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冬でも窓辺の居心地がいい理由


February 20, 2025

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February 20, 2025

 

今月の『 新光町の家 フリー見学Day 』

 

悪天候の中、たくさんの方にご来場いただきまして、ありがとうございました。

 

この日は10年に1度ともいわれていた大雪の日。窓から見える景色は真っ白でした。

 

つい除雪を考えると億劫になってしまいますが、改めて雪景色を見ると、きれいだなと思えた日でした。

 

 

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そして、ご来場された多くの方が驚かれていたのが、家の中のあたたかさです。

 

当日の外気温は2度でしたが、新光町の家では床下エアコン1台だけで、各部屋の室温を20~22度で保っていました。(設定温度23度)

 

 

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左:外気温2度  右:室温24度

 

 

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床下エアコンの設定温度23度

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1階広間の温度(22.1度)

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2階子供室の温度(20.6度)

玄関は寒いイメージがありますが、家の断熱性と気密性を高め、適切な換気計画を行うと、玄関もあたたかい場所になります。

 

なので、家に入った瞬間からあたたかさを感じ、ホッとした気持ちになれます。

 

また、この断熱性能を高めるために、断熱材を工夫するだけでなく、窓(サッシ)もトリプルガラスの高性能サッシを採用しています。

 

ガラスとガラスの間に熱の移動を抑えるガスを注入しているので、内外の熱の損失を減らし、窓際にいても気流を感じたり、ひんやりしないのが特徴です。

 

 

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この高性能サッシを使う理由は、単に性能をよくするため、だけではありません。

 

このサッシを使うことで、窓際の結露を減らすことができ、冬でも窓際を居心地のいいところにすることができます。

 

かつての単板ガラスやアルミ複層ガラスの窓では、この時期窓ガラスがびちゃびちゃに濡れて、結露ワイパーで水分を取ったり、断熱シートを貼ったり、冷気を遮断するためにカーテンや障子を閉めっぱなしにする状態が当たり前になっていました。

 

 

結露

結露のイメージ

 

 

 

ですが、この日の新光町の家の窓は・・・

 

 

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内外の気温差が20度以上あり、場所によっては雪が窓ガラスに付いていましたが、窓内側ではガラス面もサッシ枠も結露していませんでした。※ガラスに付いている水滴は屋外側の雨です。

 

 

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そのため、結露のストレスもなく、冬でも景色を楽しむことができます。

 

 

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あたたかいコーヒーを片手に窓辺で読書・・・

 

冬でも外とのつながりを持ちながら、おうち時間を楽しむ。

 

次回の『 フリー見学Day 』は、3月8日・9日です。

 

 

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■ ご家族だけでゆっくりと見学したい
■ 資金・土地など具体的な相談や質問がある
■ ゆっくりと住まいのご相談をしたい
■ 平日やフリー見学以外の土日に見学をしたい など

 

じっくりご覧になられたい方はご予約も承っております。

 

まだまだ寒い日が続く今だからこそ、ぜひご体感いただきたいと思います。

 

 

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現代町家がつくる、まちかど


January 31, 2025

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January 31, 2025

 

昨年の10月に着工した、kinoie姫御前の家。
姫御前」は ”ひめごぜ” と読みます。

 

この地はかつて姫御前という地名で、遺跡も発掘されているような歴史のある場所です。

 

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そこに今、2棟の現代町家kinoieが並ぼうとしています。

 

奥に見えるのが、昨年お引渡しさせていただいたkinoie東寺町の家です。

 

設計プランや外装は異なりますが、設計思想は同じ。

 

まちの風景になじむような、低く安定感のあるプロポーションはどのkinoieも共通しており、それが複数棟並ぶと、美しいまちの風景へと変わります。

 

1つの家族が住む1つの家。それが家族のためだけでなく、地域の人のためにもなったら。

 

この道を通る人たちにも、なんだか気持ちいいなと思ってもらえるような、そんなまちの風景を目指しています。

 

 

そんな姫御前の家は、現在外部の施工がほぼ完了し、中で大工さんたちが天井や床を作っています。

 

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外壁には、新光町の家と同じ、糸魚川杉を使用しています。

 

今はこげ茶のような色味で、木質感やあたたかみがありますが、経年変化でシルバーグレーに変わっていき、年々渋みのある格好いい色味になっていきます。

 

まちの風景をつくるkinoieですが、家の中からは景色を楽しみます。

 

こども部屋からは、糸魚川の山々が見え、1階の居間からは桜の木が見えます。

 

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また、性能も高めながら、この家では太陽光発電も採用。

 

パッシブ設計の観点から、南面に勾配をつけていますが、その屋根の形状にしておくと、太陽光パネルも好条件で載せることができ、発電量が増えます。

 

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電気代が上がり続けている中で注目されている太陽光パネル。

 

現在はさまざまな補助金も出ているので、採用しやすくなってきています。

 

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これから内部を仕上げていきます。

 

完成見学会は5月に予定しております。

 

ぜひまちかどの風景から内部の心地よさまでご体感していただければと思います。

 

 

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新光町モデルハウス日記⑤「西日と影のお話」


November 22, 2024

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November 22, 2024

間もなく完成の新モデルハウス「新光町の家」。
15時ころ現場を見に行ってきました。
まず目に入ったのが、西日に照らされた糸魚川杉の外壁。

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おうちのお顔が照らされ、昼間とはまた違う色味に見えました。
外壁は2種類の張り方をしており、ゲヤは縦張の押縁仕様、ベースは横張です。
同じ杉で同じ塗装をしていても、張り方を変えることで表情も変えることができます。

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日の当たる時間は、木の重なる部分に影ができ、その影の線が温かみのある木の表情を引き締めてくれます。また影にも濃淡ができていて面白いですね。

木の表面はラフ仕上げと言って、機械でツルツルに仕上げず、あえてザラザラした質感を残す仕上げにしています。その理由は、塗料の浸透をよくするためです。

この塗料は木に浸透させて、木の中の成分に反応してシルバーグレーに変えるものです。この塗料には防腐の成分も入っているので、よく染み込ませることで長持ちさせてくれます。

そのため、表面がざらざらだと表面積も増え、浸透もよくなり、また、マットな質感になるため、しっとり落ち着いた印象の外観になります。

家の中に入ると、窓からも西日が差しこんでいました。

 

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kinoie新光町モデルハウス

 

昼間の光とは異なり、赤みがかった光。

私にとって西日は、小学生のころの、友達と公園で遊んで、夕方5時のサイレンを聞き、夕日を背に家に帰っているときを思い出すような、なんだか懐かしい気持ちになります

横から差し込むので、光は奥まで届きます。
時期によって変わるので、窓際に花や枝ものを飾ると、また面白い影が出来そうです。

新光町の家は西面がお顔になっているので、ぜひ夕方の西日に照らされているところもご覧いただきたいなと思います。

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イベントの詳細についてはこちら

 

木の家の春


April 19, 2024

キノイエ|木の家|春|桜|庭|塩屋新田の家|地材地建

April 19, 2024

皆さんこんにちは、キノイエです。

すっかり暖かくなり、スタッドレスタイヤを変えると上越の長い冬もようやく終わった気がします。

 

キノイエ|木の家|春|桜|庭|塩屋新田の家|地材地建

 

春は芽吹きの時期、塩屋新田の家もこれから庭の木々が元気になる時期です。

木々が元気になると鳥が遊びに来て庭で休んでいきます。こんな町の中にありながら、鳥が庭で遊ぶ姿を見れるはいいものですね!

居間のMソファーに腰かけているとついぼーっと外を眺めてしまうのですが、庭の木々を眺めながらゆっくりできるこの窓際は私の大好きな場所です。

先日は庭の椿が綺麗に開きました。山茶花にも似ていて私もどちらかと一瞬迷いました。花の散り方にも見分ける方法があり、花びらが散りながら落ちるのはサザンカ。 花ごとボトッと落ちて、散らないのがツバキ。

 

キノイエ|木の家|春|桜|庭|塩屋新田の家|地材地建

 

かつて武士はその散り方から縁起が悪いとツバキをを嫌ったものですが、新潟県ではユキツバキが県の木に指定されていますね。

枝が細くしなやかで雪の重みにたえ、雪の中でも緑を見せる生命力を持ち春には深紅の花を咲かせることから、県民性を象徴している雪国に春を告げる花として親しまれています。

余談ですが、定食につきもののお漬物など切り物の枚数が二切れが多いのも武士が縁起を気にする所からきたそう。理由は「一切れは、人切れ  三切れは、身切れで縁起が悪い。」地域によって様々なようですが、小さい頃に父から聞き今でも定食屋さんでは漬物の枚数に目が行きがちです。

 

さて、話を戻しまして・・・塩屋新田の庭の木が植えられたのは2016年の9月。

 

 

キノイエ|木の家|春|桜|庭|塩屋新田の家|地材地建

2016年9月の庭  当時のブログ 庭づくりの重要性

キノイエ|木の家|春|桜|庭|塩屋新田の家|地材地建

2023年8月の庭

時折、剪定を行いますが丸7年ともなると木々も大きく成長します。

前回のブログ(ブログ:キノイエに暮らしてみて)でオーナー様が庭やウッドデッキでソトと繋がる暮らしを楽しむ様子を紹介しましたが、やはり緑のある暮らしはいいものです。

町の中にありながら、限りなく自然との調和を楽しみ、暮らしの豊かさを存分に味わう事のできる木の家。フルオープンで外や庭に繋がる大きな窓は本当に心地がいい。

もう少しすると芝も元気になって青々とするのが今からとても楽しみです。

 

 

換気について考える


March 29, 2024

換気について考える

March 29, 2024

ホコリ

 

皆さんこんにちは、キノイエです。

この時期になると、花粉や黄砂のニュースを連日のように耳にします。

運がいいことに私はまだ花粉症ではないのですが、隣の席には辛そうにしているスタッフがいます・・・

 

今日は換気について少しお話してみようと思います。

成人ぜんそくの患者数は近年急増傾向にあり、ぜんそくの子供の割合も急速に増えています。その最大の原因は住宅の中の空気環境、特に室内に飛散する埃やアレルゲン物質の吸引によるものと考えられています。実は、1950年代まではアレルギー患者はほぼいなかったというデータがあります。ではなぜ、近年になって、住まいの中でアレルギーを引き起こす人が増えたのでしょう?答えは簡単です。それは、昔の家が「自然に換気ができていた」から。言い換えると、それだけ家は「すき間だらけ」であったからです。

 

 

昔の家

 

 

しかし、現在の住宅事情はそうはいきません。花粉やPM2.5、黄砂、その他で外気の環境もひと昔前のような環境ではなくなった上、気候の変動と人々の快適さの追求により、暑さ寒さには断熱・気密と室内空調で対処する暮らしが定着しました。

だからこそ、しっかりとした換気システムの構築が住まい選びにとってとても重要になってくるのです。現在新築住宅には設置が義務付けられている24時間換気システムですが、「熱交換」システムを選択しなかったことにより「寒いから」という理由で常時OFFにされている方も少なくありません。

 

ここに、「サイクロン掃除機」で有名な「ダイソン」社のサイトに、分かりやすい一つの映像がありますので、こちらをご覧ください。

 

 

 

いかがでしょうか?家中には、アレルギーの原因となるアレルゲンが存在していおり、アレルゲンの粒子は空気中にあると考えられていますが、実は空気より重い性質を持ち、時間がたつと床に落ちていきます。これがハウスダストと呼ばれるアレルギーの原因となります。ソファに座ったり、床を歩き回るだけで、数千のアレルギー物質を含んだハウスダストが空中に舞い、呼吸によって体内にとりこまれやすくなっています。

 

こういった勉強を経てキノイエで採用しているのが、マーベックス社の「床下吸気」型の第一種熱交換換気システムです。室内の換気システムについては、実は室内の排気口の配置にも各社に違いがあり、その多くは、室内の天井もしくは壁上部に取り付けられています。しかし、キノイエでは、その排気口を天井ではなく床面に配置しています。ホコリ・花粉・臭気は床面に溜まりやすいのですが、従来の壁や天井にガラリが設置されている換気システムだと、床面に溜まったホコリや花粉を、人が呼吸をしている空間まで巻き上げてしまいます。ホコリを舞い上げて吸い取るのではなく、ゆっくりと沈んだホコリをやさしく吸い取る方式は非常に効率がよいと考えています。

このような微細なアレルゲンを含むハウスダストをしっかり取り除くには、床面に近いところから取り除き、再度空気中に排出しないことが重要なのです。

 

吸気口

 

 

ホコリや花粉を床面排気で吸い込む様子

 

私たちが一人当たり1日に摂取する食物の量は2~3kgが標準ですが、実は 1日に呼吸で摂取する空気の量はその約10倍の20kgといわれています。

さらに、人が家の中にいる時間は平均15.8時間と言われています。今は人生100年時代とも言われますが、100歳まで生きたとすると、なんと65年間は家の中で暮らす計算になります。

家にいる時間が人生の中で多くを占めていて、人生の半分を家とともに過ごしています。

 

kinoie

 

 

家が健康に与える影響は大きく、本物の健康住宅をつくるには、単に住宅建材を自然素材に変えるだけではけして実現できません。「自然素材=健康住宅」では無いのです。外気を確実に遮断する高い気密性能、結露やカビの原因となる外気との温度差(熱橋)を発生させない高い断熱性能に加え、チリ・ホコリやアレルゲン物質が飛散しやすい室内の汚れた空気を効率的に除去し、クリーンに保つことができる換気システムをいかに組み合わせることができるかによって、はじめて実現できるのです。

ハウスダストから家族も自分も守り、健康住宅への第一歩を踏み出しましょう!そしてブログや私たちのセミナーや勉強会がより良い家づくりの参考になればと思います。キノイエモデルハウスでは「床下吸気」型の第一種熱交換換気システムがご覧いただけます、お気軽にご来場ください

 

はじめての家づくり教室 vol.21

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たまごのちから


January 19, 2024

東寺町の家

January 19, 2024

こんにちは、キノイエです

kinoie東寺町の家もいよいよ内装の工程へと入ってまいりました。

 

東寺町の家

 

 

東寺町の家

 

壁に貼られているのは「エッグウォール」という自然素材クロスです。

その名前の通り、卵の殻を表面に用いたクロスです。エッグウォールは、マヨネーズを製造する工程で出る卵の殻を再利用して作られています。卵の殻は硬質で、卵の内部を保護する役目をしており、その成分は約94%が炭酸カルシウムでできています。

 

 

東寺町の家完成見学会

参照画像:日本エムテクス株式会社HPより

 

殻には「胚」(はい:ヒヨコになる部分)の呼吸に必要な小さな穴がたくさん空いていてその数は、卵1個に7,000~17,000個も。この微細な穴をそのまま壁材に応用したエッグウォールは生活臭などの臭いを吸収したり、余分な湿気を吸収する働きがあり、珪藻土の塗り壁と同様の機能があるとされています。

 

機能だけでなく、左官職人が施工する塗壁のザラザラとした質感で仕上げた調湿ペーパーですから、光の反射具合が塗り壁に近いため、きれいな光のグラデーションを起こします。自然光も照明の明かりも美しく反射し生み出される落ち着き感。

これもキノイエのアイテムの一つです。

 

 

上越市|キノイエ|木の家|モデルハウス|リモートワーク|離れ|ウッドデッキ|庭|現代町家

 

 

東寺町の家

 

 

 

自然光も照明の明かりも柔らかく反射しまるで塗り壁のようです。

 

関連ブログ

キノイエの照明 キノイエの照明 – kinoieブログ (kinoie-niigata.com)

キノイエの照明-ペンダントライト- キノイエの照明ーペンダントライトー – kinoieブログ (kinoie-niigata.com)

 

長く愛されるデザインや素材にこだわり、一つ一つになぜこれが使われているのかストーリーがあります。

 

 

東寺町の家完成見学会

Daily Lives Niigataに掲載されました


January 10, 2024

塩屋新田の家|Daily Lives Niigata|注文住宅|高気密高断熱|上越市|糸魚川市|妙高市|木の家

January 10, 2024

こんにちは、キノイエです

新年を迎え最初のキノイエブログですが、まずはこの度の令和6年能登半島地震の震災にて、被害を受けられた皆様に心からお見舞い申し上げます。

被害を受けられた皆様の安全と1日でも早く平穏な生活に戻られますことを社員一同お祈り申し上げます。
今回は皆さまに昨年12月末にDaily Lives Niigataに掲載されたキノイエの記事(2023年12月29日公開)をご紹介したいと思います。

 

塩屋新田の家|Daily Lives Niigata|注文住宅|高気密高断熱|上越市|糸魚川市|妙高市|木の家

 

Daily Lives Niigata(デイリー・ライブズ・ニイガタ)は、住まいと暮らしを詳しく紹介する住宅情報WEBマガジンです。

これから新築やリノベーションで新しい住まいを実現したいと考えている方の参考になるように、住まい手の価値観や大切にしていること、建築士のこだわりや設計の工夫などを紹介しています。

 

 

塩屋新田の家|Daily Lives Niigata|注文住宅|高気密高断熱|上越市|糸魚川市|妙高市|木の家

取材の様子

 

塩屋新田の家|Daily Lives Niigata|注文住宅|高気密高断熱|上越市|糸魚川市|妙高市|木の家
撮影の様子

 

 

 

今回はキノイエ「塩屋新田の家モデルハウス」を取材していただき、記事になりました。

弊社代表の猪又社長、住宅事業部統括部長の伊藤、設計の榮の三人がキノイエについて、家づくりへの想いについて熱く語りました。

話が弾み記事もロングバージョンにて執筆いただきました。

是非ご覧ください。

 

掲載記事はこちら → Daily Lives Niigata 

 

 

 

床に寝転ぶ


December 6, 2023

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December 6, 2023

12月9日(土)~10日(日)に開催される「足元から暖かい木の家見学会」

天気予報を見るととても冷え込む予報ではありませんが、見学会では雪国の冬でもぽかぽかとあたたかな床で過ごす日常を体感いただきたいと思います。

 

住まいの見学会は、デザインだけでなく「体感」も重要。

無垢の杉の暖かくやわらかい足触り、自然素材のもつ独特の空気感、床下エアコンにより直接風を当てないクリーンな温かさ、天井と足元の温度差のない本物のパッシブ性能。ぜひ皆様お一人おひとりの五感で読み取っていただければと思います。

 

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塩屋新田の家の床下エアコン

 

 

 

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あたたかな空気の出口ガラリ

 

 

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庭の木々とシルバーグレーに経年優化したウッドデッキ

 

 

また塩屋新田の家は今年7年目を迎える木の家です。

7年も経つのに、家の中に入るとふわっと木の香りがします。

他にはない、何十年経っても飽きのこないエバーグリーンなデザインと糸魚川産の杉材をはじめ天然無垢の素材を程よく使ったサスティナブルな住宅。

皆さんには是非裸足になって床を歩いたり、ごろんと寝転んだりとたくさん見て・触れていただければと思います。

 

「足元から暖かい木の家見学会」

日時:12月9日(Sat.)~10日(Sun.)
完全予約制見学会

9:00 ~ 17:30

ご予約はこちら↓↓↓

予約ページ:足元から暖かい木の家見学会

 

足元から暖かい木の家見学会

 

26坪の小さな家の工夫


November 17, 2023

上越市新築|糸魚川市新築|妙高市新築|キノイエ|木の家|地材地建|平屋|小さな家|kinoie|

November 17, 2023

先日公開されたkinoie「春日野の家 設計解説動画」。

小さい家の設計の考え方についてお話しているこの動画は多くの方に好評をいただいています。

キノイエのつくる標準的な建物は、延床面積で30坪以内、けして大きくはない建物です。

 

上越市新築|糸魚川市新築|妙高市新築|キノイエ|木の家|地材地建|平屋|小さな家|kinoie|

 

 

キノイエ(kinoie)は、まちの中にありながら、限りなく自然との調和を楽しみ、暮らしの豊かさを存分に味わうことのできる木の家です。

 

ほんの少し前の時代、この辺り一帯の住まいはみな、自然との調和がとれた暮らしが当たり前でした。しかし、私たちが暮らす新潟県上越地域は、年間を通して雨や雪が多く降り、夏は蒸し暑く、冬は寒さが厳しい地域です。高度成長期に入り、人々は四季の寒暖の変化から逃れるように、進化した機械設備と合成建材を好んで追い求めていきました。

やがて、住まいは次第に外に開くことを忘れ、いつしか私たちの暮らし方までもが、小さな箱の内側に籠るような姿に変貌していったように思います。

 

キノイエには、土間や軒下、フルオープンで外や庭につながる大きな窓など、今どきの家が失くした暮らしの場所が作られ、

そこには、家のナカとソト、家と町の風景をつなぐ暮らしの場がたくさん用意されています。

 

下の写真は春日野の家の居間にある全開放型の片引きサッシです。

大きな窓を作れば解放感が生まれ、明るさも増すのは当たり前です、でもそれだけでは落ち着きや、外との連続性や繋がりは生まれません。

 

 

春日野の家|設計解説動画|設計士|木の家|新築

 

 

では、どのような設計の工夫をしているのでしょうか?

窓周り一つを取っても細やかな工夫がされています。

 

 

春日野の家|設計解説動画|設計士|木の家|新築

 

いざ建物内に入った多くの人が口にするのが「思ったよりも広く感じる」「全然狭さを感じない」という言葉です。

 

もちろん、多くの住宅展示場見て回られた方であれば、おのずと面積を聞いただけで、どのくらいの空間になるのかは想像がつくはずです。それでもなお、「広い」と感じる理由、それは「ソト」と「ナカ」を上手につなげているからなのです。

 

まだまだたくさんある小さい家の設計の考え方。

少しづつお話が出来ればと思います。

 

動画も是非ご覧ください。

 

 

春日野の家|設計解説動画

 

まちなかの小さな家

設計解説動画

春日野の家|設計解説公開いたしました


November 10, 2023

春日野の家|設計解説動画

November 10, 2023

上越市新築|糸魚川市新築|妙高市新築|キノイエ|木の家|地材地建|平屋|小さな家|kinoie|

 

まちなかに建つ小さな家「kinoie 春日野の家」の設計解説動画が公開されました。

 

春日野の家は敷地面積 53.60坪、延床面積 26.04坪とコンパクトながら、ソトとナカをつなぎ、視線が抜ける設計で広がりを感じる開放的な住まいです。

 

動画では、設計のポイント、デザインに関する様々な工夫について担当した設計士自らが詳しく解説しています。

 

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圧密加工の杉フローリング

 

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採光と収納力が両立する台所

 

 

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ソトとナカをつなぐ1枚の窓

 

 

実は小さな家の設計はとてもテクニックが必要です。

足し算ではなく、引き算する設計で生まれる豊かな暮らし。

 

建物の概要とお施主様からいただいた要望や、土地を見て・読んで描いたプランについて。

小さな家を叶えるたくさんの工夫とそこにある暮らしまでをお話させていただきました。

 

キノイエの設計の特徴を設計士自ら語る解説動画、是非ご覧ください。

 

kinoie 春日野の家」の設計解説動画

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 関連動画

【ルームツアー】kinoie 国府の家

【ルームツアー】kinoie 陀羅尼町の家

【オーナーインタビュー】 kinoie 頸城の家

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