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地域の未来に種をまくシゴト


September 19, 2018

|オレンジフェア2018|感謝祭|地球最後のなつやすみ|カネタ建設|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|

September 19, 2018

今年8月に開催されました弊社カネタ建設のモンスターイベント「オレンジフェア2018~地球最後のなつやすみ」の当日の様子をまとめたショートムービーが完成しました。

 

 

自ら楽しんでこの映像撮影と編集を担当していただいたプロクリエイターさんから、このイベントに関わって「いきなり糸魚川が好きになりました」という嬉しい感想が。そして、なんと自ら宇宙人のコスチュームを着て映像のオープニングに出演していただいています!

 

 

 

 

地域の子どもたちに最高の夏の思い出を・・・企画・運営全てがスタッフによる手づくりの「人の展示会」。私たちはこのイベントを通じて、たくさんの子どもたちに笑顔を届け、地元糸魚川を愛する心が少しでも育まれることを願っています。地域の未来に種をまくシゴト・・・この映像で、種まきをするスタッフたちの笑顔にもぜひご注目ください。

 

 

そして、来年夏はいよいよ15周年。是非お楽しみに!

 

 

|オレンジフェア|地球最後のなつやすみ|上越・糸魚川・妙高の家づくり|木の家をつくる工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|カネタ建設| 

涙をいただける仕事


September 17, 2018

|上刈の家|高気密高断熱|パッシブデザイン|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|カネタ建設|

September 17, 2018

先日、上刈の家のお引渡しが行われました。

 

 

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お引渡しは、お施主様にとっていよいよこの住まいでの暮らしを始める特別な記念日であることはもちろん、私たちにとっても毎回、この時間はとても特別な時間。お施主様との出会いから今日に至るまでの様々な物語を振り返り、完成したこの住まいの中には既に私たちとの思い出も刻まれていることを確認しつつ、私たちにとってもお施主様ご家族のこれからの人生にずっと寄り添って歩んでいくことを誓う特別な日なのです。

 

 

 

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「一分の一」・・・・これはキノイエの設計を担当する伊藤がいつも口にしている言葉。ともすると、住宅会社は多くの住宅販売を通じて、お客様の存在が「数多くいるお客の一人」となってしまうことがあるかもしれません。でも、それはとても悲しいこと。お客様にとっての住宅会社は、悩みに悩んで選んだかけがえのない一社。そうであるならば、私たちにとってもそのお客様はかけがえのない一組のご家族であるという原点を忘れずに仕事をしよう・・・協力業者の皆さんとの顔合わせの席でもこうしたことを再確認しながら、私たちは一棟一棟の暮らしづくりに向き合っています。

 

 

そして、これまでの思い出を振り返りながら、スタッフからも一言ずつご挨拶・・・やはり泣いてしまいました(笑)

 

 

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スタッフが泣かされるお仕事をいただける・・・本当に幸せなことです。

 

 

素晴らしいご縁をいただきましたことに心から感謝申し上げます。

 

 

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「地震に強い家」を正しく理解する


September 14, 2018

連続地震

September 14, 2018

9月6日3時7分、最大震度7を観測した北海道胆振東部地震により被災された多くの皆様に対し、心よりお見舞い申し上げます。

 

 

あれから既に1週間以上が経過しました。昨日の13日現在でも、北海道内36か所の避難所に1,576人という多くの方が身を寄せている現実に本当に胸が痛くなります。

 

 

また、余震の不安もいまだに続いています。気象庁によると、余震とみられる地震は、13日午前9時までに238回、うち震度4が13回、震度3が26回発生しています。新たに判明した事実によりますと、厚真町とむかわ町で震度5弱を観測する地震が6日朝に発生していました。気象庁では「震度7程度の地震が発生する可能性は低くなったものの、震度5弱以上が起きる可能性は平常時の100倍を超えている。今後1週間程度は注意が必要」としています。

 

 

あらためて、地震の恐ろしさを再認識すると共に、皆様にとっても家づくりにおける「耐震性能」への関心が非常に高まっていることを実感しています。

 

 

そこで、あらためて私たちキノイエが過去にブログで「耐震」という部分に対して触れている代表的な記事を以下にピックアップしてみましたので、ぜひそれぞれのリンクをクリックしてお読みいただければと思います。少しでも皆様の家づくり、将来も安心できる暮らしのためにお役に立てたら幸いです。

 

 

①家の強さを「耐震等級」だけで判断するのは早計です…というお話

「耐震等級」だけでは見えてこない真実

 

 

②キノイエの建物がどの程度地震に強いのか?を実大振動実験の結果からご説明

「耐震等級」だけでは見えてこない真実(続き)

 

 

③「連続した地震に耐えうる丈夫でしなやかな構造体」とは?…様々な工法とその特徴を比較

倒壊しない家をつくる

 

 

④ジャンボジェット機でも採用されている「モノコックボディ」とは?

モノコックボディ

 

 

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老後の健康寿命は断熱化がカギ


September 12, 2018

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September 12, 2018

老後の不安といえば、「年金だけでは食べていけないのではないか?」という金銭的な部分が大きいかと思います。その金銭的な不安を大きく左右する要素が「介護」の問題であることは間違いないでしょう。

 

自分の老後を考えた時、「健康で自立した生活ができる」年齢をどれだけ維持できるかということが重要になってきます。つまり、老後にかかる費用で大きな割合を占める介護期間をどれだけ短くできるかということが老後の不安解消に大きくかかわっているのです。

 

 

ここに、住宅の室内環境と介護リスクに関する興味深いデータがあります。

 

 

【大阪市千里ニュータウンで80名を調査。それぞれの住人群の住人の、60歳からの要介護状態になった年齢をグラフに示したもの】

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※ 脱衣所で冬に寒いと感じる頻度が「よくある」「たまにある」と回答した者を寒冷群、「めったにない」「全くない」と回答した者を温暖群に分類

出展:林侑江、伊香賀俊治、星旦二、安藤真太朗:住宅内温熱環境と居住者の介護予防に関するイベントヒストリー分析-冬季の住宅内温熱環境が要介護状態に及ぼす影響の実態調査-日本建築学会環境系論文集第81巻第729号、(2016.11)

 

 

この研究では、家における脱衣所の室温を2℃高くするだけで、介護期間が4年も減るという調査結果を示しています。また、家計経済研究所が2011年におこなった「在宅介護のお金とくらしについての調査」によると、月々で在宅介護にかかる費用の平均は6万9千円(うち「介護サービス利用料」は3万7千円、「介護サービス以外の費用」は3万2千円)と言われています。つまり、4年間に換算すると、およそ330万円もの費用がかかる計算になります。もし、そのために就職をしている家族の誰かが介護離職をした場合は、その収入分も損失となるわけです。

 

 

「病は気から」といわれますが、実は「病は家から」ともいえるのです。その真実を知っているかいないかで、私たちの人生は大きく変わります。そのためには、住まいの断熱化・高気密化が重要なカギになります。

 

 

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今はどの住宅会社も「高気密高断熱」を標榜しています。しかし、家の新築・リフォームでは、「根拠のない高性能」住宅を選ぶことほど危険なことはありません。その性能は一体どのレベルなのか、あるいはその性能は実際の住宅で本当に機能を発揮するのかという「見極め」が必要です。また、表面的な価格だけではなく、光熱費や冷暖房器具の入れ替えコストに加え、病気や介護リスクに関する費用も含めた「生涯コスト」で検討しなければなりません。家は人の命と財産を左右する重要な装置。そのことについて一緒に考えてくれるパートナー選びが大事なのです。

 

 

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雨の中、大勢のご来場ありがとうございました


September 10, 2018

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September 10, 2018

9月8日(土)・9日(日)2日間にわたり開催されました「上刈の家」完成見学会、2日間雨風に見舞われた悪天候の中でしたが、両日共に大変お大勢のお客様にご来場いただきました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

 

 

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1日目は激しい降雨量、2日目は強い雨風というコンディションでしたが、上刈の家の中は、嘘のように静かで快適。訪れたお客様からも「居心地がいい」「静かで落ち着く」「木の香りがとてもいい」などたくさんの感想をいただきました。この住まいのもつ素材の魅力と性能の高さを肌で感じ取っていただけたようで何よりです。

 

 

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また、コンパクト設計ながらも空間の広がりを感じる間取りと視覚的なデザインにもたくさんの注目が集まりました。景色を上手に取り込んだ「窓の切り方が絶妙」という感想や、壁の使い方で表現する「薄暗がり」の落ち着き感、照明器具の選定と配置などにも多くの質問や感想が飛び交いました。

 

 

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2日間本当にありがとうございました。また、次回の見学もどうぞお楽しみに。

 

 

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余談ですが、この上刈の家、本当に落ち着くんです。ミーティングで床に座った途端に瞼が重くなるスタッフが続出したことは、事実です(笑)

 

 

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多羅葉に込められたメッセージ


September 7, 2018

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September 7, 2018

明日から2日間完成見学会が開催されます「上刈の家」。今回は玄関アプローチに植えられたシンボルツリーについて少し解説します。

 

 

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今回選ばれた樹種は「多羅葉(たらよう)」の木です。多羅葉は本州中部以西の山地を原産地とし、5月頃に小花が咲き、秋には赤く色づいた実が生る常緑樹。最大の特徴は、葉の裏面を細くて硬い棒などで傷付けると、しばらくして傷付いた部分だけが黒く残るという性質があること。つまり、文字が書ける葉で、戦国時代にはこの性質を利用して情報のやり取りをしたことが伝えられています。「葉に書く」と書いてハガキなのはそのためで、別名「ハガキノキ」と呼ばれており、郵便局のシンボルツリーでもあります。ちなみに、「多羅葉(たらよう)」の名前の語源は、インドで経文を書くのに使われたヤシ科の「多羅樹(たらじゅ)」に例えられたことからそう呼ばれるようになったようです。

 

 

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多羅葉以外の葉も含め、現代でも定形外郵便としてハガキに利用できます。

 

 

この住まいのイメージにぴったりな樹種は何か・・・設計段階でいくつもの候補を検討している間、北西配置に適した常緑樹である多羅葉の木が私たちの中では有力候補の一つでした。そんな中、ふとお施主様のご両親の話題になり、実は、ご主人様の亡きお父様は郵便局員でいらっしゃったという話に。ご縁を感じる不思議な偶然ですが、私たちの思いと、お施主様の「父親の面影を何か一つ取り入れたい」という思いが合致し、晴れてこの多羅葉の木が選ばれました。

 

 

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手前:五色どくだみ/奥:アカンサス

 

 

なお、多羅葉の木の足元には、耐寒性、耐暑性ともに優れており、放任でもよく育つ「五色どくだみ」を植えました。しばらくすると足元が五色どくだみの葉で埋め尽くされます。ポイントは色のコントラスト。そもそも「多羅葉」の葉の鮮やかな濃緑が非常に大きな存在感を表しているので、足元はバランスをとってややトーンを柔らかくするため、色の相性の良い五色どくだみが選ばれています。また、そこに濃緑色で光沢のある大きな葉が特徴の「アカンサス」をほんの少しアクセントで配置してあります。葉が育てば、とても表情豊かな玄関アプローチになることでしょう。

 

 

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アカンサス

 

 

玄関先にもそれぞれのストーリーがある家づくり。キノイエでは、お一人おひとりにとっての「最高の地元ライフ」を創造する家づくりパートナーでありたいと思っています。

 

 

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一棟ずつ丁寧に正確に


September 5, 2018

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September 5, 2018

先日「上刈の家」の完成時の隙間相当面積(C値)の測定を行いました。

 

 

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前回のブログ記事でご紹介した通り、建築中のC値は、小数点第二位以下切り上げ値でC値=0.3㎠/㎡(0.22229㎠/㎡)でしたが、今回は玄関ドアやキッチンレンジフード、その他換気システム等の全貫通部分の施工処理完了後の検査となり、より実際のすき間の大きさが分かる重要な測定検査になります。

 

 

その結果はこのようになりました。

 

 

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<1回目測定結果>

総隙間相当面積(αA) = 49㎠

 

 

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<2回目測定結果>

総隙間相当面積(αA) = 58㎠

 

 

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<3回目測定結果>

総隙間相当面積(αA) = 64㎠

 

 

まとめると、計3回の測定結果は以下のようになります。

総隙間相当面積(αA)

1回目:49㎠/㎡

2回目:58㎠/㎡

3回目:64㎠/㎡

 

 

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C値は全3回の測定結果の中間値を採用することになりますので、計算結果は以下のようになります。

 

 

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C値 = 家全体の隙間の合計 58㎠ ÷ 延床面積 143.955㎡ = 0.4029036851・・・㎠/㎡

 

 

よって、最終的な隙間相当面積(C値)は、0.4㎠/㎡ となりました。

 

 

中間測定結果が、C値=0.3㎠/㎡(0.22229㎠/㎡)でしたので、今回の性能数値は若干低下した結果となりましたが、これにはいくつかの明確な要因があります。その一つは玄関ドア。今回はプランコンセプトに基づき、「横引き」タイプの玄関ドアを採用しました。この「横引き」タイプのサッシは、その製品特性上、「開き戸」タイプのサッシに比べて気密性能が弱く、「横にスライドする」という動作によって物理的に完全密閉が難しい構造になっています。従って、中間測定時には設置されていなかった「横引き」タイプの玄関ドアを施工した後の数値の変化はある程度の想定内。ある意味正直な結果であるともいえます。またこの他にも、同時吸排式のレンジフード(吸気と排気を同時に一台のレンジフードで行う方式)を採用したことにより、ベンチレーター(一方的な排気による気圧低下を防ぐための自動開閉式の弁)が、減圧法による測定の値に影響を与えていることが考えられます。いずれも、施工そのものによる数値変化というより、建材・器具による影響であるといえます。

 

 

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それにしても、今回のC値=0.4㎠/㎡という数値自体は、非常に優秀な値になります。この上刈の家に換算すると、その隙間の大きさは、名刺サイズよりわずか一回り大きいサイズしかないという結果になります。自画自賛のようですが、地域の中でもトップクラスの気密性能であることは間違いありません。

 

 

住宅会社がお客様にいちばんお見せしやすい断熱性能を表すUA値(外皮平均熱貫流率)は、設計上の数値で表現するすることが可能です。つまり、施工状態に関係なく、いい断熱材をたくさん使えば数値は良くなります。しかし、このC値(隙間相当面積)だけは、実測することでしか数値化することができません。つまり、一棟一棟丁寧に、かつ正確に測定することによってしかお客様にお示しすることができない生の性能値データなのです。この数字を正直に、丁寧かつ正確な測定手段を用いてお客様にご提示することの大切さを私たちはとても重く捉えています。

 

 

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“本物”だけが集まる糸魚川


September 3, 2018

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September 3, 2018

今年も盛大に開催されました!9月2日(日)、好天の下、「2018交通安全フェア 第27回日本海クラシックカーレビュー」に全国各地のオーナーが所有する200台の名車が糸魚川市のフォッサマグナミュージアム前特設広場に大集結し、大勢の来場客でにぎわいました。

 

 

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このイベントは、1992年に当時の社団法人糸魚川青年会議所の創立25周年記念事業として開催されたのが起源で、以来回数を重ねていく中で、様々なテーマ別のコンテストや市内パレード、特別展示車両やトークイベント、限定品グッズの販売や市内のグルメブースの拡充など催し物の付加・進化を続け、現在の形になっています。

 

 

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最大の特徴は、日本のクラシックカー関連イベントの中でも特に参加資格が厳しいという点が挙げられます。生産年度が1974年以前のオリジナル車両かつ現地まで自走参加が可能な車両に限られており、一切のレプリカ車の参加を禁じています。また、オリジナル車両であっても、一部の例外を除き、改造も認めらないことから、名車を愛するオーナーの手によって大切に維持管理されてきたクオリティの高い本物だけが集結することになります。結果、それに共感する感度の高い多くのファンに支持され、国内でも有数のクラシックカーイベントとして成長することができたといえます。住宅づくりにも当てはまる部分がたくさんあるような気がします。

 

 

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閉会式では、車両の希少価値や状態などを審査し表彰する「コンクールデレガンス」が例年通り行われ、今年度の日本海大賞には、京都市からエントリーされた清水さん所有の「ロータス・ヨーロッパS2」(1970年イギリス製)が受賞しました。バハマイエローのボディが美しく輝く名車。オーナーの深い愛情と共に丹念に手入れを施された古い車には、使い捨て消費社会から価値の転換を迫られている現代社会に向けての様々なメッセージを感じ取ることができます。住まいも同じく、暮らしの価値、建物としての価値をしっかりと伝えられる会社であり続けたいと、気持ちを新たにしました。

 

 

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おまけの写真を以下に。イベント当日早朝のスタッフミーティングの様子。このイベントを支えるスタッフの多くは糸魚川市民有志のボランティアたちです。弊社代表猪又もこのイベントに10年以上ボランティアスタッフとして参加していますが、毎年「糸魚川の皆さんは本当に温かいですね」とスタッフに声をかけてくださる大勢の参加者・ご来場者の皆様の言葉に、こちらも心が温かくなります。

 

 

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”にやにや”できること


August 31, 2018

まちやどシンポジウム|完成見学会|高気密高断熱|パッシブデザイン|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|カネタ建設|

August 31, 2018

昨日、糸魚川市がまちぐるみで大火からの復興を目指し、まちやどの可能性を考える「まちやどシンポジウム」が開催され、多くの糸魚川市民、関係者で会場が熱気に包まれました。

 

 

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「まちやど」とは、まちを一つの宿と見立て、まちぐるみで宿泊客をもてなすことで地域価値を向上していこうという取り組み。糸魚川大火からの復興において、まちやどの可能性について考えることをテーマとして開催されたものです。

 

 

パネラーとして参加したのは、日本まちやど協会の代表理事でもあり、株式会社HAGI STUDIOの代表取締役でもある宮崎晃吉氏をはじめ、同理事を務める株式会社ブルースタジオの大島芳彦専務取締役、NPO法人アースキューブジャパン代表理事の中村功芳氏、設計事務所岡昇平の岡昇平代表の錚々たる4名。まちやどのエースメンバーが大集結し、4氏からそれぞれ熱いプレゼンテーションが展開されました。

 

 

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4名のパネラー各氏のお話は、それぞれに鋭い視点と独自の考察から、まちやどの可能性、そして糸魚川のもつ魅力について実に多くの気づきと示唆を与えてくれました。内容については、とてもまとめきれなかったので、ここでは省略させてください(笑)

 

 

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その代わり、いちばん印象に残った岡昇平代表のまちぐるみ旅館の取り組みに関する目からウロコの「大切にしたいこと6つ」をご紹介したいと思います。地元のまちづくりに関わっている私たちにとって、これは本当に横腹をぐさりとやられたような衝撃でした。その6つとは、

 

 

①にやにやできること。

 

②みんなをまきこまない。

 

③補助金を使わない。

 

④まちをもりあげない。

 

⑤観光地にしない。

 

⑥日々の暮らしのなかからまちがよくなる。

 

 

 

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・・・いかがでしょう。これを読んで、みなさんはどう感じましたか?その意図するところについては、ぜひウェブ上に数多くUPされている岡昇平氏の様々なプレゼンアーカイブをご参照ください。一応、少しだけ解説しますと、とかく地方のまちづくりにおいて、「行政は何をしてくれるのか?」「補助金はいくらくれるのか?」という他力本願の世論が形成されやすいものですが、全国各地で成功しているまちづくり事業の中には、岡氏のように「決して背伸びをせず」、「自らの感性を大切に」、「自ら楽しんで行動」している中心人物(プレーヤー)の存在があるということです。最初から誰かの助けをあてにしたり、誰かによく思われようとしたり、考えもなしにお手軽な人マネをしない・・・そして、何気ない「普段」から目をそらさず、自らの価値に自信と誇りを見出している・・・その生き方が格好良過ぎです。

 

 

にやにやできる仕事・・・とても眩しいですね。私たちも、このマインドをキノイエ、そして母体であるカネタ建設の経営においても意識していきたいと素直に思いました。

 

 

 

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真面目に越後杉


August 29, 2018

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August 29, 2018

今月の7日、新潟県は県のブランド木材「越後杉」を製造、出荷する認証工場79カ所のうち13カ所で検査の不備が見つかったと発表し、報道でも大きく取り上げられました。13工場では認証に必要な強度検査などを規定通りに実施しておらず、年1回の県木材組合連合会による現場の確認についても少なくとも2013~14年度は実施されていなかったことも明らかにしました。これらの工場については、それ以前にも同様に検査の未実施があるものと推測されています。越後杉のブランドに対する信用を著しく傷つける結果となってしまったことで、花角英世知事が8日の定例記者会見で、「ブランドを信用して購入した利用者に大変申し訳なく、おわびする」と謝罪声明する事態に発展しました。

 

 

 

 

現在、糸魚川市内には、4つの認証工場がありますが、残念なことに、2工場が県の立ち入り検査対象となってしまいました。これらの工場で不正、あるいはずさんな検査実態が確認された場合は、今後認証工場としての存続が厳しくなることが予想されます。ちなみに、私たち弊社カネタ建設が出資参加している製材・建材会社に株式会社三和という会社がありますが、こちらも越後杉の認証工場の一つ。キノイエに使用されている越後杉もここから納入しています。では、はたしてこの工場は・・・!? ご安心ください。長年品質管理をはじめ検査のプロセスも厳格に実施してきたおかげで、県からも厚い信頼を得ており、今回の立ち入り検査対象からも外れています。むしろ、自社に最新の乾燥設備を有しており、含水率など品質の安定化に定評があることから、今回の一連の報道を受け、越後杉を取り扱う多くの工務店・建設会社から問い合わせが増えている状況です。どんな仕事でもそうですが、ブランドとは、見た目のパフォーマンスではなく、誤魔化さず、省略せず、真面目に取り組み続けることに勝るものはないのではないかと思います。

 

 

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ちなみに、地域特性もありますが、越後杉には切断面のテクスチャに特徴があり、通常の白身、赤身の他にやや黒ずんだ部位があります。この黒身を品質のばらつきとして美しくないと嫌う方もいる一方で、この風合いを自然素材の味として好まれる方も多く存在します。

 

 

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写真左:黒身の混じった集成横剥ぎ板/中央:赤・白身のみで構成した横剥ぎ板  それぞれに味わいがあります。

 

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品質がよく安心して使用できる越後杉・・・キノイエでは、建物のデザインと用途、そしてコストバランスに応じて使用する部材を厳選し、越後杉の赤身、白身、黒身の配合バランスを変えています。木を扱う住宅会社は数多く存在しますが、キノイエ特有の唯一無二の美しいデザインの背景には、こうした地元材の厳選方法にも秘密があるのです。

 

 

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