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復興のその先へ


February 26, 2019

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February 26, 2019

リノベーションスクール@いといがわ、3日間の激闘が終わりました。

 

 

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このスクールは、糸魚川市の協力のもと、実際に糸魚川駅北エリアに存在する遊休不動産を題材に行われます。スクールの受講生は、ユニット(8人程度のチーム)のどこかに所属し、対象案件となる遊休不動産の再生を通じた新しいビジネスを計画します。ユニットで作成した事業計画は、ショートプレゼンを行い、内容をブラッシュアップ。途中、リノベーションまちづくりの先駆者が行うライブアクトがあり、スクール最終日には、不動産オーナーに対して、プレゼンテーションを行います。

 

 

スクールと言っても、その目的は学ぶことではなく「実践」。なので、オーナーの共感・了承を得られれば、実際の事業化に向けて動き出します。

 

 

課題ユニットは全部で3つ。その一つ、ユニットCを指導するユニットマスターには、日本まちやど協会の代表理事でもあり、HAGI STUDIO代表取締役の宮崎晃吉さんが担当。“超”がつくまさにその道のエキスパート。

 

 

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そのユニットCのサブユニットマスターとして、弊社代表猪又が参加させていただきました。ちなみに、ユニットCの課題物件は、雁木通りの長屋に存在する元美容室の空き家。たった3日間で、収支までを見通した本気の事業計画にまで落とし込む、まさに「虎の穴」のような道場です。

 

 

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サブユニットマスターの仕事は、ユニットマスターの補佐役として、地元を知る立場からスクール生の現地調査活動や会議をサポートする役割を担っているのですが、気が付けば、猪又自身も調査、事業計画、そしてついには出資まで(⁉)参加することに(笑)でも、それくらいにチームメンバーの情熱に惹き込まれ、彼らと一緒になって復興のその先を見たいという気持ちになったというのが本音です。細かい説明はともかく、私たちユニットCの再生事業計画「雁木と寺と路地の家 One Roof」をはじめ、全3ユニットそれぞれの素晴らしいプレゼンの様子ぜひをご覧ください。

 

 

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復興のその先へ ~ これから糸魚川のまちが大きく変わる予感がします。

 

 

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リノベーションスクール@いといがわ いよいよ開講


February 22, 2019

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February 22, 2019

糸魚川市駅北大火から2年。

 

復興が進んできた今だから少し未来を考えてみよう。

 

 

糸魚川のほんとうの豊かな暮らしってなんだろう。

 

大切な子どもたちのために、自分たちでできることはなんだろう。

 

きっとそこにあるのは、これまでとまったく違う新しい復興のカタチ。

 

いといがわリノベーションまちづくりのはじまりです。

 

 

***** スクール情報サイトより *****

 

 

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糸魚川市では、糸魚川駅北エリアの遊休不動産の再生を通じて新しいビジネスを生み出し、エリアを再生する実践の場『リノベーションスクール』を本日2/22(金)から3日間開催します。

 

 

スクールの受講生は、ユニット(8人程度のチーム)のどこかに所属し、対象案件となる遊休不動産の再生を通じた新しいビジネスを計画します。ユニットで作成した事業計画は、ショートプレゼンを行い、内容をブラッシュアップ。途中、リノベーションまちづくりの先駆者が行うライブアクトがあり、スクール最終日には、不動産オーナーに対して、プレゼンテーションを行います。

 

 

そして、オーナーの共感・了承を得られれば、実際の事業化に向けて動き出します。

 

 

まちに繰り出し、まちを知り、まちを楽しむ3日間。実は、弊社代表猪又もサブユニットマスターとして3日間、スクール生と共に汗をかきます。どんなまちづくりのうねりが生まれるのか?今から楽しみです。

 

 

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とある冬の日


February 16, 2019

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February 16, 2019

皆さま、こんにちは。今年の冬もこたつが恋人、スタッフのながさきです。

 

 

2月も半ばになって、ようやく冬らしい景色になりましたね。

 

 

都心でも雪が降るなんて予報もありましたが、予報ほどの量じゃなくて良かったです(´ω`)♪

 

 

ちなみに糸魚川は一面真っ白になりました。会社の前も真っ白です。

 

 

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会社の車もこんもりです。

 

 

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しかし、今年は暖冬と言う予報が的中し、とても雪が少ないですね。ここまで積もらないのは中々珍しいです。各スキー場とも、今年の雪の少なさにはヒヤヒヤしたのではないでしょうか?

 

 

そう!冬と言えばスキー、スノーボードなどがシーズンを迎えます。

 

 

各地のスキーヤー、スノーボーダーにとっては嬉しい季節ですね。とは言え、私はまったく行きません。「滑ろ」と言われたら滑りますが、自ら進んでは行きません。

 

 

理由は一つ。

 

 

インドア派なんです。

 

 

こたつが大好きなんです。

 

 

猫と一緒でこたつで丸くなっているのが、私の中では冬の醍醐味です。

 

 

・・・まぁ、猫飼っていませんけどね。

 

 

つまり、私が何を言いたいかといいますと。新潟県民がみんなスキーやスノーボードが好きだと言うのは大間違い!! と、いうことを私は多県民の皆さんに声を大にして言いたい・・・!!

 

 

あっ、ちなみに誤解しないで下さいね。嫌いな訳ではありません。普通なだけです。行かないですけどね・・・

 

 

けれど私は、冬自体はすごく好きです。冬の景色は、個人的にどの季節よりもきれいだと思っています。だって、普段ゴチャゴチャしていて良く分からないものも、雪に覆われると一面真っ白に覆われるでしょ?

 

 

余計なものがない白銀の世界。何だか、素敵に思いませんか?

 

 

とは言え、生活するにはやっぱり大変。今日も夜から除雪車の音がそこらじゅうで鳴り響いていました。

 

 

出社すると、休憩中の除雪車を発見。

 

 

今日も夜通しお疲れ様でした(●´ω`)

 

 

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雪が降る、あたりまえ。

 

 

雪が降っても道路が通れる、あたりまえ。

 

 

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ついつい見逃してしまいそうになる「あたりまえ」は、勝手な思い込み。それはすべて、自然がもたらす恩恵と夜に働く方々のおかげであることを、忘れてはいけません。

 

 

今日も多くの皆さんのおかげで、無事に家路に着くことが出来そうです。

 

 

 

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「最高の地元ライフ」をプランする


February 9, 2019

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February 9, 2019

現在、キノイエのプランがいくつか進んでいますが、本日はその中から一つエピソードをご紹介します。

 

 

お客様との最初の出会いは、以前に行われたキノイエの完成見学会。地元工務店での家づくりを考えていると、最初は奥様お一人でご来場。ご覧いただいたキノイエの雰囲気がとても好きだということで、後日ご主人様と一緒にモデルハウスにご来場いただきました。

 

 

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ご計画地は、ご主人様のご実家がある古くからの長屋が並ぶまち。いろいろとお話を伺っていくうちに、まちなみに合う飽きのこないデザイン、庭との一体感、自然素材を使って丁寧に暮らすキノイエの暮らし方がとてもしっくりするという結論に。深い共感をいただき、プランがスタートしました。

 

 

ちなみに、後日、お主人様のお父様からは、「どうしてもキノイエで建てたい」というお嫁さんの話を聞いて、キノイエを提供するカネタ建設という会社がどんな会社なのかとても気になっていたと打ち明けていただきました。お話を伺っていると、お父様の職場のお知り合いの方に弊社のお施主様が。少しご安心いただけた様子でした。また、キノイエのコンセプトが世代を越えて愛される住まいであることをご両親にも丁寧にご理解いただきながら、プランを進めていきたいと考えています。

 

 

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奥様のご希望をとても尊重されているご主人様、実はお爺様の住まわれていたご実家にご自身も幼い頃に暮らしていた記憶があり、「いつかはここに戻って来たかった」と話して下さいました。幼少の頃の様々な思い出が、暮らし方に様々な影響を与えています。

 

 

前面道路は夏になると山車が通るにぎやかな通りになります。ご家族とまちの歴史が息づくまちでの新築計画、「最高の地元ライフ」というコンセプトがとてもしっくりする家づくりになると感じました。

 

 

 

 

ファーストプランから暮らしのイメージがどのように膨らむのか・・・続きはまた後日。

 

 

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取るに足らない日常


January 30, 2019

January 30, 2019

皆さま、こんにちは。お年玉付年賀状が例年の如く切手1枚しか当たらなかった、スタッフのながさきです。

 

 

早くも1月がすでに終わろうとしていますが、皆様新年明けましておめでとうございます。

 

 

ご挨拶が遅れましてすみません…今年も少しずつ、つぶやいて行こうと思いますのでよろしくお願いします。

 

 

さて、2019年もスタートを向かえましたが、皆様今年の目標は何か立てましたか?私はいつも「新年だからって何で必ず目標を立てなきゃいけないのか…」と、小学生の頃から思っていました。まぁ、当時から品性の曲がった子どもでしたから…

 

 

そんな私もついに生まれて初めて、一つの目標を立てました!それは、日記を書くこと。

 

 

「…小さい目標だなぁ」と、思われる方が多いでしょうが、良いのです。目標に大きいも小さいも関係ありません!

 

 

私は基本、極度の飽き性なので、何事も長期的に行うことがとても苦手です。三日坊主という言葉もありますが、実際私は三日も続きません…せいぜい、2日が限度です。三日坊主を尊敬しますね。3日も続くんですから…

 

 

そんな中スタートした日記ですが、なんと未だに続いてます。正直、私自身が一番驚いています。まさかここまで続くとは…やはり、一年の最初の目標をバカにしてはいけませんね…

 

 

 

 

そもそも何故日記を書こうとしたのかについて、ちょこっとお話。今までも一言二言思い出した日に書いていたことはありました。でも、毎日じゃありません。理由は「毎日そんな日記に書くようなことは起きないし…」。そう思いながら日々を過ごしていたある日、ふと気づきました。「日々を生活する中で、何もしない日なんて無いのでは…?」

 

 

毎日、仕事に行って、終わったら家に帰っての繰り返し。なんてこと無い、取るに足らない日常。でも、本当にそうでしょうか?

 

 

毎日、同じ仕事はありません。

毎日、同じ食事はありません。

毎日、同じテレビはやっていません。

毎日、同じ会話はしません。

毎日、同じ日はありません。

 

 

そう気づいたとき。「毎日、日記に書くことあるんじゃないのか?」と思いました。日々の生活が同じなら、日々の生活の中身を書けばいい。今日と言う日が2度と無い様に、今日と言う生活の中に同じことは1つも無い。

 

 

そんな、取るに足らない日常にあふれている日々。それはつまらないですか?私は、こんなに面白いことはないと思います。

 

 

他の人から見たら、面白みの無い生活かも知れません。けれど、この面白みのない生活も、振り返ってみると今日しかない特別な日。そう、考えたらつまらない日なんて無いと思いませんか?

 

 

2019年。平成最後の年となりました。1日1日が皆様にとっても特別で、大切な日になりますように。

 

 

 

 

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素敵なイブを


December 24, 2018

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December 24, 2018

昨日の23日は、平成最後の天皇誕生日。来年4月末に退位を控えた天皇陛下の85歳の誕生日を祝う一般参賀が皇居で行われました。誕生日に先立って行われた記者会見で、何度も声を震わせながら、過去の戦争の慰霊と平和への願い、これまでの数多くの災害に対する深い悲しみと被災者への労りの言葉、そして皇后さまへの深い労いの感謝の言葉を語られた天皇陛下のお姿に胸を打たれた人は数知れないと思います。

 

 

その前日の22日は、糸魚川市駅北大火から丸2年の節目を迎えた日。まちでは、数多くの復興イベントが開催され、締めくくりの夜は、地元若者有志の団体「まちづくりラボ」さんの主催によるイルミネーションの点灯式が行われました。まちのにぎわいを取り戻そうと純粋な気持ちで若者たちが行動する姿に、私たちも元気をもらいました。

 

 

 

 

そして、本日は平成最後のクリスマスイブ。今年も様々なことがありました。振り返ってみると、そこには数えきれない大勢の人との出会いとチャンスに恵まれた年でした。本当に感謝の言葉しか浮かびません。今宵は、感謝の気持ちと共に、皆様の幸せを純粋に願う夜にしたいと思います。

 

 

みなさま、素敵なイブをお過ごしください。

 

 

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カネタ建設本社事務所に飾られているビッグツリー。

 

 

 

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サンタさんの舞台裏


December 20, 2018

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December 20, 2018

皆さま、こんにちは。年末の予定は例年通りゲーム三昧になりそうな、スタッフのながさきです。

 

 

早くも12月が残り僅かとなり、2018年も直に幕を閉じようとしています。年末ともなると、色々なイベントが重なってきますね。今回はそんなイベントの中の一つ。クリスマスについてのお話です。

 

 

12月に入った途端、街中はイルミネーションに彩られ、まさにクリスマス一色に変わります。テレビCMやお店などでは、あちらこちらで華やかなケーキやプレゼントのアピール合戦が加熱しています。ケーキ屋さんやおもちゃ屋さんの忙しさには、毎年傍から見ていても驚くばかりです。

 

 

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そんな華やかに彩られた中、先日買い物に出かけました。私はゲームをよくするので、おもちゃ屋さんにあるゲームコーナーへ新しいソフトを買いに行きました。おもちゃ屋さんには比較的お子さんなど若い方が多いのですが、この時ばかりは違いました。

 

 

普段は見かけないはずの、お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんがたくさん居たのです。当然、普段慣れない場所でウロウロ迷子になる皆さん。良くみると、手にはおもちゃ屋さんのチラシやかわいい便箋に書かれた手紙を握り締めていました。

 

 

そこで、「あぁ、クリスマスプレゼントか。」と気づいた私。子ども達の為に一生懸命、お目当てのプレゼントを探す様は、とても微笑ましく、何だか暖かい気持ちになりました。

 

 

中々、見つけられずに店内を何周もする方。プレゼントの姿かたちすら分からず、店員さんに聞く方。皆さん、中々見つからず不安そうな表情を浮かべながらも、お目当てのものを見つけたときには、とても嬉しそうに満面の笑みを浮かべていました。

 

 

子どもの頃は見ることが出来なかった、サンタさん達の舞台裏。そんな光景を垣間見ることが出来たのが、どうやら今年のクリスマス一番の思い出になりそうです。

 

 

皆様はもうプレゼントを手に入れましたか?年に一度のサンタさんからのプレゼントは、子ども達にとっては一番の楽しみでしょう。

 

 

たくさんのサンタさんが悩みに悩んで選んだプレゼント。届ける方も、貰った方もきっと素敵な思い出になることでしょう。

 

 

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2018年も残り僅かとなりました。この限られた時間の中で、皆様の残りの日々が一つでも多くの笑顔に出会えるような、そんな幸せにあふれた素敵なものでありますように。

 

 

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あったかい冬


December 18, 2018

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December 18, 2018

皆さま、こんにちは。冬の景色は好きでも寒さにはめっぽう弱い、スタッフのながさきです。

 

 

12月も半ばで、ようやく冬らしくなってきましたね。昨年は私の住む海沿いでも、生まれて初めて見る豪雪でした。今年は小雪との予報もありますが、去年のような豪雪でないことを祈るばかりです…

 

 

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さて、毎年冬を迎えると思い出す出来事があります。今回はそんな思い出話に、一つお付き合い下さい。

 

 

私が小学生の頃。1年生か2年生くらいでしょうか?よく編み物をしていました。

 

 

私の家が祖母の家の隣にあることから、私の編み物の先生は祖母でした。きっかけは、姉たちが祖母から教わっていたのを見ていたことから。何ともありがちでつまらない理由ですが、幼い私にとってはどんどん形作られていく様が、まるで魔法のようでとても面白かったのです。

 

 

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私が小学校に入り、姉たちも編み物に飽きてきた頃、祖母から教えてもらえるようになりました。

 

 

近所の手芸屋さんに行き、道具を買い揃えているときは、とてもわくわくしました。正直、何色の毛糸を買ったかすら覚えていない程に、テンションが上がっておりました。

 

 

初めて作ったのは何だったか。記憶違いでなければ、毛糸のたわしだったような…

 

 

教えてもらってからはどんどんハマっていき、学校から帰っては祖母の家に通いつめ、マフラーや手袋を編んでいました。

 

 

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こんな思い出話を誰かにすると、「なら、何か作ってよ!」と、言われます。

 

 

…とても困ります。

 

 

だって、何一つ覚えていないのです。編み棒の持ち方、糸の掛け方、などなど。人間の記憶とは薄情なもので、楽しかった記憶意外、まったくと言っていいほど残って居ないのです。

 

 

そこに加え、あんなに作ったもの達もどこへやら…思い出とは儚いものですね。

 

 

しかし、物は無くとも幼い頃のこの思い出は冬になると思い出します。手に残るものは何も無くても、記憶の中には暖かい当時の思い出があります。

 

 

毎年迎える、寒い冬。けれどそんな寒い中でも、どこかほっこり温まる思い出があると、どんな寒い冬でも乗り越えられる気がします。

 

 

そんな幼い頃の思い出とともに、今年も私は寒い冬を迎えました。

 

 

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時間を届ける


November 18, 2018

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November 18, 2018

皆さま、こんにちは。はじめましての方は初めまして、ながさきです。(2回目の投稿になります)

 

 

今回は手紙についてのつぶやきを一つ。

 

 

先日テレビで、「早くも今年の年賀状が発売された」というニュースを見ました。確かに、今年はもう残り2ヶ月。

 

「もう、そんな時期かぁ」

 

なんて思って観ていました。

 

 

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そんな中、年賀状発売のニュースとともに流れるのは、年賀状を書く人が年々減っているという郵便局さんの嘆き。確かに年賀状どころか手紙を書く人も少なくなってきましたね。

 

 

私自身、就職活動中に手紙を書く授業がありました。20代目前にも関わらず、手紙とメールの書き方講座。「日本人の手紙離れはここまで進んでいるのか…!」と、衝撃を受けたのはいい思い出です。

 

 

手紙やメールでこんな状態なら、年に1回だけしか書かない年賀状は確かに書く人は少なくなるでしょう。

 

 

新年の挨拶と旧年の感謝を伝える年賀状。最近はSNSで済ませる人も多くなってきましたね。確かに私自身もすべて年賀状を書くか、と聞かれるとそうでもない。友人、知人からLINEで来ると、ついついそのままLINEで返してしまいます。

 

 

けれど、やっぱり年賀状に限らず、手紙などは貰うと嬉しいものです。

 

 

小学生のころは手紙交換なんてものも流行っていまして。内容は学校で話すこととなんら変わりないのですが、やっぱり封を開けるときはワクワクしました。

 

 

年を重ねるとともに手紙の内容や渡す相手はどんどん変わっていきましたが、封を開けるときのワクワクはいつまでも変わりません。

 

 

さて、ここまで手紙について話していながら、ふと考えました。

 

「最近、手紙書いたのいつだろう?」

 

…覚えてない。全然、思い出せない。

 

 

しかし、買い物に行くとフラフラ行くのは便せん売り場。特に手紙を書く予定もないのに、しばらく居座ります。「あの人に手紙を書くなら、この便せんが似合うかな」なんて、思って眺めているのが好きです。

 

 

手紙にすると、普段中々言えないことも伝えられる、なんてよく言います。確かに、素直になれると言えばそうでしょうね。

 

 

SNSが普及し、言葉はとても簡単に届くようになりました。しかし、簡単に届くようになったからこそ、相手を思う時間は減っているような気がします。

 

 

例えば、遠く離れた家族や友人に、

 

「元気です。」

 

という、たった一言だったら、私は手紙でもらった方が嬉しいです。

 

 

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手紙は書いている時の自分の時間も一緒に届けることができます。

 

性格が表れている便せん。

 

緊張したのか、強い筆圧で書かれた文字。

 

何度も書き直した、消しゴムのあと。

 

そんな手紙を書いた時間が、変わらない癖字とともに相手に届きます。

 

 

手紙を書く機会はとても減りました。自分の時間を相手に届ける機会はとても少ないです。だから、せめて年に一度だけでも、自分の時間を届ける人が、少しでも増えるといいなぁと思う、今日この頃です。

 

 

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にぎわいの復活へ


November 14, 2018

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November 14, 2018

先日、糸魚川市駅北エリアにて住宅再建の地鎮祭が執り行われました。

 

 

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こちらは、一昨年12月22日に発災した糸魚川駅北大火にて被災されたお住まいの復興再建となります。このお隣の敷地でも同様に再建工事が進んでいます。

 

 

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来月で被災から丸2年。現在、少しずつ再建が進んでいます。同時に、大火からの復興を目指し、市民会議やまちづくりフォーラム、にぎわい創出イベントの取り組みなど、官民が協力し合って様々な取り組みが精力的に行われています。

 

 

まちの“にぎわい”とは何か?・・・建物の再建によって物理的な復興は進みますが、本当に必要なことは、「人と暮らしの輸血」ではないかと私たちは考えています。身体中にあたたかい血が巡るように、そのまちの普段の日常に人の暮らしの息づかいが感じられることこそ、本当のにぎわいと呼べるのではないかと思います。本町通り、広小路通りなど、ロの字商店街と呼ばれるエリアに人と人とが自然に触れ合い、会話が流れる暮らしが再び訪れること・・・そんな“にぎわい”が復活する日が訪れることを私たちは心待ちにしています。そのために、私たち市民一人ひとりにできることは?・・・完成後の暮らしをイメージしながら、そんなことを考える今日この頃です。

 

 

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地鎮祭では、様々な思いをはせながら拝礼をさせていただきました。

 

 

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