新光町モデルハウス日記③ まちの風景
July 8, 2024
設計担当Sさんは最近、朝のウォーキングを始めたそうです。
・
・
・
・
朝の澄んだ空気を吸って、朝日が樹々を照らす様を見ながら歩くのはとても気持ちが良く、歩道沿いの家々やそのお庭など、車でただ通り過ぎているときにはあまり気が付かなった人々の暮らし、まちの風景に触れることができて、とても新鮮な感覚があるのだそうです。
・
ちなみに、今の季節は、アジサイがまちかどの所々に綺麗に咲いていて、この季節だけの彩りを見せてくれています。
そんなSさん、kinoieの考え方の一つとして、「まちの風景をつくる」という考え方があると話してくれました。
設計者は、決められた敷地の中に一戸建ての住宅を設計しますが、実は、まちの風景を同時に設計していることになります。
頸城の家スケッチ
陀羅尼町の家スケッチ
・
・
その住宅自体は新築ですが、まち全体として見ると、増築・リフォームというわけです。現代町家を提唱されている趙先生は、「風景のリフォーム」だとおっしゃいます。
・
kinoie新光町の家も、町の風景としてふさわしい佇まいを目指して設計しています。道路に面した正面(ファサード)はゲヤにして、高さを低く抑え、圧迫感をなくし、道を通る人々の目を愉しませる、季節折々の植栽。そして、奥に長い敷地形状を活かした、奥行き感のある配置と、コヤのガラス戸から、ちらりと見えるウッドデッキ。落ち着いた佇まいの中にも、建築的なわくわく感があります。
・
・
・
・
新光町の家モデルハウス(西側)
・
・
新光町の家モデルハウス(東側)
・
・
個人の家でもあり、同時にまちの家でもある。
永く、そのまちの顔として存在する住宅であって欲しい。
kinoieにはそんな想いが込められている・・・そう語ってくれたSさんの楽しそうな表情がとても印象的でした。
・
・
2023年もありがとうございました
December 28, 2023
こんにちは、キノイエです
今年も残すところあとわずかとなってまいりました。
皆さんにとって2023年はどのような年でしたか?
キノイエは7周年を迎え、第一号の「塩屋新田の家」は7歳になりました。
何十年経っても飽きのこないエバーグリーンなデザインと糸魚川産の杉材をはじめ、天然無垢の素材を程よく使ったサスティナブルな住宅は今年も沢山のお客様に来ていただきました。
上越では12棟目のキノイエ「春日野の家」が生まれ、2024年には糸魚川で新たに「東寺町の家」が完成予定です。
ゆっくりではありますが毎年新たなキノイエが生まれ、縁がつながっています。
一年を振り返り、新たに出会えた皆様や日頃から支えてくださるオーナー様に感謝の気持ちでいっぱいです。
2024年もキノイエをよろしくお願いいたします。
年末年始休業日のお知らせ
休館日:12/29(金) ~ 1/10(水)
休館中の資料請求・お問い合わせは、営業日1/11(木)より順次対応させていただきます。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
学びの時間
August 17, 2023
先日、完成したkinoie「春日野の家」にて勉強会と社内見学会を行いました。
勉強会では、設計・営業のメンバーが参加し、それぞれ感じた事や
今回新しく生まれた春日野の家の工夫された部分を知り共有しました。
”土地を読む”というテーマから始まった勉強会。
住宅地の53坪という土地に対してプランナーの榮がどのようにキノイエを描いたか。
そして、自分ならどうするか。
小さな家ならではの工夫の数々・・・
視線の抜き方、仕切らない連続性のある間取りや明暗をつける設計。
この家に住みたいと心から感じる心地よさ。
とても有意義な時間となりました。
午後からは社内見学会を開催。新しいキノイエを皆さんに体感していただきました。
居心地の良さに、ついつい長居してしまう。
そんな社内見学会でした。
kinoie「春日野の家」の完成見学会は8/18~21の4日間開催されます。
この機会に是非ご来場ください。
まちなかの小さな家
kinoie 春日野の家
完成見学会開催
8/18Fri . ー 8/21Mon.
➀9:00~ ➁10:30~ ➂13:00~
④14:30~ ⑤16:00~
ご予約はこちら → 「春日野の家」完成見学会
———————————————————————-
家づくりを考え始めた時、一歩外に出れば慌ただしく始まる
一日も、「ただいま」と帰ってくればほっとできる家がいいと
思った。家族で過ごす庭とつながる居間も、一人で集中したい
仕事場も、みんなが自然と集まるフリースペースもゆるくつな
がり居心地がいい。杉が作る空間は、ゆっくりと時間が流れ身も
心も軽くなる。ソトに開き暮らしを豊かにする私たちらしい、
まちなかに建つ小さな家。
———————————————————————-
HEAT20 G1
Ua値0.43W/㎡K C値0.2㎠/㎡
BELS★★★★★取得
長期優良住宅認定
耐震等級2
いとしごと
September 28, 2020
”糸魚川で自分らしい仕事と暮らしを手に入れよう”
そんなメッセージを込めた「いとしごと」のサイトに、弊社の求人募集の記事がアップされました。
「いとしごと」は糸魚川市内の熱いおもいを持つ企業や経営者の声を、求職者に届ける求人メディアサイトです。サイトの説明には、こんな一文があります。
「糸魚川には働ける場所が少ない」
「地元の人材はみんな出ていって、糸魚川に残っていない」
そんな声を聞くことも少なくありません。
本当にそうでしょうか。
知るだけで働きたくなる、関わりたくなる、応援したくなる。そんな企業が糸魚川にはあります。
市民がいきいきと働け、糸魚川が魅力ある街であり続けるために。
このサイトでは、これまで発信されてこなかった企業の魅力を存分に伝えていきます。
ちなみに、この記事は、東京の印刷会社を経営するクリエイターさん、ライターさん、カメラマンさんのタッグでつくられれたもの。外の目から私たちの会社をよく観察し、じっくりとスタッフとヒアリングを行い、素直に書き綴られた企業紹介記事。後日談で、制作に携わった皆様から以下のようなコメントをいただきました。あまりにも嬉しい内容でしたので、勝手ながら、こちらに転記させていただきました(笑)
「外部向けの記事を書く場合も、社長や社員の方がお互いの想いや考え方を知り、存在をより近く感じられる機会にしたいと思っています。さりげなさすぎるインナーブランディング。でも、カネタ建設さまはそんな画策不要でした。素晴らしい会社です。」
「経営者が地域を愛し、地域を盛り上げることで、あとから自社の利益につながる。そんな地に足の着いた資本主義が素敵だなって思う。」
「仕事柄大小いろいろな会社にお伺いすることが多いです。その経験値からかその会社の状態を感じ取ることができます。好調なのか、閉塞感あるのか、活気があるのか、うまくいっていないのか等いい会社っていうのは雰囲気でだいたいわかるし、スタッフの表情もいい。結果いい仕事に繋がることが多いです。(中略)(カネタ建設について)社長、スタッフの方の表情から会社の雰囲気が伝わればと思っています。間違いなくいい会社です!」
私たちの会社の社是の中に、「自分はこれでよいかどうか」という一文があります。
今回、求人募集用として取材・執筆していただきましたこちらの記事は、もちろん制作側の配慮で持ち上げていただいている面も多々あると思いますが、同時に私たち自身も気づかない魅力やスタッフたちの仕事に対する姿を客観視できた、とても良い機会をいただいたと思っています。
自分たちの仕事、あるいは人としての行動について、客観的な目を持ち、常に反省と改良改善を重ねることを意識していきたいと思います。
ちなみに、いとしごと このネーミングには3つの意味が含まれています。
糸魚川市内で営まれている仕事
経営者が愛情深く育てているいとしい仕事
地元の「いとし子」に地元企業について知ってもらい、ともに発展したいという思い
糸魚川で経営者が愛情深く育てている仕事を、いま仕事を探してる人だけでなく、これから社会にでる子供たちにも届けたい。そんな思いを込めた名前です。
何かに挑戦する姿は美しい
September 8, 2020
「オレンジフェア 2020〜挑戦するなつやすみ」のダイジェストムービーが完成し、今月1日よりYouTubeによる配信がスタートしました。
まずはこちら2本のムービーをご覧ください。
【野球(飛距離対決)編】
【サッカー(ストラックアウト)編】
今年の夏は、子どもたちにとっても特別な夏となりました。部活の大会で優勝目指していた人も、最後の試合に全てを賭けていた人も・・・この企画は、そんな子どもたちのために、今大人ができるほんの小さな「場」の提供でした。
ゲーム感覚で参加できる簡単なルールのイベントでしたが、参加する子どもたちの表情は皆とても真剣そのもの。記録を出せて大喜びする選手もいれば、思ったように力を発揮できず、悔しさをにじませる姿も・・・そんな子どもたち一人ひとりの姿を見て、「純粋に何かに挑戦する姿は美しい」とスタッフの誰もが感じ、大人である私たち自身がたくさんのことを学ばせてもらったような気がします。
ちなみに、参加された選手のみなさんには、お一人ずつのオリジナルダイジェストムービーを制作したものを各ご家庭にお届け済みです。映像は、DVDと共に、専用URLをお渡ししてあるので、親戚やお友達にも簡単に視聴していただくことが可能です。(かなり手が込んでいます)
なお、こちらの企画運営にあたり、カネタ建設スタッフが経験値ほぼゼロの状態から、撮影~編集まで全て自前で行っています。実際の会場設営や当日運営も含め、壮絶の作業プロセスを知っているだけに、個人的には、こちらも涙なしでは見られません(笑)
ぜひこちらのスピンオフムービーもご覧ください。
『ちいきのたより』寄稿4回目
August 13, 2020
四季の移ろいを楽しみ、地域とのつながりを大切に住まう人を応援するウェブマガジン『住まいマガジンびお』。
その中のコーナーの一つ、全国の工務店の記者から日本全国四季折々の旬な話題をお届けする「ちいきのたより」コーナーに、弊社から4回目の寄稿をさせていただきました。
今回は8月初旬の記事掲載ということもあり、「オレンジフェア 」について詳しくご紹介。タイトルは「「人」の展示会」とさせていただきました。
「子どもたちに最高の夏の一日をプレゼントしたい」・・・そんなスタッフの思いから始まったこのイベントも今年で早16年目。地域の皆様に生かされているという心からの感謝の気持ちと、家族の夏の最高の思い出を提供したいというスタッフたちの強い思い、そして、部署や立場の垣根を飛び越えて仲間同士が結束する姿そのものが、このイベントのいちばんの価値であり、存在意義。イベント開催費用はすべて大事な社員研修費用と考えているからこそ継続性も生まれているのです。本記事では、そのあたりについても詳しく触れられています。
こちら「ちいきのたより」コーナーでは、他にも全国から地域の工務店記者さんから選りすぐりの旬の記事が定期的に届けられています。地域に密着した工務店の目から見たその地域や暮らしの魅力を擬似体験できる素晴らしいコンテンツです。
前段でも触れましたが、弊社からは今回の記事の他に過去3回寄稿させていただいています。テーマはそれぞれ「上刈みかん(甘酸っぱい北限)」「雁木通り(譲り合うまちなみ)」「奴奈川姫とけんかまつり(ヒスイと日本最古のラブソング)」といったように、新潟県上越・糸魚川地域の暮らしについて、独自の視点からご紹介しています。そちらもご興味がありましたら是非一度お読み下さい。
挑戦するなつやすみ
August 10, 2020
8/3〜7の5日間にわたり、オレンジフェア 特別企画「挑戦するなつやすみ」の競技・撮影が行われました。
今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、部活の大会などが軒並み中止となり、活躍の場が少なくなってしまいました。しかし、それでもなお懸命に練習している子どもたちの姿に背中を押されたオレンジフェア スタッフが、子どもたちに今年限りの特別な活躍のステージとして用意した特別企画。
事前告知に市内在住の小中学生66名がエントリーしてくれました。
まず最初の2日間、8/3・4はサッカー(ストラックアウト)。会場は、糸魚川中学校のご厚意で同校のグラウンドをお借りしました。
ゴールポストにオリジナルのストラックアウトの的を設置します。
競技は、一人10球を蹴り、8つの的を何枚抜けるかを競うもの。参加してれた子どもたちの真剣な表情がとても印象的でした。
競技はサッカー・野球それぞれエントリー時間を予約制とし、競技は一人約10分間で終えられるように設営。子どもたちの競技時間が重ならないように配慮しました。また、ギャラリーも保護者のみ観戦可能とし、応援席はソーシャルディスタンスをしっかりと確保するなど、徹底した三密対策をとりました。
8/5〜7の3日間は野球(飛距離対決)。会場は美山球場のナイター施設をお借りしました。
バッターボックスに設置されたバッティング用のティーにボールを設置し、5球打って最長飛距離を記録する形式。計測にあたっては、建設現場での測量に使用するトランシットを使用し、なんとミリ単位まで計測。このあたりが建設会社ならではの設営(笑)
こちらも非常に盛り上がりました。参加者の中には野球チーム所属の強豪選手も大勢名を連ねていました。
中には大人顔負けのスラッガーも。3日間、美山球場では大きな歓声が響き渡りました。
こちらの競技の様子は全て映像記録を取り、9月にカネタ建設のYouTubeチャンネルにてダイジェストムービーを公開する予定です。今回の企画のためにゼロから映像編集を学んだスタッフ渾身の番組を是非お楽しみに!
8/9付地元紙「糸魚川タイムス」の1面に記事を掲載していただきました。
風情のある暮らし
August 7, 2020
先日、上越モデルハウス「塩屋新田の家」の芝刈りを行いました。
短くなった芝からコオロギが顔を出しました。
日中はセミの鳴き声が聞こえますが、
日が暮れてくると、この子たちにバトンタッチをしているのでしょうか。
お盆を前にさっぱりしたお庭。
夏はビニールプールや、友人を呼んでバーベキューなどお庭での楽しみ方がたくさん。
窓を開けて、自然が運んでくるやわらかい風の心地よさを感じる。
ソトとナカをつなぐキノイエの住まいだからこそ楽しめる風情のある暮らしです。
地域と時間の壁を超える
July 31, 2020
こちらは弊社で行っているオンライン見学会の舞台裏。
実際に手で触れ、五感で体験できる完成見学会を超えることはできないかもしれませんが、このような時代だからこそ、オンライン見学会の存在意義はとても大きいのではないかと思います。
また、例えば、こちらの写真は糸魚川市で新築された住宅ですが、オンライン見学会に参加されるお客様は上越市在住の方もたくさんいらっしゃいます。コロナ禍におけるオンライン見学会の登場は、けして消極的な意味だけでなく、お客様にとっては地域や時間の壁を越えてより手軽に体験できるという点で、「新たに登場した住まい探しの選択肢の一つ」というプラスの意味もあると捉えることができます。
私たちは、環境の変化を常にお客様目線で前向きに捉え、日々新たな挑戦を重ねていくことに意義を感じています。
今後、お客様がご自宅に居ながらでも、よりリアルに住まいの魅力が伝わるよう、カメラワークや分かりやすい説明の方法など、スタッフ同士で意見を出し合いながら少しずつ進化させていきたいと思います。
キノイエでは、モデルハウス「塩屋新田の家」につきましても常時お客様のご要望に応じてオンライン見学を実施させていただきます。ご興味のある方は、ぜひこちらまでご連絡ください。