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ご近所とのつながり~最初の一歩


November 8, 2018

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November 8, 2018

先日、糸魚川市内にて上棟式がありました。

 

 

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カネタ建設では、お施主様との合意の上で、上棟時に餅まきを比較的数多く行います。この日もご近所さんに大勢お集まりいただきました。

 

 

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上棟式での餅まきの由来は「厄災払い」から始まっています。昔は、家を建てることは大きな厄災を招くという考えがあり、その厄災を避けるための儀式として、餅や小銭をまく「散餅銭の儀」によって他人に厄災を持ち帰ってもらうという意味があったといわれています。

 

 

また、そもそも家を建てる作業は、その地域の共同体による助け合いによって成り立っていました。家を建てることはその家族に富があるということを象徴しており、その富を共同体で分け与えることで、その共同体の中での人間関係をより円滑にする目的もあったといわれています。

 

 

上棟式・餅まきにはそれなりの時間と労力、ある程度の費用も伴うことから、ひと昔前と比べて餅まきを省略するケースも増えてきています。ですが、近隣、地域との人間関係が希薄になりつつある時代背景を考えた時、この儀式のもつ意義はむしろ大きくなっているのではないかとも思えます。

 

 

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特に新たな土地で家を建てるご家族にとっては、この上棟餅まきの儀式が、ご近所とのつながりの最初の一歩になるかもしれません。笑顔で始まるご近所との関係。この日集まった近隣の皆さんとお施主様の笑顔から、そんなことを強く感じた一日でした。

 

 

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楓蔦黄(もみじつたきばむ)


November 1, 2018

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November 1, 2018

11月に入りました。二十四節気では、10/23~11/6までの時期を「霜降(そうこう)」と呼んでいます。その一つ前の「寒露(かんろ)」に続いて「霜が降りるころ」という意味で、 朝晩の冷え込みがさらに増し、北国や山里では、霜が降りて朝には草木が白く化粧をする頃とされています。野の花の数は減り始め、代わって紅葉が盛りとなる頃。露が霜に変わり、だんだんと冬が近づいてくることを感じさせる時期です。

 

 

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また、七十二候では、10/28~11/1頃までの間を「霎時施(こさめときどきふる)」と呼んでいます。中国の宣明暦では「草木黄落」と呼ばれ、「草木の葉が黄ばんで落ち始める」などといった意味で、ぱらぱらと通り雨のように雨が降りはじめる頃を表します。雨が降ったかと思えば、すぐに青空が顔を出すような天気がしばしば。また、初時雨は、人々や動物たちが冬支度をはじめる合図だといわれています。

 

 

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そして、明日11/2~11/6頃の間を同じく七十二候では、「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」と呼んでいます。晩秋を彩る山々が美しく紅葉する季節です。もみじや蔦が色づいてくる頃。葉が赤色に変わることを「紅葉」と呼び、銀杏のように黄色に変わることは「黄葉」と呼びます。また、秋の山が紅葉することを「山粧う(よそおう)」といいます。日本の紅葉の美しさは世界で一番ともいわれていますが、とても繊細で情緒あふれる四季の変化を楽しめる日本は本当に美しい国だと思います。

 

 

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先日、とある研修で湯沢方面に出かけました。ちょうど山々が色づき始め、まさに「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」の様相が一面に広がっていました。ほどなくして、山頂から白く染まっていくことでしょう。

 

 

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何にも無い幸せ


October 26, 2018

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October 26, 2018

このキノイエブログに、新たなライターとして弊社若手建築女子のながさきさんが参加することになりました。本日初投稿。これから不定期で時々登場しますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

*** *** *** ***

 

 

皆さま、こんにちは。スタッフのながさきです。

 

 

今回から度々「住まう」ということを通して、感じたことをつぶやいていこうと思います。皆さま肩の力を抜いて、気軽にご覧下さいね。

 

 

さてさて、今回は地元について感じたことを一つ。誰にも必ずある地元。「ふるさと」や「帰る場所」なんて素敵な言い方もありますね。では、唐突に皆さまに質問です。

 

 

「皆さまの地元のいいところは何でしょう?」

 

 

私の地元は・・・恥ずかしながら、パッと浮かぶものがありません。糸魚川のはずれにある私の地元。観光名所があるわけでもなく、地元ならではなんてものがあるわけでもなく。

 

 

では反対に「良くないところは?」なんて聞かれると、出るわ出るわ。近くにスーパーやコンビニが無いとか、交通が不便だとか。私の地元は海と山しかない。隣の市がうらやましい・・・それなのにテレビ番組はよく取材に来きます。何をそんなに取材したいことがあるのか・・・?

 

 

某テレビ番組でもダーツが当たったからと、取材が来ました。そこでお馴染みのあの質問。

 

 

「この村のいいところはなんですか?」

 

 

・・・ほら来た。答えられない例の質問。案の定、「そんなん無いわね!」と近所のおばあちゃん。やっぱりか。

 

 

しかし私自身もそうですが、良くないところは思いつくのに周囲を見渡すと引っ越す人は誰もいない。「なんで?」と聞かれると、それも困る・・・

 

 

私は2年間、地元を離れていました。地元とは正反対に何でもある都会。やっぱり便利。素晴らしきかな都会。

 

 

でも何だろう。やっぱり落ち着かない。何かが違う。うまく言葉にできないその「何か」とは何だろうか。自然?景色?そこに住む人?匂い?音?違うわけじゃないけれど、どうも何かしっくりこない。

 

 

もしかしたら、他県の人から見るとその「何か」は分かるのかもしれない。住んでいるからこそ、当たり前すぎてわからないのかも・・・

 

 

でも、思うんです。それって実は、すごく幸せなことでは?

 

 

あぁ、そうか。だから、しっくりこないのか。何故ならそれは、生まれたときからあった、当たり前。ずっと変わらない、当たり前。

 

 

それでも他が良く見えるのはただの「ないものねだり」なのかも。もし、仮にスーパーやコンビニが出来るとなったら、反対の声があるのではないかと思います。「なんてわがままな・・・」と、思うでしょう。

 

 

そこには生まれ育ったこの地元の中に、この環境に、ここに居たい理由があるのではないでしょうか?何にも無いけど、ここに居たい、そんな場所が地元の良さかも知れません。

 

 

「あなたの地元のいい所は?」

 

 

なんて聞かれるとやっぱりうまく答えられないかもしれない。けれど、「何にも無いけどなんかいいんだ」って言う答えで許してもらえるなら、その一言は胸を張って言える。

 

 

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少なくとも私は、部屋から海が見えるこの地元に、時間が許す限りは住んでいたいと思う今日この頃です。

 

 

 

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自然と都市のハイブリッド空間


October 22, 2018

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October 22, 2018

上刈の家は、糸魚川市の中心部に比較的近い場所に立地していますが、周辺にはまだたくさんの田が残っており、遠くの山並みと、近くの工場、そしてすぐそばを走るローカル線のコントラストがなんともいえない独特の風情を生み出しているロケーション。ここに有機的な存在感のある木の家が建てられたことに、とても深い意味を感じます。

 

 

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朝夕に走るローカル線は、ほとんどが1~2両。毎日の時報代わりに暮らしのリズムを刻んでくれます。通勤・通学などで毎日ここを通る乗客のみなさんにとって、山々の景色と共にこのキノイエの存在もまた、車窓の風景の一部になっているはずです。

 

 

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リビングから眺める、私たちのまちの経済を支える地元のセメント工場と田園、そして山々の景色。住まいの各部屋で見え方も様々。

 

 

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始めてみる人にとっては、もしかすると最初は少しシュールに感じる景色かもしれません。しかし、いずれこの景色は毎日の生活の中に溶け込んでいきます。

 

 

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大自然に囲まれた1軒家の暮らしもあこがれますが、まちの暮らしにもまた違った良さがあります。上刈の家は、自然と都市のハイブリッド空間に立地。季節の移ろいと人やまちの息づかいを感じられる、ちょっと贅沢なロケーションでもあるのです。

 

 

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“本物”だけが集まる糸魚川


September 3, 2018

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September 3, 2018

今年も盛大に開催されました!9月2日(日)、好天の下、「2018交通安全フェア 第27回日本海クラシックカーレビュー」に全国各地のオーナーが所有する200台の名車が糸魚川市のフォッサマグナミュージアム前特設広場に大集結し、大勢の来場客でにぎわいました。

 

 

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このイベントは、1992年に当時の社団法人糸魚川青年会議所の創立25周年記念事業として開催されたのが起源で、以来回数を重ねていく中で、様々なテーマ別のコンテストや市内パレード、特別展示車両やトークイベント、限定品グッズの販売や市内のグルメブースの拡充など催し物の付加・進化を続け、現在の形になっています。

 

 

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最大の特徴は、日本のクラシックカー関連イベントの中でも特に参加資格が厳しいという点が挙げられます。生産年度が1974年以前のオリジナル車両かつ現地まで自走参加が可能な車両に限られており、一切のレプリカ車の参加を禁じています。また、オリジナル車両であっても、一部の例外を除き、改造も認めらないことから、名車を愛するオーナーの手によって大切に維持管理されてきたクオリティの高い本物だけが集結することになります。結果、それに共感する感度の高い多くのファンに支持され、国内でも有数のクラシックカーイベントとして成長することができたといえます。住宅づくりにも当てはまる部分がたくさんあるような気がします。

 

 

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閉会式では、車両の希少価値や状態などを審査し表彰する「コンクールデレガンス」が例年通り行われ、今年度の日本海大賞には、京都市からエントリーされた清水さん所有の「ロータス・ヨーロッパS2」(1970年イギリス製)が受賞しました。バハマイエローのボディが美しく輝く名車。オーナーの深い愛情と共に丹念に手入れを施された古い車には、使い捨て消費社会から価値の転換を迫られている現代社会に向けての様々なメッセージを感じ取ることができます。住まいも同じく、暮らしの価値、建物としての価値をしっかりと伝えられる会社であり続けたいと、気持ちを新たにしました。

 

 

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おまけの写真を以下に。イベント当日早朝のスタッフミーティングの様子。このイベントを支えるスタッフの多くは糸魚川市民有志のボランティアたちです。弊社代表猪又もこのイベントに10年以上ボランティアスタッフとして参加していますが、毎年「糸魚川の皆さんは本当に温かいですね」とスタッフに声をかけてくださる大勢の参加者・ご来場者の皆様の言葉に、こちらも心が温かくなります。

 

 

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”にやにや”できること


August 31, 2018

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August 31, 2018

昨日、糸魚川市がまちぐるみで大火からの復興を目指し、まちやどの可能性を考える「まちやどシンポジウム」が開催され、多くの糸魚川市民、関係者で会場が熱気に包まれました。

 

 

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「まちやど」とは、まちを一つの宿と見立て、まちぐるみで宿泊客をもてなすことで地域価値を向上していこうという取り組み。糸魚川大火からの復興において、まちやどの可能性について考えることをテーマとして開催されたものです。

 

 

パネラーとして参加したのは、日本まちやど協会の代表理事でもあり、株式会社HAGI STUDIOの代表取締役でもある宮崎晃吉氏をはじめ、同理事を務める株式会社ブルースタジオの大島芳彦専務取締役、NPO法人アースキューブジャパン代表理事の中村功芳氏、設計事務所岡昇平の岡昇平代表の錚々たる4名。まちやどのエースメンバーが大集結し、4氏からそれぞれ熱いプレゼンテーションが展開されました。

 

 

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4名のパネラー各氏のお話は、それぞれに鋭い視点と独自の考察から、まちやどの可能性、そして糸魚川のもつ魅力について実に多くの気づきと示唆を与えてくれました。内容については、とてもまとめきれなかったので、ここでは省略させてください(笑)

 

 

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その代わり、いちばん印象に残った岡昇平代表のまちぐるみ旅館の取り組みに関する目からウロコの「大切にしたいこと6つ」をご紹介したいと思います。地元のまちづくりに関わっている私たちにとって、これは本当に横腹をぐさりとやられたような衝撃でした。その6つとは、

 

 

①にやにやできること。

 

②みんなをまきこまない。

 

③補助金を使わない。

 

④まちをもりあげない。

 

⑤観光地にしない。

 

⑥日々の暮らしのなかからまちがよくなる。

 

 

 

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・・・いかがでしょう。これを読んで、みなさんはどう感じましたか?その意図するところについては、ぜひウェブ上に数多くUPされている岡昇平氏の様々なプレゼンアーカイブをご参照ください。一応、少しだけ解説しますと、とかく地方のまちづくりにおいて、「行政は何をしてくれるのか?」「補助金はいくらくれるのか?」という他力本願の世論が形成されやすいものですが、全国各地で成功しているまちづくり事業の中には、岡氏のように「決して背伸びをせず」、「自らの感性を大切に」、「自ら楽しんで行動」している中心人物(プレーヤー)の存在があるということです。最初から誰かの助けをあてにしたり、誰かによく思われようとしたり、考えもなしにお手軽な人マネをしない・・・そして、何気ない「普段」から目をそらさず、自らの価値に自信と誇りを見出している・・・その生き方が格好良過ぎです。

 

 

にやにやできる仕事・・・とても眩しいですね。私たちも、このマインドをキノイエ、そして母体であるカネタ建設の経営においても意識していきたいと素直に思いました。

 

 

 

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最高の1ショット


August 25, 2018

August 25, 2018

弊社感謝祭「オレンジフェア2018」のwebフォトコンテストの結果発表が先日カネタ建設のブログ上で行われました。エントリーされた写真点数は今回なんと91点!本当に大勢の皆様にご参加いただきましたことを、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

 

 

今回のテーマは『最高のなつやすみ』。このテーマに照らし合わせ、参加された子どもたちの最高の表情を映し出した様々な写真から、カネタ建設スタッフが悩みに悩み抜き、最優秀作品1点並びに入選作品4点を選ばせていただきました。その作品につきましては、ぜひ、カネタ建設のブログをご参照いただくこととして、ここでは、惜しくも選考に入らなかった作品の中で、特にキノイエスタッフが気に入った写真を数点ご紹介させていただきます。

 

 

投稿者:lisa_ai_kaeさん

 

 

姉妹でしょうか?この二人の表情の対比がとても絶妙です。お箸の使い方も上手になってきた中での流しそうめんだったみたいですが、たくさん食べられてよかったですね。

 

 

 

投稿者:kimuraisuさん

 

 

やられました(笑)この表情とポーズが半端ないって! 2歳9ヶ月で、巨大プールで遊ぶには少し早かったみたいですが、来年は思いっきり楽しめそうとのこと。「これからもずっと毎年やってほしい」というコメントも嬉しいですね。来年もお待ちしています!

 

 

そして、究極の一枚はこちら。

 

 

投稿者:aya.s777さん

 

 

今回最優秀作品を投稿していただいたaya.s777さんのもう一つの投稿作品。写真のHちゃん、今年で3回目の参戦とのこと。本当にありがとうございました。去年は怖がっていたプールに、今年は泳げてよかったものの、社長扮する宇宙人は怖かったみたいです(笑)フィナーレの風船飛ばしまで楽しんだ後は写真のようにぐったり。その愛らしい表情に私たちスタッフもすっかり虜になりました。

 

 

全てが社員の手づくりによって企画運営されるオレンジフェア、今年もたくさんの皆様に楽しんでいただけてスタッフ一同本当に嬉しく思います。地元を愛し、この地域で暮らす大勢の皆様の笑顔に出会えるこの仕事を私たちは誇りに思っています。

 

 

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来年のオレンジフェアもどうぞお楽しみに!

 

 

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田園風景という資産価値


August 16, 2018

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August 16, 2018

お盆休みに北陸地方のとある温泉旅館へ行ってきました。写真は、早朝に部屋の窓から見た、一面に広がる田園風景。これが秋であれば一面が黄金に、冬は白銀に輝く天然の絨毯に変わります。

 

 

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場所は、温泉街の入り口付近で、付近は住宅街。つまり、周囲に広がる田園風景は、近隣の住宅街に暮らしている家庭の窓からも眺めることができる、この地の住民の皆さんにとっては、ごく当たり前の風景でもあるのです。

 

 

ちなみに、夕方この付近を自動車で走った際に撮影した動画がこちら。

 

 

 

 

・・・田園風景を左右に拝みながら、まっすぐに伸びる道をこうして走るだけでも、何とも言えない贅沢な気持ちにさせられます。

 

 

しかし、よく考えてみると、私たちが暮らす上越地域にも、まだまだこうした日本の原風景を残した地域がたくさんあります。私たちは日々、お客様の土地探しのお手伝いをしていますが、時々、土地の価値って何だろうと考えることがあります。土地の評価・選定にあたっては、学校・職場との距離、スーパー・コンビニの立地、駅からの距離、敷地形状、ライフライン、そして価格・・・様々なパラメーターを評価基準に考えます。しかし、こうした視界に広がる田園風景のように、無形の資産価値について語れる専門不動産業はほとんど存在しません。実は、この評価が難しい資産価値についてしっかりと語り、購入の判断材料をお伝えすることこそが、一生に一度の買い物となる土地購入におけるとても重要な仕事ではないかと私たちは考えます。

 

 

ここに家が建つと、どんな風景を手に入れることができるのか、敷地とどうつながることで、どんな暮らしを手に入れることができるか、何を捨て、何を得るのか・・・土地から考える家づくりについて、お客様としっかり話し合いができる住いのつくり手でありたいと私たちは考えています。

 

 

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お盆


August 13, 2018

August 13, 2018

皆さんは今年どのようなお盆を過ごされていますか?

 

 

私たちが子どもの頃は、お墓参りは3日間続けて行われ、甚兵衛や浴衣姿で提灯を手に持ち、夕方から夜にかけて暗くなる頃を見計らって実家並びに親戚関係者のお墓、そして親戚宅の仏壇のお参りに何ヶ所も回っていた記憶があります。・・・しかし、今はその頃に比べるととても簡略化され、お墓参りは1日のみ、あとは家族や友人との旅行や食事会などのレジャーや同窓会などを楽しむという方も多いのではないでしょうか。

 

 

 

 

今年は日本でもっとも有名な盆踊りの一つ「阿波踊り」が存続の危機というニュースが流れるなど、日本古来の風習であるお盆の在り方にも地殻変動が起きているような気がします。そんなきっかけから、ふと、そもそも「お盆」というものは、どんな歴史的背景があるのか?・・・ちょっと気になりましたので、神社庁のサイトにあるお盆の解説を覗いてみました。

 

 

“一般に盆とは、盂蘭盆(うらぼん)の略語とされ、あの世で苦しんでいる死者を供養し救う仏教行事とされています。しかし、祖先の霊を迎えてお祭することは、日本の古来からの習俗でした。古くは1年に2度行われていたとされますが、このうち初秋のみたま祭りが仏教の盂蘭盆と習合したものが盆であると考えられています。”

 

 

もう少し詳しく調べてみると、お盆は正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と呼び、インドの言葉の一つ、サンスクリット語のウラバンナ(逆さ吊り)を漢字で音写したものなのだそうです。そして、お盆のはじまりについては、「盂蘭盆経」の中の親孝行の大切さを説いた教えが元になっています。お釈迦様の弟子の中で、神通力一番とされている目連尊者が、ある時、神通力によって亡き母が餓鬼道に落ち逆さ吊りにされて苦しんでいると知り、どうしたら母親を救えるのか、お釈迦様に相談したところ、「お前が多くの人に施しをすれば母親は救われる」とお釈迦様に言われ、目連尊者はその教えに従い、夏の修行期間の明ける7月15日に多くの僧たちに飲食物をささげて供養した・・・すると、その功徳によって、母親の極楽往生がとげられたというのが始まりとされています。

 

 

 

 

原点は、親・先祖への感謝。私たちが今こうして暮らせていることは当たり前なことではなく、先祖からの命のリレーがあり、親からの無限の愛情があったからこそ。お墓参りを形式行事とせず、しっかりと感謝の気持ちをもって手を合わせたいと思います。

 

 

吉田兼好|夏|日本建築|注文住宅|工務店|上越|糸魚川|妙高|木の家|キノイエ

 

 

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今年もたくさんの笑顔に


August 6, 2018

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August 6, 2018

8月5日(日)に行われたカネタ建設感謝祭「オレンジフェア2018~地球最後のなつやすみ」、今年も大盛況のうちに終了いたしました。

 

 

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当日は、絶好の晴天に恵まれました。本日の糸魚川市内の天気はどんよりとした曇り。午前中には一時スコールのような土砂降りだったことを考えると、まさに昨日のオレンジフェアは「奇跡の晴天」ともいうべき恵まれた一日でした。

 

 

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今年のテーマは「宇宙人来襲」。イベントオープニング時には、宇宙人の親玉とその子分も登場し、ちょっとした寸劇も。

 

 

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子どもたちに与えられたミッションは、宇宙人が計画している地球爆破を阻止するため、立ちはだかる宇宙人と障害物を乗り越え、ミサイル発射装置を破壊するというもの。設定もストーリーもなかなか作り込まれたものになっており、さながら有名テーマパークのアトラクションのような設えに子どもたちも大興奮!アトラクションブースは終日行列になっていました。

 

 

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ミサイル発射を阻止したら、脱出口(ウォータースライダー)からスペースプールへ。ここでは、巨大な水の遊び場が。

 

 

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アトラクション会場、縁日広場共におかげさまで終日大勢のご家族連れでにぎわいました。

 

 

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・・・ちなみに、何度かこのブログでもお伝えしていますように、このイベントは全て弊社カネタ建設若手スタッフの手づくり企画・設営で、当日は協力業者のスタッフの皆さんの協力により運営されています。そう、一切イベント会社などを使わず、自らの知恵と工夫で、自主企画・自主運営のまちおこしイベントを行っていると言っても過言ではありません。

 

 

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子供たちが夢中になってはしゃぐ姿、笑顔は本当に素晴らしいですね。この日の夏の思い出が、大人になっても子どもたちの記憶の中でカラー映像として残ってくれると嬉しいです。

 

 

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オレンジフェア当日の詳しい様子は、後日カネタ建設のウェブサイトにて紹介させていただく予定です。そちらも合わせてお楽しみに。また、当日ご来場いただきましたお客様には、今月16日締め切りで、オレンジフェアのフォトコンテストを実施中。応募方法は簡単。弊社宛にメールを送るか、ハッシュタグ「#オレンジフェア」もしくは「#カネタ建設」を入力してSNSに投稿するだけでOK。(「公開」設定にしてください)優秀作品には、豪華景品もご用意していますので、ふるってエントリーください。フォトコンテストの詳しい情報はこちらをクリックしてください。

 

 

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オレンジフェアにご参加いただきました全ての皆様に心より厚く御礼申し上げます。来年はいよいよ15周年。どうぞ来年もお楽しみに!

 

 

 

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