まずは私たちから健康に
June 27, 2017
カネタ建設には、介護事業部が運営している運動・認知機能訓練型デイサービス「らっくねす」という施設があります。『これからも、今までのように』をキャッチコピーに、住み慣れた自宅でいつまでも自分らしい生活を送るための力を維持、復活させるお手伝いをするのがこの施設のお仕事。デイサービスという福祉施設の形態でありながら、運動を通して要介護・要支援からの卒業を目指するというコンセプトが、健康志向の高い大勢の方々に支持され、現在、糸魚川市内で利用者が拡大しています。
そのらっくねすでは、この度、社員を対象に無料開放日を設けました。
毎月第3水曜日の夕方、カネタ建設の社員を対象に、らっくねすのインストラクターによる直接指導で、自分の体の状態に合わせた様々なエクササイズ、トレーニングを体験することができます。
メニューの中でも特に人気が高いのは、ノルウェーで医療器として開発され、医療機関、福祉で幅広く使用されている「レッドコード」を使用したエクササイズ。 赤いロープ(スリング)で身体に不安定な状態を作り出し、バランスを保った状態でエクササイズを行う事により、神経筋機能を改善し、運動技能を向上させる治療機器です。体幹を安定させるために使用する筋肉=インナーマッスルのエクササイズに優れています。ちなみに、この器具を用いた専門的なエクササイズは、上越地域ではこの「らっくねす」でしかできません。
また、筋肉や脂肪、骨など体を構成する組織「体組成」を推定して表示する最先端の「体重体組成計」も完備しています。肥満の予防・改善をはじめ健康管理を行うには、体重だけではなく、体脂肪率の測定、さらにその脂肪の内容(皮下脂肪か内臓脂肪か)や筋肉率の測定など、「体組成」をチェックして体のバランスを知ることが非常に重要で、この施設では、ご利用者の皆様が毎回ここで自分自身の体組成を知ることで、自分の体の状態を確認することができます。
私たちが、住宅づくりだけでなく、こうした介護や健康増進事業を行っているのも、全ては「暮らし」を第一に考えているからです。「住み慣れた自分の住まいで、家族と共にいつまでも健康に暮らす」ことこそが、幸せな人生につながるのではないでしょうか。住まいをつくることは、その一部であり、スタート地点であるとすれば、この「らっくねす」での取り組みは、それを持続させ、長い人生に活力を与えるエンジンのようなものではないかと思います。だからこそ、そういうサービスを提供する私たち社員が、まずは健康な暮らしの具現者でなければいけません。
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誕生日は新茶でおもてなし
June 16, 2017
いよいよ明後日18日(日)は誕生日。誰の誕生日かと言えば、そう、私たちキノイエの生誕1周年なのです。
本日は、スタッフが明後日のイベントの準備のために、せっせと会場設営。なんと、杉ノ上支店長のお母様がわざわざ手伝いにきてくれて、庭の草取りまで・・・本当に頭が下がります!私たちキノイエは、こうした家族愛に溢れたスタッフに囲まれて、地域に根差した仕事をさせていただいています。心から感謝の気持ちでいっぱいです。
さて、本日は、そのイベントの中でも、旬なお楽しみ企画としてご用意しています「正香園 お茶のおいしい淹れ方ワークショップ」について、正香園3代目で日本茶インストラクターの松木成徹(まつき よしゆき)代表からのメッセージをいただいていますので、ご紹介します。
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ちょうど今は年に一度の新茶の時期です。
立春から数えて八十八夜に摘んだお茶が、最も栄養素が豊富で、美味しいお茶になります。
新茶は「初夏の香り」として時期の代表格にもあげられ、日曜の教室では、今年の新茶も味わってもらえるよう準備をしています。
新茶は製造過程でも、その若々しい味を残すよう特別に作るため、6月までしか販売をしません。
今年の味を楽しめるのも、あとわずか。
是非お楽しみください。
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正香園様は、上越地域で唯一の老舗お茶の製造元。さらに今年、北陸新幹線上越妙高駅隣接のフルサットにて、新たなスウィーツブランド「雪の香テラス」をオープン予定。歴史ある茶業と新しいものを発信し続ける松木氏のワークショップはスタッフもイチオシの注目ワークショップです。ぜひ、この機会に足を運んでみてください。
開催日時:6月18日(日)
午前の部 10:30~
午後の部 13:30~/15:00~
の全3回開催
参加料:500円となります(事前予約可能)
当日の各種ワークショップ(押し花の栞づくり・家族写真Workshop・お茶の入れ方)は、事前にお申込みいただくと、スムーズに体験が可能ですので、まだお申込みをされていない方は、下記のリンクからお申し込みください。
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方針発表会
June 13, 2017
先日、カネタ建設の2017年度上期方針発表会が開催されました。
方針発表会は、上半期・下半期と年2回に分けて開催され、土木部や介護事業部のスタッフも含めて全員がチームと個人の方針を作成し、毎回各部門の代表が発表します。13年前から少しずつ進化を続け、27回目を迎えた今回の発表会のレベルはかなり充実した内容になりました。
発表会に先立ち、まずは前期の優秀社員の表彰から。今回の表彰者は、前回のブログにも登場した建築部施工管理課の松川さん。K-TOWN(YKK社員寮)2期工事全6棟同時施工を見事に成し遂げた功績を讃えての表彰です。
現在では、発表者は全員パワーポイントを使ってのプレゼンが必須となっています。みなさん、様々な工夫の跡が見られます。
そして当然、発表だけでは終わりません。発表者に対しては次々にスタッフたちから質問や意見が繰り出されます。
その質問レベルもここ数年間でかなりの進歩。お互いに真剣さが伝わってきます。
質問・意見が出尽くした後、最後は社長による講評。発表者によってはここで厳しい質問や指摘も・・・
方針発表会は、朝から夕方まで丸一日がかりで行われるので、かなりハード。しかし、・・・
そこから、恒例の懇親会が始まります!
みんな飲むのが大好きです(笑)
カネタ建設の強さの秘密はここにあるといっても過言ではありません。
よく働き、よく議論し、よく飲んで、よく語らう。
一部のスタッフは、この後もお店を変え、方針発表会の続きをやったそうです(笑)
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一足お先に
May 27, 2017
先日のブログでもご紹介させていただきましたが、上越地域で唯一のお茶の製造元「正香園」様が上越妙高駅前のフルサット(FURUSATTO)に新たにスウィーツの新ブランド「雪の香テラス」を出店予定です。そして、このほど、そのメイン商品となるプリンの試作品が出来上がったということで、私共の事務所にも届けてくださいました。
パッケージデザイン案は現在進行中のため非公開です。
写真左から、プレーン(通常のカスタード味)、抹茶、ほうじ茶という味のバリエーション。
お届けいただいた直後、早速一足お先にスタッフの口の中へ(笑)はたして、そのお味は・・・??
プレーン味は、スタンダードな正統派プリンの魅力を余すところなく再現した間違いのない一品。カラメルの濃厚な味が後を引くおいしさ。抹茶味は、正香園さん肝煎りの自信作。とにかく抹茶の豊潤な香りが口いっぱいに広がる濃厚な味が最高。スタッフ曰く「すっごくおいしい!!」という究極の食レポ(笑)そして、ほうじ茶は、最初プリンの甘さが口に広がった後、後からほろ苦いほうじ茶の香りが鼻から抜けていく感覚がとても新鮮。これは非常に期待できます。
完全に仕事を忘れています(笑)
正香園様、この度はごちそうさまでした。
なお、6月に予定していますキノイエの1周年記念イベントに、正香園様とコラボ企画を開催予定。現在計画が進行中です。ぜひ、そちらもお楽しみに。
正香園3代目 松木成徹(まつきよしゆき)氏
(一社)日本茶業中央会認定 日本茶インストラクター(認定番号06-1588)
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今年のオレンジフェアは・・・?
May 26, 2017
少しずつ気温が上がり、夏の気配が見え隠れする今日この頃、スタッフが社長の元へある企画書を提出してきました。
書類の左上に小さく書かれていたタイトルは、「~2017年テーマ~」という言葉。そう、今年もこの季節が近づいてきました。カネタ建設ファン感謝祭「オレンジフェア」。すべてが若手スタッフの手づくり企画、社員総出の運営で行われる夏のイベントで、今年で13年目を迎えます。昨年はなんと4,000名の来場を記録!まさに糸魚川市を代表する夏のモンスターイベントに成長しています。
オレンジフェアは、若手スタッフを中心にプロジェクトチーム(実行委員会)が構成されています。テーマは毎年趣向を凝らして全員で考え、ご家族にとって、ここでしか味わえない最高の夏の思い出の一日を提供します。各ブースリーダーを中心に毎年この時期から「仕込み」が始まりますが、まずはその前段として、社長に企画の承認を得る作業が入ります。決済の判断基準は実にシンプル。「本当にみんなが心から楽しめるか?」、つまり「どれくらいワクワクするか?」中途半端な企画であったり、単なる前例踏襲の企画では、木っ端微塵に却下されていまうため、スタッフたちもギリギリまでテーマを練り、意を決して社長の元を訪れます。
今回のテーマは、見事一発承認。その気になるテーマは・・・!?こればかりはまだ公表できません(笑)
今年のオレンジフェアは、8月11日(祝)開催予定です。過去のオレンジフェアについて詳しくお知りになりたい方は、ぜひこちらのリンクをご参照ください。
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母になる
May 23, 2017
キノイエスタッフでもあり、長年弊社のモンスターベント「オレンジフェア」の企画実行リーダーを務めていた藤田さんが、この度お母さんになりました。本当におめでとうございます!
3,500グラムを超えるとっても元気な女の子。よほどお母さんのお腹の中の居心地がよかったのか、予定日を少し遅れての誕生。
「毎日が発見。一つひとつのしぐさや動きがとにかくかわいくて仕方がない。」藤田さんにとっては初めて授かる命。これまで、たくさんのご家族の幸せな暮らしのお手伝いをしてきた彼女が今度は母親として、新しい家族と共に幸せな家庭を築いてもらう番です。これからの成長がとても楽しみですね。
そんな藤田さんは、産休と育児休暇でしばらくの間お休みとなりますが、いずれ再び職場に復帰する予定です。弊社にはたくさんの優秀な女性スタッフが活躍していますが、その多くが産休・育休を経て職場復帰した経験を持っています。実は、キノイエのブランドディレクターであり、弊社上越支店長でもある杉ノ上も、そして建築スタッフである栄も産休・育休を経験して復帰しています。キノイエの最大の強みは、なんといっても母親の気持ちを誰よりも理解し共感できる設計スタッフがたくさん在籍しているところにあります。
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カタチを変えていく勇気
May 22, 2017
この度、上越地域で唯一のお茶の製造元である「正香園」様が新たに挑戦する新店舗のお手伝いを弊社でさせていただくことになり、店舗新設工事のご契約を調印させていただきました。
新潟県上越地域は日本有数の豪雪地帯。その気候と風土に育まれた銘茶をお届けすることをモットーに様々な取り組みを行っているのが正香園様。過去にモンドセレクション銀賞を受賞するなど、その味と品質の高さには定評があります。また、近年では、(社)氷温協会認定『氷温熟成 雪室緑茶』など、他にはない逸品を揃えています。
その正香園様が新たに挑戦するお店は、なんと「スウィーツ屋」さん。上越妙高駅に展開する商業施設「FURUSATTO(フルサット)」に新ブランド「雪の香テラス」として、抹茶を使用したオリジナルのプリンやソフトクリームなどを製造販売するお店を出店することになったのです。
コンテナユニットを配置し、飲食、物販の新テナントが入居する「FURUSATTO」の三期工事イメージ。この一角に「雪の香テラス」が出店します。
正香園を経営する松木社長の考えは実にシンプル。「ペットボトルのお茶や缶コーヒー、紅茶などの嗜好飲料が普及・進化した現在、急須で丁寧にお茶を入れて飲む人は非常に少なくなり、高齢化も進んでいます。もちろん、この文化は大事に守っていきたいが、こうしたお客様を増やす努力は一企業の取り組みだけでは無力です。」多くの老舗のお茶屋さんが、「(毎年茶葉をたくさん買ってくれる)おじいちゃん、おばあちゃんが今年も元気でよかった」と胸を撫で下ろしている姿を見て、とても危機感を覚えたそうです。
「回顧主義を貫くだけでは、何も変わらない。今、本物のお茶に触れていない若い世代の人たちに私たちの方から寄り添って、その人たちの口に入れていただけるものを自から提案していくことで、少しずつ私たちの商品や考え方に触れてもらう機会を増やしていきたい。そんな中から、いつか本物のお茶の味にたどり着いてもらえたら。」現在、雪室推進プロジェクトの代表もされている松木社長の取り組みは、単なる若い世代への商品アピールに留まらず、雪室貯蔵のお茶という地域ブランド品の育成と地元振興への熱い思いが込められています。
『新潟日報』(5/9)の記事より
皆さんもよくご存じのブランド「エルメス」は、1837年に馬の鞍とハーネスを製作する職人集団としてスタートしました。当時、唯一の交通手段となっていた馬車を装飾するための馬具が珍重されたことで、多くの馬具職人たちが活躍し、一時代を築いていきました。エルメスはその中の一つの会社だったのです。
しかし、技術革新によって登場した自動車の台頭によって多くの馬具工房そのものが存亡の危機に貧してしまいます。そんな中、多くの馬具工房から「邪道」だと揶揄されながらもエルメスだけがファッションの分野に大きく舵を切っていきました。これにより現在のエルメスブランドは確立され、圧倒的な支持層をもち続けることができています。まさに、人々の暮らしと嗜好の変化に合わせ、しなやかに「カタチを変えていく勇気」を持っていた者だけが時代の変化の中で生き残ったわけです。
住まいにも同じことが言えます。頑なに回顧主義を押し通すような昔ながらの家づくりは、誰からも支持されません。昔の家と暮らしの中にあった普遍的な価値を大切にしつつも、より快適で現代の暮らし方に適合する技術とデザインを磨き続けていったものだけが、長く愛される住宅会社として世代を繋いでいくのだと思います。正香園様の挑戦を見習い、私たちも「変わる」勇気を持ち続けていきたいと思います。
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200年ぶりの新色
May 19, 2017
本日は、最近のニュースで、とても気になった夢のある記事のご紹介です。
2009年にオレゴン州立大学が電子機器用の新しい素材を開発している際に偶然、あるものが生まれました。それは、「新しい色」。実に鮮やかな青が特長の色素。研究室のオーブンで化学物質を加熱していた際に偶然発見されました。
新たな青い色素が生まれた歴史といえば、1802年にフランス人化学者のルイ・ジャック・テナールが「コバルトブルー」を発見して以来、つまり、青系の顔料としては実に200年ぶりの新色の発見ということなります。
最大の特徴は、同色系の顔料の中でも非常に「色褪せない」素材であるということで、既に多くの美術修復家らもこの顔料に注目が集まっているようです。この色によく似ているウルトラマリンというラピスラズリの石から採れる群青色の顔料がありますが、時間の経過に伴って色褪せてしまうという弱点を持っています。鮮やかで美しいこの新しい青の登場で、多くの現代アートや建築の未来が変わっていくのではないかと期待されます。
そして、この鮮やかな「新しい青」は、このほど大手クレヨンメーカーのクレヨラ(Crayola)から新色として年内に発売すると発表されました。子どもたちがこの新しい青色を使って描く海や空などの絵はどんな絵になるのでしょう。
新しく生まれたその青には、現在、仮の名前が与えられています。素材に使われている3つの元素「イットリウム(Y)」「インジウム(In)」「マンガン(Mn)」の名前をとって「YInMn Blue (インミン・ブルー)」。クレヨラ社ではこの新色にふさわしい名前を一般から公募するキャンペーンを実施しています。
もしかすると、あなたの考えた名前が200年振りの青色の本名になるかもしれません。
http://www.highsnobiety.com/2017/05/08/crayola-new-blue-crayon/
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西海岸のファーマーズマーケット
May 17, 2017
こんにちは。村岡利恵です。
この4月は初夏に始めるお店の買い付けとリサーチ、というのは建前で、ヨセミテ国立公園や西海岸の街を数週間旅していました。
サンフランシスコは実は2回目。リピートするのには理由があって、やっぱり私にとっては暮らすように旅ができる心地よさがあるのです。そう感じる要素のひとつが、ファーマーズマーケットがあること。旅ではその土地の食文化を知るために、アジアでもヨーロッパでも地元の人が通う市場に向かいます。なぜそのなかでも西海岸かと言うと、オーガニックの食材が豊富。もちろん今回もいろいろなマーケットを訪ねました。
まず最も有名なのが、サンフランシスコの「Ferry Plaza Farmers Market」。
火曜・木曜・土曜に開催されていますが、土曜が出店数も多くて賑わっています。雑誌などでよく紹介されている西海岸の名店、例えばSightglass CoffeeやAcme Bread、June Taylorも出店しています。なのでそれらを買い周りするならここに来ればオッケー。
「今日の便で帰国するの」と話したら「デニッシュも美味しいけど、持って帰るまでに潰れちゃうわね」とfig newtosを勧めてくれました。
私はとても好きなオリーブオイルがあってそれを買うのが目的で行くのですが、今回は新しいお店もと思い、Downtown Bakery & Creameryというパン屋さんへ。並んでいた女性のおすすめでfig newtonsというイチジクのフィリングが詰まった菓子パンを買いました。地元の人におすすめを訊くと、みんな親切に教えてくれますよ。そのフレンドリーな感じもまた西海岸の心地よさなのです。
地域によって、来ている客層も微妙に違う。これはオークランドのファーマーズマーケット。
今回たまたま行くことができた、サンフランシスコの隣町・オークランドのマーケット。
この街はサンフランシスコとバークレーにはさまれた港湾都市で下町風情があります。ガイドには治安がよくないと書かれていたり、実際そういう面もあるのですが、住宅街を歩いていると誰もが挨拶したり声をかけたりし合う街でした。
このマーケットはチャイナタウンのそばで開催とあって、並ぶ食材もパクチーや中国野菜など特色が出ています。近くのお店も店先で野菜を売っていたりするので、何だかマーケットなのか店なのか、ボーダレスな感じも面白く、西海岸なのにアジアにいるような気分になります。
バークレーでは週3回、場所を変えてマーケットが開催されています。こちらは火曜開催のSouth Berkeley Market。
最後にご紹介するのが、バークレーのマーケット。
バークレーというとひょっとするとアメリカでいちばん有名かもしれない、Chez Panisseというレストランがある街です。その創業者で女性シェフであるアリス・ウォータースのことは、日本でもTV番組があったりレシピ本もあったりするのでご存じの方も多いかもしれませんね。今回も前回もChezPanisseで食事をすることを、いちばんの楽しみにしていました。
アリスが提唱しているのは、地元の新鮮なオーガニック食材を使ったシンプルな料理。ファストフードに代表されるアメリカの食事とは対極にあるものなのです。そのお膝元のファーマーズマーケットももちろん訪ねたいもの。
1ポンド(約453g)で6ドル。ルッコラ、ホウレン草、アスパラガスをミックスにして買いました。
今回は初めてAirB&Bを使って滞在したのですが、ホストの家のキッチンを使わせてもらい、マーケットで野菜やパンを買っての食事を楽しみました。マーケットは基本量り売りなので、少量で事足りる旅行者にはありがたい限り。
マーケットで買い物をして、料理をして。
外食で美味しいものを食べ歩くのもいいですが、こういう旅の楽しみ方はちょっとだけ地元っ子気分を味わえるのでいいですよ。
ある日の朝ごはん。マーケット以外にもWhole Foods Marketなどがあるので、ソーセージもバターもすべてオーガニック食材で揃うのです。
<村岡利恵>
長年東京でインテリアやデザイン関連の雑誌編集に携わる。2016年に長野県大町市へとIターンし、2017年の初夏から高瀬渓谷の森のなかの別荘地で「HÜTTE muu muu」という朝食だけのカフェと編集&デザイン業を営む予定。キノイエスタッフと縁があり、雑誌編集者時代に触れたいろいろなもののことや、高瀬の森での新しい暮らしづくり、旅のことなど、当ブログで不定期に執筆。
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母の日
May 14, 2017
本日は母の日。全国のお母さんにとって、家族の愛情を確かめ合うちょっと嬉しい日。
母の日にカーネーションを贈る風習の起源は、今から100年近く前の20世紀初頭、5月の第2日曜日にアメリカのアンナ・ジャービスという女性が、ウエストバージニア州のグラフトンの教会に、亡くなった母との思い出の品として「白いカーネーション」を配ったところから、お母さんに感謝を伝える日として世界的に広まったというのが有名ですが、実は母の日という概念の起源はさらに古く、古代ギリシア時代に神々の母と言われていた「母リーア」に感謝の意味を込めて春祭りをしたことが始まりという説と、17世紀のイギリスで「マザーズ・サンデー」という日を、イースター(復活祭)の40日前の日曜日に定めて、出稼ぎ労働者に対し、母親と一緒に過ごせるように里帰りをさせていたことから始まったという説など様々です。
ちなみに、代表猪又の家でも、長女(小5)と次女(小3)の二人からお母さんへささやかなサプライズプレゼントがありました。
二人が協力し、お母さんに内緒で自分たちのお小遣いを出し合ってバラの花を購入(カーネーションではないところがご愛敬ですが、これはお母さんの一番好きな花がピンクのバラだということを事前リサーチした結果です)。雨の中、お母さんに分からないように抱えて運び、しばらくカバンの中に隠していたので、花びらが少し茶色に変色してしまっているのはまたまたご愛敬(笑)
そんな気遣いができる年頃になったんだと、子どもたちの成長をうれしく感じた一日でした。
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