまたとない機会ですので、イベント会場である塩屋新田の家にぜひ遊びにいらしてください。
おうちキャンプの詳細はこちら
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“おうちキャンプ”のすゝめ
September 21, 2016
ここに来て、アウトドア、とくにキャンプ等のレジャー企画や関連商品の売れ行きが好調というニュースを目にするようになりました。最近では、「グランピング」という言葉も登場し、都市型のライフスタイルとアウトドアスタイルの融合も加速しているように感じます。
そもそも、キャンプが流行る理由はどこにあるのでしょう?都会も田舎も関係なく、便利で豊かな時代に暮らす私たち。家には一家に1台以上のパソコン、一人ひとりの手にはスマホ。そして、インターネット社会になったことで、交友関係もオンラインでつながる時代。ちょっとした体験などは優れた映像をオンラインで味わうことで間に合う時代。
しかし、ただ一つ不足していることがあります。それは、自然と直に触れる体験。五感を刺激する時間が圧倒的に不足していることから、そういったレジャーに関心が高まっているのだと思います。しかし、自然は厳しく、不便です。自然の中で一定の快適さを求めるには時間も手間も、場合によってはコストもかかります。それでも自然と触れ合う体験を人は求めているという現実から、今日のような潮流が生まれているのだと思います。
それにしても、「キャンプへ行きたい」という思う人はたくさんいますが、キャンプ用具をフルセット用意して、毎シーズン様々なキャンプ場を幾度となく往復したり、買った道具をフル活用できる人はほんの一握りというのが現実。
身構えることなく、もっと日常で自然と触れ合い、オフラインの心地よさを感じることができたら・・・それも、いつも暮らしているこの場所で・・・
そこで、“おうちキャンプ”のご提案です。今回の「秋の暮らし方見学会」では、ソトとナカをつなぐキノイエの住まいだからこそ堪能できる自然とのシームレスなつながり、日常に自然を取り込む心地よい暮らしで体験できるちょっと趣向の変わった見学会です。家族みんなで、あるいはお友達と、ぜひこの機会に足を運んでいただければ幸いです。
なお、夕方からは、ウッドデッキとお庭のスペースを活用して、キャンドルナイトラウンジも開催します。普段忙しい毎日を送っている皆様に、ゆっくりと日が落ちる街の景色と空の色の変化を眺めながら、楽しいひとときを過ごしていただければと思います。
開 催 日: 2016年9月24日(土)・25日(日)
時 間: 10:00a.m.~7:00p.m.
場 所: キノイエ 上越モデルハウス「塩屋新田の家」
お問合せ: 0120-470-456(キノイエ係 担当:藤田)
・・・写真はあくまでイメージです。なお、登場する人物は・・・弊社代表猪又のキッズ4人です(笑)
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木の家マルシェ大成功
September 19, 2016
昨日は上越モデルハウス塩屋新田の家にて「木の家マルシェ」が開催されました。その時の様子を少しご紹介します。
初めての試みである住宅街での小さな市場、しかも当日は朝から本降りの雨!出店者の皆様にもご負担をかけて全くご来場がなかったどうしよう?という一抹の不安をよそに、朝一番からお客様のご来場が続き、たいへん大勢のご来場をいただくことができました。本当にうれしい限りです。ご来場いただきました全ての皆様にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。
朝から終日雨模様でしたが、次々とお客様がご来場。
「塩屋新田の家」の玄関アプローチが、小さなマルシェの会場に変身。
隣のカーポート側も販売スペースに。
朝のミーティングの様子。この頃はまだお客様がどのくらい来てくれるのか未知数で、若干不安な表情(笑)
優しい語り口調が人柄を物語るこびと窯の笈川さん。そんな笈川さんの手づくりパンの味は間違いなし!本日はこびと窯さん目当てのお客様も多数ご来店。リピーターさんが多いのも頷けます。
スゥイーツ工房くみさんのお菓子は、全てオーナーの柴田さんご自身が育てた玄米を使用。パキスタン産の厳選された塩は現在一般には入手困難。素材へのこだわりの高さがうかがえます。もちろん味も最高!
土の香工房cotocotoさん。わずか1年ちょっとでここまで商品開発とブランディングをやり遂げる若き経営者の早津さんの今後の活躍が非常に楽しみです。イチオシは瓶詰のバジル塩麹。これ1本で絶品ジェノベーゼがおうちで楽しめます。
農業組合法人ファーム富岡さんの玄米は、限りなく農薬を使用しないで作られたこだわり米。収穫されたばかりの新米です!
おかげさまで、それぞれのお店も売れ行きは好調。夕方には品切れ続出。本当にありがたい結果です。
そして、住まいの見学の方もおかげさまで人気。大勢の皆様にゆっくりとご覧いただきました。「やはり自然素材の家は空気から違いますね!」「入った瞬間の木の香りがとてもいい」「小さくつくって大きく暮らすという意味がよく分かりました」と様々な声をいただくことができました。
2階に登場したハンモックと三角タープは、今回急遽ご協力いただけることになった株式会社ao(アオ)さんのガーゼ素材製。糸魚川発のファクトリーブランドで代官山にアンテナショップを展開しています。翌週末に予定している‟おうちキャンプ”でも活躍予定です。
キノイエの理念、マルシェの開催主旨に共感いただき、今回出店を決めて下さった「こびと窯」さん、「スゥイーツ工房くみ」さん、「土の香工房cotocoto」さん、そして「農業組合法人ファーム富岡」さんとの出会いは私たちにとっても新たな可能性を感じる素晴らしいご縁でした。笈川さん、柴田さん、早津さん、藤田さん、本当にありがとうございました。これからも長いおつきあいをよろしくお願いいたします。
木の家マルシェは、来月も開催予定で現在計画中で、その後もできれば月1回の開催ができればと考えています。出店者様のスケジュールにより、月ごとに入れ替わりもありますが、毎回理念を共有できるこだわりのお店が登場する予定です。
そして、いよいよ来週の9/24(土)・25(日)は、同会場(塩屋新田の家)にて、「秋の暮らし方見学会 ‟おうちキャンプ” 」が開催されます。おうちキャンプ?そうなんです。遠くの山に出掛けるばかりがレジャーではありません。お家を素敵につくると、こんな魅力的な週末がおうちで実現できます!そんな一つの暮らし方を体験していただける、他にない見学会です。こちらもどうぞお楽しみに!
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