ベトナム訪問記
June 26, 2019
先週約1週間ブログの更新が止まってしまった理由をお伝えしていませんでした。
実は、海外に飛んでおりました。
行先は、ベトナム。南部の都市ホーチミン市を訪問しました。目的は、地元商工会議所主催の視察。現在、日本では様々な業種で外国人材活用の動きが加速していますが、今回はその可能性を調査するためのもの。
視察団は、ホーチミン市内の各種教育機関ならびに日本語教育の現場を見て回りました。
ベトナムはとにかくバイクの国!街中の道路が無数のバイクで埋め尽くされています。
これだけの交通量にもかかわらず、ところどころの交差点は信号がありません。にもかかわらず、人も車もバイク同士も涼しい顔でお互いがぶつかることなく上手にすれ違い合う姿は、まるで日本体育大学の「集団行動」を彷彿とさせます。
ベトナムの人口は現在9,500万人を越えています。平均年齢は31歳と非常に若い!人口860万人のホーチミン市の昨年度の実質GDPは7.1%と非常に好景気。中国から撤退した海外企業の生産拠点がベトナムにシフトしてきたことなどが大きく後押ししています。
日本の建設技術も積極的に導入されています。上記写真は、日本の大手ゼネコンによるホーチミン市内の地下鉄建設工事の看板。しかし、残念ながら現在はベトナム政府からの工事金未払いで、建設がストップしているようです。
実際のベトナム人材の採用面接の現場にも同席させてもらいました。面接に応じたベトナムの学生たちは、必死に日本語を覚え、真剣に日本の技術を学ぼうという意欲にあふれています。ベトナムは社会主義国家。現在の平均月収は3万~4万円前後。ベトナム戦争を乗り越え、今、国を挙げて世界の先進国に追いつこうと必死に努力を続けています。平和な時間が長く続いた私たち日本人。少し危機感を持たなければいけないと素直に感じます。
以前日本で研修生を経験したベトナム人経営者の会社も見学させていただきました。起業に至るまでのいきさつや苦労、そして今後の展望などを話してくださったタイ社長は40代前半。真面目で誠実。国は違えど、経営者として大切なことは世界共通であることを実感しました。
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社員旅行記その2
June 24, 2019
社員旅行記の続きです。
2日目のスタートは、日光東照宮から。
日光東照宮といえば、これを見ないと始まらない、神厩舎に掘られている「見ざる言わざる聞かざる」の三猿。神厩舎は、ご神馬をつなぐ厩(うまや)。昔から猿が馬を守るとされているところから、長押上には猿の彫刻が8面あり、人間の一生が風刺されています。小猿たちは幼い頃、母猿から「悪いものは見ない聞かない言わない」と教えられます。好奇心旺盛な小猿たちも、母親からの教えを守り、悪いものにはふれず良いことを受け入れて素直に育ってゆこうという幼少期を表しているものだと言われています。
唐銅鳥居の向こうは、日本を代表する最も美しい門で、宮中正門の名をいただいたと伝えられている陽明門。写真のように、唐銅鳥居の向こうに陽明門が入って見える位置は、まっすぐ皇居に向かっており、頭上に北極星を仰ぐ最強のパワースポットと呼ばれています。
ライオンをモデルに想像で造られた霊獣の唐獅子。上の列が「龍」、下の列は「息」と呼ばれています。一体ごとに口の開け方が違うのがお判りでしょうか。人それぞれに個性がある、「十人十色」を表現しているとのことです。
そして、2日目もせっせと飲み続けます(笑)
見学2ヶ所目は華厳ノ滝。
日光周辺は四十八滝といわれるほど、滝が多く存在します。その中で最も有名なのが華厳ノ滝。中禅寺湖の水が、高さ97メートルの岸壁から一気に落下する壮大な滝。轟音と水しぶき、そして溢れるマイナスイオン。女性スタッフたちに特に人気でした。
見学3ヶ所目は、弊社建築部スタッフたっての希望で決定したイタリア大使館別荘記念公園。イタリアのコモ湖に似た奥日光の中禅寺湖畔には、明治中期より昭和初期にかけて外国人の避暑地として、多くの外国人要人たちの別荘が建てられ、活況を呈しました。こちらの建物は、昭和3年イタリア大使館の夏季別荘として、建築家の巨匠A・レーモンドにより設計されたものを復元。2018年7月から外壁と建具などの改修工事が行われ、今年4月2日にリニューアルオープンしました。
外装に様々なパターンの杉皮を使用した和洋折衷の絶妙なデザイン。豊かな自然環境の中に調和し、ゆったりとした時間を過ごせる避暑地邸宅のシンボル的な存在です。
この後、一行のバスは帰路に。たくさん飲んで、喋って、歩いて・・・夕方のバス車内はさすがに静かでした(笑)
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社員旅行記その1
June 22, 2019
ブログ更新が数日ご無沙汰して申し訳ありません。その理由はまた後日に・・・
以前のブログでもお伝えしていた通り、先週末の2日間は弊社の社員旅行でした。今回の行先は日光方面。本日はその時の様子をフォトダイジェストで送る旅行記その1をお送りします。
こちらは出発の様子。毎回そうなのですが、弊社の旅行はバス旅行の場合、出発してまもなく糸魚川のインターチェンジに入った直後からプシュッ!と始まります(笑)
バスの後部座席は例によって、宴会広場(笑)最後列はベテランスタッフが終始君臨し、そこに中堅・若手スタッフたちが入れ替わり参戦するのが恒例です。
朝も昼も、とにかく飲み続けます。弊社の一部ではこれを「トライアスロン飲み会」と呼んでいます(笑)
立ち寄り先1軒目は、「大谷石資料館」。キノイエでも度々採用される大谷石の採掘の歴史がわかる資料館。2018年に日本遺産に認定されています。展示場には採掘が本格的に始まった江戸中期から昭和34年頃までの手堀り時代の道具や採掘方法、運搬の移り変わりなどの資料を展示してます。
2軒目は、「東武ワールドスクェア」。皆さんもご存知、世界各国の遺跡や建築物を再現した日本のミニチュアパーク。当日はあいにくの雨でしたが、その分ほぼ貸し切りに近い状態でゆっくり観覧できました。
世界の有名建築物102点を1/25の縮尺で精巧に再現されています。
カメラアングルを工夫すると、けっこうリアルな写真が撮れたりします。
宿泊先は、鬼怒川温泉といえばお馴染み「鬼怒川観光ホテル」。
温泉で旅の疲れを癒した後は懇親会。大いに盛り上がりました。
2日目の様子は、また後日に。
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まちの玄関をきれいに
June 14, 2019
本日は、弊社恒例の「環境美化活動」の日。本社所在地の周辺清掃をスタッフみんなで行いました。
私たちの本社がある糸魚川市中央エリアには、まちの玄関口でもある糸魚川駅が徒歩2~3分圏内にあります。今回はこちらのアルプス口周辺の歩道清掃を実施。舗装ブロックの目地には雑草がいっぱい。この梅雨時期に大きく成長するので徹底除去。
市民みんなが使う公共空間をきれいにする活動で、まずは私たちの心が少しきれいになる、そんな気がします。
気持ちがきれになったところで、明日から2日間、社員旅行に行ってまいります。今回の旅は、日光方面。日光東照宮や近隣の大使館別邸で唯一一般公開されている登録有形文化財のイタリア大使館などを見てきます。
旅のお土産話はまた後日。どうぞお楽しみに。
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第31回 方針発表会
June 6, 2019
6月は弊社にとって新年度のスタートとなる月。先日は、弊社恒例の全社方針発表会が開催されました。
弊社の方針発表会は、建築・土木・不動産・介護部門の全社員参加によりビジョン・ミッション・共通価値を共有する重要な場。上期・下期に分けて年2回開催されており、毎回各部門の代表者が前期の振り返りと課題抽出、今期のチーム目標を発表しています。フォトダイジェストで当日の様子をご覧ください。
今回で第31回目を迎えた方針発表会、一人ひとりがチーム方針をよくかみ砕き、個人目標への落とし込み、そしてキャリアビジョンの内容が格段に進化。加えて、発表者のプレゼンレベルも向上しているのが実感できます。まさに「継続は力」。カネタ建設という場と仕事を通じて、人間的な成長、相互理解、地域の人々からの信頼獲得を実現でき、結果として一人ひとりの幸せにつながるのであれば、企業の存在理由としてこれほど嬉しいことはありません。
今期のスローガンは「エモーショナル・ファン・カンパニー ~情熱的なカネタファンと共に成長できる永続カンパニーを目指す~」としています。まさに、地域の皆様にファンになっていただき、共に喜びを分かり合えるような存在になれるよう、全社で頑張っていきたいと思います。
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未完成からのスタート
June 4, 2019
5月31日に引っ越し作業を行った新上越店。翌6月1日から正式スタートしました。シナベニヤを使用して必要最小限の間仕切りを行った程度の簡易的な店舗。それにしても元の空き店舗の状態が非常にきれいでしたので、ご覧のようにすっきりとしたオフィスに。
以前こちらのオフィスは中古車買取再販のお店でした。白くてピカピカのタイルに、作業着姿で出入りする業者さんも「(地元の某)スーパーみたいだね」と少し落ち着かない様子(笑)
移転翌日となる2日からは、早速お打ち合わせのお客様が数組ご来場されています。以前にもお伝えしておりましたが、新上越店は「未完成」の状態からのスタートです。賃貸契約の関係で少し早めの移転となりましたが、心地よい暮らしをデザインすることが私たちのミッションですので、新店舗については落ち着いてデザインしていこうと考えています。体裁を焦って表面的な装飾でうやむやにすることなく、今後しばらくは使い勝手や居心地などのアナログ情報を少しずつ吸収しながら、半年後には理想の店舗につくり上げていきたいと考えています。
ご来場の皆様をはじめ、このブログをご覧の皆様からもぜひご意見をいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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引っ越し
May 31, 2019
本日、加賀町の旧上越支店から栄町の新上越店への引っ越し作業が行われました。
自立看板の最上部には、大家さんでもある屋根・外壁工事の石原さんの看板がインパクト大。弊社の暫定看板はやや控えめです(笑)
夜はこんな感じ。今後、新上越店のご案内の際には、「石原さんの看板を目指してください」と言ってしまいそうです(笑)
以前のブログでもお伝えしました通り、しばらくの間、オフィスは簡易的な装飾のままで営業を行います。それでも、オープン/クローズの複数の打合せスペースと授乳スペースもご用意します。
15坪ほどの小さなオフィスでしたが、運び出した荷物の量を見てびっくり。思った以上に引っ越しに手間取りました。
2006年から13年間お世話になった加賀町の旧上越支店オフィスとも今日でお別れです。永い間本当にお世話になりました。
いよいよ明日から正式に新上越店での営業が開始となります。電話その他の通信環境も移転完了しました。
皆様のご来場を心よりお待ちしています。
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今年でいよいよ15周年
May 22, 2019
今年のオレンジフェアの企画案がまとまり、本日リーダーから企画テーマのファーストプレゼンがありました。
今年のテーマも正直面白いです!まだお伝えできないのが残念ですが、今年もまた新しい切り口で子どもたちの興奮する姿も目に浮かんでくる企画。早くもワクワクしてきました。
歴代若手リーダーたちが繋いできたこの感謝祭も今年で15周年を迎えます。その歴史を振り返ると、実に様々な企画テーマにチャレンジしてきました。手前味噌になりますが、本当にイベント会社に頼らず、全てスタッフの手づくりでよくここまで企画から運営までやってこれたものだとしみじみ実感します(笑)
今年のオレンジフェアは8月4日(日)の開催です。どうぞお楽しみに!
去年開催の様子はこちらをどうぞ
↓↓↓
過去のオレンジフェアを含め詳細はこちら
↓↓↓
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新上越店
May 16, 2019
初めてのお知らせとなりますが、実はこの度6月1日より、弊社の上越支店オフィスが新しい場所に移転することとなりました。これに伴い、これまでの上越支店という名称から「上越店」という名称に変更いたします。
現在加賀町にある上越支店オフィス
移転の最大の理由は、ずばり、オフィスが手狭になったことです。
スタッフも拡充し、おかげさまで、現在たくさんのお客様よりお引き合いをいただいております。現在の上越支店オフィス内では同時に1組しかお打ち合わせができず、キノイエのモデルハウスを併用しても対応しきれない場面が多々出てきたため、思い切って広い事務所に移転しようという結論になりました。
新事務所は、この建物の1階部分。面積が約4倍になります!
移転場所は、上越市栄町にある、有名車買取店さんの元店舗跡地。写真の建物の1階部分が私たちの新しいお店兼オフィスとなります。国道8号線沿い、マクドナルドさんのやや東側に位置する好立地。現在の加賀町にあるオフィスも山麓線沿いでしたので、非常に目に留まりやすくアクセスしやすい場所でしたが、新しい移転先は、さらに見通しが良くアクセスしやすい環境になります。また、事務所サイズも現在の4倍の広さ!駐車スペースもたっぷりなので、お客様も安心してゆっくりお打ち合わせできます。
移転のもう一つの理由、それは、私たちカネタ建設スタッフにとって、働きやすい環境を追い求めた結果でした。上越のスタッフは現在、大半が子育てをする母親というスーパーママチーム。それだけに、子育てをするお母さんたちの気持ちに寄り添い、かゆいところに手が届く家づくりをモットーとする私たち自身が、居心地と働きやすさを体現したお店でお客様をお迎えしたいという思いからでした。
ただし、お店づくりは今後時間をかけて行う予定です。よって、しばらくの間は、若干無味乾燥ですが、シンプルなオフィススペースのまま営業を行いながら、スタッフみんなでじっくりと検討し構想を練り固め、この上越地域でより多くのお客様に気持ちよく足を運んでもらえるお店を設計していきたいと考えています。
ファシリテーターをコウダイ企画室代表の小林紘大さんにお願いしています
と、いうことで、早速現在スタッフみんなで新オフィスの構想を話し合っています。お客様が安心してくつろげるお店の姿って?働くママをはじめ、私たちにとっての理想の働き方って?地域の人が気軽に足を運んでもらえるご近所さんのような存在のお店って?上越店スタッフだけでなく、カネタ建設スタッフみんなにとって誇りに思えるオフィスとは?・・・様々な切り口から、みんなで知恵を絞り合い、お店のイメージを共有していく作業を行っています。
今後何回かに分けてワークショップを行います。コンセプトを固めていき、夏頃より設計及び改装工事を実施。正式なリニューアルは来年1月頃を予定しています。(事務所移転は先行して今年6月1日より実行いたします)
理想のお店、ほしいハタラキカタは自分たちの手でつくる!
何よりも私たちスタッフがワクワクしています!上越地域のみなさまに喜んでいただける素敵なお店をつくっていきたいと思いますので、どうぞお楽しみに!
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「ハタラク×ミライ」を考える
May 10, 2019
「社長、私今こんな本を読んでいるんです」
先日、女性スタッフから一冊の本を紹介されました。
『子育てしながら建築を仕事にする』(成瀬友梨 編著/学芸出版社)
むむ、これは社長として「働く母親の苦労を知りなさい!」という警告だなと察知し、早速手に取って読み始めてみました(笑)
働き方も仕事の内容も様々な建築業界で活躍する男女16名の家庭と仕事と日常をリアルに綴った興味深い一冊。少しずつ読み始めてみると、当初思い描いていた「建築ママの働き方ノウハウ」というイメージとは全く違う世界観が目に飛び込んできます。何より、母親だけでなく、イクメンパパの奮闘記も含めて描かれている16家族のショートストーリーは、単なるジェンダー論や仕事と家族のあり方だけでなく、子どもの誕生とともに変化する価値観、理屈では語れない不思議な感情、建築という仕事に対し肩の力を抜くと見えてくる新しい視点、変化する幸せの定義など、哲学的なアプローチも含め、たくさんのエッセンスを含んだ読み応えある内容になっています。
仕事や家庭のあり方だけでなく、その会社に集まる仲間たちチームのあり方、会社のあり方、そして、夢あふれる建築業界の「ハタラク×ミライ」とは何だろう?と想像が膨らんでいくような、ワクワク感を与えてくれる一冊でもあります。
詳しくは、また後日、どこかで触れてみたいと思います。
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