「離れ」の魅力
December 2, 2016
キノイエには、プランによって「離れ(はなれ)」を設置するケースがあります。
「離れ」とは、母屋(ベース)から下屋(ゲヤ)を通ってつながるスペースで、塩屋新田の家や平牛の家の場合、一度ソトに出てからたどり着く、本当に独立したスペースとして存在します。
以前のブログ記事でもご紹介いたしましたが、美しい外観シェイプ、糸魚川産杉のファサードなど、ご来場いただいた多くのお客様が‟唸る”ポイントがいくつかある中、この「離れ」も不動の人気があります。特に男性の方はほぼ100%といってもいいくらい(笑)このスペースに足を踏み入れた途端、かなり高い確率で「うわぁ!いいなぁ!」という歓声が上がります。弊社の男性スタッフにも大人気の場所なのです。
そして、このスペースの使い勝手はまさに十人十色・変幻自在。趣味部屋としてアウトドア用品、DIY、バイク関連、その他クラフト系などなど、離れだからこそ集中し、楽しめる空間が実現できます。しかも、中土間~ウッドデッキ~カーポートに隣接し、ナカとソトをつなぐハブのような位置づけの存在なので、3坪弱の小さなスペースにも関わらず、想像以上に利便性が高く、あらゆる使用シーンに絶大な威力を発揮します。
右手に見える四角い小窓のある空間が「離れ」。玄関土間~庭~カーポートをつなぐハブのようなスペースで、想像以上の利便性があります。
平牛の家では、旦那様の趣味である「釣り」の聖地に仕上がっています。
シンプルな板張りと土間スペース。汚れ物を洗える水栓も備え、一日中篭もってしまいそうな便利空間。もちろん、断熱気密処理は母屋と同等の施工になっていますので、安心です。
これまた、以前のブログ記事の繰り返しになりますが・・・写真ではその魅力の何分の一もお伝えすることができないのが残念です。なので、ぜひ一度、遊びに来ませんか?
|新潟県上越市・妙高市・糸魚川市で最高の地元ライフ|自然素材の注文住宅|木の家をつくる工務店|デザイン住宅・高性能エコハウスの新築・リフォーム|小さな邸宅|キノイエ|www.kinoie-niigata.com|0120-470-456|
商標登録
December 1, 2016
遅ればせながらのご報告ですが、かねてより申請しておりました弊社のブランドロゴ「k i n o i e」についての商標が正式に登録されました。
「k i n o i e」という名前には、私たちの様々な思いが込められています。読んで字のごとく、何十年経っても飽きのこない、時を重ねるごとに味わいが深まる「木の家」というシンプルなメッセージがダイレクトに伝わること。表記をあえて「k i n o i e(キノイエ)」としたことで、単なる懐古主義のゴツゴツとした重厚な木造の家づくりということではなく、時代に見合った正しい性能と価格で親しみやすい家づくりを目指すこと。そして「キノイエ」の発音の中にある「ノイエ」とは、ドイツ語で「新しい」を意味する「Neue」の意味も隠されています。ドイツは環境先進国。キノイエの住まいは、世界最高の住宅の温熱環境基準と呼ばれる「パッシブハウス」のエッセンスを取り入れ、本物の安心・安全・健康に配慮した家づくりを目指しています。
シンプルな手描き風のマークは、実直さと手づくりのよさを表現。イメージカラーについては、派手な原色ではなく、日本の「檳榔子染(びんろうじぞめ)」色や「涅色(くりいろ)」に近い、自然の時の重なりによって生まれる深みのある色を選びました。
あえて商標登録したのは、単に模倣を防ぐということよりも、その名前に見合う価値をしっかりとお約束したいという、私たちのプライドでもあります。
小さな邸宅「キノイエ」・・・大切にこの名前を育てていきたいと思います。
|新潟県上越市・妙高市・糸魚川市で最高の地元ライフ|自然素材の注文住宅|木の家をつくる工務店|デザイン住宅・高性能エコハウスの新築・リフォーム|小さな邸宅|キノイエ|www.kinoie-niigata.com|0120-470-456|
色の引き算
November 30, 2016
キノイエの佇まいの基本は、「引き算する設計」。コンパクトでありながら、機能性と暮らしやすさを追い求め、小さくした分だけ少し上質な本物素材(+温熱性能)を選ぶことで、長く飽きのこない普遍的なデザインの住まいを実現することができます。
そして、それは使用する色の考え方もまた同じ。引き算の思想で組み立てられています。
珪藻土を使用し上質さのある胡粉色(ごふんいろ)の壁、経年で少しずつ表情を変える天然無垢の杉の生色を中心にしたシンプルな構成。強いて言えば、塩屋新田の家では玄関土間に大谷石を使用しており、日本の色でいうところの浅葱鼠(あさぎねず)や千草鼠(ちぐさねず)といったような淡い青緑がかった色がさりげないアクセントとして調和しているくらいで、後はほとんど色を入れないというのがスタンダードな考え方です。
住まい手の個性は、むしろ取り込む家具や小物、普段着などによって表現される方が自然ではないかと考えています。だから、住まいそのものをいたずらに彩色・デコレーションするのではなく、よりシンプルに研ぎ澄ませることで、何十年経っても飽きのこない上質なキャンバスのような存在となります。「色を引き算するから色褪せない」とはちょっと乱暴な表現ですが、何年経っても、建物自体の個性が鼻につくようなことがありません。また、オーナーが世代交代することで、差し色も変わり、その家に新たな生命が吹き込まれていきます。
塩屋新田の家に設置されたオリジナル製作のソファ。向日葵色(ひまわりいろ)のファブリックが一つ入るだけで、オーナーの人柄や趣向イメージがガラリと変わります。
キノイエは、住まい手の個性を最大限引き出す「引き算」の思想で家づくりを行います。
|新潟県上越市・妙高市・糸魚川市で最高の地元ライフ|自然素材の注文住宅|木の家をつくる工務店|デザイン住宅・高性能エコハウスの新築・リフォーム|小さな邸宅|キノイエ|www.kinoie-niigata.com|0120-470-456|
断熱性能は資産価値
November 28, 2016
ここに、A、B2つの家があります。
ここで、問題です。皆さんは、どちらの家が暖かくて性能のよい家だと思いますか?
お分かりになった方は、勘がいいですね。正解は「B」の家の方が高性能です。・・・高性能・・・というよりは、あまりにも「A」の家の性能が悪過ぎると表現した方が正しいかもしれません。
理由は明確です。屋根の雪の状態をご覧ください。「A」の家の屋根は雪が溶けています。つまり、室内の暖房の熱が屋根を伝わって漏れているということになります。それだけ、断熱性能が低く、大きな熱損失につながっていることを物語っています。当然ですが、夏はその全く反対。じりじりと照り付ける高温の太陽熱が、容赦なくこの家の室内に侵入してくるわけです。
出典:一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会の資料より加工
この違い、こうして写真で見比べると笑ってしまうほど明らかなのですが、新築をされた多くの方は、実際にご自身が購入された家が「A」に属する家なのか「B」に属する家なのか、本当のところはよく分からないというのが実態でしょう。
そして、この熱損失は、住宅新築後30年間に渡る莫大な年間光熱費のロスにつながります。エアコンなどの冷暖房機器の負荷が上がり、金額がどんどんかさんでいきます。当然、導入される冷暖房機器の台数も、そして、故障する数も、入れ替えコストにもすべて影響してきます。
住宅選びの際、気になるのは初期投資の金額、つまり建築費用ですが、その内訳には有益なコストアップ(投資)と、無駄なコストアップ(贅沢)の両方が存在します。有益なコストアップの代表格は住宅性能を決定付ける断熱気密性能です。仮に断熱性能を次世代省エネルギー基準で2ランク分上げて150万円のコストアップになったとしても、30年間の光熱費削減効果で考えれば十分にペイします。もし、ここに電気代の高騰という要素が加われば、その支払差額がさらに拡大していきます。そして、それは単にペイするだけに留まらず、その間の生活面での健康に与える影響も大きく、医療リスク(医療費)、介護リスク(介護費用・介護離職等)の軽減、そして体感できる快適さの違い等、計り知れないリターンがあり、まさに投資と呼ぶにふさわしいコストアップと言えます。
冷暖房や太陽光パネル等の省エネ設備機器は日進月歩で高性能化し、年々コストダウンも進んでいます。したがって、後から設置すればするほどコストパフォーマンスのよいものを選ぶことができます。つまり、後からじっくり選んでもよい投資と言えます。しかし、断熱性能は違います。途中でその性能の違いに気付いて断熱改修をする場合、壁や下見の張替え等、余計な工事費がかかり、そのコストアップは150万では到底収まらない程の金額に跳ね上がります。(推定で3~4倍のコスト増になります。)
断熱性能は、ある意味その住宅の「資産価値」に直結します。その辺りの根拠説明を省略し、単に建築コストが安いということを力説してくる住宅業者には、少しだけ疑いの目で精査する必要があるかもしれません。また、その性能が、単に「次世代省エネ基準をクリアしています」という程度のものであれば、「最低限の性能」であることを意味し、資産価値としてはあまり恩恵が期待できない可能性があります。イニシャルコストで削減するポイントを間違えないよう、十分にご注意ください。
住宅の温熱環境や断熱気密性能、根拠とその違いをより詳しくお知りになりたい方は、当ブログの「パッシブデザイン」カテゴリーをご参照ください。様々な角度から、住まいの本当の性能価値についてお伝えしています。
上越地域でどこよりもいち早く「省エネ建築診断士」の資格を取得したカネタ建設のスタッフたち。
全国で12例目、北陸地域で初となった、世界最高水準のドイツ認定高気密高断熱住宅「パッシブハウス」。(前沢パッシブハウス/富山県黒部市)
弊社で施工を任され、昨年11月に竣工いたしました。(発注者:YKK不動産株式会社様/設計:キーアーキテクツ様)
|新潟県上越市・妙高市・糸魚川市で最高の地元ライフ|自然素材の注文住宅|木の家をつくる工務店|デザイン住宅・高性能エコハウスの新築・リフォーム|小さな邸宅|キノイエ|www.kinoie-niigata.com|0120-470-456|
たくさんのご来場ありがとうございました。(冬の暮らし方見学会)
November 27, 2016
本日は、「冬の暮らし方見学会」の二日目。本日も大勢のお客様にご来場いただきました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
本日は、昨日にも増して事前ご予約のお客様並びに当日ご来場のお客様に囲まれ、終日とても賑やかな見学・相談会となりました。
ここのところ、1組1組とても家づくりに真剣なお客様のご相談、お打ち合わせが増えてきています。中には、キノイエのブログや刊行物に隅々まで目を通してお越しいただく方もあり、それだけに私たちも真剣にお応えできるよう、様々な資料をご用意してご説明させていただいています。
特に、住まいの性能と生涯コストとの関係、今やどれを選んでよいのか分からなくなるほど溢れている住宅設備や仕様の情報、本当に悩まれているお客様がたくさんいらっしゃいます。そんな方こそ、ぜひこのキノイエの住まいで、ゆっくりと腰を下ろし、少し冷静になって「暮らす」ことの本質について考えてみてはいかがでしょう?
「小さくつくって大きく暮らす」、「最高の地元ライフ」、「今だけでなく、これから先」、「上越地域の暮らし」、「共に歳を重ねること」、「価値が増す家」等・・・そんなことについて、皆様と本音で語り合える場をご提供したいと考えています。
12月17日(土)・18日(日)は、「本物の木の家のつくり方 見学・相談会」です。相談会と言っても、「何から聞いていいのかわからない」という方、大歓迎です。家づくりはそこから始まります。ご興味のある方は、ぜひお問い合わせ下さい。
|新潟県上越市・妙高市・糸魚川市で最高の地元ライフ|自然素材の注文住宅|木の家をつくる工務店|デザイン住宅・高性能エコハウスの新築・リフォーム|小さな邸宅|キノイエ|www.kinoie-niigata.com|0120-470-456|
冬の暮らし方見学会(一日目)
November 26, 2016
本日は、「冬の暮らし方見学会」の初日でした。速報で、本日の様子を簡単にレポートいたします。
お天気に恵まれた一日でしたが、日陰になるととたんに肌寒さが感じられる、典型的な冬の始まりの一日。なので、ご来場いただいたお客様は皆、会場である「塩屋新田の家」の玄関の中に入った瞬間、「わぁ!とても暖かいですね!」、「本当にエアコン1台でこの暖かさなんですか?」と驚きの感想を口々にされていました。そういう意味では、まさにこれからがキノイエの本当の実力を感じていただける季節だといえます。
会場では、朝10時のオープンからお打ち合わせのお客様、そして午前中はクリスマスリースづくりにご予約のお客様で賑やかなスタート。
クリスマスリースづくりは、スタッフで用意した数々の飾りつけパーツに、参考完成見本などを用意して、お客様とスタッフでわいわいと会話しながら楽しく作業。
「クリスマスリースづくりは初めて。」「『kinoie times』の告知を見てとても興味を持った。」というお客様もご来場。
あっという間の2時間。数々の素敵なリースが完成しました。
午後は、クリスマスオーナメントづくり。こちらも、事前、当日ご予約のお客様で楽しくクラフトタイム。
予告通り、こちらのオーナメントの元になる羊毛フェルトは、事前にスタッフがせっせと一つずつ丸めたものをご用意。なんと最初は1つの球を作るのに1~2時間もかかったのだそうで、その苦労を思うと感慨深いものが・・・(笑)
用意された羊毛の球に、色の違う羊毛フェルト針で差し込みながら思い思いの模様をつくっていきます。
そして、会場では、スタッフ特性のポトフのふるまい。最年少女性スタッフIさんと上越支店女性スタッフNさんの共同作業。
スタッフも美味しくいただきました。反省点は、ウィンナーに「お徳用」を使用してしまったこと(笑)。意外にも味にうるさい(?)社長から「そこ、大事!」と指摘が入ってしまいました。次回はさらに味にこだわりたいと思います。
「冬の暮らし方見学会」は、明日27日(日)16時まで開催中です。
|新潟県上越市・妙高市・糸魚川市で最高の地元ライフ|自然素材の注文住宅|木の家をつくる工務店|デザイン住宅・高性能エコハウスの新築・リフォーム|小さな邸宅|キノイエ|www.kinoie-niigata.com|0120-470-456|
見えないコスト
November 25, 2016
月並みな言葉かもしれませんが、家は多くの人にとって一生に一度の買い物です。一度購入すれば、平均して30年間は取り換えのきかない大きな買い物です。
しかし、自動車やパソコンのように、性能の違いが明確に比較できる指標が少なく、また分かりにくいということから、なんとなく、見た目の価格とデザインで選んでしまっているという現象が起きているのが、現在の住宅業界です。住宅ローンと月々の支払額、それに見合う建物総額はいくら・・・といったような基準はとても重要ですが、その表面的な金額だけで、住まいの購入を決めてしまうと、後々の暮らしで大きな損失を被る可能性もあります。
住宅購入時、多くの人にとって見えてこない真実があります。それは、ずばり「建物性能と生涯コストの関係」です。
自動車の場合、燃費という表示があります。みなさんは自動車を購入するにあたって、当然のように燃費の比較を行ったうえで、ご自身のライフスタイルや好みにあった車種を選んでいます。燃費は計算がしやすく、自分が運転する距離に応じて、年間どのくらいのガソリン代を払うことになるのかを予想することができます。プリウスの車体価格は他のコンパクトカーに比べて決して安くはありませんが、非常に売れ行きが好調であることから見ても商品の性能とその後のランニングコストのバランスがいかに重要であるかということがお分かりいただけると思います。
ところが、住宅の場合、購入後の住まいの燃費と生涯コストを計算した上で、好みに合うデザインやスタイルを選んで購入される方はほとんどいません。
下のイメージ図をご覧ください。
住まいは、自動車以上に購入した後のコストがとても重要になります。そして、その購入後のコストに大きく影響するのが、建物の外皮性能や使用される建材等のレベルです。キノイエのブログでは、かねてより、建物の性能を上げることが、健康、コスト、そして暮らしやすさに大きな影響を与えるということをお伝えしてきました。そして、キノイエでは、これから住まいを考える人に、ご自身が建てようとする家の性能とその後の燃費がどのくらいのになるのかを具体的な金額の目安としてご提示するようにしています。
この「住まいの燃費表示」については、後日こちらのブログにて詳しくお伝えしていこうと思います。
|新潟県上越市・妙高市・糸魚川市で最高の地元ライフ|自然素材の注文住宅|木の家をつくる工務店|デザイン住宅・高性能エコハウスの新築・リフォーム|小さな邸宅|キノイエ|www.kinoie-niigata.com|0120-470-456|
冬の暮らし方見学会
November 23, 2016
いよいよ今週末11月26日(土)・27日(日)は「冬の暮らし方見学会」を開催いたします。
キノイエの性能の実力がいちばん感じられる季節が冬。エアコン1台でこの暖かさ!本物の高性能エコ住宅の実力を体感していただくには最高の季節になります。デザイン×気密断熱性能×本物素材・・・高い次元でバランスのとれた住まいをつくることが私たちキノイエの使命。住宅の価値はどこで差がつくのか、そんな部分をぜひご覧いただければと思います。
そして、寒い冬こそ、家時間が楽しくなる・・・そんな暮らしのイメージを見ていただける設えになっています。
また、当日は、ご来場特典として、スタッフ特製ポトフのふるまいサービス、クリスマスリースづくり、クリスマスオーナメントづくりの体験コーナーをご用意いたしました。クリスマスリース・オーナメントはそれぞれ数に限りがございますので事前のご予約が確実です。現在、既にお申し込みが少しずつ入ってきておりますので、ご検討中の方はお早めに。詳しくは下記までお問合せ下さい。
※ポトフの写真はイメージです。
開 催 日: 2016年11月26日(土)・27日(日)
時 間: 10:00a.m.~4:00p.m.
場 所: キノイエ 上越モデルハウス「塩屋新田の家」
新潟県上越市塩屋新田地内(きらめきタウン内)
https://goo.gl/maps/Sy7W184KAcz
お問合せ: 0120-470-456(キノイエ係)
【クリスマスリースづくり体験】
① 26日(土) 10:30a.m.~12:00p.m. ② 27日(日) 1:30p.m.~3:00p.m.
【クリスマスオーナメントづくり体験】
① 26日(土) 1:30p.m.~3:00p.m. ② 27日(日) 10:30a.m.~12:00p.m.
※各回先着限定5組(予約可)
※開催日により時間が異なります。(お一人様1回限り)
※それぞれ数に限りがございますので、事前のご予約が確実です。詳しくはこちらからお申込み下さい。
|新潟県上越市・妙高市・糸魚川市で最高の地元ライフ|自然素材の注文住宅|木の家をつくる工務店|デザイン住宅・高性能エコハウスの新築・リフォーム|小さな邸宅|キノイエ|www.kinoie-niigata.com|0120-470-456|
全てが設計
November 22, 2016
塩屋新田の家の二階には、東面に四角い大きなウィンドウを配置しています。まさにこの家の顔であり、朝の光を取り入れる重要な窓です。
写真は、とある日の午前中に撮影したもの。ファサードに植えた長寿桜の木の影が光の反射で、漆喰の白壁に美しいアートを描いています。
人間はそもそも自然の木に囲まれて暮らしてきた歴史があります。だから、ソトの自然をナカにどう取り込むかということが居心地の良さを決める大きな要素になっていると思います。
木を1本植えるにしても、樹種選びと設置場所も全てが設計です。キノイエでは、かねてよりソトとナカをつなぐ暮らしの大切さを伝えてきました。家づくりはゾーニングと庭づくりまでがセットで考えることで、本当の意味でコンパクトでハイクオリティ、かつコストバランスのいい家を持つことにつながり、物心両面で永く資産価値の残る買い物になるのではないかと考えています。
|新潟県上越市・妙高市・糸魚川市で最高の地元ライフ|自然素材の注文住宅|木の家をつくる工務店|デザイン住宅・高性能エコハウスの新築・リフォーム|小さな邸宅|キノイエ|www.kinoie-niigata.com|0120-470-456|
コールドドラフト
November 20, 2016
暖房器具でお部屋を暖めているのに、なぜか足下が冷えてしまうという経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。もしかすると、その多くは「自分が冷え性だから」と思われている方もいるかもしれません。しかし、実際はそうとは限りません。
部屋の温度は暖房器具の設定通りに暖まっているのに、なぜか足下が寒くなる・・・その犯人は、住宅の中で起きている「コールドドラフト」という現象である場合が多いのです。
コールドドラフト現象とは、冷たい外気に接している窓が冷えて、その窓に触れた室内の空気が冷やされて発生する下降冷気のことをいいます。家の中でいちばん熱が逃げる場所、それは窓です。そのため窓の性能を上げることは必須ですが、高性能の窓でも必ずコールドドラフトの発生リスクは残ります。コールドドラフトによって室内に温度差が生じると、お部屋の快適性を損なうばかりか、冷え性が悪化するなど身体的にも悪影響が生じる場合 があります。
コールドドラフトの仕組み(YKKAP資料より)
空気の性質は単純です。暖まった空気は、上方へと昇っていき、空気の温度が下がってくると下方へ落ちてきます。また暖められると上方へ…と空気の流れ(=対流)が作られます。この2つの性質を組み合わせて対流を上手くコントロールし、窓ガラスからのコールドドラフトを防ぎ、輻射熱で躯体を暖めるような場所へ輻射暖房を設置する事が重要です。
キノイエでは、床下にエアコンを配置し、床下全体を温めて輻射熱を発生させます。その輻射熱の出口となるガラリの位置を窓付近に多く配置することで、この対流をコントロールしています。
住まいの快適性は、断熱・気密の性能+窓の性能+冷暖房機器の性能に加え、室内空気の「対流」をコントロールするメカニズムを掌握することではじめて実現できます。コストパフォーマンスの良さは、それぞれの性能を100%生かし切るバランスが重要。そのことを理解している住宅会社を選びましょう。
|新潟県上越市・妙高市・糸魚川市で最高の地元ライフ|自然素材の注文住宅|木の家をつくる工務店|デザイン住宅・高性能エコハウスの新築・リフォーム|小さな邸宅|キノイエ|www.kinoie-niigata.com|0120-470-456|