学び合う工務店仲間
December 9, 2016
昨日は、富山県高岡市にある同業の住宅会社様にお邪魔しました。注文住宅系工務店と関連業種の若手経営者同士による小さな情報交換会ということで、遠くはなんと山口県からの参加メンバーもいます!
参加企業はお互いの会社で課題になっていること、あるいは成功事例などを皆で真剣にシェアし合います。エリアが競合していない会社同士ですので、地元ではなかなか話せない悩みなども本音で話し合うことができます。
勉強会は半日たっぷり使って行われました。それぞれの地域で一番店を目指し、様々な挑戦を続けている非常に意欲的な工務店経営者仲間の集まりで、お互いに得意分野を持ち、刺激し合い尊敬し合える関係。こうして全国で頑張っている仲間たちとのご縁をいただけること自体、本当に幸せなことだと思います。「ここで学んだことをしっかりと自分たちの地元のお客様に還元しよう」そんな決意を再確認した日でした。
お昼は富山名物のブラックラーメンを皆で堪能。弊社代表猪又(45)以外のメンバーは全員30代。皆さん、チャーハンセット(+餃子)までペロリ。向上心も旺盛なら食欲も旺盛。猪又代表曰く「もう自分が若手ではないことを痛感した…」とのこと(笑)
また、この日はちょうど、高岡の工務店が手掛ける住まいの上棟の様子も見学することができました。きれいな現場、マナーの行き届いた気持ちのいい職人の皆さん、厳選された上質な材料など、その会社の心根が反映された素晴らしい現場でした。
そして、夜も大事な情報交換の場。お互いに胸襟を開いて本音トークをぶつけ合うことで、その絆はさらに深まります。この日は勢い余って○軒のハシゴでした(笑)この日ホスト役を担っていただいた高岡の会社さんに心から感謝申し上げます。
工務店経営は独りよがりであってはいけません。そして時代の変化は速く、これまでの成功体験が「足かせ」に変わることもあり得ます。歴史が長く技術や実績を自負する工務店こそ、謙虚であることが大切です。常に学ぶ姿勢を失わない・・・全ては住まう人の幸せのため、変化することを恐れずに前進してまいりたいと思います。
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商標登録その2
December 8, 2016
先日のブログ記事「商標登録」に続き、またまた商標登録のお知らせです。
今度は「小さな邸宅。」の表記が正式に商標登録されました。
「小さな邸宅」という言葉には、キノイエの核となる「コンパクトでハイクオリティ、かつコストバランスのいい住まい」というコンセプトを短い言葉で表現したコピーです。「邸宅」という言葉だけですと、なんとなく「大きな豪邸」をイメージしますが、そこに「小さな」という相反する表現を加えることで、上品ではありつつもどこか奥ゆかしさ、言葉にして「足るを知る」といったような品性を与えることができます。また、それがそのまま住まう人の暮らしぶりや人柄にまで想像が膨らんでもらえたら・・・という思いもありました。しかも、意外にもこの表現はこれまでどこにも使われていなかった組み合わせ。私たちはこの言葉を大切にしたいと考え、この度商標登録を申請いたしました。
実は、この商標申請、一度審査の段階で「一般的な表現」として受理されませんでしたが、上記のような私たちの思いを熱く説明させていただいたところ、この度の承認という結果を得ることができました。私たちの紡ぐ言葉一つひとつには家づくりに対する私たちの理念と強い思いがあります。そこに共感の輪が少しずつ広がっていくことを願いつつ、日々の仕事に打ち込んでまいりたいと思います。
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方針発表会
December 7, 2016
本日は、カネタ建設全社の2016年度下期方針発表会でした。
カネタ建設の方針発表会は、毎年半期に一度(6月・12月)開催され、全社の各部門代表者による前半期の反省と課題抽出、そして後半期の方針と行動目標を全社員で共有するとても重要な場。この形式になって、今回で26回目。ですので、今年で13年目を迎える非常に歴史ある発表会です。
私たちの仕事のベースは、こうしたちゃんとした組織で様々な研鑽を積んでいますよ・・・なんて、たまにはこんな感じでお伝えしておいた方がいいかな?と思っての投稿です(笑)
私たちキノイエチームもしっかりと前期の反省と下期の方針発表をさせていただきました。キノイエは、今年6月に産声を上げたばかりのブランドですが、グランドオープン当初より非常に大勢のお客様にご来場いただきました。多くの反響をいただきながら、もちろんいくつかの反省すべき点も含め、様々な気づきがあり、都度やり方等の軌道修正を図りながらの半年間でした。しかし、この間に得た経験から今私たちがやらなければいけないこと、お客様にとって必要なことがとてもクリアになりました。下半期がスタートした12月からの役割分担も明確になり、チームとしての動きもより機動的になるのではないかと期待しています。
ちなみに、弊社の方針発表会では、全ての人の発表に必ずスタッフから意見・質問が活発に飛び交い、最後は代表猪又による質問や講評が入ります。
昨年入社の新人だった長﨑さんも今回は既に発表者。ちなみに、この度、見事二級建築士に合格しました!成績優秀です。そして、これからは、一人のプロ建築士として社内外の厳しい目にさらされていきます(笑)
カネタ建設は、住宅建築に留まらず、土木事業、不動産事業を含めた総合建設業+介護事業をもつ糸魚川市唯一の暮らし解決ワンストップサービス企業。
「ライフケアおれんじ」というサービスブランドで展開中の介護事業部の発表では、居宅介護、訪問介護、介護タクシー、家政婦紹介、福祉用具販売レンタルの他、昨年8月に新規開設した運動認知機能型デイサービス「らっくねす」の順調な事業経過の発表もありました。らっくねすは、上越地域で唯一「卒業」を目標に掲げた半日型デイサービス。上の写真は、脳梗塞による麻痺を抱えて入所されたご利用者様が、約1年間の通所による様々なトレーニングを通じて、麻痺の軽減と歩行機能の改善、そしてなんと、麻痺部分の筋力回復という奇跡的な改善効果を見せた内容についての担当者からのプレゼンの様子です。地域の健康寿命を延ばすことを通じて社会に貢献することを最大のミッションとする事業で、社員みんなの注目を集めていました。
方針書は、発表者だけでなく、全ての社員が個人目標に落とし込んだものを作成し、毎回一冊の方針書にまとめられます。個の努力と研鑽の集積が会社の力になります。長い年月を経て、少しずつ進化を遂げながら、社員みんなのスキルアップを重ねてきました。この方針書は、弊社にとって重要な虎の巻でもあり、かけがえのない財産であります。
毎回最後はこうして参加者全員で記念撮影。ちなみに、この他にもこの場には参加していませんが、様々な現場で活躍している社員たちも。自画自賛になりますが、大勢の優秀なスタッフが英知を結集することで、様々なアイディアと解決方法、そして実行力が生まれてくる素晴らしい集団です。これからも現状に満足することなく、常にお客様目線で新しい挑戦を続け、地域の皆様に感動を与えるキラリと光る会社に成長してまいりたいと思います。
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『ハウジングこまち』原稿最終チェック
December 6, 2016
今月発売予定の新潟県内の住宅雑誌『ハウジングこまちVol.23 2017冬・春号』の最終原稿チェックを行いました。
今回、「お宅拝見」ページ並びに会社紹介ページの合計4ページに渡ってキノイエの紹介が入ります。「お宅拝見」ページでは「平牛の家」が登場します。
こまち編集部さんでまとめていただいたお宅訪問記と会社紹介のページとじっくりにらめっこ。今回初めてキノイエの記事として掲載されるので、思いが強い分、かなり細かい部分まで代表猪又の細かい指摘・補足のペンが入ります。
入れてほしいキーワードが次から次へと出てくるため、それをまた短い文章にまとめるのが一苦労。限られた文字量ですので、最後はまた、こまち編集部さんのお力によって文章のブラッシュアップが行われます。こまち編集部の皆さん、ギリギリまでお付き合いいただき本当に申し訳ありません。そして、いつもご支援いただきありがとうございます。
『ハウジングこまちVol.23 2017冬・春号』は今月下旬の発売予定です。どうぞお楽しみに!
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K-TOWN二期工事上棟式
December 5, 2016
ご縁をいただき、現在お隣の富山県黒部市にて建設中のYKK株式会社様発注によるK-TOWN第2期工事(YKK様単身寮第2期工事)の上棟式が本日行われました。
K-TOWNとは、黒部市の地域経済を支えるビッグ企業YKK株式会社様が手掛ける社員寮で、まさに黒部駅前の中心市街地が大きく様変わりをするまちづくり事業。高性能木造社員寮を建設する二期工事で、私たちカネタ建設は全14棟中最大数の6棟を担当します。この背景には、昨年施工させていただいた、国内12例目、北陸第1号のドイツ認定パッシブハウス「前沢パッシブハウス」の実績が評価されたことが非常に大きく影響していると思われます。あらためて、関係者の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
弊社の手掛ける6棟の施工場所は、あいの風とやま鉄道 黒部駅の本当に目の前!工区内には、カネタ建設をはじめ、富山県内の有力企業がほぼ同時に建設工事が進行中。本日は、各社が手掛ける1棟目の建物にて上棟式が執り行われ、YKK株式会社の役員幹部の皆様、並びに設計者のアプルデザインワークショップの担当者の方もそれぞれの上棟式をハシゴして回られておられました。
カネタ建設の上棟式は工区内では最後。法被を羽織っての伝統的な上棟式スタイルは弊社だけでした。
住宅の設計施工はもちろんですが、キノイエの技術的な進歩は、パッシブハウスの施工をはじめ、こうした様々な先駆的な事業に積極的に挑戦することにより培われていきます。若いスタッフの成長著しい会社としても各方面からご評価いただいており、こうした期待を糧にしてより高性能で快適な暮らしの実現に向けてさらなる研鑽を積んでまいりたいと思います。
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周辺環境は設計の一部
December 4, 2016
昨日から2日間開催されましたカネタ建設のオンリーワン住宅完成見学会「とことん薪ストーブライフを愉しむ家」、大勢のお客様にご来場いただき、本当に中身の濃い2日間となりました。ご来場いただきました全てのお客様に心より感謝申し上げます。
ところで、今回の見学会場は上越市大貫という土地。大貫といえば、スキー発祥の地として知られる金谷山スキー場があるエリアです。そして、意外に知られていないですが、同地区内には「会津墓地」があります。戊辰戦争で高田藩に護送され、寺町の約60の諸寺院に収容されて謹慎生活を送る事になった会津藩士の墓で、地元の方々がボランティアでこの場所を保全維持管理しているのもこの墓地の大きな特徴です。
そんなことからも、この大貫という地域は非常に歴史情緒ある土地。古くからこの地で暮らす方々の中にも、どこかしらいい意味での保守性が感じられ、昔ながらの助け合いの文化が残る土地です。
建設場所のすぐ近くにある鳥居のある小さな公園。近所のお子さんが枝を剣に見立てて、昔ながらの遊びをしていました。とても親しみの沸く環境です。
現在、その大貫のエリアには、比較的大規模な分譲地も生まれており、新築住宅が少しずつ増えてきていますが、今回のお施主様ご家族が選んだ場所は、分譲地とは一線を画す昔ながらの住宅地内の敷地の一角。そこで、近隣との人付き合い、そしてこの地の風土に適した暮らし方がスムーズにできるよう、地域の特性を入念に下調べ・ヒアリングしながら、丁寧に設計を始めました。
そして、今回の住まいのテーマは、「とことん薪ストーブを愉しむ家」。旗竿地の奥は川沿いで視線を気にすることなく、また近隣に迷惑をかけることなく自由に使えるスペースがたくさん。薪の調達から搬入、ストック、排煙と風向き等、様々な条件をクリアするのに好適地でした。そして、建物が実際に立った時、両隣のお住まいに威圧感を与えることのない外観、視界をずらしながらの窓配置、そうでありながらもさりげなくお互いの生活の気配を感じながら、防犯上も含めて助け合いの関係が保てる絶妙な距離感など、様々な角度から理想の配置と設計を検討しました。こうしたことからも土地選びも家づくりの重要な要素であり、その土地の性質や周辺環境調査が、すでに設計の一部であるということがお分かりいただけると思います。
設計を担当した榮妙(さかえ たえ)。自らも薪ストーブをこよなく愛するユーザー。ユーザー視点から作業性や利便性、そして愉しみ方を随所に盛り込んだ設計を心がけました。
ちなみに、今回のお住まいでは、お引き渡しを待つまでの間、既にお施主様も薪の材料になる端材集めに精を出され、見学会当日も、大勢の見学客が訪れる中、外ではお施主様がせっせと薪材の積み上げ作業に専念されており、すでに生活の1シーンを垣間見るような見学会となりました。
実際の暮らしが始まれば、こうした外作業の風景は、いつしかご近所の方々の生活や気配と溶け合いながら、日常の風景に馴染んでいくのだと思われます。実際、このお住まいの近隣数軒を歩きながら眺めてみると、外で農機具や除雪機の掃除をしている方、昔ながらの方法で納屋の軒先に大根を干している方、畑仕事をしながら世間話をしているお隣同士のおばあさんたちなど、生活の息づかいとリズムが感じられる素敵なエリアでした。
お施主様の薪材積み上げ作業は、マジックアワーを迎える頃にはひとまず終了。おそらく、引っ越し後はストーブの炎を眺めながらの至福の一杯を楽しまれるのではないかと思われます。また一つ、「最高の地元ライフ」が始まります。
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商標登録
December 1, 2016
遅ればせながらのご報告ですが、かねてより申請しておりました弊社のブランドロゴ「k i n o i e」についての商標が正式に登録されました。
「k i n o i e」という名前には、私たちの様々な思いが込められています。読んで字のごとく、何十年経っても飽きのこない、時を重ねるごとに味わいが深まる「木の家」というシンプルなメッセージがダイレクトに伝わること。表記をあえて「k i n o i e(キノイエ)」としたことで、単なる懐古主義のゴツゴツとした重厚な木造の家づくりということではなく、時代に見合った正しい性能と価格で親しみやすい家づくりを目指すこと。そして「キノイエ」の発音の中にある「ノイエ」とは、ドイツ語で「新しい」を意味する「Neue」の意味も隠されています。ドイツは環境先進国。キノイエの住まいは、世界最高の住宅の温熱環境基準と呼ばれる「パッシブハウス」のエッセンスを取り入れ、本物の安心・安全・健康に配慮した家づくりを目指しています。
シンプルな手描き風のマークは、実直さと手づくりのよさを表現。イメージカラーについては、派手な原色ではなく、日本の「檳榔子染(びんろうじぞめ)」色や「涅色(くりいろ)」に近い、自然の時の重なりによって生まれる深みのある色を選びました。
あえて商標登録したのは、単に模倣を防ぐということよりも、その名前に見合う価値をしっかりとお約束したいという、私たちのプライドでもあります。
小さな邸宅「キノイエ」・・・大切にこの名前を育てていきたいと思います。
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キノイエのおじちゃん
November 29, 2016
モデルハウス「塩屋新田の家」のとある日の光景。
こちらは弊社の代表猪又とその娘さん・・・ではなく、モデルハウスにお越しいただいていたお客様のご長女さん。そして、ご長男くん。お打ち合わせの間の一コマです。
この日、代表の猪又と初は対面でしたが、30分くらいした頃には、既にこんな感じに(笑)
繰り返しますが、親子ではありません。・・・が、あまりの親密ぶりに、スタッフが笑いをこらえながらの撮影。
なお、よほど楽しかったのか、ご長女さんより「おじちやん」と呼ばれ、次回のお打ち合わせ時も遊び相手にご指名をいただいています(笑)
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撮影日和
November 18, 2016
本日は、上越市内某所にて「とことん薪ストーブライフを楽しむ家(仮)」の撮影日でした。お施主様がモデルとして登場です。
お天気に恵まれ、開放的な吹き抜けと薪ストーブのあるリビングの温かい雰囲気が最大限伝わる画が撮影できました。また、旗竿地の奥は川沿いの雑木林のため、視線を気にせず、外の緑をたっぷり取り込める南東窓からの借景と合わせ、薪ストーブライフにぴったりのロケーションであることが伝わりやすい写真に仕上がりました。
ちなみに、こちらの住まいはキノイエブランドではなく、カネタ建設のオンリーワンデザイン住宅として、来る12月3日(土)・4日(日)の2日間、完成見学会の開催が決定しています。キノイエでも標準仕様としているプレウォール工法を採用した高気密高断熱の高性能エコ住宅。詳しくは、近日中に、カネタ建設のウェブサイトの方で紹介されますので、こちらもお楽しみに。
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キノイエタイムスvol.3
November 9, 2016
キノイエの暮らし方を広く知っていただくための情報紙「kinoie times(キノイエ タイムス)」、早くも第3号の表紙が、ほぼほぼ出来上がってきました。
今回の表紙は、以前のブログ「『ハウジングこまち(冬・春号)』撮影」・「家族だけが持っている時間」でもご紹介しました、モデル撮影にご協力いただいたS様ご家族が登場。本当に楽しそうな暮らしの1シーン。とても自然でご家族の人柄と関係性が滲み出ている1カットを選ばせていただきました。
さてさて、肝心の内容ですが、現在、例によってスタッフによる鋭意手づくり編集中ですので、今しばらくお待ちください。完全に入稿完了しましたら後日またご紹介させていただきたいと思います。
配布予定は、できれば来週末にも・・・と考えています。新聞折込、一部の店舗等にて配布予定です。また、ご希望の方へは郵送をさせていただきます。
どうぞお楽しみに。
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