いよいよ今週末!
April 28, 2017
いよいよ今週末、明後日の4/30(日)は、木の家マルシェ#4&ワークショップが開催されます。
今回は新しい試みとして、「てづくりミサンガ」と「サボテン・多肉植物の寄せ植えづくり」というワークショップ企画が加わり、現在、スタッフがせっせと準備中です。
住まいのインテリアとして、そして忙しい現在社会の暮らしと非常に相性がいいサボテン。生命力が強く比較的寿命が長いことで知られるそのサボテンの魅力は、斑、綴化、石化、群生、単体などの無数にある形状や大きさ、性質を楽しめる高いコレクション性、その形状からだけではどんな花を咲かせるか想像もつかないワクワク感、主人に手間をかけさせないその慎ましさ(笑)など、挙げればきりがありません。
ちなみに、サボテンのトゲは外敵から守るために葉が変形したものだといれわていますが、同時にこのトゲ自体が静電気の帯電作用により空気中の水分子を吸着させ、乾燥地帯でも体内に水分を吸収させることができる優れた機能を備えています。さらに、強い日差しを散乱させ、表面温度を下げる冷却装置の役目を担っているというから驚きです。
そして、サボテンに共通した最大の弱点は寒さです。株の大小に関わらず、特に冬場は温かい室内の窓辺に置いて管理することをお勧めします。そういう意味でも、年間を通して室内温度が一定に保つことのできるキノイエの空間はまさにサボテンにも優しい家といえるでしょう(笑)
4/30のマルシェ&ワークショップでは、私たちスタッフとそんな会話を楽しみながら、素敵な寄せ植えづくりに挑戦してみませんか?
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壁は自由に
April 25, 2017
塩屋新田の家の離れは、あえて内壁全面を構造用合板で覆いました。
理由は単純。思いのままに、トントンカンカンできるから。
キノイエは、全体的に丁寧で落ち着いたつくりが特徴。しかし、家が持つべきもう一つの魅力は、自分の「思いついた時に」「思いのままに」手を加えられることにあります。
おそらく、この離れのスペースは、時間の流れの中で大きく主役と機能が移り変わる可能性があります。それは時に旦那様の書斎やバイク小屋になったり、奥様のソーイングスペースになったり。はたまた子供の成長と共に、もしかすると息子の部活動のためのあらゆる基地になるかもしれません。
「DIY」という言葉が一般的に使われるようになって久しいですが、この「DIY(Do it Yourself)」という言葉はもともとロンドンから生まれたもの。第二次世界大戦で荒廃した街を再建するための合言葉として唱えられたのが最初なのだそうです。
家族のその時の様々なニーズによって、釘を打ったり、棚をつけたり、あるいはペンキで塗ってみたり・・・家はつくって終わりではなく、自分と家族を取り巻く環境をもっと快適・便利に、楽しみながら経年変化を味わうことができるユーティリティーボックスであるべきだと思います。
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社長のMUSIC BOXから(vol.4)
April 23, 2017
代表猪又の完全なる趣味の世界をご紹介する「社長のMUSIC BOXから」。早くも第4弾のご紹介です。
今回は、予告通り男性ミュージシャンの中からのセレクト。1970年代後半から1980年代半ばにかけて活躍したイギリスの伝説的ロックバンド「The Police(ザ・ポリス)」のご紹介です。昭和30~40年代生まれの洋楽愛好家にはおなじみのアーティスト。
ベーシスト兼ヴォーカリストのスティングを中心に結成された3人組のユニット。ビートの利いた骨太なロックサウンドの中に、レゲエ的な要素もミックスされた斬新なサウンドが特徴で、当時はホワイト・レゲエとカテゴライズされることもありました。中でも個性的でハスキーな歌声が魅力のスティングは、ベーシストとしても一流で、古典的なソウルやラテンロックを踏まえつつ、レゲエ、ジャズのテイストがより大胆に取り入れられているのが特徴。そんな強烈な個性と楽曲センスをもつスティングが作詞・作曲のほとんどを担当しているこのバンドが、時のミュージックシーンで不動の地位を築くまでには、大した時間を要しませんでした。
1978年にアルバム『Outlandos d’Amour(アウトランドス・ダムール)』でデビューし、”Roxanne(ロクサーヌ)“などで注目を浴びた彼ら。翌1979年には、2ndアルバム『Reggatta de Blanc(白いレガッタ)』を発表。収録曲”Message in a bottle(孤独のメッセージ)“が大ヒット。その後も数々のヒット曲を生み出します。
特に、この曲を聴けば、多くの人が気付くであろう”Every Breath You Take(みつめていたい)“は、1983年に発表された5作目のアルバム『Synchronicity(シンクロニシティー)』からのシングルカット。アルバムは、Billboard 200にて17週連続1位を獲得。先行してシングルカットされたこの曲 も、Billboard Hot 100で8週連続1位を獲得し、さらに年間チャート1位にも輝いています。
Every breath you take
Every move you make
Every bond you break
Every step you take
I’ll be watching you
君の呼吸のすべて
君の動作のすべて
君が断つ きずなのすべて
君の足取りのすべてを
ひとつ残らず僕は見張っていよう
軽快なリズムの中に流れるキャッチ—なメロディライン。一度聴いたら忘れられない素晴らしい楽曲。ラブソングとして不朽の名作として多くの人に認知されており、過去に何度もCMでも起用されたことのあるこの曲、実は「嫌いになっても、嘘をついても、別れても、ずっとずっと君を見張っているよ」というストーカーの歌。甘いメロディで、やさしい語り口も、次第に過激さが増すあたりが、非常にリアルです。そんな曲が皮肉なことに、アメリカでは結婚式の定番ソングになっているというからおもしろいです。
そんなザ・ポリスは、このアルバムを最後に1984年1月に活動停止を宣言しています。その後、一時再結成の動きもありましたが、新たなアルバムが製作されることはありませんでした。
ヴォーカルのスティングは、その後ソロ・アーティストとして活動。その類稀な才能はさらに幅広い音楽ジャンルを切り開き、数々のヒット作を世に送り出しています。中でも最も名作と呼ばれているのは、1988年にシングル発表した”Englishman In New York“。
タイトル通り、ニューヨークに暮らすイギリス人の心を描いた曲。スティング自身もイングリッシュマンでニューヨークに在住。自分がイギリス人=異邦人であることを思い知らされることが多く、この曲はその孤独な思いと共に、自分自身であり続けることに対する誇りを歌った曲であると多くの人に思われていました。しかし、実際は当時、ゲイだとカミングアウトしたイギリス人作家のクウェンティン・クリスプの勇気を称えて、スティングが書き下ろした曲なのだそうです。どんな差別や偏見にも負けず、孤独の中で戦っていたことに対する讃美歌だったのです。美しいメロディラインの中に、強い自我をもって生きるスティングの人生観がうかがえる素晴らしい作品です。
<過去の記事>
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10年ぐらいたってから
April 22, 2017
ぼくのつくった家は、10年ぐらいたってから喜んでくれるのです。
それはぼくが家を流動的にとらえているからじゃないかとおもうのです。
欲しいのは光であって、器具じゃない。
昔の下町では、隣の人がこうやったから、自分の家もこうやろうっていう気持ちがあったんだよ、そういうエチケットが。
建築家として、もっともうれしいときは、建築ができ、そこへ人が入って、そこでいい生活がおこなわれているのを見ることである。
日暮れどき、一軒の家の前を通ったとき、家の中に明るい灯がついて、一家の楽しそうな生活が感じられるとしたら、それが建築家にとっては、もっともうれしいときなのではあるまいか。
*** *** ***
これは、日本を代表する建築家の一人、吉村順三氏の言葉です。
キノイエが最も大切にしている家づくりの原点がここにあるといってもいいほど、明快な言葉で表現されています。
ここに共感していただけるお客様との出会いが、私たちにとって最高の喜びであり、つくり手としての存在意義でもあると思っています。
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K-TOWN社内検査
April 20, 2017
現在弊社で施工を担当させていただいているYKK様の社員寮「K-TOWN二期工事」(富山県黒部市)がこのほど無事竣工、間もなくお引き渡しを迎えます。
この後、発注者様であるYKK様の厳しい検査を受け、合格認定を受けた後に正式なお引き渡しとなります。昨日はこれに先立ち、弊社スタッフによる社内検査を行いました。
まだYKK様による正式な竣工プレスリリース前ですので、全体写真はご紹介できませんが、雰囲気だけ・・・
弊社の社内検査は建築担当スタッフの他に、営業や総務など様々なセクションのスタッフが参加し、入居者の目線、つまり「ユーザーの目」で細かく仕上がり具合や傷や汚れなどの異常個所の有無をチェックしていきます。
今回の工事は、弊社の他にも複数の有力建設会社が同じ建物の施工に関わっています。そのため、私たちの会社の施工技術レベルや安全衛生、その他全体的な対応能力等、あらゆる面で厳しく比較されるという側面があり、社内でも今年度のいちばんの注目工事でもありました。
今回の二期工事は、先行した2棟を含め全14棟のうち、弊社は6棟という最大棟数を担当しました。よって、検査は昨日と合わせ、日を分けて2日間行われます。それだけに、1棟の施工精度もさることながら、6棟全ての安定した品質確保ができているかどうかが最大の課題でした。
社内検査の最終総括は後日。もちろん、最終的な評価は発注者であるYKK様並びに設計者であるアプルデザインワークショップの皆様の目によりジャッジが下されますので、それまでにやるべきことはたくさんあります。また、同一設計とはいえ、これだけの棟数を同時に監理・監督することは容易なことではありません。そんな中、担当した松川監督の並々ならぬ努力と成長を感じることができた、とてもうれしい一日となりました。また、今回の施工にあたり、非常に多くの素晴らしい協力者の皆様にも恵まれたことも大きかったと思います。
全てのご縁に、感謝の気持ちでいっぱいです。
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ワークショップ
April 19, 2017
いよいよ今月末の4月30日(日)は大好評『木の家マルシェ』の第4弾が開催されます。
おかげさまで、マルシェはこれまでにたくさんの素晴らしい仲間たちに恵まれ、徐々に関係者のネットワークも広がり、今後の展開もますます楽しみになってきました。
さて、そこで第4回目を迎えた今回のマルシェは、何か違うスパイスを・・・私たちのモットーは「常に新たなことに挑戦!」ということで、今回は『workshopワークショップ』の企画を新たに追加し、同日開催することになりました。
マルシェもそうですが、ワークショップの企画の根底にあるもの、それは、キノイエで実際の暮らしを疑似体験していただくことにあります。多くの住宅会社は、お客様に「私たちの家を見てください」と一生懸命にアピールしますが、本当に見て感じていただきたいのは「暮らし」そのもの。だから、私たちはこうしたちょっとした日常の暮らしの疑似体験ができるミニイベントを大切にしています。
今回のワークショップやマルシェを通じて、キノイエスタッフたちとおうちのこと、暮らしのこと、お話ししてみませんか。
開催日:4月30日(日)
① てづくりミサンガ編み
10:30~15:00(お一人様1回限り)
②大人気 寄せ植え体験
10:30~15:00 (お一人様1回限り)
※どちらも数に限りがございますので予約されたほうが確実です。
お気軽にお問合せくださいませ。
皆さまのお越しをお待ちしております。
イベント詳細はこちら
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社長のMUSIC BOXから(vol.3)
April 17, 2017
ブログの記事としては、書き手の私たちもついつい熱が入ってしまう「社長のMUSIC BOXから」シリーズ。その第3弾は、おそらく多くの日本人にあまり知られていない女性ジャズ・ミュージシャン「ベイ・シュー(Bei Xu)」のご紹介です。
ベイ・シュー(Bei Xu)は、1978年、中国の重慶出身。7歳の頃から学校のコーラス・グループのリード・シンガーとして活躍し、様々なコンクールやコンサート等に出演。1994年、高校時代に交換留学生としてアメリカに渡り、インディアナ大学ではビジネス・会計学を学びながら、声楽とピアノのレッスンを受けます。大学卒業後にニューヨークに移り住み、やがてジャズに魅了されるようになります。そこで、彼女はジャズ・ピアニスト、チャールズ・シビルスキーに師事し、ジャズ・ピアノとヴォーカルの指導を受けます。そして、2006年、ユニバーサル クラシックス&ジャズからアルバム『ベイ・シュー』でメジャーデビューを果たし、徐々に注目を浴びるようになります。マンハッタンの医療機関でコンピューターのプログラム管理の仕事で生計を立てながら歌手活動を続けた彼女は、その後アメリカの音楽文化を他の多くの若い中国人アーティストたちに伝えていきたいと考えるようになり、活動拠点をニューヨークから母国中国の上海に移します。他に『ロスト・イン・トランスレーション』『ユー・アー・ソー・ビューティフル』などのアルバムを発表し、現在に至ります。
彼女の最大の魅力は何といってもその美しすぎる歌声。英語はもちろん、ジャズのコードやリズムに中国語をのせて歌うなど、その独特の表現力は唯一無二の存在感。ユニバーサル・ミュージック・ジャパンのサイトに書かれている彼女の紹介文には、「その艶やかで豊かな声と、歌詞を伝える時の独特な表現で知られる彼女が歌うと、観客はあたかも彼女が自分たちと会話を交わしているかのような感覚に陥り、その甘く、暖かみのある声に導かれて、彼女の世界へと足を踏み入れる。」とありますが、まさに彼女の魅力を伝えるのにこれほどぴったりな表現はないかもしれません。
日本ではあまり知られていないジャズ・ミュージシャン。かつ、発表している作品の多くが国内外を問わず有名楽曲のカヴァーが中心で、オリジナルコンテンツはほとんどありませんが、原曲とは全く違う世界観を表現し、見事に自分の楽曲に仕上げています。
お勧めは、アルバム『ユー・アー・ソー・ビューティフル』に収録されている数々の名曲。ジョニ・ミッチェルの”青春の光と影“、ジョー・コッカーの”ユー・アー・ソー・ビューティフル“、名作映画音楽”ニュー・シネマ・パラダイス“、同じく映画音楽でバート・バカラック作曲の”アルフィー“など、往年のヒットソングの数々。この一枚を聴けば、彼女の魅力が十分に堪能できると思います。
ここまでご紹介した全3アーティストは全て女性アーティストでしたが、次回は男性アーティストやグループをご紹介したいと思います。次回もまたお楽しみに。
<過去の記事>
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「わざわざ」
April 16, 2017
明治39年。今から111年前、お施主様の3代前のご先祖様が建てた家。その家は、お施主様が5歳の時に地元を離れて以来、主のいない空き家のままでした。そして、このほどお施主様の帰省を機に、実に40年以上の時を経て、古民家再生という手法で、新たな場所に一部を移築再生することとなりました。
先日、工事が完了し、見学会用の写真撮影を行いました。後日送られてきたカメラマンのピックアップ写真を見て、スタッフたちも少しほっこり。そこには、建物写真の他に、その暮らし方のディティールを感じ取れるような写真の数々が入っていました。
「わざわざ」
いつもよりも時間をかけてつくられたその住まい、そしてそこから生まれる暮らしには、なんとなく「わざわざ」という言葉が似合います。
「わざわざ」
新しいモノが溢れるこの時代に
昔の家を
わざわざ
移築
わざわざ
古いものと住む
きっとこの家を好む人は「わざわざ」何かをすることが好き
わざわざは「時間をかけること」
わざわざは「丁寧なこと」
わざわざは「過程を楽しむこと」
わざわざは「丁寧な暮らしを求めること」
きっと
コーヒーは豆から挽いて注がれるまでを楽しめるひと
きっと
朝出てくる味噌汁はカツオを削ることから始める
香りから美味しさを見つけられるひと
そんな
「丁寧な暮らし」を求める人と
「時間」と「労力」をかけて家をつくりたい
これは、この住まいにインスパイアされ、スタッフが書き起こしたコンセプトフレーズです。
「わざわざ」・・・とてもいい言葉です。
私たちの仕事の中には、この「わざわざ」こそが、たくさんの価値を生み出し、そこに共感する多くのお客様を繋いでいるのだとあらためて感じました。
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お花見会
April 14, 2017
弊社創立記念日のけんか祭り観覧に続いて、昨日は毎年恒例のお花見会が開催されました。
今年は何かと仕事が立て込んでしまったこともあり、参加できないスタッフ・セクションもありましたが、例年以上に盛り上がる大変楽しい宴となりました。
早速、その様子の一部をフォトダイジェストでご紹介します。
「お花見会」といいながら、桜の花びら一枚ありません。その代わり、たくさんの「華」が会場を彩ってくれています。ちなみに、こちらの華達は、たくさん飲んで食べて物言う、としてもアクティブな華達です(笑)
会場は、弊社で建てさせていただきました「カフェレストラン・ブォーノ」さん。おいしいイタリアンを中心にお酒が進みます。
鉱業課スタッフのイケ君からありがたい指導を受ける代表猪又。この後、どちらが絵心あるクリエイターなのかで激論に(笑)
意気込みはあります。・・・ところで、何の意気込みでしょう?(笑)
弊社黎明期の建築を支えてきたガウディ鈴鹿こと、鈴鹿相談役(左)と松田総務部長(右)。自由奔放なガウディは現在、総務部の厳重な監視下に置かれています(笑)
オニオンリングを悪用するスタッフ多数出現。この他にも非公開指定の写真が弊社のサーバーに眠っています(笑)
リフォームメンテナンス課の小川さん(左)と営業部の青木さん(右)。二人はお互いにシンパシーを感じているようですが、その理由はこのアングルからお察しください(笑)
毎年8月開催、弊社のモンスター・イベント「オレンジフェア」。今年はいよいよ新リーダーが誕生します。新リーダーは、このブログでも度々登場している建築部の長﨑さん。この春から産休に入った現リーダー藤田さんからの指名により、この重責を受け継ぐことになりました。「今年の夏のテーマは・・・」・・・この場でのサプライズ発表はありませんでした(笑)
今年2月に入社したばかりの屋村(おくむら)さん。クジ運が良過ぎて最後の締めの挨拶に。とにかくお酒でこれほどまでに陽気になれる人は、タレントの佐藤栞里さん以来です(笑)
とにかく、弊社は飲みニケーションが大好き。公式・非公式の恒例飲み会だけでも最低年6回は開催されるという、ある意味ちょっと昔懐かしい会社です。(新年会・あんこう会・花見会・納涼会・月見会・忘年会)
でも、これこそが弊社のチームワークとの源泉になっています。
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お祭り日和の創立記念日
April 11, 2017
先月のブログでもお伝えした通り、昨日4月10日は弊社の創立記念日でした。ちなみに、弊社の創業は昭和8(1933)年。つまり、今年で創業84年になります。
毎年この4月10日は、曜日に関わらず会社の休日として設定されておりますが、同時にこの日は、カネタ建設の歴史よりもはるかに昔より脈々と受け継がれている地元糸魚川市の伝統祭「天津神社春大祭(通称:けんか祭り)」が執り行われる日。その歴史はなんと500年以上前から続いているとも言われている伝統行事です。今年の4月10日は、前後の雨予報の中、この日たった一日だけ晴天に恵まれたということもあり、平日にもかかわらず糸魚川大火からの復興を願う大勢の市民や来訪客で賑わいました。
以前にも書きましたが、天津神社春大祭は、大きく3部構成となっており、まず最初に「稚児のお練り」、続いて五穀豊穣・豊漁を祈願して2基の御輿をぶつけ合う「けんか神輿」、そして国の重要無形民俗文化財に指定されている「舞楽奉納」と、一日を通して多彩な催しが行われます。ちなみに、重要無形文化財の指定は新潟県内では4つのみ。なんとそのうちの3つは、糸魚川市内のお祭りであることはあまり知られていません。一説によると、この天津神社の舞楽は同じ糸魚川市(旧能生町)内の白山神社の舞楽と共に大阪四天王寺の舞楽を伝承しているといわれています。
ということで、この日は本社営業スタッフで桟敷席からの観覧を楽しみました。
けんか神輿の前に行われる稚児のお練りは、舞楽会の子供たちが扮する稚児たちが神社境内を1周半します。
その稚児たちが舞台中央に全員引き揚げられたところで、2基の神輿が境内を駆け回り、そして激しくぶつかり合います。神輿を担ぐのは、天津神社の氏子地区である押上地区と寺町地区の男衆。
それぞれの神輿には、引き手や担ぎ手などそれぞれの役割が与えられています。よく見ると、引き手の若衆の腕が全て繋がれています。この状態で全速力で走るわけですから、絶対に一人たりとも転倒や脱落が許されないというのが分かると思います。
2基の神輿は、走ってはぶつかり、走ってはぶつかりと合計で10回以上の激しいけんか神輿を繰り返します。この日は、天候に恵まれたこともさることながら、昨年の大火からの復興を願う意味でも例年以上の回数のぶつかり合いが繰り返されました。
長いけんか神輿のぶつかり合いが終了した昼過ぎからは、舞楽会による舞楽奉納が始まります。
この近隣では非常に由緒ある茅葺の本殿を前にしての舞楽奉納は、その鮮やかな衣装との相性もあり、非常に幻想的な風景で私たちを楽しませてくれます。
そうこうしているうちに、観覧している私たちスタッフも随分とお酒が進みました。ちなみに、内山部長が抱っこしているのは代表猪又の三女まおちゃん。笑顔で見守る女性もまた母親ではなく、今年から仲間に加わった広報担当の屋村(おくむら)さん。何も知らない人から見たら家族に見えます(笑)
境内の周辺では、たくさんの縁日が出店。近隣に位置する糸魚川小学校はこの日午前中で授業終了となり、昼にかけて多くの小学生が友達同士や親子が続々と詰め掛け、更に賑わいを見せていました。
神社境内までの沿道には近年植え替えられた桜並木が小さいながらも満開の花を咲かせていました。ちなみに、この沿道の改修工事もまた、ご縁があって私たちの会社が担当させていただいたものです。大きな桜並木通りに成長するにはまだ何年もかかると思いますが、創立記念日であるこの日を迎える度に、この木々の成長と共に会社の長寿と更なる成長を皆で喜びたいと思います。
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