安国寺の家 撮影
December 9, 2019
先日、今週末に完成見学会を予定している「安国寺の家」の竣工撮影が行われました。以前まで「西本町の家Ⅱ(仮称)」とご紹介していた住まいを「安国寺の家」と正式に命名させていただきました。
前回の「頸城の家」に続き、糸魚川産の杉をふんだんに使った落ち着きのある上質な住まいが完成しました。
安国寺は、現在の上越市西本町1~2丁目に位置している古来の町名です。その昔、足利尊氏によって、元弘の乱以来の戦死者を弔うために全国各地に建立された「安国寺」の跡地がこの地域内にあることが町名の由来。600年の歴史を持つ氏神様が祀られている稲荷神社があります。また、60年以上の歴史を誇る伝統の屋台と、御饌米奉納時の若衆の褌姿が特徴の安国寺の祇園祭が有名です。
そんな歴史のある地区内に溶け込むように建てられたキノイエの住まいをぜひ見に来ませんか。
完成見学会は、今週末12/14(土)・15(日)の2日間の開催です。こちらは一般公開となりますので、開催期間中(各日10:00~16:00)は、いつでもご来場可能です。
安国寺の家について、もしくはキノイエの家づくりについて詳しく知りたい、ゆっくり見学したいという方は、事前のご予約が便利です。お申込フォームより、見学希望日時をお知らせください。後日、スタッフより場所その他の詳細をお伝えさせていただきます。
安国寺の家 完成見学会
ご予約はこちら
https://www.kinoie-niigata.com/event/details_2509.html
<お問い合わせ>
【電話番号】0120-696-711
【電話受付時間】9:00a.m.~5:00p.m.
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頸城の家 予約制完成見学会開催
November 9, 2019
米山を望む見晴らしいロケーションの上に建つ「頸城の家」の完成見学会の開催日が決定しました。
開催日は、11月30日(土)・12月1日(日)の2日間(10:00~16:00)。完全予約制となります。
景色を取り込むように、母屋とゲヤの関係を少し斜めにふったデザイン、薄くシャープに伸びた片流れの屋根、黒の金属サイディングと木目のテクスチャの対比が美しい、キノイエならではのシルエット。周辺の景色に溶け込むようなデザインを意識しています。
見学をご希望される方は、こちらのイベントページにお進みいただき、お申込フォームより、見学希望日時をお知らせください。後日、スタッフより場所その他の詳細をお伝えさせていただきます。
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「高田の家」C値
November 6, 2019
先日、「高田の家(仮称)」の隙間相当面積(C値)の測定が行われました。
今回もとても良好な測定結果が出ました。
測定の概要につきましては、過去のブログにて解説していますので、手短なところで先日のブログ記事「隙間測定は全棟行います」をご参照ください。
前回のおさらいですが、上記3回の測定結果のレシートの中にある「総相当隙間面積:αA=○○㎠」という赤枠で囲まれた部分が、気密測定で算出されたこの住まい全体の実際の隙間面積の数値。外気の状況等でブレがあるため、基本は3回の測定結果のうち、中間の値を採用します。今回は1回目=31㎠、2回目=22㎠、3回目=30㎠なので、ここでは3回目の30㎠が採用になります。
これを元に、C値 = 家全体の隙間の合計αA(㎠) ÷ 延床面積(㎡)という計算式で算出すると、
C値 = 家全体の隙間の合計 30㎠ ÷ 延床面積 129.777㎡ = 0.231165769・・・ ≒ 0.2㎠/㎡(小数点第二位を切り上げした場合:0.3㎠/㎡)という好結果でした。
なんと、家全体の隙間の大きさが名刺の約半分強程度の大きさしかないという結果になります。これだけの気密性能を有しているからこそ、家全体への均等な空調効果が約束され、年間を通して天井から足元まで温度差なく、夏涼しく、冬温かい住まいが実現できます。
現在は義務化されていない(住宅会社の裁量に任されている)隙間相当面積(C値)の測定を全棟確実に行い、その実測数値を隠すことなくお客様にお示しできるからこそ、私たちは自信をもって地域トップクラスのエコハウスを語れるのです。
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頚城の家(仮称)
October 28, 2019
現在上越市内で3棟同時に建築が進行中のキノイエの住まい。先日近況写真をお伝えできなかった「頚城の家(仮称)」の全体像が少しずつカタチになってきました。
上棟は既に8月に完了。ご覧の通り目の前の風景は米山を望む水田地帯。何物にも代えがたい最高のロケーションです。
薄くシャープに伸びた片流れの屋根、黒の金属サイディングと木目のテクスチャの対比が美しい、キノイエならではのシルエット。周辺の景色に溶け込むようなデザインを意識しています。
また、景色を取り込むように、母屋とゲヤの関係を少し斜めにふったデザインになっています。
今から完成が楽しみです。「西本町の家Ⅱ」、「高田の家」(それぞれ仮称)につきましても、今後少しずつ近況をお伝えしたいと思います。
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隙間測定は全棟行います
October 11, 2019
先日は、「西本町の家Ⅱ(仮称)」の気密測定を行いました。気密の重要性はこのブログにて幾度にもわたり強調していることですが、おさらいのためにご紹介します。
カネタ建設では、キノイエブランドを含めた新築住宅は原則全棟気密検査を行います。気密試験では専用の気密測定器を使い、家の中の「C値」を調べます。C値とは、家の延床面積に対する 「 隙間面積 」 の割合を示す数値で、床面積1㎡当たりどれ位(何㎠)の隙間があるのかを表した数値です。この値がゼロに近いほど、隙間が少なく、気密性が高いことを意味します。
それでは、今回の結果を見てみましょう。逃げも隠れもできない実際の測定数値をそのままお見せします。
上記3回の測定結果のレシートの中にある「総相当隙間面積:αA=○○㎠」という赤枠で囲まれた部分にご注目。これが、気密測定で算出されたこの住まい全体の実際の隙間面積の数値です。外気の状況等でブレがありますので、基本は3回の測定結果のうち、中間の値を採用します。1回目=39㎠、2回目=33㎠、3回目=52㎠なので、ここでは1回目の39㎠が採用になります。
C値 = 家全体の隙間の合計αA(㎠) ÷ 延床面積(㎡)という計算式で算出されます。
C値 = 家全体の隙間の合計 39㎠ ÷ 延床面積 156.518㎡ = 0.249173・・・ ≒ 0.3㎠/㎡ という好結果でした。
以前のブログ(「すき間だらけの日本の住宅」/「住まいの呼吸法」)でもご紹介したように、日本の既設住宅の90%以上がC値=5㎠/㎡以上(5㎠/㎡を超えると、測定不能になるケースが大半)と言われておりますが、実際そのほとんどは未測定のため実態は不明です。仮に、C値=5㎠/㎡の場合、40坪の住まいであれば、すき間の大きさはA4型ノートパソコンの画面サイズとほぼ同じ位になります。これに対し、西本町の家Ⅱ(仮称)のC値は0.3㎠/㎡。40坪換算で、名刺の7割以下のすき間しかないという結果です。その差は歴然。これが夏冬の冷暖房機器の運転効率に大きな影響を与え、結果として光熱費の削減につながります。また、それ以上に隙間がないことによって結露からのカビの発生を防ぎ、長年にわたって健康な住まいを維持することができるのです。
ちなみに、この気密検査、私たちは建物の下地施工完了後と内装工事完了後に分けて2回実施します。仮に下地施工後の気密試験結果が良くても、その後の内装工事の段階で配線工事や配管工事、手直しなどで建物に再び穴をあける作業が行われるなどすると、このC値は途端に悪くなることがあります。このため、この気密試験を下地施工時1回のみで終わらせる(よい数値を残す)住宅会社もありますが、私たちは品質管理にこだわり、内装工事後に最後気密検査を行い、下地後の施工で隙間の発生がないかをチェックします。こうすることでお施主様にも「本物の性能値」を確認してもらい、安心していただくことができます。
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頚城の家・西本町の家Ⅱ・高田の家(仮称)着々と進行中
October 2, 2019
近いうちに少しずつ詳細をお伝えしていこうと思っていますが、現在、上越市内では、「頚城の家」、「西本町の家Ⅱ」、「高田の家」(それぞれ仮称)3棟のキノイエの住まいが建設進行中です。(この他に、糸魚川市内での計画も進行中)
まず「頚城の家(仮称)」は、米山を望むのどかなロケーションという最大の価値を活かし、母屋(ベース)と下屋(ゲヤ)を45度に振ったプランが特徴。現在、内部造作工事が大詰めです。(写真は後日)
「西本町の家Ⅱ(仮称)」は、密集した住宅街でありながら比較的大きな敷地を有しており、通常のキノイエの標準プランよりは少し大きな間取り構成。これによるコスト上昇や空間の間延びを防ぐため、メーターモジュールが基本のキノイエの設計ですが、今回は尺モジュールで設計。現在上棟が完了し、外部工事が進行中です。
「高田の家(仮称)」は、敷地裏に川が流れる閑静な住宅街の中に建設中。住宅密集地ですが、隣が実家という立地環境をいかし、二世帯の家族間交流、パブリックとプライベートのバランスを考えたプランになっています。現在、基礎工事と養生が完了し、明日より上棟が始まります。
完成見学会等の予定につきましては現在調整中です。決まり次第、また皆様にご報告させていただきます。
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年月とともに
May 8, 2019
ロケーションに応じて、外壁に何を選択するのかということは、家づくりにおいて重要な要素です。
こちらは、上刈の家の外壁。天然の杉板を横張りするという選択をしました。天然無垢のよさは、何と言ってもその風合いにあります。人工製品がどれだけ再現力を高めても到底及ばない、自然素材だけがもつ本物の存在感があります。
そして何より、自然素材は、自然の風景の中で豊かにその表情を変えていきます。
経年変化という点でもとても素直。「古さ」を劣化と捉えるのか、年を重ねた味わいと捉えるかで受け取り方が大きく変わります。新築直後よりも、むしろ十年、二十年という年月の経過で、人工製品との差は際立ってくるのです。それは、私たち自身も年月の経過とともに人としての考え方が熟成され、老成していくのと同じかもしれません。
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唯一無二のテクスチャ(その2)
April 26, 2019
前回のブログ記事に続いて、今度はフローリング材です。弊社では、地元糸魚川産の杉材を積極的に住まいづくりに取り入れています。
こちら糸魚川産の杉材を使用したオリジナルのフローリング材。黒心と呼ばれる黒身部分を含む材を上手にブレンドして加工すると、ご覧のように、他の輸入無垢フローリング材とは一線を画す独特の表情が生まれます。一種アートのようなテクスチャは、この住まいを訪れるお客様に新鮮な感動を与えてくれます。
このオリジナルフローリングは、ワイヤー線やナイロン線がついたホイールを高速回転させて、木材や金属を研削する電動工具サンダーを使って表面のやわらかい部分を削り落とす通称「カップ掛け」と呼ばれる技法で、表面に凸凹をつくる「浮造(うづく)り」調の仕上げになっています。裸足で歩くととても気持ちがいいです。
一見どこにでもありそうで、あまり注目されていなかった地元糸魚川産の杉材、意外にもまだまだ隠れた魅力が眠っていると私たちは考えています。
一生に一度の家づくり。せっかくなら、生まれ育った唯一無二の地元の素材、個性的なテクスチャを上手に暮らしのデザインに取り入れてみませんか?
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唯一無二のテクスチャ
April 23, 2019
私たちは家づくりと同時に、お客様のご要望に応じて、家具の製作も手掛けています。
例えば、こちら。糸魚川産の杉材を使用したダイニングテーブル。
糸魚川産の杉には独特のテクスチャがあります。杉は、赤と白の木目に、点在する味わい深い節が特徴ですが、糸魚川産の杉には、やや黒ずんだ部分が混ざっています。黒心とも呼ばれ、比較的含水比率も高く、見た目が美しくないという理由から、一般的に市場ではあまり評価が高くありません。しかし、どうでしょう?この色味は見方を変えると実に味わいが深く、デザイン的に見てもアクセントになり得る要素です。そこで、修正材を加工する際にその黒心部分の配合割合をうまく調整すると、写真のように、テクスチャが際立つ独特の風合いをもった板材に生まれ変わります。
この地域独特の個性をデザインとして受け入れた瞬間、このダイニングテーブルは唯一無二の個性的なオリジナル家具として存在感を放ちます。
無垢の杉は、削り立ての時点では比較的淡い色をしていますが、年月を重ねるときれいなあめ色に変化していきます。樹種としてはやわらかい杉は、固い食器や手が触れるなど使い込むほどに表面が磨耗され、自然な美しいツヤが生まれてきます。それはまるで高級な革製品を使用しているのと似ています。
いかがですか。一生に一度の家づくり。せっかくなら、生まれ育った唯一無二の地元の素材、個性的なテクスチャを上手に暮らしのデザインに取り入れてみませんか?
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『のどかに暮らす家。』完成見学会
April 17, 2019
カネタ建設の商品ライン(コードネーム:Mライン)として、キノイエで培ったコンパクトかつハイクオリティなパッシブ設計、木のぬくもりを最大限に生かしたデザインを踏襲しながら、お求めやすい価格帯で上質な暮らしを実現する自社標準化モデルの第2弾が今週末の4/20(土)・21(日)の2日間、上越市板倉地区内にて完成お披露目になります。
性能はキノイエと互角でありながら、キノイエ以上に取捨選択を明確にした潔いデザインと価格構成。「住まう選択肢を多くの人に」という思いで生まれた、まさにキノイエの「洗練された弟分」といえる存在です。
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