金沢から視察に
March 4, 2017
昨日は、はるばる金沢の地より、トラスト住建株式会社の出倉社長をはじめ4名のスタッフの皆様が塩屋新田の家に視察にお見えになりました。弊社のウェブサイトを偶然見つけ、デザイン性と温熱性能への取り組みに非常に魅力感じてご連絡をいただきました。
冒頭、出倉社長から、「様々な住宅に取り組んできたが、自信をもってお客様にお勧めできる1つのコンセプトに絞ったブランドの展開を考えたいと考えていたところ、キノイエのウェブサイトを拝見し、これは売れる!と確信した。私たちもこういう家づくりをしたい。」という大変うれしい評価をいただきました。出倉社長の人柄のよさと家づくりに対する強い思いがひしひしと伝わってきました。
キノイエのブランドの正式スタートは昨年6月。生後1年に満たないまだまだ未成熟のブランドながら、県内外の業界のプロフェッショナル工務店の皆様に注目していただけることは本当にうれしいことで、私たちスタッフにとっても大きな励みとなります。
トラスト住建スタッフの皆様からは、キノイエの床下エアコン、全館熱交換換気システム、フェノールフォーム+真壁工法のプレウォール、気密性高精度と数値、サッシ性能、その他住宅性能に関わるテクニカルな詳細について細かく質問が飛び交い、さらに「小さくつくって大きく暮らす」キノイエの設計思想とデザイン性についても弊社スタッフとの間で非常に深い話し合いが行われました。
トラスト住建様の設計を統括する専務取締役・一級建築士の中村様からは、「伺う前は「1時間程度かなぁ」と思っていたのですが、気がつけば3時30分!!!(滞在時間2時間30分)本当にありがとうございました。私にとっては大変有意義な時間であり活力を頂きました。一番はトップのお話しが聞けたこと、そしてスタッフ様の生の声が聞けたこと。「キノイエ」をスタートした勇気ある行動とブログの取り組みに脱帽でした。私共も早々に社員の意思疎通を図り、1歩(半歩でも)進めたいと思います。」という、これまたうれしいメールが視察後に届きました。
トラスト住建スタッフの皆様のお話を伺っていると、皆さん本当に家づくりが大好き!探求心が強く、そして素直に学ぼうという姿勢から、お一人おひとりの真摯な人柄、温かい人間性がにじみ出ていました。まさに地域に必要とされる工務店を地でいく魅力的な集団。私たちの方がたくさんのことを学ばせていただきました。
トラスト住建様、この度は本当にありがとうございました。今後の展開がとても楽しみです。次回は、私たちが金沢へ学びにお邪魔したいと思います。
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ファブリック選び
March 1, 2017
キノイエで使われているベンチソファの生地選びで、先日久しぶりに上越市内のカーテン屋さんにお邪魔しました。
カーテン屋さんのコンシェルジュMさんのセンスは軸足がしっかりとしていて、キノイエの世界観もよく理解してくれています。「ソファのファブリックのテイストを新しいものに変えてみたい」と話しただけで、Mさんはすぐに奥から数冊の生地見本帳を持ってきて、目の前でいくつかチョイスしたものを広げてくれました。
今回紹介していただいたのは4種類のファブリック。その中には、モデルハウスオープン時に使用された生地の他、新たにMさんのチョイスによる3種類の風合いの違う生地がありましたが、どれも私たちのイメージしていた質感とぴったりマッチするテイストばかり。まさに以心伝心といえるほど。Mさんのこのあたりの選球眼は抜群で、安心して相談できる心強いパートナーです。
ちなみに、現在、塩屋新田の家で使われているファブリックはこちら。ビビッドなミモザ色は発色がよく、モデルハウスのオープンには素晴らしいチョイスであったとあらためて実感。また、このファブリックが変わることで、住まい全体のキャラクターがガラッと変化します。どのような変身を遂げるのか、今から楽しみです。
キノイエの世界観を支えているのは、こうしたよき理解者の存在による部分が大きいです。それぞれの専門分野で活躍する地元のこだわりのお店と共に、最高の地元ライフを創造していきたいと思います。
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じっくり学ぶ大切さ
February 26, 2017
週末のモデルハウス「塩屋新田の家」には、ご予約のお客様や、ふらっとご来場いただくお客様で、終日とても充実した時間が流れています。ずっと以前から気にしていただいて、そろそろ本格的に家づくりを考えはじめようと、初めてモデルハウスに足を運んでいただく方も多く、中には、キノイエの発表以前からカネタ建設のことを注目していただいていたお客様もいらっしゃったりします。
ご来場いただく皆様は、お一家族ごとに家づくりでお知りになりたい情報、密かに不安に感じているポイントなどが少しずつ違ってきます。ですので、キノイエで「暮らしの勉強会」と称してご用意している各種セミナー(「エコで健康な家づくり。」、「木の家づくりコンセプト」、「得する住宅ローンの選び方」、「暮らし方から考える土地相談会」等)の内容もお客様のお悩みポイントに合わせて、少しずつカスタマイズしながら丁寧にご説明させていただいています。
1つのセミナーは、30分~1時間程度の内容ですが、お客様も真剣に耳を傾けていただき、時にはたくさんの質問も飛び交いますので、気が付けば2時間があっという間という方も少なくありません。でも、この2時間という時間は、今後20~30年の住まいを決める上で、絶対に損しない価値ある時間だと私たちは確信しています。
私たちがセミナーでお伝えしていること、それは、単純な‟お得情報”ではありません。展示場に足を運び、営業マンの話を聞くと、その多くは「家は今が建て時(遅れてはいけない)」、「融資は○○万円まで大丈夫=○○万円の家まで建てることができる」、「当社の家は高気密高断熱で耐震等級云々の丈夫な家で・・・」という情報が嫌でも耳に入ってきます。もちろん、こうした情報自体、とても必要な情報ではありますが、それ以上にもっと大切なことがあります。それは、「30年後も後悔しない家づくりの‟考え方”をいかにして自分の懐に落とし込むことができるか?」ということです。
一生の家を決める上で、情報収集は大切なことですが、反対に住宅会社から舞い込んでくる大量の情報にお客様の頭の中も過熱し、その本質を見失いがちになります。本来、住宅会社・工務店は、その見失いがちな家づくりの本質、‟考え方”について、納得と理解が得られるよう、丁寧に説明する責務があります。私たちの行う「暮らしの勉強会」では、特にこうした部分に力を入れています。
実際、地元に暮らす工務店ならではの先人の暮らしの知恵(高性能デザイン住宅も建てる地域を間違えると失敗する)、住宅業界・不動産業界が話したがらない不都合な情報、家を持つ本来の目的とつい選んでしまう住宅のミスマッチ、20代・30代では気づきにくい30年後の住まいの価値観等、私たちのセミナーでお話しする内容があまり他では聞かない(他社が触れない)内容のためか、お客様からはとても新鮮に感じていただけるようで、自然にお客様から様々な質問が飛び出し、より深い話に進んでいくために、時の経つのが早く感じるようになっているようです。「本当に聞いてよかった!」と喜んでいただけるお客様が多いことは、私たちにとってもこの上ない喜びであり、家づくりの本分を全うしているという充実感があります。
繰り返しになりますが、家づくりの検討期間は、今後20~30年間の暮らし方を決める、一生でいちばん重要な勉強期間。焦りは禁物です。最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、ほんの数日、数時間でもこうした学びの時間に使われることを私たちはお勧めします。
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小窓のおもてなし
February 20, 2017
こんにちは。村岡利恵です。キノイエブログ2回目の投稿です。
私が住む高瀬の森は(2/10ごろの)寒波で、また雪に囲まれてしまいました。そんななか、小さなキツネがパンを持って遊びに来てくれました。この雪だと食べるものに困っているだろうと、ご近所の誰かが餌付けをしたのだと思います。
野生動物の餌付けは問題ですが、遊びに来てくれるのはうれしい。
今回は小窓についてです。キノイエにも玄関先に小さな窓があるのをご存知ですか? 実はうちのヒュッテにも八角形の飾りガラスの入った窓があるのですが、その窓を外から見たときの印象が家を決めた理由のひとつでした。
昭和40年代の別荘建築らしさが出ているヒュッテ。
飾りガラスなので明かりをとるにはやや暗く、はめ殺しなので空気の入れ替えもできない。家のデザインアクセントとしてしか役割がないこの小窓を見たとき、京都在住の美術家に随分前に聞いたある話を思い出しました。京都に限らずかもですが、住宅街を歩いているとたまに外に向かってディスプレイされた出窓を見かけませんか? 通りに向かってディスプレイされているものは、手製のぬいぐるみだったり、趣味の小物だったりすることが多く、彼はそれを「おもてなし窓」と呼んで観察しているそう。通りを歩く不特定多数のひとに見られる場所に何を飾るか、そこに暮らし手の意識が表れるから面白いとのこと。
うちにやってくるのは森の動物たちばかりなのですが、玄関の小窓をどうディスプレイするかは悩みどころでした。結論から言うと、部屋に飾るには数が多く大きさもバラバラで、統一感がなかった小物たちを一気に並べてしまいました。余っていたキャンドルホルダー、友人からの出張土産でもらった謎の聖人人形、古道具屋で買った高さ4cmほどの小さなツボ(実用性ゼロ)……。
ついでに下駄箱の上にも行き場のなかった雑貨や、山で拾った鳥の羽、立ち枯れのアジサイなんかを並べたのですが、これが意外と悪くない。そこで気づいたのですが、これらの雑多なものをまとめ上げているのは、ウィリアム・モリスのポスター大の壁紙。背景がにぎやかな柄だと、手前にあるもののごった煮感がうまく馴染んで気にならなくなるだと。
ツボは京都の骨董品屋、鈴と謎の人形はお土産でもらったもの。国も年代も異なる。
窓に対して下駄箱の上は大きなものを配置。モリスの壁紙がいい仕事してます。
キッチンやパウダールーム周りは、好きなものを飾るにも実用的なレイアウトを考えないといけないけど、玄関の小窓はひょっとしたら家の中でいちばん自由な額縁みたいなものなのかなと。部屋全体のコーディネートの前にコーナーを作ってみることは、好きなものを客観視するレッスンにもなるので、ぜひ試してみてくださいね。
<村岡利恵>
長年東京でインテリアやデザイン関連の雑誌編集に携わる。2016年に長野県大町市へとIターンし、2017年の初夏から高瀬渓谷の森のなかの別荘地で「HÜTTE muu muu」という朝食だけのカフェと編集&デザイン業を営む予定。キノイエスタッフと縁があり、雑誌編集者時代に触れたいろいろなもののことや、高瀬の森での新しい暮らしづくり、旅のことなど、当ブログで不定期に執筆。
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10S+A・T
February 16, 2017
昨日に続き、安全衛生についてもう少しご紹介します。
弊社が安全衛生意識を高めるために日々の現場で徹底を図っている指針の一つに、「カネタ建設の10S+A・T」というものがあります。
それがこちら。
建設業に限らず、製造業やサービス業でも「5S」や「6S」(整理・整頓・清掃・清潔・躾・作法)という言葉は一般的ですが、弊社では、そこに「参加」「習慣化」「設備」「即実行」という4項目を加えて「10S」としています。さらに、その10Sに、「A」(挨拶)、「T」(体調)の2項目を加えて「10S+A・T」と呼び、最高の現場づくりを全社員で目指すことを掲げています。
弊社の朝礼では全社員がこの項目を毎日唱和しています。そして、同時に、昨日のブログでもご紹介した弊社の協力会「三丸会」の関係者全員に配布させていただき、定期的に周知徹底を図り、現場意識の向上に努めています。
こちらもまた地味で当たり前のことかもしれませんが、それをどれだけ愚直に継続し、体質にまでもっていくことができるかどうかは、まさに会社によって大きな違いが出る部分だと思います。
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木の家フェスタにご来場ありがとうございました
February 14, 2017
2/11(土)・12(日)の2日間に渡って開催されました「木の家フェスタinクリナップ上越ショールーム」にたくさんのご来場をいただき、本当にありがとうございました。
2日目の12日(日)もお天気が心配されましたが、大荒れになることもなく(テントも飛ばず(笑))無事に終了することができました。また、この日も当会場の他、上越モデルハウス「塩屋新田の家」にも見学予約をいただき、大変充実した一日となりました。
2日目も引き続き、土の香工房cotocotoさん、ごはん麺の妙高食品さんが木の家マルシェに出店していただき、オリジナルコラボメニューにご協力いただきました。この日は、妙高食品さんのごはん麺(太麺)に、cotocotoさんの唐辛子塩麹を使った「めんたいパスタ風」が登場。こちらは当初の予定になかったメニューでしたが、濃厚でクリーミーなソース、モチモチ食感のごはん麺の相性は抜群で、プロのお店で出してもおかしくない絶品グルメでした。
そして、前日のこびと窯さんに代わり、日曜日は新たにスゥイーツ工房くみさんが登場。定番人気の米粉のカップシフォンケーキの他、地域の学校給食でも登場する米粉の揚げパンの販売をしていただきました。
スゥイーツ工房くみさんの揚げパン(レギュラー)
スゥイーツ工房くみさんの揚げパン(きな粉)
スゥイーツ工房くみさんの揚げパン(カカオ)
キノイエの展示・相談コーナーでは、この日もじっくりとお客様とのお打合せ。
会場をクリナップさんに移し、今年に入って初めてのイベントでしたが、毎回新しい試みを少しずつ加えていくことにより、着実に内容も進化していると実感しています。ご協力いただいている多くの関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
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ご予約でゆっくり
February 10, 2017
昨年6月のモデルハウス「塩屋新田の家」オープン以来、これまで非常に大勢のお客様にご来場いただき、おかげさまでご来場予約も少しずつ増えております。最近では、見学・お打合せ等のご来場予約で週末が埋まることもあり、当日ご予約なしでご来場いただいたお客様に少しご不便をおかけするケースも増えてまいりました。
ご来場いただいたほとんどのお客様は、他の展示場や工務店とは一味違う素材感や空間づくりのコンセプトに感じるところがあり、必ずといっていいほど様々なご質問をいただいたり、説明を求められます。多くのお客様は、短くても1時間前後、興味関心が高い方や、その世界観を気に入っていただいたお客様は、2時間以上、場合によっては4時間以上滞在されるケースもあります。だからこそ、せっかくお越しいただいたお客様には、ゆっくりとご覧いただきたいですし、私たちからも順を追って丁寧にご説明を差し上げたいと思っています。
これからキノイエのモデルハウスの見学をご検討されている方は、仮のご予約でも構いませんので、事前にご来場予約ページからのお申し込み、または、キノイエの事務所に直接お電話をいただけると幸いです。ゆっくりとご見学いただけるよう、スタッフがお客様のためだけの時間を確保させていただき、丁寧にご質問にお応えさせていただきます。
また、モデルハウスは、毎週水曜日を除き、毎日見学が可能です。平日は比較的時間に余裕がありますので狙い目です。もしもお客様の都合で、モデルハウス閉館時間の16:00以降にどうしても時間を取りたいというお客様がいらっしゃいましたら、早めにご連絡いただければ対応可能です。
もちろん、小さいお子様連れも大歓迎です。お打合せや見学の際にお声がけいただければ、スタッフがお子様のお世話をさせていただいたり、楽しく遊ばせていただきます。キノイエのスタッフはみんな少年少女の心を持っていますので、きっと仲良くなれると思います(笑)
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コラボメニュー発表!
February 9, 2017
今週末の2/11(土)・12(日)の2日間、キノイエの今年1回目の大型イベント 『第1回 木の家フェスタ 2017 in クリナップ』 が開催されますが、いよいよ当日のお楽しみコラボメニューの全容が明らかになってきました。本日は、土の香工房cotocotoの早津さんと妙高食品の八幡さんが会場となるクリナップ上越ショールームさんに集合。私たちキノイエスタッフと共に打ち合わせと最終確認を行いました。
今回は、なんと土・日で違う種類のコラボメニューが登場します。一日目の2/11(土)は、妙高食品さんのごはん麺にcotocotoさんのバジル塩麹をからめた‟もちもちパスタ風”のメニューが2品登場。一品目は、バジル塩麹とオリーブオイルを和えたシンプルジェノベーゼ風。そして、二品目は、バジル塩麹と生クリームを和えたジェノベカルボ風。どちらも、ごはん麺とバジル塩麹にソースがよく絡み、試食したスタッフも思わず「うまっ♡」と声が出てしまいました。食レポ失格です(笑)
ごはん麺+バジル塩麹+オリーブオイル
ごはん麺+バジル塩麹+クリームソース
cotocotoさんのご家庭では、このバジル塩麹とオリーブオイルでつくるジェノベーゼ風パスタが定番料理で、バジルの風味を生かす最高の組み合わせとのこと。そして、ごはん麺+塩麹+クリームソースを使ったジェノベカルボ風は、元々妙高食品さんのご家庭でよく食べられているオリジナルメニューだそうです。
そして、2日目の2/12(日)は、本邦初公開、cotocotoさんの「チリチリ塩麹」の味噌ラーメン風「ごはん麺」。こちらのメニューは、cotocotoさんが今回の木の家フェスタのためにスープを考案してくださった完全オリジナルです!チリチリ(かんずり入り)とは言え、塩麹の旨味で辛くないスープで小さなお子様も安心してお召し上がりいただけます。スープの中には、cotocotoさんのニンニク&生姜の乾燥パウダーが入るので本格的な味になりそうです。塩麹の旨味、甘味がもっちりしたごはん麺に絡み、絶妙な味わいになります。こちらの写真は非公開(笑) ぜひ当日会場でお確かめください。
クリナップのキッチンを使っての試食作成にお二人とも若干興奮気味。厨房男子二人の少年のような目の輝きに、私たちキノイエスタッフの期待も膨らみます。
土の香工房cotocotoの早津さん(左)と妙高食品の八幡さん(右)
『第1回 木の家フェスタ 2017 in クリナップ』(2/11・12開催)の詳細はこちらまで
大勢の皆様のお越しをお待ちしています。
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小泉誠さんのミルクパン
February 8, 2017
はじめまして。
今回からキノイエブログに不定期で寄稿することになった村岡利恵です。
長年東京でインテリアやデザイン関連の雑誌編集に携わってきましたが、新潟県のおとなり、長野県大町市へとIターンし、2017年の初夏から高瀬渓谷の森のなかの別荘地で「HÜTTE muumuu」という朝食だけのカフェを営むこととなりました。キノイエスタッフのかたとのご縁で、雑誌編集者時代に触れたいろいろなもののことや、高瀬の森での新しい暮らしづくり、旅のことなど、キノイエにもつながる記事を時々書いていければと思っております。よろしくお願いいたします。
最初はキノイエのダイニングセットをデザインした、小泉誠さんの「kaico」シリーズのミルクパンです。購入したのは10年近く前。
ちょうどその頃、ある雑誌で飛騨高山の家具メーカーに出張される小泉さんに密着取材する機会がありました。80〜90年代初頭は家具メーカーなど日本の地場産業が衰退しつつあり、それを何とかしたいと有名デザイナーに依頼したものの、提案された斬新なデザインは暮らしとかけ離れたもので成果は上がらず、その結果、デザインに対する不信感が日本各地の地場産業にはあったそうです。その取材でとても印象に残っているのは、そういった背景を踏まえた上で「デザインしないという選択肢も含めて、話をしましょう」と小泉さんが彼らに提案したというエピソード。
これってすごく矛盾した言葉だと思いませんか? 自分の生活をデザインすること=暮らしをかたち作るということ。そこには変化しなくてもいいという選択肢もある。ひとり暮らしを始めて、ものが増えつつあった自分の暮らしに置き換えても目からウロコでした。(そのあとに「10年選手プロダクト」という企画をしたのですが、その話はまた今度)
このミルクパンはカフェオレ用の牛乳を温めるために買ったのですが、琺瑯製なので牛乳の膜も落としやすく、底が広めで熱伝導が高いおかげで速く温まるので、朝急いでいるときにはありがたい。ミトンなしで掴める木の持ち手も便利。当時は木の持ち手の琺瑯製ミルクパンはあまりなかった気がします。
ほかの鍋が空いていないときには別のものを温めるのに使ったり、少し余った料理を移し替えたり。牛乳専用として買った小さなミルクパンの姿は当時のままだけど、キッチンではバイプレーヤー。見た目のデザインを変化させなくても、使い手が用途をデザインできる余白があるものは長年愛用できる。そんなことを教えてくれたのが小泉さんのミルクパンです。
文:村岡 利恵(rie muraoka)
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こんな日こそ
February 7, 2017
本日の上越地域はぐんと冷え込みましたね。日中気温は、上越市内で1~2℃、糸魚川市内で0~1℃、妙高市内は中心部で-2℃前後。上越市内の街なかは、非常に冷たい風に細かい雪が巻き上げられており、比較的寒さに慣れているこの地域の人でも、本日は「刺す」ように寒いと感じている人も多いでしょう。外に出かけるのが億劫になります。
さて、こんな日の上越モデルハウス塩屋新田の家の室内温度が気になるところ。なので、早速サーモカメラで計測。本日の室内はこんな感じです。
南面の大きな掃き出し窓側の床面温度も20℃以上をしっかりキープ。サッシ枠こそ若干温度が下がっておりますが、結露はありません。足元はもちろん、体感温度も非常に暖かいです。厚手のシャツ一枚でも肌寒さを感じることはありません。また、ガラリ部の温度は25℃前後ありますので、床下エアコンが効果的に機能しているのが一目でわかります。
キッチン周りの足元もご覧の通り。厚手のスリッパは全く必要ありません。
2階は、本日お客様との打ち合わせで使用中だったため、撮影のタイミングを失ってしまいましたが、基本的には1階との温度差は1℃程度しかありません。室内温度計は、21~23℃前後をキープ。エアコンは床下送風で、設定温度22℃。弱運転です。
ちなみに、この暖かさ、「新しい家ならみんな暖かいでしょ?」と思われた方は要注意。過去のブログ「建てた後に気付く大事なこと」を是非お読みください。「快適で省エネな家は注文しても簡単には手に入らない」という現実を少しご理解いただけるのではないかと思います。
外は刺すような寒さ。本日のような天候の日は、あまり出かけたくない日。しかし、本日のような寒さ厳しい日こそ、ぜひキノイエのモデルハウスに遊びにいらしてください。違いが分かる絶好のチャンスです。
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