機転でつかむ笑顔と健康
February 17, 2020
糸魚川にある本社の朝礼での1コマ。
朝礼では、毎日持ち回りでスタッフの1分間スピーチがあります。本日は、広報営業スタッフのYさんの番でした。
「えー、本日はすっかり私の番であったことを忘れていました!」
と素直な告白。しかし、次の瞬間、「なので、今朝は、皆さんも一緒に手と足を動かして、少し頭の体操をしてもらいたいと思います!」
「まずは、右手を前に出してパーを、左手は胸に当ててグーを・・・次に、足踏みをしながら交互に・・・」と、なんとスピーチの代わりに、認知症予防にも効果的な「グーパー体操」を始めました。
(グー)ドンドンドンドン♪(パー)ドンドンドンドン♪・・・
朝から事務所内にこだまする軽快なリズムのステップ音。実はYさんの前職は、あるスポーツのインストラクターでした。当時は小さなお子さんからお年寄りの方まで幅広い生徒さんに教えていたそうです。Yさんのちょっとした機転と、みんなの健康を気遣う心でみんなも笑顔に。いつにも増して気持ちのよい朝のスタートとなりました。
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「公園」のようなオフィス
February 5, 2020
今月より上越店のリニューアル工事が始まりました。リニューアル完了は3月下旬を予定しております。
国道8号線沿いの新店舗は現在シートで覆われています
以前のブログでもご紹介しました通り、新上越店のコンセプトづくり・設計は、マチカラさん、コウダイ企画室さんのご協力で進められました。そして出来上がった、気になるそのコンセプトは・・・?
題して、「WALKING WORKER」。「散策と選択のできる「公園」のようなオフィス」を目指しています。
完成予想イメージ
具体的には、公園の中に現れた空間を「ゆるく」しきるための壁をあえてななめに設置し、そこに、受付カウンター付きのセントラルカフェ、ブラウジングスペース、ソファミーティングスペース、テーブルミーティングスペース、子どもリビング、ベビールームなど、様々なファンクションをまるで公園内に点在する多種多様な拠り所として配置します。
完成予想イメージ
公園とは、時に家族や仲間と楽しいひと時を過ごす場でもあり、時には一人でほっとくつろぐ場でもあります。キノイエの設計思想にもつながる「ひらく」と「とじる」、「ソトとナカをつなぐ」考え方も取り入れ、常識的なオフィスのあり方とは一線を引く新しい空間を目指しています。ご来店いただくお客様にとって、居心地の良い空間であることはもちろん、ご近所さん、日常かかわりを持つ協力企業の皆様、職人さんたち、そしてここで働くスタッフにとって自然体でコミュニケーションがはずむ快適な環境であることを意識したオフィスを目指しています。
そして、工事期間中も上越店はしっかり営業しています。
事務所を半分に分け、移動しながら半分ずつ改装していきます。工事期間中は、ご来店いただくお客様には作業音等でご迷惑をおかけすることになり、大変申し訳ありませんが、しばらくの間、ご容赦ください。
国道8号線に面した非常に目立つ場所に立地している新上越店。シートが外された後には、大きな看板がお目見えします。3月のリニューアルオープンをどうぞお楽しみに。
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ちいきのたより「甘酸っぱい北限」
January 25, 2020
四季の移ろいを楽しみ、地域とのつながりを大切に住まう人を応援するウェブマガジン『住まいマガジンびお』の「ちいきのたより」のコーナーに、弊社のコラムが掲載されました。
第1回目(No.27)では、「ヒスイと日本最古のラブソング」と題して、奴奈川姫とけんか祭りにフォーカス。第2回目(No.56)は、「譲り合うまちなみ」と題して、雁木通りをピックアップ。そして、記事投稿3回目となる今回は「上刈みかん」をテーマに。タイトルは「甘酸っぱい北限」としてみました。
冬の味覚みかん。日本海と県内最高峰の小蓮華山(これんげさん)をはじめ北アルプスの山々に囲まれた、私たちの暮らす新潟県糸魚川市には「上刈(うえかり)みかん」という品種の柑橘類があります。この上刈みかんは、かつて糸魚川市の上刈地区を中心に多く栽培されていたみかんの品種で、別名「糸魚川みかん」とも呼ばれています。諸説ありますが、なんと日本での食用みかん栽培の北限の温暖系品種とされています。
地元の人でも意外に知らない、上刈みかんにまつわる歴史的背景と絶滅危機からの再生ストーリーについて詳しく解説しています。
約2,800mにもおよぶ標高の差と約5億年のもの歴史をもつ地質の多様さが生み出す東西文化の結節点、甘酸っぱい北限のまち糸魚川の魅力について理解を深めてみませんか?
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あけましておめでとうございます
January 6, 2020
新年あけましておめでとうございます。旧年中はたくさんの素敵なお客様との出会いに恵まれ、たいへん幸せな一年でした。心より感謝申し上げます。また今年一年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、昨日1月5日は弊社カネタ建設の仕事始めでした。朝は毎年恒例の安全祈願祭を地元糸魚川市の天津神社にて執り行いました。
安全祈願祭は、建築部門の他にも土木、介護事業のスタッフも含めた全社のスタッフが参加します。
正午からは、協力企業の皆様も大集合しての新年会。今年は総勢120名を超えるご参加をいただきました。
カネタ建設の新年会は、てともフレンドリー。参加された皆さんの表情もご覧の通り。とても和気あいあいした雰囲気で、ついついお酒が進むのが弊社の特徴です(笑)
弊社は、住宅だけでなく、公共建築、土木、不動産、介護と幅広い部門から構成されていますので、新年会では様々な業種、職種の人たちが縦横無尽に交流します。そこからまた多くの刺激と新しい発想が生まれてくる土壌がこの懇親会の中にはあります。
新年会はこの後、二次会、三次会、四次会・・・と、体力の続く仲間たちは、次々にまちへと繰り出していくのでした(笑)
今年もたくさんの素晴らしい出会いと共に、地域の皆様に”思”産価値の高い住まいを提供してまいりたいと思います。
本年も変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
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来年もよろしくお願いいたします
December 27, 2019
日頃キノイエをご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。
本日は弊社カネタ建設の仕事納めの日。午後は毎年恒例の全社一斉大掃除でした。
たった一年ですが、処分すべきものがたくさん。それだけ今年も忙しくお仕事をさせていただきましたことに、あらためて感謝の気持ちでいっぱいです。
来年もたくさんのお客様との出会いを楽しみに、引き続き丁寧な家づくりで、地域のくらしを豊かにするお手伝いを続けてまいりたいと思います。
そして、誠に勝手ながら、弊社は下記の通り、明日より休業とさせていただきます。
【カネタ建設 事務所(本社・上越店)】
▶休業日:12/28(土)~1/4(土)
※1/5(日)は安全祈願祭&新年会の為、不在となります。
1月6日(月)より通常営業致します。
【キノイエ 上越モデルハウス 塩屋新田の家】
▶休館日:12/21(土)~1/5(日)
1月6日(月)より通常営業致します。
____________________________
[お電話でのお問合せ]
0120-696-711 (カネタ建設キノイエ係)
____________________________
皆さま、一年間本当にありがとうございました。2020年も引き続きどうぞよろしくお願い致します。
カネタ建設キノイエ係
スタッフ一同
糸魚川市内で現在進行中のキノイエ「南寺町の家(仮称)」。2020(令和2年)春竣工予定です。どうぞお楽しみに。
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ルーツと歴史
December 13, 2019
先日、とあるきっかけで、役員の実家にあった古いアルバムを開く機会がありました。すると、そこにはカネタ建設の歴史の断片がたくさん映し出されていました。
弊社カネタ建設は、昭和8(1933)年3月に「カネタ猪又製材所」として創業。後に、「カネタ猪又材木店」、「合名会社カネタ建設」と社名を変え、業態も製材から建築請負、総合建設業へと発展していきました。こちらの写真は創業から30年前後経過した時点(1960年代)のもののようです。
「農民車コマツ」のロゴが歴史を感じさせます。ちなみに、農民車コマツは建設機械メーカー「コマツ」から発売された、トラクターと乗用車を合体させた定員3名の農作業向け小型特殊自動車。1960~1962年の間に4300台しか生産されなかった幻の車です。
中には、戦時中のこのような写真も。創業後に勃発した第二次世界大戦時に多くの仲間たちが陸軍兵として招集されました。ちなみに、創業者代表の猪又 匤(ただし)は、戦地で相手側の銃弾を両膝に受けて負傷し帰還しています。もしも彼が戦死していたら、弊社の歴史は大きく塗り替わっていたかもしれません。
まさに、命をかけて国と家族、そして地域のために身を捧げてきた先代たちの苦労の上に弊社は成り立っているのです。
創業者猪又匤の弟の猪又米吉(当時専務)。抱きかかえられているのは、現常務取締役の猪又年男。(現在の本社社屋所在地にて)
写真の中には、今もなお現役の棟梁の姿も
弊社は今年で創業86年。創業以来会社を守り育ててくれた多くの社員とそのご家族、そして大勢のお客様、協力企業の皆様にあらためて感謝の気持ちを強くしました。
100年、そしてその先へ…聖火リレーのように繋いでいく責任の重さも感じています。
写真左より3人が創業家猪又の3兄弟(兄弟は全員で7人)
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下期の方針発表会を開催しました
December 6, 2019
先日は、弊社恒例の一大行事「全社方針発表会」を開催いたしました。
このブログでも時々ご紹介させていただいていますが、この方針発表会は、年2回、上期と下期に分けて開催され、介護事業部を含む全部門のスタッフが集まって、各自の方針を確認し合い、みんなのベクトルを合わせるとても重要な発表会で、今回で32回目。16年継続し、年々進化を遂げています。
方針発表に先立ち、冒頭、会社の経営理念、社是等の全員唱和、永年勤続社員の表彰等も併せて行います。
冒頭は代表猪又によるプロローグとなるプレゼンテーションがあり、その後は各部門代表者による前期の振り返りと今期の重点方針の説明が行われます。
各部門代表者の発表に対し、他のスタッフたちからも自発的かつ真剣に意見質問が飛び交います。長年の継続で、メンバーの意識レベルも高まり、とても前向きで建設的なワードがどんどん飛び交う発表会。手前味噌ながら、とても誇りに思える発表会です。
全員の発表終了後、社員代表者による今期の決意表明を行って締めくくります。
弊社は来年で創業87年。100年企業に向けて、みんなでベクトルを合わせ、地域の皆様の暮らしを豊かにする唯一無二のワンストップサービスを極めていきたいと思います。
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「ハタラク×ミライ」高校生編
October 18, 2019
昨日は、地元糸魚川白嶺高校にて職業人講話の授業が行われ、弊社代表猪又が講師として教壇に立ちました。
授業は「産業社会と人間」という科目。この授業は、毎年1年生を対象に外部講師を招いて行われますが、講師として地元企業経営者が招かれたのは数年ぶり。そこで、テーマを「私たちのハタラク×ミライを考える」としてみました。具体的には、カネタ建設の事業目的や地域とのかかわり方、そして15年間継続している地域還元型感謝祭「オレンジフェア」の生まれた背景や若手スタッフの活躍と成長などを交えながらお話しさせていただきました。
117名の生徒たちを相手にマイクを握った代表猪又、三回り近い年の差を超えて言葉を届ける難しさをあらためて実感したというのが率直な感想です。また、事前に社内にて20代若手スタッフのYさんにスライドの中身をチェックしてもらった際、Yさんからこんな一言が。
「社長、「昭和8年創業」って書いてありますけど・・・今の高校生は西暦で表現しないと分かりづらいですよ!」
昭和40年代の生まれの猪又、まさに目からウロコ。表現する言葉一つひとつに対し、年代ギャップを意識しながら選んでいかなければ伝わらないことを痛感する一コマ。この授業に向き合う過程で学びが深まったのは間違いなく猪又の方でした(笑)
117名の生徒さんたちと共有した「はたらく」ことについて考える50分間。どれだけ伝わったかは正直自信がありません。それでも、彼らのこれからの長い人生の中で、お届けしたフレーズや体験談の何か一つでもお役に立てばと願うばかりです。
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世代を越えて
October 7, 2019
先日は、糸魚川市内で、住まいのお引渡し式がありました。
故郷であったこの地を離れ、関東で長年ご商売をされてこられたご夫婦が、終の棲家として、思い出深い実家を解体、新築されたこの住まい。旧家の面影を随所に残しつつも、現代の生活スタイルに合わせた平屋の住まいとして生まれ変わりました。
お引渡し式に参加する私たちスタッフは、お施主様とちょうど親子の差、いや、スタッフによっては孫の世代にあたる年齢でしたが、出会いからお打ち合わせ、そしてお引渡しの日を迎えるこの日までに、まさに親子のような関係を重ねてきたように思います。
「いつでも遊びに来てちょうだい」
お施主様の温かい言葉に、スタッフの目にも涙。仕事を通じ、世代を越えて、こうして多くの人々の人生と暮らしに寄り添えることを心から誇りに思います。
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食の宝庫ベトナム3
September 26, 2019
食のネタは調子にのってしまいます(笑)ベトナムの食をご紹介する最終回。今回は番外編として、やや口にするにはリスクがあったり、勇気を必要とするものも含めてご紹介します。
現地のことは現地の人に聞け。ということで、ドライバーさんからイチオシの食材を紹介してもらいました。それは、ハノイから車で4時間ほど移動する際にタインホア省という土地で出会いました。
「ネムチュア(Nem Chua)」というこの地方の特産物。なんだかちまきのように笹の葉のようなもので包まれた食材。実はこの葉っぱはバナナの葉です。
剥いてみると、中から出てきたのは、ソーセージのようなもの。調べてみると、「Nem」とは「春巻き・クレープ・細長いもの」など定義が広い言葉です。「Chua」とは「酸っぱい」という意味です。名前の通り、「酸っぱい豚肉の発酵ソーセージスティック」です。ビールのおつまみとして広く地元の人に親しまれています。しかし、これは要注意。生の豚肉を発酵させたものなので、寄生虫や菌類の感染リスクがあります。バナナの葉も衛生面では不安です。お腹の弱い人は要注意。でも美味しい!
次にご紹介するのは、南のメコン川クルーズで出会った一品。
主役はミツバチ。ハチミツ農園でこんな風に見せてくれます。
そのミツバチから採れたはちみつを使って・・・蜜蜂茶というものが振る舞われます。
注いだ瞬間からミツバチが寄ってくるので、ご覧の通り、飲むのも一苦労(笑)でも、その味は格別です!
最後に、ベトナムといえばベトナムコーヒー。「麝香猫(ジャコウネコ)コーヒー」が有名です。ジャコウネコは食通のグルメ猫として有名で、美味しいコーヒーの実だけを選り好んで食べるのだそうです。つまり、ジャコウネコが食べたそのコーヒーの実が糞として排出されたものを、よく洗浄し、乾燥させてできるのがジャコウネココーヒーというわけです。簡単に言えば、「ジャコウネコの糞から採れたコーヒー」となります(笑)ですが、コーヒーの実の中でも選び抜かれたコーヒーの実だけが最終的には残るということから、その味は評判通り。普通のコーヒーとは違う独特の甘い香りが特徴です。
衛生面では日本のような安心感はありませんが、現地で長年親しまれている食材一つひとつの味は本物です。ぜひみなさんもベトナム訪問の際、チャレンジしてみてはいかがでしょう?
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