日本海クラシックカーレビュー
September 3, 2017
本日、糸魚川市内にて「第26回日本海クラシックカーレビュー」が開催されました。
「交通安全フェア」という冠が付いている通り、市内・県内の交通安全啓蒙を大きな目的とし、全国のクラシックカー愛好家の協力を得て、毎年盛大に開催されている糸魚川市屈指のビッグイベントです。
今年も各地から大勢の来場客で賑わいました。大会事務局発表では、今回の来場者数は、4万3千人に上り、過去最高の来場数を記録したとのことです。
このイベントには長年、弊社からも代表の猪又をはじめ、複数のスタッフがボランティアとして参加しています。
昨年のブログ記事でもご紹介しましたが、日本海クラシックカーレビューは、1974年以前の国内外の純粋なクラシックカー(当時の価値を失うような改造は一切認めない)にこだわり、厳選された200台の車両が、全国からこの日のために糸魚川市に集まってきます。しかも、全てが今なお公道を走行することができる”現役”なのです。
特別車展示ブースでは、数多くの伝説を残したカルソニックR-32 GT-R(写真左)、1986年に日産がワークスとして初めてフランスのル・マン24時間レースに参戦したプロトタイプレーシングカー「ニッサン 86V」(写真中央)、ランチア・ストラトス(写真左)等、ファン必見のオリジナルカーの展示・エンジン始動のデモンストレーションが行われました。
毎年恒例ですが、イベント後半では100台のクラシックカーが糸魚川市内をパレードしました。糸魚川市は昨年末の火災で大きな被害を受けましたが、糸魚川は元気だというところを多くの人にご覧いただきたいという実行委員会スタッフの強い思いが伝わる素晴らしいイベントになりました。
今年のグランプリは、1969年製のコルトギャラン。オーナーの谷崎さんは、なんとこの車を新車で購入して以来、48年間ずっと手入れをしながら現役で乗り続けているのだそうです。表彰式ではお孫さんと共にトロフィーを受け取る姿がとても印象的でした。
各賞の受賞者と共に、記念撮影をするグランプリの谷崎さんとお孫さん(写真中央/車の左脇)肝心のコルトギャランの全体写真がなくて申し訳ありません。
まさに生涯の相棒とも呼ぶべき愛車との美しい関係に、その人柄も垣間見えます。生涯の相棒となる買い物の筆頭は家。住まいもこのような気持ちで大切にお付き合いしてもらえたら、作り手としてはこの上ない喜びです。
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フォトコンテスト入賞者発表!(オレンジフェア2017)
August 24, 2017
カネタ建設のウェブサイトにて昨日公表になりましたが、こちらでも同じくご紹介させていただきます。
昨日は、オレンジフェアのスタッフたちにとって、とてもとても悩ましい1日でした。そう、理由は、フォトコンテストの審査結果発表の日だからでした。
年に一度の夏の大感謝祭「オレンジフェア」は、今年から新リーダーに引き継ぎがされ、そのリーダーたちはこれまでの先輩たちが12年間築いてきたたくさんの想いを背負い、大きなプレッシャーの中、今年の第13回目を無事に成功させることができました。その最後の仕上げの仕事になるのが、このフォトコンテストの審査結果発表なのです。
オレンジフェア当日から、8月20日までの間に、SNSでの投稿やメールでのご応募によって集まった数多くの作品の中からスタッフの独断と偏見にて選考をさせていただきましたが、いただいた写真はどれも素敵な家族のシーンばかり。とても悩みました。そこで様々な意見がある中、「同じ場所」で「同じ楽しい」を共感しながらも「家族にしか撮れない1枚」を一つの選考基準に、入賞者を決定いたしました。
まずは、早速最優秀賞の発表からです。
【最優秀賞】
ペンネーム:スミレグミ様
私たちスタッフがカメラを構えたら誰であってもついかしこまってしまいます。この「っくぅ〜ったまらないね!」というふたりの表情は「家族だから撮れた」一瞬です。おめでとうございます!
※当選者様には後日、ご連絡させていただきます。よろしくお願いいたします。
そして入選は4点です。
【入選】
ペンネーム:どっちゃん様 (Twitterより)
この表情は家族ならではの笑顔。最高です。
【入選】
ペンネーム:yoshio_33様
しっかりアウトドアチェアまでお持ちいただき、オレンジフェアを満喫していただいている様子には私たちスタッフも大満足です。
【入選】
ペンネーム:marie_tsuchida 様
【入選】
ペンネーム:aya.s777様
帰るまでが遠足…小さい頃、いつもおんぶしてくれていた両親のことを思い出しました。寝てしまうまで思い切り遊んでくれて、ありがとう!
以上、当選された皆さま、おめでとうございます!!
また、今回はスタッフの独断と偏見で5点のお写真を選ばせていただきましたが、フォトコンテストに参加いただいたすべての皆さま、また、オレンジフェアにご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました!皆さまの笑顔が私たちスタッフの活力です。
最後になりましたが、一言でフォトコンテストといっても、その中には非常に強い思いが込められています。以下そのスタッフたちの思いをご紹介します。
*** *** ***
長い長い夏休み。
あなたはどう過ごしましたか?
「休みだからって言ってゲームばかりしてないの!」
そんな風に怒られていませんか?
せっかくの夏休み。
外で思いっきり遊びませんか?
初めてのことに挑戦して、
初めて見るものに出会って、
おいしいものをおなかいっぱい食べて、
思いっきりずぶぬれになって・・・
お父さお母さんのときはそれが当たり前だった夏休み。
でも、今の子どもたちには貴重な夏休み。
遊びたい気持ちは一緒なのにどうして?
それはきっと“アソビバ”がどんどん無くなってきたから・・・
「今日は一日、思いっきり遊んでいいよ!」
そう言ってあげられる“アソビバ”を私たちは届けたい。
でもね、お父さんお母さん。
それは子どもたちだけじゃない。
自分の子どもと一緒に遊んであげてますか?
「ホントは一緒に遊びたいのに・・・」
それは大人と子ども、どっちも思っているコト。
いつもは仕事で忙しいお父さんお母さん。
今日は一緒に遊びましょう!
お父さんお母さんにも初めての発見、きっとたくさんあるハズだから。
こんなに勇気をもった子どもになりました。
こんなに負けず嫌いになりました。
こんなにまっすぐ笑える子になりました。
お父さんお母さんのお子様はここまで大きくなりました。
一緒に遊んで、見つけてください。
だから、私たちスタッフも全力で遊びます!
みんなで一緒にこの“アソビバ”で、思いっきり遊びましょう!!
そんな家族の大切な思い出が詰まった大切な1枚の写真。
お子様だけじゃない、家族みんなの成長記録が私たちは見たいのです!
大人と子どもが一緒に“コドモ”になる。
そんな楽しい1枚を今年のナンバー1に!!
一緒に遊んで、笑顔にあふれるお子様とファインダーの奥にいるお父さんお母さん。
今年もみんな立派に成長しましたね。
ステキな家族の一瞬を、遊ばせてください!
すべてのお客様への感謝を込めて・・・
今年もありがとうございました!!
オレンジフェア2017 スタッフ一同
*** *** ***
また来年、オレンジフェアでお会いできることを楽しみにしております!
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社長の夏休み
August 17, 2017
今年のお盆の連休は、最大で10日間という方もいれば、平日と変わらない勤務という方もいらっしゃったかと思います。皆様、いかがお過ごしでしたでしょうか。
弊社は13日~本日の17日までの間、お盆の休業とさせていただいています。普段仕事しか頭にないように思われがちな弊社代表猪又ですが(笑)、本人もまた、このお盆休み期間は家族との時間を楽しませていただきました。
今年の連休期間は天候が不安定で、なかなか海山のアクティビティに挑戦できませんでしたが、帰省中のいとこ家族と共に、近隣のプールやボウリング、ミニアスレチックや妙高のイルミネーションなど満喫しました。その時の映像を、最近流行りの「インスタ映え」を意識したスナップでまとめました(笑)ので、こちらをどうぞ。
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奇跡の一日
August 12, 2017
昨日開催されました弊社感謝祭「オレンジフェア2017~恐怖だらけのなつやすみ。」には、本当に大勢のお客様にご来場いただきました。この場をお借りしまして心より厚く御礼申し上げます。
台風5号通過の影響で前々日までが土砂降りのような天気。当日までの数日間、天気予報はめまぐるしく変化し、前日の晴れからまたもや夜間は雨。当日の朝方まで霧雨のような雨模様が続いていたので、スタッフ一同、開催ギリギリまでひやひやしていましたが、おかげさまで、イベント開催時間中はやや曇りながら雨に当たることなく無事にイベントを終了することができました。
また、一夜明けた本日も午前中からまたひどい土砂降りになったことを考えると、オレンジフェア開催日はまさに「奇跡の一日」と呼ぶにふさわしい一日となりました。毎年楽しみにいていただいている大勢のお客様、協力業者並びに関係者の皆様、そして実行委員をはじめとする弊社スタッフの皆様に心から感謝の気持ちでいっぱいです。今年で13年目を無事終えたオレンジフェアですが、今後も皆様のご期待をいい意味で裏切る楽しいアトラクションをご用意してまいりたいと思います。来年以降もぜひお楽しみに!
地元新聞『糸魚川タイムス』様の一面記事でご紹介いただきました。(8/12)
「オレンジフェア2017」の様子は、カネタ建設のブログページにて、早速写真ダイジェストをUPさせていただいておりますので、ぜひこちらもご参照ください。
オレンジフェア2017 フォトダイジェスト(抜粋)
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いえかつ糸魚川
August 3, 2017
以前のブログ「空き家を資産に」でもご紹介しておりました「一般社団法人空き家活用ネットワーク糸魚川」、通称:『いえかつ糸魚川』がいよいよ本格始動し、今月より、公式ウェブサイトがオープンしました。
実は、今回、このサイト制作にあたっては、同社団法人の理事でもある弊社代表猪又も実行委員として参画しており、「最高の地元ライフ」をテーマにしている住宅会社ならではの様々な意見を反映させています。
ウェブサイトは、限られた予算の中、とにかく見やすく・おもしろくするため、様々な工夫を施しています。例えば、この地域への移住を検討している方にも、糸魚川地域を「海の近く」「街なか」「山の近く」というロケーション別で検索できるメニューを付加してみたり、単なる物件サイトではなく、糸魚川の暮らしの魅力にフォーカスし、実際の暮らしについての体験談や地域の特色についてのコンテンツも追加し、けっこうおもしろいページに仕上がっています。物件登録はこれから随時進めていく予定で、既に登録待ちの物件情報やお問い合わせも出てきています。
ちなみに、サイト内のコンテンツ「わたしの糸魚川暮らし」の第1号で紹介されている人物は、現在、弊社のスタッフとしても活躍してくれている屋村さん(埼玉県よりIターン)です。埼玉からこの新潟県糸魚川市に移住を決めた彼女の動機と現在の考えが素敵な文章と共に綴られていますので、ぜひ、そちらにもご注目ください。
『いえかつ糸魚川』公式サイト
(↓以下のアイコンをクリック)
企画進行中~オレンジフェア2017
July 10, 2017
毎年恒例のカネタ建設お客様感謝祭「オレンジフェア」の実行委員会スタッフによる準備がいよいよ本格的になってきました。
こちらは、先日開催された企画会議の様子。このイベントは今年で13年目を迎えますが、第1回目から今までずっと、全てスタッフたちの手づくりにこだわり、企画・設営・運営の一切を内製化しています。
ご覧のように、会議では、スタッフたちの手描きコンセプトイメージなどを駆使し、ワイワイと自由な議論が飛び交います。イベント実行委員会スタッフは、土木技術者、建築担当者、営業スタッフ、事務スタッフなど、誰一人イベントの専門家ではありませんが、完成したイベントでは、毎年半日で3,000人以上の来場(昨年は4,000人!)を記録するというモンスターイベントに成長しています。
気になる今年のテーマは、今月後半までのお楽しみとして・・毎年、このオレンジフェアの企画がほぼ固まると、開催前に必ずスタッフで決起集会が行われます。
決起集会では、盛り上がり過ぎて、なぜか中途半端なChoo Choo TRAINを決行(笑)※ちなみに、今年のイベント企画とは一切関係ありません(笑)
この結束力が、様々な挑戦を可能にするチームの原動力になっています。
弊社の中では、オレンジフェアをいわゆる「人の展示会」と位置付けています。何事にも全力投球で、まずはスタッフ自らが楽しみながら、お客様に、そして地域の皆様に最高の夏の一日を提供したいという気持ちを大切にしています。住宅見学会やモデルハウスへ行くのは敷居が高いと感じている方でも、このイベントでは私たちの会社を身近に感じていただけるのではないかと考えています。
今年のオレンジフェアは、山の日である8月11日(金・祝)を予定しています。どうぞお楽しみに。
<感謝祭「オレンジフェア2017」>
▶開催日時
8月11日(金)山の日/10:00~15:00
▶会場
糸魚川市民会館前特設広場(昨年と同会場)
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1周年イベントダイジェスト
June 19, 2017
お待たせしました。先日開催されましたキノイエ生誕1周年記念イベントの模様をフォトダイジェストにてお届けします。
イベントは、6月17日(土)に、これまでご来場のお客様、関係者の皆様を中心とした招待性のクローズド・プレイベント、翌18日(日)は一般公開のイベントとして開催いたしました。おかげさまで、両日共に1周年を祝うにふさわしく、とても大勢のお客様にご来場いただきました。
会場では、ランチタイムにケータリングサービスとして、フードサロンやさいの日様のメニューをお楽しみいただきました。
ご覧のように、会場はガーデンパーティーのようなやごやかな雰囲気に。住宅会社の見学会イベントとはまるで異なる、ゆっくりとした心地よい時間が流れていました。
軽食を楽しみにながら、紙芝居屋ガンチャンによる紙芝居アトラクションのはじまり!はじまり!
どこか懐かしい昭和の雰囲気を演出しつつ、関西弁でユーモアに富んだガンチャンの紙芝居は、終始会場を爆笑の海に。
子どもたちだけでなく、大人も夢中でクイズに参加。
また、18日(日)の一般公開の日には、上越地域で唯一のお茶の製造元「正香園」の松木代表による「おいしいお茶の淹れ方」講座も開催。
日本茶インストラクターの松木代表の説明は、お茶に関する目からウロコの知識が連発。皆様はご存知でしたか?玉露は茶葉として高級だから値段が高いのではなく、製造工程で手間がかかっていることに由来し、しかもお茶の健康成分の一つであるカテキンは、玉露には含まれないという事実を。
松木代表の話を聞けば、日本茶が三倍美味しくなること間違いなし。お客様はもちろん、スタッフも釘付けでした。
押し花の栞づくりのワークショップも親子に大人気。皆さん夢中で栞づくりに挑戦。出来上がり作品のセンスとクオリティの高さに驚きました。
家族写真ワークショップも非常に大勢のお客様にご参加いただきました。みなさん、とてもいい表情をしています。
キノイエは実に多くの関係者の皆様に支えられて今日がありますが、中には、あるお客様からうれしいサプライズプレゼントが!
なんと、キノイエの外観イラストをあしらったオリジナルケーキのプレゼント!また、この他にも関係者の皆様から様々なお祝いの言葉やお心遣いをいただきました。本当にありがとうございました!
キノイエの1年目の誕生日は、終始アットホームな雰囲気の中大勢のお客様とゆっくりとした時間を共有できた、本当に心が温まる素晴らしい2日間でした。あらためまして、スタッフ一同、全てのお客様、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
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数秒間の家族ドラマ
June 14, 2017
今週末で生誕1周年を迎えるキノイエ。カネタ建設としての歴史は創業84年と長いのですが、キノイエとしてはまだ生後1年未満の幼いブランド。しかしながら、「小さくつくって丁寧に大きく暮らす~小さな邸宅」の考え方に共感していただける方が徐々に増えているのを実感しています。派手な拡大はしないものの、その歩みはキノイエの暮らし方と同じように、丁寧にゆっくりと、しかし着実に前に進んでいます。
写真は、先日のブログでご紹介した「雁木のある暮らし」の家の模型。少しアングルを変えて写したものです。通りからすぐに玄関があるのではなく、雁木のあるアプローチを通ってから玄関ドアを開く動線になっています。帰宅する時、季節の移ろいや家の生活の灯りを感じながら、軒伝いに歩いていきます。また、家の中からも家族の帰宅を気配で感じることができます。一般的な住まいよりほんの少し玄関に入るまでの距離がありますが、時間差にしてわずか数秒の差。ですが、その数秒間に様々なストーリーが生まれます。元気がないとき、いいことがあったとき、お土産やプレゼントを手にはやる気持ちを抑えながら家路につくとき・・・その時々で足音も人影として写る姿も微妙に違っているはずです。それを家族同士が共有する数秒間。ここでは「わが家に帰る」という瞬間を様々な家族ドラマとして実感できることを主眼においた設計を心がけています。このように、キノイエでは、ご家族の暮らし方に耳を澄まし、一件一件にこうした丁寧な動線設計を行っていきます。
30年後も、「この家を建てて本当によかった」と再び感動が湧き上がってくる家づくり。一般的な住宅営業のトークでは伝わらない、とても大切なものがあると信じています。
先日、また一つ新たなキノイエの建築申し込みをいただきました。私たちの使命と役割は非常に大きいと感じています。
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仕事の究極の目的って
June 11, 2017
以前ご紹介したカネタ建設の紹介ムービー(1分編)とは別に、建築の世界で働くことを希望する人たち向けのカネタ建設紹介ムービーが完成しました。
このムービーでは、キノイエを展開するカネタ建設がなぜ「オンリーワンの住まいづくり」というコーポレートポリシーを掲げているのか?というルーツについてほんの少しだけ語られています。そして、「仕事をする究極の目的」について、代表猪又がこの上越地域で暮らすことと絡めて語っています。
2分50秒弱のムービー。この映像を見て、「カネタ建設で働いてみたい」と思っていただける人が一人でも生まれてくれると嬉しいです。
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エコバッグあれこれ
June 2, 2017
こんにちは。HÜTTE muumuuの村岡利恵です。
前回のブログから引き続き、西海岸がらみのお話です。
ファーマーズマーケットのお話をしましたが、向こうではスーパーマーケットでの買い物も基本的に袋は有料。エコバッグ持参というのがスタンダートのようです。私の住む長野県でもレジ袋削減が推進されていて、今年3月の調査では66.8%が袋などを持参しているとのこと。
ファーマーズマーケットでいちばん見かけたエコバッグは、オーガニック食材などを扱うスーパーマーケット「WHOLE FOODS MARKET」のもの。いかにもなのですが、ここのエコバッグは地域オリジナルのデザインがあったりするので、旅行記念としてもつい欲しくなってしまいます。
いちばんポピュラーなのはこのグリーン×白のもの。何人も見かけました。
スーパーマーケットのエコバッグを複数持ちしていたり、それらをさらに専用のキャリーに引っ掛けて運んでいる人(なんせ買い物の量が多い!)もいるのですが、たまに普通のバッグをエコバッグとして使っている人もいます。女性はカゴを持っている人も多く、日本でもおなじみのL.L.Beanのトートバッグを持っている人もちらほら。ちなみにL.L.Beanのショップは東海岸に集中していて西海岸にはないのです。意外!
アフリカのブルキナバスケット。私も自転車通勤で使っていましたが、ざくざくものが入れられて楽ちんです。
色が褪せ、持ち手がほどけるまで使い込まれたトートバッグ。
私が初めてエコバッグを使ったのは、たしかDEAN & DELUCAが日本に上陸したとき。仕事柄、雑誌や重い資料を持ち歩くのにA4サイズのサブバッグとして重宝していました。適当にものを突っ込めるバッグはズボラな性格にあっていたのか、サブバッグからメインバッグに格上げ。それ以外にも買ったりもらったりして、気がついたらどんどん増え続ける一方。エコバッグの中にエコバッグを保管している始末。下の写真はそんなコレクション(?)の一部。
左から、今回の旅で買った養鶏所のバッグは最近のお気に入り。前回の滞在で買ったサンフランシスコの書店「GREEN APPLE BOOKS」のバッグは使いすぎて持ち手がほつれてきている。パリのパン屋「Poilâne」のリネンエコバッグ。パン屋ですがクッキーが絶品。ハワイ・カイルアのブティック「Muumuu Heaven」では買い物をしたときにヴィンテージアロハの生地で作ったバッグにいれてくれた。横浜元町「ユニオン」のバッグはミニサイズで財布と携帯だけで出かけるときに便利。青いバッグはベルリンで取材したアーティストの自作バッグ。草原のようなイラストがいかにもエコ!なベルリンのスーパーのバッグ。FEEDは折りたためるのでサブバッグに。これ1つを購入すると子供たち100食分の給食が提供(寄付)される。最後は洋服を買ったときについていたおまけ。
記事を書くためにクローゼットを点検したら、続々出てきてびっくりしました。軽くて、グラフィックもユニーク。自分で買うのもひとにあげるのも気楽な価格。その上ざぶざぶ洗える。最近ではキャンプやアウトドアでもギアや着替えを小分けにしたりと、出番が多くて助かっています。
そんな私のエコバッグですが、いちばんよく使っているものは、数年前に誕生日に友人にもらった「sea to summit」のウルトラショッピングバッグ。手の平に収まる超小型。そして重さはたった50g! 広げると大きなレジ袋サイズですし、生地が丈夫なのでワインなど重いものも平気。カギと一緒にS型カラビナにつけているので、携帯し忘れることもありません。
カギと大きさを比べても本当にコンパクト。ナイロン製なので多少濡れても平気なので、温泉に行くときなどにも使っています。
この夏から始めるお店でも、このあいだ西海岸で見つけてきたエコバッグをいくつか販売しようかなと思っています。里子に出すのが躊躇われて、また自分のバッグを増やしてしまいそうなのが悩みのタネ。でも糊のきいた帆布製のエコバッグは、使うたび洗うたびにくたっと馴染んでくる。どんどん自分だけのものに育っていく楽しみもみなさんに知ってもらえたらと思っています。ぜひヘビーユースで自分だけのバッグを育ててみてくださいね。
<村岡利恵>
長年東京でインテリアやデザイン関連の雑誌編集に携わる。2016年に長野県大町市へとIターンし、2017年の初夏から高瀬渓谷の森のなかの別荘地で「HÜTTE muumuu」という朝食だけのカフェと編集&デザイン業を営む予定。キノイエスタッフと縁があり、雑誌編集者時代に触れたいろいろなもののことや、高瀬の森での新しい暮らしづくり、旅のことなど、当ブログで不定期に執筆。
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