社長のMUSIC BOXから(vol.6)
June 23, 2017
代表猪又の趣味でセレクトされているモデルハウスのBGMからのアーティストピックアップ、今回で6回目を迎えました。ブログの中でも書き手がワクワクする、個人的趣味を披露するラフな記事。したがって、かなりのハイペースでシリーズ化が進んでいます(笑)
さて、これまで過去5回に渡って紹介してきたアーティストは、全て歌手を主体としたものばかりでしたが、ここで箸休め。今回と次回の2回については、非常にスタンダードでかつ王道のジャズ・ミュージシャンをご紹介したいと思います。ジャズ愛好家の皆様にとっては、教科書の1ページに出てくるようなアーティストです。ジャズ・ミュージシャンをよく知らない方にとっては、ある意味、BGMでこれをかけておけば恥をかかないといった2人です。
今回ご紹介するのは、ジャズ・ピアノの巨匠Bill Evans(ビル・エヴァンス)。1929年アメリカニュージャージー州のプレインフィールド生まれ。モダン・ジャズを代表するピアニストと言えば、誰もが彼の名前をまず思い浮かべるほどメジャーな存在ですが、実は、私生活では麻薬の常習者という側面をもち、生涯にわたってその呪縛の中で異才を放ち続けたアーティストです。
エヴァンスの名前が世に広まったのは、彼が若き頃、モダン・ジャズの帝王と呼ばれたジャズ・トランぺッター、マイルス・デイビスに才能を認められ、常任ピアニストとして雇われたことから始まります。しかし、既に麻薬の常習者であったエヴァンスは、白人としての逆差別も重なり、半年でマイルス楽団を解雇されます。それでも、マイルスは、エヴァンスのピアノが忘れられず、再びエヴァンスを召集し、1日限りの共演が録音されますが、それこそが1959年3月22日、ジャズ史に残る金字塔として録音された「Kind of Blue(カインド・オブ・ブルー)」というアルバムです。エヴァンスのピアノの最大の特徴は、コード進行にとらわれず、モダンな音色や響きを重視したアドリブを駆使した演奏にあります。それは今でこそジャズシーンでは当たり前のようになっていますが、当時それまでのジャズが経験したことのない音楽空間を生み出したことで、音楽業界に大きな衝撃を与えました。
下にあるリンクは「Kind of Blue」のアルバムより。50分以上ありますので、抜粋して聴いてみてください。
そして、なんといっても彼の代表作といえば、‟Waltz For Debby(ワルツ・フォー・デビー)”。
この曲は、姪っ子のデビーに捧げられた曲で、当時まだ2歳であったかわいらしい姪っ子の様子を、愛情たっぷりに表現した珠玉の作品です。最大の魅力は、トリオ演奏としては唯一無二の息の合った素晴らしい音楽空間。ベースのスコット・ラファロ、ドラムのポール・モチアンとのコンビネーションにぜひ注目いただきたいと思います。
気の利いたオーセンティックバーでは、時折この曲が流れています。名曲は場所と酒を選ばない・・・ぜひ、行きつけのお店でBGMに耳を澄ましてみては?
代表猪又はシングルモルトウィスキーが大好き。写真はスコッチの中でも人気の「Laphroaig(ラフロイグ)」の新作「Impressive Cask」。独特のスモーキーさがウリのラフロイグの中でも、非常にパンチの利いた香りが楽しめます。ちょっと臭いウィスキーがお好きな方はぜひお試しあれ。
<過去の記事>
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家族のタイムテーブル
June 21, 2017
住宅建築業界の中で、現在5万部を超える人気の書籍となっている『住まいの解剖図鑑』。もともとは住宅設計を学ぶ建築系の学生向けに書き始められたものが、設計実務を始めたプロ向けの基本を学ぶコンテンツとして進化、さらには、「もしかすると、これから自宅を建てようとする一般の人にも、最低限身これくらいの知識は身につけてもらってもいいのでは?」との思いから加筆修正が加えられて生まれたのが本書です。
そのため、本当にいい家を建てたいと考えている方の中で、非常に敏感な方は既にこの書を手にしているかもしれません。これを読めば、家づくりで本来見失ってはいけない非常にコアな部分に触れることができ、コンビニ化した住宅業界のパッケージ住宅を買うことが、いかに勿体ない買い物であるかということに気付かされます。あるいは反対に、「中途半端なプロ」が陥りやすい「過剰設計」の落とし穴についても厳しく指摘しているバランスの取れた指南書です。私たちから見ても非常にユーザー目線で書かれた良書だといえます。
著者は、住宅設計の第一人者である故吉村順三氏の下で9年間学んだ建築家の増田奏(ますだ すすむ)氏。「家族が日々の暮らしを営み、生命を育む「住まい」に何より大切なのはその場所が「心地よい空間」であること。」と提唱する氏の著書の中には、実は、私たちキノイエが大切にしている住まいの要諦をほとんど網羅しており、私たちにとっても非常にわかりやすい住宅づくりの教科書といっても過言ではありません。
特に、「心地よい家のプランは「引き算」でつくる」という増田氏の設計理念は、キノイエの「小さくつくって大きく暮らす」「引き算の設計」そのもの。本日は、そんな増田氏の著書の中から、独自の視点で書かれた、とても参考になる項目を一つご紹介したいと思います。
その名も「家族のタイムテーブル」。
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私は必ずご家族のタイムテーブルを書いてもらっている。家を建てる時点での家族構成や年齢にぴったり合うようにつくり込んでしまうと、早ければ5年で住みにくい家になってしまうことさえある。人間は必ず年をとるものだからだ。
そこで私がお勧めしているのは「割り算」。すなわち子どもの成長、あるいは両親との同居の可能性などもあらかじめ想定して間取りの可変性を確保しておこうというものだ。
例えば部屋にはドアを2つ付けておく。子ども部屋なら小さいうちは2人で1つの部屋でいいが、自立心を持ち始めたり、受験の時期が来たら間仕切って個室2つに分けられるようにしておく。子どもたちが成長して巣立った後は、もとの1部屋に戻してもいいし、別の空間として利用することを考えてもいい。部屋に出入り口が2つあると可変性はもちろん、住まいの動線に回遊性が生まれ、格段に住みやすくなる。
可変性の確保や間取りをルーズに考えるという発想は、そもそも日本の伝統的な住まい方だ。今でこそ日本の家もダイニングやリビング、寝室など、空間の用途によってプランニングされるようになったが、かつては6畳間、8畳間など、空間の広さだけが認識され、部屋名などなかった。昼間は卓袱台を出して家族でご飯を食べ、近所の人がやってきて一緒にお茶を飲み、学校から帰ってきた子どもが宿題をする空間で、夜になると布団を敷いて寝ていたのだ。
こうした暮らし方は、今でもそれとなく伝承されている。例えば小学生ぐらいまでの子どもは自分の部屋ではなく、両親と一緒に、いわゆる川の字になって寝ているケースが多いだろう。欧米の住宅では考えられないことだが、この柔軟で臨機応変な住まい方こそ日本の住宅の特長だ。
家づくりでは、建築家やハウスメーカーなどの専門家の提示するさまざまなプランを検討する中で、自分たちがどのように新しい家で暮らしていくのかがだんだんと整理されてくる。その過程で大切なのは、専門家や知人が勧めるからなどと人まかせにするのではなく、最後は自分たち家族でこのプランにすると「決心」することなのだ。
車なら実際にいろいろな車に試乗し、比較検討した上で決められるが、家の場合は、いろいろな家に同時に住んでみて実際の住み心地を比較検討して決めることなどできないからだ。自分たちで決めたのだということで、この家でこんな暮らし方をしていくとの覚悟もできる。かくして、わが家はまぎれもなく自分たち家族にとってかけがえのない最も心地よい空間になっていくのではないだろうか。
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いかがでしょう。家づくりは、一生に一度と考えたとき、相手が「住宅のプロ」だと過信し、自分たちの思考を止めて全てを委ねてしまうことは、いずれ大きな後悔につながります。こうした視点を持つことで、皆様にとって本物に相性の良い家づくりパートナーを見分けることができるのではないでしょうか。
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1周年イベントダイジェスト
June 19, 2017
お待たせしました。先日開催されましたキノイエ生誕1周年記念イベントの模様をフォトダイジェストにてお届けします。
イベントは、6月17日(土)に、これまでご来場のお客様、関係者の皆様を中心とした招待性のクローズド・プレイベント、翌18日(日)は一般公開のイベントとして開催いたしました。おかげさまで、両日共に1周年を祝うにふさわしく、とても大勢のお客様にご来場いただきました。
会場では、ランチタイムにケータリングサービスとして、フードサロンやさいの日様のメニューをお楽しみいただきました。
ご覧のように、会場はガーデンパーティーのようなやごやかな雰囲気に。住宅会社の見学会イベントとはまるで異なる、ゆっくりとした心地よい時間が流れていました。
軽食を楽しみにながら、紙芝居屋ガンチャンによる紙芝居アトラクションのはじまり!はじまり!
どこか懐かしい昭和の雰囲気を演出しつつ、関西弁でユーモアに富んだガンチャンの紙芝居は、終始会場を爆笑の海に。
子どもたちだけでなく、大人も夢中でクイズに参加。
また、18日(日)の一般公開の日には、上越地域で唯一のお茶の製造元「正香園」の松木代表による「おいしいお茶の淹れ方」講座も開催。
日本茶インストラクターの松木代表の説明は、お茶に関する目からウロコの知識が連発。皆様はご存知でしたか?玉露は茶葉として高級だから値段が高いのではなく、製造工程で手間がかかっていることに由来し、しかもお茶の健康成分の一つであるカテキンは、玉露には含まれないという事実を。
松木代表の話を聞けば、日本茶が三倍美味しくなること間違いなし。お客様はもちろん、スタッフも釘付けでした。
押し花の栞づくりのワークショップも親子に大人気。皆さん夢中で栞づくりに挑戦。出来上がり作品のセンスとクオリティの高さに驚きました。
家族写真ワークショップも非常に大勢のお客様にご参加いただきました。みなさん、とてもいい表情をしています。
キノイエは実に多くの関係者の皆様に支えられて今日がありますが、中には、あるお客様からうれしいサプライズプレゼントが!
なんと、キノイエの外観イラストをあしらったオリジナルケーキのプレゼント!また、この他にも関係者の皆様から様々なお祝いの言葉やお心遣いをいただきました。本当にありがとうございました!
キノイエの1年目の誕生日は、終始アットホームな雰囲気の中大勢のお客様とゆっくりとした時間を共有できた、本当に心が温まる素晴らしい2日間でした。あらためまして、スタッフ一同、全てのお客様、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
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最高の誕生日
June 18, 2017
キノイエ生誕1周年記念イベント、大盛況のうちに幕を閉じました。まずは、ご来場いただきました全てのお客様、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
このイベントの模様は後日詳しくこのブログにてご紹介したいと思いますが、とにかく、「最高の誕生日」といえる本当に充実した催しとなりました。
ただ今、写真を整理中。今しばらくお待ちください。
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いよいよ明日は誕生日
June 17, 2017
キノイエの生誕1周年記念イベントの開催日が、いよいよ明日と迫ってきました。モデルハウス西側の駐車場も再整備(笑)し、準備万端で明日は皆様のお越しをお待ちしています。
イベント内容につきましては、これまでもご紹介していますように、非常にもりだくさんの内容になっています。あらためて、その内容をこちらにご紹介いたします。
<イベントコンテンツ>
「やさいのひ」では野菜の力を最大限に引き出して健康で楽しい食シーンを提案しています。
さらに「家族写真ワークショップ」ではキノイエのこだわりのひとつでもある「黄色いソファ」の前で
記念撮影。普段、なかなか揃って撮影する機会がない方も、この機会にぜひ撮影しませんか。
もちろん撮影はデータでお渡しいたします。
参加無料でお好きな時間に撮影することができます。
午前の部・10:30~ / 午後の部・13:30~、15:00~
正香園の3代目、松木氏に教わる「お茶のおいしい淹れ方」WORKSHOP。
今年、北陸新幹線上越妙高駅隣接のフルサットに、新たなスウィーツブランド「雪の香テラス」をオープン予定。歴史ある茶業と新しいものを発信し続ける松木氏のワークショップはスタッフ注目のイチオシワークショップです。
とにかくご来場いただいた皆様には これまでの1年間のありがとうをお伝えできるまたとない日ですので、 スタッフは今からドキドキ、ワクワクのはやる気持ちを抑えながら、今からお迎えの準備に余念がありません。大勢の皆様のお越しをお待ちしています。
当日の各種ワークショップ(押し花の栞づくり・家族写真Workshop・お茶の入れ方)は、事前にお申込みいただくと、スムーズに体験が可能ですので、まだお申込みをされていない方は、上記の各種リンクからお申し込みいただくか、直接お電話( 0120-69-6711 )ください。
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誕生日は新茶でおもてなし
June 16, 2017
いよいよ明後日18日(日)は誕生日。誰の誕生日かと言えば、そう、私たちキノイエの生誕1周年なのです。
本日は、スタッフが明後日のイベントの準備のために、せっせと会場設営。なんと、杉ノ上支店長のお母様がわざわざ手伝いにきてくれて、庭の草取りまで・・・本当に頭が下がります!私たちキノイエは、こうした家族愛に溢れたスタッフに囲まれて、地域に根差した仕事をさせていただいています。心から感謝の気持ちでいっぱいです。
さて、本日は、そのイベントの中でも、旬なお楽しみ企画としてご用意しています「正香園 お茶のおいしい淹れ方ワークショップ」について、正香園3代目で日本茶インストラクターの松木成徹(まつき よしゆき)代表からのメッセージをいただいていますので、ご紹介します。
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ちょうど今は年に一度の新茶の時期です。
立春から数えて八十八夜に摘んだお茶が、最も栄養素が豊富で、美味しいお茶になります。
新茶は「初夏の香り」として時期の代表格にもあげられ、日曜の教室では、今年の新茶も味わってもらえるよう準備をしています。
新茶は製造過程でも、その若々しい味を残すよう特別に作るため、6月までしか販売をしません。
今年の味を楽しめるのも、あとわずか。
是非お楽しみください。
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正香園様は、上越地域で唯一の老舗お茶の製造元。さらに今年、北陸新幹線上越妙高駅隣接のフルサットにて、新たなスウィーツブランド「雪の香テラス」をオープン予定。歴史ある茶業と新しいものを発信し続ける松木氏のワークショップはスタッフもイチオシの注目ワークショップです。ぜひ、この機会に足を運んでみてください。
開催日時:6月18日(日)
午前の部 10:30~
午後の部 13:30~/15:00~
の全3回開催
参加料:500円となります(事前予約可能)
当日の各種ワークショップ(押し花の栞づくり・家族写真Workshop・お茶の入れ方)は、事前にお申込みいただくと、スムーズに体験が可能ですので、まだお申込みをされていない方は、下記のリンクからお申し込みください。
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数秒間の家族ドラマ
June 14, 2017
今週末で生誕1周年を迎えるキノイエ。カネタ建設としての歴史は創業84年と長いのですが、キノイエとしてはまだ生後1年未満の幼いブランド。しかしながら、「小さくつくって丁寧に大きく暮らす~小さな邸宅」の考え方に共感していただける方が徐々に増えているのを実感しています。派手な拡大はしないものの、その歩みはキノイエの暮らし方と同じように、丁寧にゆっくりと、しかし着実に前に進んでいます。
写真は、先日のブログでご紹介した「雁木のある暮らし」の家の模型。少しアングルを変えて写したものです。通りからすぐに玄関があるのではなく、雁木のあるアプローチを通ってから玄関ドアを開く動線になっています。帰宅する時、季節の移ろいや家の生活の灯りを感じながら、軒伝いに歩いていきます。また、家の中からも家族の帰宅を気配で感じることができます。一般的な住まいよりほんの少し玄関に入るまでの距離がありますが、時間差にしてわずか数秒の差。ですが、その数秒間に様々なストーリーが生まれます。元気がないとき、いいことがあったとき、お土産やプレゼントを手にはやる気持ちを抑えながら家路につくとき・・・その時々で足音も人影として写る姿も微妙に違っているはずです。それを家族同士が共有する数秒間。ここでは「わが家に帰る」という瞬間を様々な家族ドラマとして実感できることを主眼においた設計を心がけています。このように、キノイエでは、ご家族の暮らし方に耳を澄まし、一件一件にこうした丁寧な動線設計を行っていきます。
30年後も、「この家を建てて本当によかった」と再び感動が湧き上がってくる家づくり。一般的な住宅営業のトークでは伝わらない、とても大切なものがあると信じています。
先日、また一つ新たなキノイエの建築申し込みをいただきました。私たちの使命と役割は非常に大きいと感じています。
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方針発表会
June 13, 2017
先日、カネタ建設の2017年度上期方針発表会が開催されました。
方針発表会は、上半期・下半期と年2回に分けて開催され、土木部や介護事業部のスタッフも含めて全員がチームと個人の方針を作成し、毎回各部門の代表が発表します。13年前から少しずつ進化を続け、27回目を迎えた今回の発表会のレベルはかなり充実した内容になりました。
発表会に先立ち、まずは前期の優秀社員の表彰から。今回の表彰者は、前回のブログにも登場した建築部施工管理課の松川さん。K-TOWN(YKK社員寮)2期工事全6棟同時施工を見事に成し遂げた功績を讃えての表彰です。
現在では、発表者は全員パワーポイントを使ってのプレゼンが必須となっています。みなさん、様々な工夫の跡が見られます。
そして当然、発表だけでは終わりません。発表者に対しては次々にスタッフたちから質問や意見が繰り出されます。
その質問レベルもここ数年間でかなりの進歩。お互いに真剣さが伝わってきます。
質問・意見が出尽くした後、最後は社長による講評。発表者によってはここで厳しい質問や指摘も・・・
方針発表会は、朝から夕方まで丸一日がかりで行われるので、かなりハード。しかし、・・・
そこから、恒例の懇親会が始まります!
みんな飲むのが大好きです(笑)
カネタ建設の強さの秘密はここにあるといっても過言ではありません。
よく働き、よく議論し、よく飲んで、よく語らう。
一部のスタッフは、この後もお店を変え、方針発表会の続きをやったそうです(笑)
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仕事の究極の目的って
June 11, 2017
以前ご紹介したカネタ建設の紹介ムービー(1分編)とは別に、建築の世界で働くことを希望する人たち向けのカネタ建設紹介ムービーが完成しました。
このムービーでは、キノイエを展開するカネタ建設がなぜ「オンリーワンの住まいづくり」というコーポレートポリシーを掲げているのか?というルーツについてほんの少しだけ語られています。そして、「仕事をする究極の目的」について、代表猪又がこの上越地域で暮らすことと絡めて語っています。
2分50秒弱のムービー。この映像を見て、「カネタ建設で働いてみたい」と思っていただける人が一人でも生まれてくれると嬉しいです。
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『YKK ap メディアレポート』に再び
June 10, 2017
YKKap様より発行されている建築業界情報誌『メディアレポート』の6月号に、再び弊社の記事が掲載されました。
今回紹介されたのは、建築部施工管理課の松川さん。北陸初の認定住宅である「前沢パッシブハウス」を手がけた技術者対談というインタビュー形式で、設計会社の担当者であるキーアーキテクツの青山氏と共に、施工担当者として登場しました。
業界の注目を集めた前沢パッシブの完成から1年、今回の記事は、あらためてその当時の苦労や建設を通じて感じたことを語っています。
「いざ建設段階になると、壁の入隅一つとっても図面を書かなければ大工さんに伝わりません。現場を進める上で収まりを考えることが大変でした。キーアーキテクツさんと打ち合わせしながら矩計図を書き、ディテールを起こして、と進めていきました。」
「逆に図面から読み取れない部分もあります。この物件の気密ラインは特殊で、建物の中にあった気密ラインが、ある所で梁をまたぎ外に出ます。そこを上手く納めるために大工さんと結構悩み、考えました。ただ、けっして妥協はしませんでした。知識や経験がないのですから一つひとつ丁寧にということを徹底しました。」
けっして妥協だけはしなかった・・・この前沢パッシブハウスの施工経験、そして翌年に携わることになったK-TOWN2期工事6棟同時施工の経験を通じて、格段に逞しく成長した松川さんの言葉には、プロとしての自信がみなぎっています。これからの活躍がとても楽しみです。
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