もう一組の現地調査員
July 21, 2017
先日は「住まいの問診票」についてご紹介しましたが、そんな夢の詰まった問診表をいただいたら、今度はそれを元に現地の調査を入念に行います。
敷地調査とは、一般的に敷地の広さや高低差、道路の位置、巾、方位…などを現地に行って調べることをいいますが、私たちの敷地調査はそれだけでは終わりません。
お隣さんの高さや、距離、お隣さんの窓の位置、そして周りの景色、住んだ後に見える景色や前の道路を通る人たちからの見え方、太陽の光や風と仲良くする方法などを一つひとつ探っていきます。そこに、問診票で掴んだお客様の理想の暮らし方を重ね合わせながら、その場所に似合う空間をイメージしていきます。
どこに窓をつけて、どんな景色を 切り取るか…
ここに窓をつけると、どんなストレスになるか
お隣さんの玄関までのアプローチは…
光や風の通り道…
通行人やご近所の方からの見え方…
簡単な間取り(ゾーニング)をスケッチしてくることもあります。
今回も、そんなことを考えながら作業を進めていると… もう一組の意外な現地調査員が。
私たちよりもずっと前からこの場所を調べ尽くしているであろう小さな二人の来訪者。あどけない子どもたちの表情や声に監督員も癒されました。
遊びって、ゲームだけじゃないよね。いっぱい捕まえたかな??
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1年点検にて
July 18, 2017
先日、キノイエ糸魚川第1号お客様の住まいの1年後の定期点検にメンテナンス担当者と共にお伺いしました。
お引き渡しから早一年ですが、この間、お施主様はとってもきれいに、そして丁寧に住まいを使ってくださっていました。
点検項目は外部の状態や室内の建具の状況、設備機器の状態など様々。合わせてキッチンの引出しの調整などありましたが、そこはメンテナンス担当の小川さん、前職が住宅設備や建材の会社で多くの現場を担当していただけに、その場で瞬時に解決。この他、後日あらためてお時間を頂きながら相談する案件も含めて、お施主様とたっぷりお打ち合わせ。
そんな中、奥様から気になる一言が。
「丸いダイニングテーブルすごくいいんだけど…ちょっと大きすぎかな 向こうに手が届かない…」
有名な家具デザイナーのデザインを参考に、地元糸魚川産の杉を使用して自社製作した直径約1.2mの丸テーブルでしたが、少し考えが足りなかったかな…と反省。やはり、ご家族それぞれにベストサイズと使い方があり、それを緻密にもっと的確に読み取ることが必要であると再確認しました。
しかし、うれしい報告もありました。この秋に、いよいよご家族が増える予定に。これで、4人掛けのダイニングテーブルの席がようやく全て埋まることになりました。
幸せな家族の食卓の風景が目に浮かびそうです。
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社長のMUSIC BOXから(vol.9)
July 14, 2017
代表猪又の趣味でセレクトされているアーティストピックアップ、いよいよ9回目を迎えました。またまた過去にタイムスリップしますが、今回はあえてモデルハウスでのBGMには直接的に採用されていない曲の中からのご紹介。
今回ご紹介するアーティストは「Free(フリー)」。1969年にデビューしたイギリスのロックバンドです。活躍した期間はたった4年間ですが、その後のロックシーンに多大な影響を与えた伝説のバンドです。
実は、代表猪又が学生時代に組んでいたロックバンドでよくカバー演奏していたバンドの一つが「Free」だったのです。彼らのサウンドは、知る人ぞ知るブリティッシュロックの源流でもあり一丁目一番地ともいえる教科書的存在。ポール・ロジャースのパワフルでソウルフルなヴォーカルとマイクパフォーマンス、ポール・コゾフのメリハリを利かせつつも独特のうねり感と鳴きの入るギターリフ、アンディ・フレーザーのアグレッシブかつブルージーなベースライン、サイモン・カークのビート感と重厚感の両立したドラム・・・と、その全てが魅力的です。そして、このメンバーでなければ生まれない独特のグルーヴ感は、後のロックシーンにおいて様々なアーティストに影響を与えました。何よりステージ・パフォーマンスを含めたビジュアルがかっこよく、今見ても全く色褪せない輝きを放っています。(一説では、日本のロックシーンのカリスマ、矢沢永吉さんもポール・ロジャースのステージ・パフォーマンスに影響を受けたといわれています)
では、その「Free」の代表曲でもあり、代表猪又が学生時代のバンドでもカバーした2曲“All Right Now(オール・ライト・ナウ)”、“Fire and Water(ファイヤー・アンド・ウォーター)”をお聴きください。
そして、もう一曲。“Mr Big”という曲。こちらは、当時の猪又のバンドの演奏技術ではカバーし切れず断念した曲。とにかく、アンディ・フレーザーのベース演奏が凄い。曲の後半、ポール・コゾフのギター・ソロが最高潮に達するまでは、ベースとして輪郭のあるフレーズを維持し、しっかりと曲のボトムを支えていますが、ギターソロの後半から堰を切ったように一気にベースラインが浮上してきます。重低音から高音域まで非常にレンジの広いメロディラインにトリッキーなフレーズを織り交ぜながら個性的な音を繰り出す彼の演奏センスは秀逸です。ベースがここまで美しく際立つ作品も珍しいと思います。ちなみに、この曲に大いに影響受けたのが、1989年にデビューし、日本でも一躍人気となったアメリカのハードロックバンド「Mr Big(ミスター・ビッグ)」です。このバンドメンバーに、超絶技巧派ベーシストの一人、ビリー・シーンが在籍していることから、この名曲をオマージュしたバンド名にしたという話は有名です。
驚くべきは、この「Free」というバンド、メンバーが当時20代という若さでこの渋さとグルーヴ感を放っていたことです。ちなみに、代表猪又が当時組んでいたバンドは、主にこういった70年代のソウル、ブルース、ロックから数々の名曲をカバーすると同時に、これらから影響を受けたオリジナル曲も数多く演奏していましたが、彼らのような渋さを醸し出すことは到底叶わず、その差はまるで小学生と大人ほどの開き。背伸びをしていたあの頃を思い出すと、赤面至極です(笑)
学生時代の代表猪又の恥ずかしい1枚(大学の学園祭にて)。真ん中の歌い手が猪又です(笑)
<過去の記事>
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企画進行中~オレンジフェア2017
July 10, 2017
毎年恒例のカネタ建設お客様感謝祭「オレンジフェア」の実行委員会スタッフによる準備がいよいよ本格的になってきました。
こちらは、先日開催された企画会議の様子。このイベントは今年で13年目を迎えますが、第1回目から今までずっと、全てスタッフたちの手づくりにこだわり、企画・設営・運営の一切を内製化しています。
ご覧のように、会議では、スタッフたちの手描きコンセプトイメージなどを駆使し、ワイワイと自由な議論が飛び交います。イベント実行委員会スタッフは、土木技術者、建築担当者、営業スタッフ、事務スタッフなど、誰一人イベントの専門家ではありませんが、完成したイベントでは、毎年半日で3,000人以上の来場(昨年は4,000人!)を記録するというモンスターイベントに成長しています。
気になる今年のテーマは、今月後半までのお楽しみとして・・毎年、このオレンジフェアの企画がほぼ固まると、開催前に必ずスタッフで決起集会が行われます。
決起集会では、盛り上がり過ぎて、なぜか中途半端なChoo Choo TRAINを決行(笑)※ちなみに、今年のイベント企画とは一切関係ありません(笑)
この結束力が、様々な挑戦を可能にするチームの原動力になっています。
弊社の中では、オレンジフェアをいわゆる「人の展示会」と位置付けています。何事にも全力投球で、まずはスタッフ自らが楽しみながら、お客様に、そして地域の皆様に最高の夏の一日を提供したいという気持ちを大切にしています。住宅見学会やモデルハウスへ行くのは敷居が高いと感じている方でも、このイベントでは私たちの会社を身近に感じていただけるのではないかと考えています。
今年のオレンジフェアは、山の日である8月11日(金・祝)を予定しています。どうぞお楽しみに。
<感謝祭「オレンジフェア2017」>
▶開催日時
8月11日(金)山の日/10:00~15:00
▶会場
糸魚川市民会館前特設広場(昨年と同会場)
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小さなコンシェルジュ
July 7, 2017
とある日のモデルハウス「塩屋新田の家」にて。
スタッフと一緒に小さな女の子が二人仲良く遊んでいますが、実はそのうち一人は、弊社の杉ノ上支店長の長女ちいちゃん。この日は、家庭の事情でちいちゃんの預り手がなかったので、一日お母さんと一緒にモデルハウスへ。その日ちいちゃんは、お子様担当としてなんと3組のお客様の接客をしてくれました。
お客様のお子さんととても仲良くなったちいちゃん、お客様の帰り際、「また遊びに来てね♪」とにっこり笑顔でお見送り。お客様のお子さんも、次回のお打ち合わせでまた一緒に遊べることをとても楽しみにしている様子でした。
こちらは、接客が終わり少々お疲れ気味の様子。
でも、ちいちゃん、本当によくがんばりました。スタッフたちから客観的に見ても営業マンとしての素質は十分。将来、ママを見習ってとっても優秀な住宅コンシェルジュになれるでしょう(笑)
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社長のMUSIC BOXから(vol.8)
July 4, 2017
代表猪又の趣味でセレクトされているモデルハウスのBGMからのアーティストピックアップ、今回ですでに8回目!ネタは尽きません(笑)前2回は、伝説のジャズミュージシャン2名にスポットを当ててみましたが、今回はぐっと現代に寄り、ウェブ時代のミュージックシーンに触手を伸ばしてのご紹介です。
まずは、こちらをご覧ください。
今回ご紹介するのは、「Jhameel(ジャミール)」。1989年アメリカ・ミネソタ州出身。カリフォルニア大学バークレー校卒業。現在サンフランシスコ在住の20代。韓国、日本、モンゴルの血が流れていますが、スペイン、アラビア語等、他国語を自在に操ることができます。作詞・作曲・アレンジなどを全て自らがこなし、ファッション・ブランド「FOREVER21」のコレクション・ムービーへの楽曲提供なども行っている、とても才能に溢れた若きアーティストです。
上記の映像は、自ら演奏する様々な楽器のフレーズと歌声をリアルタイムで多重録音しながら一つの曲に仕上げていくという面白いアプローチの映像を自らyoutubeで公開。この他にも自らが監督・出演した本格的なMVや、自宅で泥酔しながら弾き語りを行う映像をそのまま動画サイトにUPするなど、セルフメイドなスタイルが話題を呼び、日本でも一時注目を集めました。ちなみに、Jhameelというステージネームは、留学生のレバノン人に付けられたあだ名からだそうです。現在のネット社会が生んだまさにボーダーレスなサウンドと表現スタイルが彼の持ち味です。
そんな彼の独特の世界観が凝縮された楽曲は、ポップ、ハード、メロディアスと非常に幅広く、そこに彼自身の強烈なキャラクターとセクシーな歌声が合わさって、聴く人に様々な印象を与えています。キノイエのモデルハウスでは時々、比較的ポップなテイストの以下の3曲がBGMとして流れています。”Waves”、”Pursuit of Glory”、”White Lie”の3曲を続けてどうぞ。
いかがでしたか。これまで、このコーナーでは、比較的オーソドックスで音楽の歴史的にも不動の評価をもつアーティストのご紹介が多く、ある意味やや回顧主義的な側面もありましたが、今回のJhameelのように、時代の流れの中で何か特別な光るものをもった新しいアーティストにも今後スポットライトを当てていきたいと思います。次回もどうぞお楽しみに。
<過去の記事>
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まずは私たちから健康に
June 27, 2017
カネタ建設には、介護事業部が運営している運動・認知機能訓練型デイサービス「らっくねす」という施設があります。『これからも、今までのように』をキャッチコピーに、住み慣れた自宅でいつまでも自分らしい生活を送るための力を維持、復活させるお手伝いをするのがこの施設のお仕事。デイサービスという福祉施設の形態でありながら、運動を通して要介護・要支援からの卒業を目指するというコンセプトが、健康志向の高い大勢の方々に支持され、現在、糸魚川市内で利用者が拡大しています。
そのらっくねすでは、この度、社員を対象に無料開放日を設けました。
毎月第3水曜日の夕方、カネタ建設の社員を対象に、らっくねすのインストラクターによる直接指導で、自分の体の状態に合わせた様々なエクササイズ、トレーニングを体験することができます。
メニューの中でも特に人気が高いのは、ノルウェーで医療器として開発され、医療機関、福祉で幅広く使用されている「レッドコード」を使用したエクササイズ。 赤いロープ(スリング)で身体に不安定な状態を作り出し、バランスを保った状態でエクササイズを行う事により、神経筋機能を改善し、運動技能を向上させる治療機器です。体幹を安定させるために使用する筋肉=インナーマッスルのエクササイズに優れています。ちなみに、この器具を用いた専門的なエクササイズは、上越地域ではこの「らっくねす」でしかできません。
また、筋肉や脂肪、骨など体を構成する組織「体組成」を推定して表示する最先端の「体重体組成計」も完備しています。肥満の予防・改善をはじめ健康管理を行うには、体重だけではなく、体脂肪率の測定、さらにその脂肪の内容(皮下脂肪か内臓脂肪か)や筋肉率の測定など、「体組成」をチェックして体のバランスを知ることが非常に重要で、この施設では、ご利用者の皆様が毎回ここで自分自身の体組成を知ることで、自分の体の状態を確認することができます。
私たちが、住宅づくりだけでなく、こうした介護や健康増進事業を行っているのも、全ては「暮らし」を第一に考えているからです。「住み慣れた自分の住まいで、家族と共にいつまでも健康に暮らす」ことこそが、幸せな人生につながるのではないでしょうか。住まいをつくることは、その一部であり、スタート地点であるとすれば、この「らっくねす」での取り組みは、それを持続させ、長い人生に活力を与えるエンジンのようなものではないかと思います。だからこそ、そういうサービスを提供する私たち社員が、まずは健康な暮らしの具現者でなければいけません。
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社長のMUSIC BOXから(vol.7)
June 26, 2017
前回に続いて、今回も、非常にスタンダードでかつ王道のジャズ・ミュージシャンをご紹介いたします。ジャズ愛好家の皆様にとっては、教科書の1ページに出てくるようなアーティスト第2弾。
今回ご紹介するのは、John Coltrane(ジョン・コルトレーン)です。1926年アメリカ ノースカロライナ州生まれのモダンジャズのサックスプレーヤー。ジャズファンの間では、「晩成型の巨人」と呼ばれたアーティストです。
13歳でクラリネットを始め、後にアルトサックス、テナーサックスと転向しながらいくつかのバンドを渡り歩いた彼の無名時代は長く、メジャーな舞台で活躍した期間は10年余りでしたが、その間にジャズ界の歴史に残る作品を残していきました。
まずは、こちらをお聴きください。代表猪又のお気に入りのアルバムです。
これは、彼の作品の中でも異色でありながら多くの人に親しまれている入門的なアルバム「Ballads(バラード)」。こちらも、気の利いたオーセンティックバーであれば定番BGMとして流れている名盤です。キノイエのモデルハウスでもこちらをよく流します。
彼がブレイクしたきっかけは、演奏方法の劇的な変化でした。初期のコルトレーンの演奏は、正直なところ非常にリズムが悪く、それが最大の弱点でした。しかし、彼はそれを逆手に取り、連符を詰め込む演奏方法を編み出し、数小節、時には数十小節単位の、大きな塊のリズム・グルーヴを生み出すことに成功。この切れ目なく続くサックスの音は「シーツ・オブ・サウンド」と呼ばれるようになりました。これにより、徐々にコルトレーンの名がジャズシーンに知られるようになります。そして、彼の名声が不動のものになったきっかけの一つは、当時既にジャズ界の大スターであり、後に「ジャズの帝王」と呼ばれたMiles Davis(マイルス・デイビス)のバンドに2度目の加入をした際、彼の絶大な評価を受けたことからです。
以下は、彼が1965年に発表したスタジオアルバム「A Love Supreme(至上の愛)」です。彼の演奏の醍醐味が凝縮されたアルバムの一つです。
いかがでしたか。ジャズはとっつきにくいとお考えの皆様でも、少し興味を持たれたのではないでしょうか。よい音楽との出会い、そして、よい住まいづくりで最高の地元ライフを。
<過去の記事>
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社長のMUSIC BOXから(vol.6)
June 23, 2017
代表猪又の趣味でセレクトされているモデルハウスのBGMからのアーティストピックアップ、今回で6回目を迎えました。ブログの中でも書き手がワクワクする、個人的趣味を披露するラフな記事。したがって、かなりのハイペースでシリーズ化が進んでいます(笑)
さて、これまで過去5回に渡って紹介してきたアーティストは、全て歌手を主体としたものばかりでしたが、ここで箸休め。今回と次回の2回については、非常にスタンダードでかつ王道のジャズ・ミュージシャンをご紹介したいと思います。ジャズ愛好家の皆様にとっては、教科書の1ページに出てくるようなアーティストです。ジャズ・ミュージシャンをよく知らない方にとっては、ある意味、BGMでこれをかけておけば恥をかかないといった2人です。
今回ご紹介するのは、ジャズ・ピアノの巨匠Bill Evans(ビル・エヴァンス)。1929年アメリカニュージャージー州のプレインフィールド生まれ。モダン・ジャズを代表するピアニストと言えば、誰もが彼の名前をまず思い浮かべるほどメジャーな存在ですが、実は、私生活では麻薬の常習者という側面をもち、生涯にわたってその呪縛の中で異才を放ち続けたアーティストです。
エヴァンスの名前が世に広まったのは、彼が若き頃、モダン・ジャズの帝王と呼ばれたジャズ・トランぺッター、マイルス・デイビスに才能を認められ、常任ピアニストとして雇われたことから始まります。しかし、既に麻薬の常習者であったエヴァンスは、白人としての逆差別も重なり、半年でマイルス楽団を解雇されます。それでも、マイルスは、エヴァンスのピアノが忘れられず、再びエヴァンスを召集し、1日限りの共演が録音されますが、それこそが1959年3月22日、ジャズ史に残る金字塔として録音された「Kind of Blue(カインド・オブ・ブルー)」というアルバムです。エヴァンスのピアノの最大の特徴は、コード進行にとらわれず、モダンな音色や響きを重視したアドリブを駆使した演奏にあります。それは今でこそジャズシーンでは当たり前のようになっていますが、当時それまでのジャズが経験したことのない音楽空間を生み出したことで、音楽業界に大きな衝撃を与えました。
下にあるリンクは「Kind of Blue」のアルバムより。50分以上ありますので、抜粋して聴いてみてください。
そして、なんといっても彼の代表作といえば、‟Waltz For Debby(ワルツ・フォー・デビー)”。
この曲は、姪っ子のデビーに捧げられた曲で、当時まだ2歳であったかわいらしい姪っ子の様子を、愛情たっぷりに表現した珠玉の作品です。最大の魅力は、トリオ演奏としては唯一無二の息の合った素晴らしい音楽空間。ベースのスコット・ラファロ、ドラムのポール・モチアンとのコンビネーションにぜひ注目いただきたいと思います。
気の利いたオーセンティックバーでは、時折この曲が流れています。名曲は場所と酒を選ばない・・・ぜひ、行きつけのお店でBGMに耳を澄ましてみては?
代表猪又はシングルモルトウィスキーが大好き。写真はスコッチの中でも人気の「Laphroaig(ラフロイグ)」の新作「Impressive Cask」。独特のスモーキーさがウリのラフロイグの中でも、非常にパンチの利いた香りが楽しめます。ちょっと臭いウィスキーがお好きな方はぜひお試しあれ。
<過去の記事>
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1周年イベントダイジェスト
June 19, 2017
お待たせしました。先日開催されましたキノイエ生誕1周年記念イベントの模様をフォトダイジェストにてお届けします。
イベントは、6月17日(土)に、これまでご来場のお客様、関係者の皆様を中心とした招待性のクローズド・プレイベント、翌18日(日)は一般公開のイベントとして開催いたしました。おかげさまで、両日共に1周年を祝うにふさわしく、とても大勢のお客様にご来場いただきました。
会場では、ランチタイムにケータリングサービスとして、フードサロンやさいの日様のメニューをお楽しみいただきました。
ご覧のように、会場はガーデンパーティーのようなやごやかな雰囲気に。住宅会社の見学会イベントとはまるで異なる、ゆっくりとした心地よい時間が流れていました。
軽食を楽しみにながら、紙芝居屋ガンチャンによる紙芝居アトラクションのはじまり!はじまり!
どこか懐かしい昭和の雰囲気を演出しつつ、関西弁でユーモアに富んだガンチャンの紙芝居は、終始会場を爆笑の海に。
子どもたちだけでなく、大人も夢中でクイズに参加。
また、18日(日)の一般公開の日には、上越地域で唯一のお茶の製造元「正香園」の松木代表による「おいしいお茶の淹れ方」講座も開催。
日本茶インストラクターの松木代表の説明は、お茶に関する目からウロコの知識が連発。皆様はご存知でしたか?玉露は茶葉として高級だから値段が高いのではなく、製造工程で手間がかかっていることに由来し、しかもお茶の健康成分の一つであるカテキンは、玉露には含まれないという事実を。
松木代表の話を聞けば、日本茶が三倍美味しくなること間違いなし。お客様はもちろん、スタッフも釘付けでした。
押し花の栞づくりのワークショップも親子に大人気。皆さん夢中で栞づくりに挑戦。出来上がり作品のセンスとクオリティの高さに驚きました。
家族写真ワークショップも非常に大勢のお客様にご参加いただきました。みなさん、とてもいい表情をしています。
キノイエは実に多くの関係者の皆様に支えられて今日がありますが、中には、あるお客様からうれしいサプライズプレゼントが!
なんと、キノイエの外観イラストをあしらったオリジナルケーキのプレゼント!また、この他にも関係者の皆様から様々なお祝いの言葉やお心遣いをいただきました。本当にありがとうございました!
キノイエの1年目の誕生日は、終始アットホームな雰囲気の中大勢のお客様とゆっくりとした時間を共有できた、本当に心が温まる素晴らしい2日間でした。あらためまして、スタッフ一同、全てのお客様、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
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