初めてのコラボセミナー&マルシェ第2弾
October 31, 2016
週末の29日(土)・30日(日)の2日間に渡り開催されました「窓・構造・断熱パネル・換気の一流専門メーカー担当者が直接教える! 高性能エコハウスのしくみ大公開」並びに、30日(日)1日限りの開催「木の家マルシェ#2」の模様を写真を交えてご紹介します。大勢のお客様にお越しいただき、スタッフも対応に追われていたため、写真撮影が追い付かず、限られたショットで申し訳ありません。





前回に引き続きご出店いただきました「こびと窯」さん。人気の天然酵母パンは、この日もほぼ完売状態。自作の看板類やハロウィン仕様のオブジェも新登場し、お店作りがグレードアップ。キノイエのファサードとしっくり合います。

途中、助っ人として奥様も参加。イベント出店と自店の運営はお二人のコンビネーションで上手に切り盛りされています。


こちらも第1回目に続き、ご出店いただきました「土の香工房cotocoto」さん。独自の乾燥技術と商品開発のセンスは抜群。キノイエスタッフの中でも一番人気は「バジル塩麴」。パスタに絡めてもよし。白身魚のムニエルにもよし。弊社代表猪又の一押しは「目玉焼き」(笑)


今回初参加いただきました「とうふ工房 矢代」さん。代表の沼倉さんとは弊社代表猪又とも地域活動でご縁があり、今回のイベントで満を持してコラボが実現。主力のとうふ商品は、どれも濃厚で香りが特徴。皆さんもぜひ一度お試しあれ。


そして、同じく今回初参加いただきました「株式会社妙高食品」さん。かねてよりcotocotoさんよりご紹介いただいていたお店です。主力の第1号開発商品の「ごはん麺」を皆さんに試食でふるまい。見た目はうどん、でも食感はモチっとしていて、噛んでいるとそれはまるでご飯。この独特の食感がたまりません。茹でたごはん麺をオリーブオイルでcotocotoさんの「バジル塩麴」と一緒に絡めると、イタリアン風になります。太麺と細麺がありますのでお好みに応じてどうそ。

住まいの見学と各種セミナーにも大勢の皆様にご参加いただきました。既に、キノイエ、カネタ建設のセミナーを数回受けていただいているお客様も多数。

モデルハウス内の至る所で、お客様との相談・打ち合わせ。スタッフも大忙しでした。

今回、初の試みである各専門メーカーを交えてのセミナーにも、高性能エコハウスに非常に関心の高いお客様を中心に多数ご来場いただきました。そして、何より、各専門メーカーのスペシャリストたちの説明は「さすが」の一言。専門メーカーとしての豊富な経験と知識、そして自分たちの仕事にかける絶対の自信とプライドが、聴く人たちの心を掴んでいました。キノイエスタッフにとっても新たな発見と気づきがあり、家づくりの奥深さと共に責任の重さを再確認した2日間でした。ぜひ、近いうちにこのテーマでもう一度開催したい!と思える内容でした。

誰もがよく知る国内屈指の窓メーカーYKKAP株式会社様からは、上越支店長高島様、田中様にご参加いただきました。窓を知り尽くした専門メーカーだからこそ語れる、開口部が住まいに与える影響について非常に詳しい解説と、時々飛び出すクイズ、そして具体的な商品サンプルを交えての解説により、お客様にとって非常にわかりやすいセミナーになりました。

構造・断熱パネルのメーカー、ウッドリンク株式会社様は、上越支店長の林様より2日間ご対応いただきました。阪神淡路クラスの地震で一体住宅業界に何が起こったのか?連続地震に強い家づくりに欠かせないポイントは何か?など、住宅の構造を知り尽くした木の専門メーカーだけに非常に説得力のある説明をいただきました。また、「(キノイエを運営する)カネタ建設さんの要求はとても面倒で手間がかかるんです(笑)。でも、それだけに、ここまで取り組んでいる会社は他にはほとんどありません!」という、「下げて上げる」タイプのお褒めの言葉をいただきました(笑)

換気システムの株式会専門メーカー、株式会社マーベックス様は、はるばる大阪より本田専務取締役にお越しいただきいただきました。大阪弁を交えてのユーモアたっぷりの、それでいて非常にロジカルな換気システムのお話をしていただきました。家の中で舞い上がるハウスダストやダニの実態、映像を交えての具体的な説明を皆さん食い入るように聴講されていました。

少し遅いお昼休憩の様子をパチリ。マーベックス株式会社様のお二人と、YKKAP株式会社の高島支店長。日曜日は天気も良かったので、庭先でソトメシタイム。ビールと焼き鳥があればもっと喜んでいただけたのでしょうが、ここでは我慢(笑)

キノイエのイベントは多くのご協力者の皆様の手で実現し、成長しています。この場をお借りして心より厚く御礼申し上げます。
また次回のイベントもお楽しみに!
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カビと温度と湿度と換気・・・のお話
October 27, 2016
家と生命の関係については、昨日のブログ『家は安全ではない?』でもお伝えした通りですが、本日は、「カビと温度と湿度と換気」のお話をしてみたいと思います。アレルギー疾患などでお悩みの方は必読の内容です。また、こちらについては、さらに以前のブログ『低温住宅は病気のもと』と合わせてお読みいただけると、住まいの高気密高断熱化と健康の因果関係などが深く理解できるのではないかと思います。
以下の表をご覧ください。これは、アレルギーや風邪の原因となる微生物の発生率と相対湿度との関係を表したものです。アレルギーの大きな要因は、ハウスダスト、カビ、ダニ、ダニの死骸、ダニの糞…と言われています。これをご覧いただくと、湿度が40~60%の状態が、それらの発生源を抑制するのに適した状態であることがお分かりいただけるかと思います。

続いて温度について。カビが増殖しやすい温度は20~30℃で、特に25℃前後で活発に発生すると言われています(30℃以上で発生は衰え始め36℃以上で発生が殆ど止まると言われている)。この温度範囲はダニと同じですが、特筆すべきは、カビは低温度でも繁殖するという点です。冷蔵庫の中でもカビが生える(好冷菌)ケースは皆様もよくご存じかと思います。また、特にこれからの季節、低温状態で猛威を振るうのは、インフルエンザを代表とするウィルス群です。

以上を総合しますと、住まいには健康を維持すべき適温と適正湿度が決まっているということです。その数値が、室温で20℃~25℃、湿度40~60%という数字になりますが、問題は、激しい暑さと高い湿度に悩まされる夏季、厳しい寒さと乾燥に苦しめられる冬季をまたぎながら、この数値をいかに住まいで安定させることができるかという点になります。
そのためには、しっかりとした住宅の高気密・高断熱化とロスとムラのない計画換気が必要になります。現在、日本の多くの既設(ストック)住宅の9割以上は、断熱性能、気密性能共に非常に不完全な状態です。そのために、住宅の壁の間に外気と室内の空気の接点(熱橋)が生まれ、その温度差による結露が発生し、先に述べたようなカビの発生源を生み出します。一度家が新築されると、壁の中の状態はほとんどわかりません。知らないうちに、カビやダニを繁殖させた病原壁に囲まれた住まいの中で、24時間換気システムによって次々と体内に病原体やアレルギー物質を取り込んでしまっているケースもあります。
その対策として、キノイエでは、高い断熱性能と防湿性能を持つフェノールフォーム素材を使用したパネル断熱と共に、「第一種熱交換換気システム」を標準導入しています。キノイエで採用している第一種熱交換換気システムは、外気の影響を極力緩和して室内に取り込む仕組みになっています。

さらに、このシステムでは、「PM2.5」等の超微細物質もフィルターで98%カットします。外気の影響を極限までなくし、内部では徹底した温度・湿度管理を行う仕組みこそ、本物の健康住宅です。自然素材をふんだんに使うだけでは片手落ち。健康住宅は科学的な根拠をもってはじめてつくり上げることができます。

これからの季節、インフルエンザや風邪などが流行する時期です。まずは室内の温度と湿度を見直すだけでも、発症リスクがかなり抑えられますので、ぜひ参考になさってみてください。そして、今後の家づくりの重要なテーマとして捉えていただければ幸いです。
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朝の名脇役
October 26, 2016
慌ただしい朝、住まいの風景で主役級の活躍をする名脇役の一つ、それがトイレ。

こちらは塩屋新田の家の1階のトイレ。朝は東の空から降り注ぐ陽の光が、2階に大きく切り抜かれた窓から降り注いできます。所々節が落ちた杉板のドアに陽が当たると、既製品のドアでは味わえない独特の表情が家族を迎えてくれます。

ちなみに、下の写真はキッチン側から見た視界。四角にくり抜かれた壁から、毎朝どんな様子で子供たちが下りてくるのかを確認しながら、「おはよう」の挨拶が交わせるちょっとしたワンストップ空間。毎日一緒に過ごす家族だから、トイレに出入りする子供たちの表情や使用時間など、些細なことかもしれませんが、実はとても多くのことを気付かせてくれるタイミングでもあります。

家で一緒に暮らしながらも、家族の異変に気付かないというのはとても寂しいことです。つながる間取り、顔が見える空間設計。家は家族の絆を深める増幅装置でありたいと考えています。

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家は安全ではない?
October 25, 2016
冬が近づいていますので、家と生命の関係について、既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、極めて重要なデータをこちらで紹介させていただきます。
家の中、とりわけ入浴中にお亡くなりになる方の年間人数が、交通事故でお亡くなりになる人の約4倍近い数に上るという事実を皆様はご存知でしたでしょうか。厚生労働省の人口動態調査では、2011 年の交通事故による死亡者が6,741 人に対し、浴室事故による死者数は17,000 人(推定)、そのうち9 割が65 歳以上であると発表しています。
<一年間の交通事故死亡者数と入浴中の死亡者数の比較>

この主な原因は「ヒートショック」によるものだと言われています。「ヒートショック」とは、家の中の急激な温度差がもたらす身体への悪影響のことです。急激な温度変化により、血圧が大きく変動することで、失神や心筋梗塞、脳梗塞などを起こすことがあります。これにより、入浴中に意識を失い、溺死するというケースが非常に多くなるのが、まさにこれからの季節なのです。

加えて、注目していただきたい点は、死亡者数の裏側に隠れた数字についてです。ヒートショック死者数が事故件数の約2割で、完治するのは事故件数のたった2割といわれています。つまり、残りの6割の約5万1,000人は、ヒートショックが原因で後遺症となっていることが推測されます。後遺症となった方の、医療・介護面での負担は相当なものになると予想されます。

そして、その根本原因は、住まいの中に激しい温度差が発生していることにあります。現在、日本国内のストック住宅(既設住宅)の9割以上は、世界の先進諸国の断熱気密性能で後れを取った低性能の住宅であると言われており、さらに2020年に義務化が決定している住宅の次世代省エネ基準についても、先進国の水準には及ばない最低レベルの基準とされています。(以前のブログ『世界一「燃費の悪い住宅」』、『すき間だらけの日本の住宅(前編)』、『すき間だらけの日本の住宅(続編)』参照)

左(上):断熱気密が不十分な家/右(下):高気密高断熱の家
「本物の安心安全な家を選ぶ」というテーマを、軽く見てはいけません。本物の高気密高断熱住宅を選ぶことは、単なる光熱費の削減だけではなく、医療費や介護費用などを含めたその後の生涯コストに大きく影響します。繰り返しになりますが、以前のブログ記事『建てた後に気付く大事なこと』でも触れている通り、「快適で省エネな家は注文しても簡単には手に入らない」という現実を知っている人はそう多くはいません。家は命を守る最重要デバイス。見た目のイニシャルコスト(=販売価格)に惑わされない、賢い買い物をしましょう。
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『kinoie times vol.2』いよいよ発行です
October 21, 2016
キノイエの暮らし方を広く知っていただくための情報紙『kinoie times(キノイエタイムス)vol.2』が、ようやく仕上がってきました。

今回の表紙は、先月行われた秋の暮らし方見学会「おうちキャンプ」の1ショット。この季節にぴったりの1カットを選びました。そして、以前にもブログでお伝えしましたように、今回のテーマは、「エコで健康な木の住まい」の魅力にフォーカスして、家づくりをお考えの皆様によりわかりやすく、一つでも有用な情報を持ち帰っていただけるような見学会や勉強会の企画をたくさんご用意させていただきました。前回はじめて開催し、大変ご好評をいただきました「木の家マルシェ」の第2弾も開催します。直近の開催予定イベント詳細につきましては、ぜひこちらの「イベント情報」のページをご参照ください。
10月、11月のイベント企画が盛りだくさんになったこともあり、紙面内容もパンパンになってしまいました(笑)なるべく文字を大きく、ゆったりと読んでいただきたかったのですが、自社制作の手づくり情報紙のため、まだまだ洗練されておらず、皆様の目にはどのように映るのか若干心配です。そんな『キノイエタイムス』は、来週末には新聞折込でも入る予定ですが、その他にも一部のスーパーや懇意にしていただいているお店様の店頭にも並ぶ予定ですので、見つけた際は、ぜひ手に取ってご覧いただければと思います。
地元上越地域で「最高の地元ライフ」を送るためのお役立ちマガジン。皆様の声をお聞きしながら、少しずつ中身を充実させていきたいと思っています。
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長寿を願う
October 20, 2016
「塩屋新田の家」のファサードにひときわ大きな存在感を見せるこの木は、「長寿桜(チョウジザクラ)」と呼ばれる樹種です。別の書き方で「丁子桜」とも書きます。「桜」という名前がついているものの、サクラの仲間ではなく、ジンチョウゲの仲間で、「フジモドキ」という別名を持っています。

このチョウジザクラ、この時期は既に多くの葉が落ちていますが、開花期である春には珍しい青紫の美しい花が咲き、夏場には青々した葉が木全体を覆います。大きな特徴として、一本の茎の根元から複数の茎が分かれて立ち上がっている、いわゆる「株立ち」の木であることが挙げられます。株立ちの木は、しばしば園芸や盆栽の手法として好まれる木で、1本立ちの木に比べると細く軽やかさがあり、1本の木で幹の重なりを表現できるなど、自然の趣を感じさせてくれます。また、大木になりにくく高さも抑制できるという利点があります。


そして何より、私たちがこの木を塩屋新田の家のファサードに迎えた理由は、まさに字のごとく「長寿を願う」という、とても縁起のいい花言葉を持っているからでした。
キノイエのフラッグシップモデル第1号が、息の永いブランドとして地域に親しまれるように、そして、この住まいを選んだご家族お一人おひとりが末永く健康で幸せになりますようにと願いながら、このチョウジザクラはこの場所で時を刻んでいきます。
「塩屋新田の家」には、このほかにも様々な樹種が、庭やファサードに立ち並んでいます。それぞれの木に込められた思いなどを、今後このブログで少しずつご紹介していきたいと思います。
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用の美
October 18, 2016
「用の美」という言葉があります。歴史を遡ること1926(大正15)年にはじまった「民芸運動」から生まれた言葉です。

日本各地の焼き物、染織、漆器、木竹工などの日用雑器、朝鮮王朝時代の美術工芸品、江戸時代の遊行僧・木喰(もくじき)の仏像など、それまでの美術史が正当に評価してこなかった、西洋的な意味でのファインアートでもなく高価な古美術品でもない、そんな無名の職人による誠実な手仕事による民衆的美術工芸を「民藝」と名づけ、世に紹介することに尽力した思想家の柳宗悦(やなぎむねよし)氏の提唱により生まれた概念です。

左(上):柳宗悦/右(下):柳宗悦に影響を受けた陶芸家のバーナード・リーチ
作り手の魂(仏)が宿る・・・そんな例えが正しいかどうかはわかりませんが、職人たちが本当に使いやすいものを求めて無心に努力を重ねた結果、そのかたちには美しさが宿るという考え方です。

一見すると、まるで普通のデザイン。他にも似たような道具があり、さらに巷には次々と最新の機能やデザインを有した新製品が生み出されているにも関わらず、何年も捨てられずに大切に使われ続けている道具や家具などがあります。そうしたモノには、おそらく、作り手の思いの深さの違いが存在しています。その職人たちがあらゆる使用場面を想像しながら、一手一手丁寧につくり込む過程で、その業界の常識やシステムに惑わされない、本当に必要なモノ・コトだけに意識を集中した手仕事が加わっていきます。そのことをまさに「用の美」が備わっていると言うのでしょう。


私たちキノイエの求める住まいづくりも「用の美」でありたいと考えています。

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小さな門番
October 15, 2016
「塩屋新田の家」の玄関アプローチの真ん中に鎮座するハコ型のオブジェ、実は玄関土間と同じ大谷石を組み上げて製作したものです。

オブジェといっても、実は仮置きの存在。この場所には本来、将来的に自立型のインターフォンや外付けのポストなどを設置しようと考え、配線が引き込まれているスペースなのです。モデルハウスとしての展示期間、何もないと少し寂しいね・・・ということになり、大谷石の端材を利用して仮組をし、配線部分を隠しているのです。

ところが、これが思いの外、存在感があってスタッフみんなにも好評。家の前で遊ぶ子供たちを見守る、来客をお見送りする際に玄関先でちょっと立ち話がはずむ・・・そんな時に、ここはうってつけの「ちょこっとベンチ」として活躍します。

ちなみに、大谷石は、加工性に優れ、温かみのある優しい自然の風合いを持ち、和洋を問わず空間を演出する品ある自然素材。大正時代に建造され、建築家フランク・ロイド・ライトの傑作とい われた旧帝国ホテルに大胆に使用されたことでも有名な素材。音響効果もよく、脱臭性にも優れ、トルマリンのおよそ3倍のマイナスイオンを放出する特性も持っています。ただし、大谷石は柔かい多孔質石材。密度が低く、汲水率は高いため、風化しやすいという性質をもつため、とてもデリケート。風化も味と考えればそれもありです。ただ、外で使うのがちょっともったいないと思うくらい、贅沢な石。この家にとって、まさに門番と呼ぶにふさわしい存在です。

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「耐震等級」だけでは見えてこない真実(続き)
October 13, 2016
昨日のブログからの続きです。
昨日は、「家づくりで考えなければいけないことは、「連続した地震に耐えうる丈夫でしなやかな構造体」を選択する」ということについて触れ、キノイエでは「真壁構造」をもつ「プレウォール工法」という工法を採用しているお話をさせていただきました。
その中で、メーカー側が提供している「三次元実大振動実験」と呼ばれる連続地震を想定した振動実験結果の映像をご覧いただきましたが、その実験で使用された建物の実際の各接合部位の状態を撮影した写真がありますので、実験の概要と合わせ、こちらで一部ご紹介します。

試験体の仕様は以下の通りです。
7.28m×7.28m 総2階建
建物重量:積雪1.0mを想定した建物
小屋:10.12t、2階床:7.92tの鉄板おもり
許容応力度計算より質点重量を算出
仕上げ :構造体のみ
耐震性能:耐震等級2
加振スケジュールは以下の通りです。
| 加振回数 | 地震波 |
| 1回目 | JMA神戸海洋気象台地震波100% |
| 2回目 | JMA神戸海洋気象台地震波100% |
| 3回目 | JMA神戸海洋気象台地震波50% |
| 4回目 | JMA神戸海洋気象台地震波50% |
| 5回目 | JMA神戸海洋気象台地震波50% |
| 6回目 | JMA神戸海洋気象台地震波50% |
| 7回目 | JMA神戸海洋気象台地震波50% |
| 8回目 | JMA神戸海洋気象台地震波50% |
| 9回目 | JMA神戸海洋気象台地震波50% |
| 10回目 | JMA神戸海洋気象台地震波50% |
※JMA神戸波は以下を想定
100% 震度7相当(X方向818gal・Y方向617gal・Z方向332gal)
50% 震度6弱(X方向409gal・Y方向309gal・Z方向166gal)
実験結果は以下のようになりました。
<1階 損傷状況(釘の引抜け)>

<1階 損傷状況(釘の引抜け、折れ)>

<1階 損傷状況(釘の引抜けなし)>

<1階 損傷状況(合板 せん断変形)>

<1階 損傷状況(パネル枠材 割れ)>

<土台 損傷状況(割れ)>

<土台 損傷状況(ほぞ飛び出し)>

<土台 損傷状況(めり込み)>

<桁 損傷状況(鎌継ぎ 割れ)>

<2階 損傷状況(釘の引抜き)>

<2階 損傷状況(釘の引抜きなし)>

<2階 損傷状況(柱 割れ)>

<気密テープ 損傷状況(剥がれ、ちぎれ)>

<結論>
・建築基準法で定められている安全限界1/30rad(90mm※)を「1階9通り」で瞬間的に超える結果でしたが、倒壊には至っていません。
・震災建築物の被災度区分判定基準では、残留変形が1/200rad(13.5mm※)以下であれば構造体は健全であると判断します。
・一般的な木造住宅では、最大変形量の半分は残留変形として残ると言われていますが、プレウォール工法は最大変形量の1/15以下に納まっています。これは、筋違などのような脆性破壊が少なく粘りのある構造であったと言えます。
・構造体として健全ではあるが、釘の引抜けなど損傷も発生しています。震度6弱程度の地震であればそのままでも倒壊に至らないと想定できますが新築時耐震性能を戻すために、釘の増し打ちが必要と思われます。
※今回の試験における変位換算値
いかがでしょうか。「連続地震に強い家」というしっかりとした根拠を見ていただくことで、皆様にもご安心いただけるのではないかと思います。
キノイエは、イメージだけの家づくりは行いません。ソトとナカをつなぐ独自のデザインと引き算する設計に加え、エコで健康、そしていざという時の地震に対する技術的裏付けをもって、本物の安心安全な住まいを提供することを信条としています。
10月29日(土)・30日(日)の2日間、「窓・構造・断熱パネル・換気の一流専門メーカー担当者が直接教える! 高性能エコハウスのしくみ大公開」と題した、ちょっとした勉強会を開催します。今回ご紹介した「プレウォール工法」のパネルを製造しているウッドリンク株式会社の担当者より直接説明をいただける機会を設けてありますので、この機会にぜひキノイエ上越モデルハウス「塩屋新田の家」に足を運んでみてください。
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「耐震等級」だけでは見えてこない真実
October 12, 2016
今年4月14日夜に発生した熊本地震から間もなく丸半年が過ぎようとしています。震度7の揺れが連続した熊本地震で多数の住宅が倒壊したことは、皆さんの記憶に新しいところです。あらためて、住宅の耐震性能の重要性についてユーザーの関心が高まっており、住宅購入を検討する際、住宅の「耐震等級」を気にされる方が増えてきているのも事実です。しかし、本当に地震に強い家を考えるなら、その基準だけで判断するのはちょっと早計です。

本日のブログでは、この「耐震等級」だけでは見えてこない重要な要素について、なるべくわかりやすく解説してみたいと思います。
その前に、まずは住宅の地震に対する強さの基準である「耐震等級」について、ここであらためて整理してみましょう。
「耐震等級」は、平成12年に制定された「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」で、建築主・購入者が、建物の耐震性の目安にするためのものとして定められました。
「等級 1」が、建築基準法で求めている耐震性と同等の強度。
「等級 2」が、建築基準法で求めている耐震性の1.25倍の強度。
「等級 3」が、建築基準法で求めている耐震性の1.5倍の強度。
「建築基準法で求めている耐震性」とは、「数百年に一度発生する地震(東京では震度7程度)の地震力に対して倒壊、崩壊せず、数十年に一度発生する地震(東京では震度6程度)の地震力に対して損傷しない程度。」とされています。 当然、耐震等級が高ければ高いほど、震度6を超える地震に対して倒壊もしくは損傷のリスクが軽減されます。
ところが、今回、連続して余震の発生した熊本地震では、多くの家屋が2回目以降の大きな揺れ、もしくは複数回に渡る連続した余震によって倒壊、損壊しました。今年4月14日夜、熊本県益城町で震度7の揺れを観測した地震で避難した人たちが自宅に戻った後、2日後の16日に発生したマグニチュード7.3の大地震で自宅が倒壊し、死亡するというニュースをご存知の方も多いと思います。
<熊本地震発生直後からの地震回数(震度1以上)>

2016年4月14日(木)~29日(金)午前10時までの熊本県熊本地方、阿蘇地方、大分県西部、中部の震度1以上の地震回数(日本気象協会データより)
実は、建物の強度を定めたこの建築基準法は、2回の大地震を想定しておらず、連続した地震によって耐震補強のための筋交いが外れたり、その固定部分が壊れたりして耐震補強の役目を果たさなくなる等の理由により、構造性能が低下すると言われています。
つまり、連続地震の発生に耐えられる家を考えるのであれば、「耐震等級」だけでは片手落ちになるということです。ちなみに、気象庁は昨日(11日)、熊本地震の地震回数(震度1以上)を精査した結果、10月10日現在で2137回としていた回数が、約2倍の4081回だったと発表しました。これだけの回数の揺れに対して、住宅の耐震性能を一時的な強度の目安である「耐震等級」だけで判断するというのは、とても危険なことであるということがお分かりいただけると思います。
そこで、家づくりで考えなければいけないことは、「連続した地震に耐えうる丈夫でしなやかな構造体」を選択するということです。
キノイエでは、その一つの答えとして、本震だけでなく、繰り返す余震にも備えるため、「真壁構造」を用いた「プレウォール工法」という工法を採用しています。「真壁構造」とは、地震の揺れが構造体に伝わる際、柱と柱の間にある壁が突っ張ってしっかりと耐える構造になっています。これに対し、柱に壁材をくぎで打ち付けるだけの「大壁構造」は、大きな揺れに対して打ち付けたくぎと共に壁材が外れることにより、それ以降の地震に対しては、ねじれを支えることができない状態になります。

プレウォールパネル
<柱と構造壁を上から見た比較>

イラストのように、柱と柱の間にある構造壁が外れにくい「真壁構造」は、「大壁構造」に比べ柔軟性があり、繰り返しの揺れにも強いので、余震があっても安心な構造になっているのです。

ここに、プレウォールパネルを採用した住宅の三次元実大振動実験を行った際の映像があります。少し広告っぽい印象が強いかもしれませんが、とてもわかりやすい映像ですので、参考になると思います。(メーカー提供映像)
さて、昨日のブログでもお知らせいたしましたが、10月29日(土)・30日(日)の2日間、「窓・構造・断熱パネル・換気の一流専門メーカー担当者が直接教える! 高性能エコハウスのしくみ大公開」と題した、ちょっとした勉強会を開催します。今回ご紹介した「プレウォール工法」のパネルを製造しているウッドリンク株式会社の担当者より直接説明をいただける機会を設けてありますので、この機会にぜひキノイエ上越モデルハウス「塩屋新田の家」に足を運んでみてください。
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