K-TOWN社内検査
April 20, 2017
現在弊社で施工を担当させていただいているYKK様の社員寮「K-TOWN二期工事」(富山県黒部市)がこのほど無事竣工、間もなくお引き渡しを迎えます。
この後、発注者様であるYKK様の厳しい検査を受け、合格認定を受けた後に正式なお引き渡しとなります。昨日はこれに先立ち、弊社スタッフによる社内検査を行いました。
まだYKK様による正式な竣工プレスリリース前ですので、全体写真はご紹介できませんが、雰囲気だけ・・・
弊社の社内検査は建築担当スタッフの他に、営業や総務など様々なセクションのスタッフが参加し、入居者の目線、つまり「ユーザーの目」で細かく仕上がり具合や傷や汚れなどの異常個所の有無をチェックしていきます。
今回の工事は、弊社の他にも複数の有力建設会社が同じ建物の施工に関わっています。そのため、私たちの会社の施工技術レベルや安全衛生、その他全体的な対応能力等、あらゆる面で厳しく比較されるという側面があり、社内でも今年度のいちばんの注目工事でもありました。
今回の二期工事は、先行した2棟を含め全14棟のうち、弊社は6棟という最大棟数を担当しました。よって、検査は昨日と合わせ、日を分けて2日間行われます。それだけに、1棟の施工精度もさることながら、6棟全ての安定した品質確保ができているかどうかが最大の課題でした。
社内検査の最終総括は後日。もちろん、最終的な評価は発注者であるYKK様並びに設計者であるアプルデザインワークショップの皆様の目によりジャッジが下されますので、それまでにやるべきことはたくさんあります。また、同一設計とはいえ、これだけの棟数を同時に監理・監督することは容易なことではありません。そんな中、担当した松川監督の並々ならぬ努力と成長を感じることができた、とてもうれしい一日となりました。また、今回の施工にあたり、非常に多くの素晴らしい協力者の皆様にも恵まれたことも大きかったと思います。
全てのご縁に、感謝の気持ちでいっぱいです。
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ワークショップ
April 19, 2017
いよいよ今月末の4月30日(日)は大好評『木の家マルシェ』の第4弾が開催されます。
おかげさまで、マルシェはこれまでにたくさんの素晴らしい仲間たちに恵まれ、徐々に関係者のネットワークも広がり、今後の展開もますます楽しみになってきました。
さて、そこで第4回目を迎えた今回のマルシェは、何か違うスパイスを・・・私たちのモットーは「常に新たなことに挑戦!」ということで、今回は『workshopワークショップ』の企画を新たに追加し、同日開催することになりました。
マルシェもそうですが、ワークショップの企画の根底にあるもの、それは、キノイエで実際の暮らしを疑似体験していただくことにあります。多くの住宅会社は、お客様に「私たちの家を見てください」と一生懸命にアピールしますが、本当に見て感じていただきたいのは「暮らし」そのもの。だから、私たちはこうしたちょっとした日常の暮らしの疑似体験ができるミニイベントを大切にしています。
今回のワークショップやマルシェを通じて、キノイエスタッフたちとおうちのこと、暮らしのこと、お話ししてみませんか。
開催日:4月30日(日)
① てづくりミサンガ編み
10:30~15:00(お一人様1回限り)
②大人気 寄せ植え体験
10:30~15:00 (お一人様1回限り)
※どちらも数に限りがございますので予約されたほうが確実です。
お気軽にお問合せくださいませ。
皆さまのお越しをお待ちしております。
イベント詳細はこちら
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社長のMUSIC BOXから(vol.3)
April 17, 2017
ブログの記事としては、書き手の私たちもついつい熱が入ってしまう「社長のMUSIC BOXから」シリーズ。その第3弾は、おそらく多くの日本人にあまり知られていない女性ジャズ・ミュージシャン「ベイ・シュー(Bei Xu)」のご紹介です。
ベイ・シュー(Bei Xu)は、1978年、中国の重慶出身。7歳の頃から学校のコーラス・グループのリード・シンガーとして活躍し、様々なコンクールやコンサート等に出演。1994年、高校時代に交換留学生としてアメリカに渡り、インディアナ大学ではビジネス・会計学を学びながら、声楽とピアノのレッスンを受けます。大学卒業後にニューヨークに移り住み、やがてジャズに魅了されるようになります。そこで、彼女はジャズ・ピアニスト、チャールズ・シビルスキーに師事し、ジャズ・ピアノとヴォーカルの指導を受けます。そして、2006年、ユニバーサル クラシックス&ジャズからアルバム『ベイ・シュー』でメジャーデビューを果たし、徐々に注目を浴びるようになります。マンハッタンの医療機関でコンピューターのプログラム管理の仕事で生計を立てながら歌手活動を続けた彼女は、その後アメリカの音楽文化を他の多くの若い中国人アーティストたちに伝えていきたいと考えるようになり、活動拠点をニューヨークから母国中国の上海に移します。他に『ロスト・イン・トランスレーション』『ユー・アー・ソー・ビューティフル』などのアルバムを発表し、現在に至ります。
彼女の最大の魅力は何といってもその美しすぎる歌声。英語はもちろん、ジャズのコードやリズムに中国語をのせて歌うなど、その独特の表現力は唯一無二の存在感。ユニバーサル・ミュージック・ジャパンのサイトに書かれている彼女の紹介文には、「その艶やかで豊かな声と、歌詞を伝える時の独特な表現で知られる彼女が歌うと、観客はあたかも彼女が自分たちと会話を交わしているかのような感覚に陥り、その甘く、暖かみのある声に導かれて、彼女の世界へと足を踏み入れる。」とありますが、まさに彼女の魅力を伝えるのにこれほどぴったりな表現はないかもしれません。
日本ではあまり知られていないジャズ・ミュージシャン。かつ、発表している作品の多くが国内外を問わず有名楽曲のカヴァーが中心で、オリジナルコンテンツはほとんどありませんが、原曲とは全く違う世界観を表現し、見事に自分の楽曲に仕上げています。
お勧めは、アルバム『ユー・アー・ソー・ビューティフル』に収録されている数々の名曲。ジョニ・ミッチェルの”青春の光と影“、ジョー・コッカーの”ユー・アー・ソー・ビューティフル“、名作映画音楽”ニュー・シネマ・パラダイス“、同じく映画音楽でバート・バカラック作曲の”アルフィー“など、往年のヒットソングの数々。この一枚を聴けば、彼女の魅力が十分に堪能できると思います。
ここまでご紹介した全3アーティストは全て女性アーティストでしたが、次回は男性アーティストやグループをご紹介したいと思います。次回もまたお楽しみに。
<過去の記事>
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「わざわざ」
April 16, 2017
明治39年。今から111年前、お施主様の3代前のご先祖様が建てた家。その家は、お施主様が5歳の時に地元を離れて以来、主のいない空き家のままでした。そして、このほどお施主様の帰省を機に、実に40年以上の時を経て、古民家再生という手法で、新たな場所に一部を移築再生することとなりました。
先日、工事が完了し、見学会用の写真撮影を行いました。後日送られてきたカメラマンのピックアップ写真を見て、スタッフたちも少しほっこり。そこには、建物写真の他に、その暮らし方のディティールを感じ取れるような写真の数々が入っていました。
「わざわざ」
いつもよりも時間をかけてつくられたその住まい、そしてそこから生まれる暮らしには、なんとなく「わざわざ」という言葉が似合います。
「わざわざ」
新しいモノが溢れるこの時代に
昔の家を
わざわざ
移築
わざわざ
古いものと住む
きっとこの家を好む人は「わざわざ」何かをすることが好き
わざわざは「時間をかけること」
わざわざは「丁寧なこと」
わざわざは「過程を楽しむこと」
わざわざは「丁寧な暮らしを求めること」
きっと
コーヒーは豆から挽いて注がれるまでを楽しめるひと
きっと
朝出てくる味噌汁はカツオを削ることから始める
香りから美味しさを見つけられるひと
そんな
「丁寧な暮らし」を求める人と
「時間」と「労力」をかけて家をつくりたい
これは、この住まいにインスパイアされ、スタッフが書き起こしたコンセプトフレーズです。
「わざわざ」・・・とてもいい言葉です。
私たちの仕事の中には、この「わざわざ」こそが、たくさんの価値を生み出し、そこに共感する多くのお客様を繋いでいるのだとあらためて感じました。
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お花見会
April 14, 2017
弊社創立記念日のけんか祭り観覧に続いて、昨日は毎年恒例のお花見会が開催されました。
今年は何かと仕事が立て込んでしまったこともあり、参加できないスタッフ・セクションもありましたが、例年以上に盛り上がる大変楽しい宴となりました。
早速、その様子の一部をフォトダイジェストでご紹介します。
「お花見会」といいながら、桜の花びら一枚ありません。その代わり、たくさんの「華」が会場を彩ってくれています。ちなみに、こちらの華達は、たくさん飲んで食べて物言う、としてもアクティブな華達です(笑)
会場は、弊社で建てさせていただきました「カフェレストラン・ブォーノ」さん。おいしいイタリアンを中心にお酒が進みます。
鉱業課スタッフのイケ君からありがたい指導を受ける代表猪又。この後、どちらが絵心あるクリエイターなのかで激論に(笑)
意気込みはあります。・・・ところで、何の意気込みでしょう?(笑)
弊社黎明期の建築を支えてきたガウディ鈴鹿こと、鈴鹿相談役(左)と松田総務部長(右)。自由奔放なガウディは現在、総務部の厳重な監視下に置かれています(笑)
オニオンリングを悪用するスタッフ多数出現。この他にも非公開指定の写真が弊社のサーバーに眠っています(笑)
リフォームメンテナンス課の小川さん(左)と営業部の青木さん(右)。二人はお互いにシンパシーを感じているようですが、その理由はこのアングルからお察しください(笑)
毎年8月開催、弊社のモンスター・イベント「オレンジフェア」。今年はいよいよ新リーダーが誕生します。新リーダーは、このブログでも度々登場している建築部の長﨑さん。この春から産休に入った現リーダー藤田さんからの指名により、この重責を受け継ぐことになりました。「今年の夏のテーマは・・・」・・・この場でのサプライズ発表はありませんでした(笑)
今年2月に入社したばかりの屋村(おくむら)さん。クジ運が良過ぎて最後の締めの挨拶に。とにかくお酒でこれほどまでに陽気になれる人は、タレントの佐藤栞里さん以来です(笑)
とにかく、弊社は飲みニケーションが大好き。公式・非公式の恒例飲み会だけでも最低年6回は開催されるという、ある意味ちょっと昔懐かしい会社です。(新年会・あんこう会・花見会・納涼会・月見会・忘年会)
でも、これこそが弊社のチームワークとの源泉になっています。
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お祭り日和の創立記念日
April 11, 2017
先月のブログでもお伝えした通り、昨日4月10日は弊社の創立記念日でした。ちなみに、弊社の創業は昭和8(1933)年。つまり、今年で創業84年になります。
毎年この4月10日は、曜日に関わらず会社の休日として設定されておりますが、同時にこの日は、カネタ建設の歴史よりもはるかに昔より脈々と受け継がれている地元糸魚川市の伝統祭「天津神社春大祭(通称:けんか祭り)」が執り行われる日。その歴史はなんと500年以上前から続いているとも言われている伝統行事です。今年の4月10日は、前後の雨予報の中、この日たった一日だけ晴天に恵まれたということもあり、平日にもかかわらず糸魚川大火からの復興を願う大勢の市民や来訪客で賑わいました。
以前にも書きましたが、天津神社春大祭は、大きく3部構成となっており、まず最初に「稚児のお練り」、続いて五穀豊穣・豊漁を祈願して2基の御輿をぶつけ合う「けんか神輿」、そして国の重要無形民俗文化財に指定されている「舞楽奉納」と、一日を通して多彩な催しが行われます。ちなみに、重要無形文化財の指定は新潟県内では4つのみ。なんとそのうちの3つは、糸魚川市内のお祭りであることはあまり知られていません。一説によると、この天津神社の舞楽は同じ糸魚川市(旧能生町)内の白山神社の舞楽と共に大阪四天王寺の舞楽を伝承しているといわれています。
ということで、この日は本社営業スタッフで桟敷席からの観覧を楽しみました。
けんか神輿の前に行われる稚児のお練りは、舞楽会の子供たちが扮する稚児たちが神社境内を1周半します。
その稚児たちが舞台中央に全員引き揚げられたところで、2基の神輿が境内を駆け回り、そして激しくぶつかり合います。神輿を担ぐのは、天津神社の氏子地区である押上地区と寺町地区の男衆。
それぞれの神輿には、引き手や担ぎ手などそれぞれの役割が与えられています。よく見ると、引き手の若衆の腕が全て繋がれています。この状態で全速力で走るわけですから、絶対に一人たりとも転倒や脱落が許されないというのが分かると思います。
2基の神輿は、走ってはぶつかり、走ってはぶつかりと合計で10回以上の激しいけんか神輿を繰り返します。この日は、天候に恵まれたこともさることながら、昨年の大火からの復興を願う意味でも例年以上の回数のぶつかり合いが繰り返されました。
長いけんか神輿のぶつかり合いが終了した昼過ぎからは、舞楽会による舞楽奉納が始まります。
この近隣では非常に由緒ある茅葺の本殿を前にしての舞楽奉納は、その鮮やかな衣装との相性もあり、非常に幻想的な風景で私たちを楽しませてくれます。
そうこうしているうちに、観覧している私たちスタッフも随分とお酒が進みました。ちなみに、内山部長が抱っこしているのは代表猪又の三女まおちゃん。笑顔で見守る女性もまた母親ではなく、今年から仲間に加わった広報担当の屋村(おくむら)さん。何も知らない人から見たら家族に見えます(笑)
境内の周辺では、たくさんの縁日が出店。近隣に位置する糸魚川小学校はこの日午前中で授業終了となり、昼にかけて多くの小学生が友達同士や親子が続々と詰め掛け、更に賑わいを見せていました。
神社境内までの沿道には近年植え替えられた桜並木が小さいながらも満開の花を咲かせていました。ちなみに、この沿道の改修工事もまた、ご縁があって私たちの会社が担当させていただいたものです。大きな桜並木通りに成長するにはまだ何年もかかると思いますが、創立記念日であるこの日を迎える度に、この木々の成長と共に会社の長寿と更なる成長を皆で喜びたいと思います。
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マルシェの新しい仲間
April 9, 2017
4月30日(日)に開催される「木の家マルシェ#4」の出店仲間が増えました。
今回仲間に加わったのは、「八百屋の土田」さん。「全国から店主がセレクトした珠玉の野菜やお米、厳選した調味料などを提供し、身体に、そして地球に優しいライフスタイルを提案」という理念の下、普通の八百屋とは一線を画す個性的なお店を運営しています。この4月からは、同じ木の家マルシェの仲間でもある「こびと窯」さんのパンの取り扱いも始めました。
八百屋の土田さんの考え方を知る上でとても参考になる記述が、お店のフェイスブックページの中の投稿にありました。
‟私にとって八百屋は、
「おすすめの野菜やお米などを広めたい。」
そういった部分ももちろん大きいです。
でも一番は、
「この店を農家にとって、安定した収入源の一つにしてほしい。」
これが最も根底にある部分だと改めて気づきました。
この二つ、似ているようで違う気がしてます。
農家から、これでもかというくらい野菜や米を買いたい。
あくまで農家目線でいたいんですね。
だから、売り方が他のお店よりもちょっとわがままかもしれません。
まだまだスタートラインから進めていないかもしれません。
それでも、有り余る魅力的を発信していけるよう、今後も頑張ってまいります。”
店主の土田竜吾さんは29歳という若さ。しかし、この地元を愛し、農家というなりわいに対する尊敬と社会的な課題に取り組もうという強い姿勢が伝わってきます。今後の活躍が本当に楽しみです。木の家マルシェの仲間に加わっていただいたことを私たちも誇りに感じています。
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10年間使えるもの
April 7, 2017
こんにちは。
前の記事でも少し触れましたが、今日は「10年間使えるもの」について書きたいと思います。
これは30代になったばかりの頃に担当していた雑誌企画のテーマでした。30代前半というと、ひとり暮らし10年目を迎えるひとも多いと思います。折しも、「ロングライフデザイン」や「パーマネントデザイン」「アノニマスデザイン」という言葉が雑誌に並んでいた頃です。
「長く使えるいいもの」というものがブームになっているのを見ながら、「でもひとり暮らしを始めたときって、最初からそういうことを考えて身の回りのものを買っていたかな……」と自身の暮らしを振り返りました。
「ひょっとしたら、ロングライフデザインだと考えずに使っているものの中にも、長く使えるものがあるんじゃないかな? 名デザインと言われるものじゃなくても、使い手にとっての名デザインはあるかもしれない」と思ったのが、企画を出したきっかけ。
連載では「10年以上使っているもの」「できるだけ無意識に使い続けているもの」「そのものとの出会いから振り返って1人称で語ってもらう」ということを、数名のクリエイターにお願いしました。出てきたものは「実家から持ってきてしまった果物ナイフ」「使っていた眼鏡が壊れたときに急遽買ったものの、自宅用に下がったスペア眼鏡」などなど。他人にとっては名デザインとは言い難いものが、そのひとの暮らしの名デザインだったりする面白さ。
8回の引越しでもなぜか捨てることなく持ち歩いた、オリーブオイルの缶。
ちなみに私の場合。「ゴミ箱代わりのオリーブオイルの缶」です。
大学時代、イタリア料理店でアルバイトをしていた友人が「余っているからいる?」とうちに持ってきたもの。特にほしいわけでもなかったけど、何となく部屋に置いていたら、無意識にゴミを投げ入れていて、そのままゴミ箱という役割に。
ひとり暮らしを始め、部屋も増えたりして、リビング用にはDANESEのin attesa、キッチン用には無印良品とちゃんとしたゴミ箱も買い足しているのですが、寝室はずっとオリーブオイルの缶。思えば、もらってから20年近く経っていました。改めて見直すと、サイズも小ぶりで軽く、寝室のゴミ箱としてとても使いやすい。色もあせてしまって、絵柄の主張もなくなり、すっかり部屋に馴染んでいます。
こちらはDANESEのin attesa。斜めになったゴミ箱。エンツォ・マーリのデザインです。
デザイン誌に携わっていた20〜30代は、情報があった分だけ、部屋のものをひとつ買うときにも(選択眼的にも金銭的にも)かなり頑張っていたなぁと振り返って思います。ひとり暮らしを始めて、自分らしい暮らしを創るぞ!という気負いみたいなものがあったのかも。
ある程度、暮らしが整ったいま、このオリーブオイル缶を見てると少しほっとしています。隙って大事だなぁと。
<村岡利恵>
長年東京でインテリアやデザイン関連の雑誌編集に携わる。2016年に長野県大町市へとIターンし、2017年の初夏から高瀬渓谷の森のなかの別荘地で「HÜTTE muu muu」という朝食だけのカフェと編集&デザイン業を営む予定。キノイエスタッフと縁があり、雑誌編集者時代に触れたいろいろなもののことや、高瀬の森での新しい暮らしづくり、旅のことなど、当ブログで不定期に執筆。
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『kinoie times vol.4』発刊です
April 6, 2017
お待たせしました。キノイエの暮らし方を広く知っていただくための情報紙「kinoie times(キノイエ タイムス)」の第4弾がいよいよ発刊になります。
先日もご紹介させていただいた通り、今号の担当は、埼玉から糸魚川市にIターン就職した屋村(おくむら)さん。入社間もないですが、今回の紙面企画、取材、編集の全てをほぼ一人で担当。これまでの3作とは一味違うテイストに仕上がりました。読み物として皆様に楽しんでいただける紙面づくりを心掛けた今回の特徴は、最高の地元ライフをおくる上越地域の素敵な人たちにスポットを当て独自取材を敢行し、キノイエの視点で編集した点。建物のことは最小限、それよりもこの地元の暮らしや人と人とのつながりに焦点をあて、同時にこの紙面を通じて暮らしの共感の輪を広げていこうという編集者の思いが詰まっています。
さらに、今回の表紙にはあるギミックが仕掛けられています。
それがこちら。なんと、ガイド線に沿って表紙を折ると、素敵なブックカバーに変身!彼女らしい発想です。解説イラストも屋村さんのオリジナル描き下ろし。一人何役もこなします(笑)
こんな感じになります。ちなみに、中身は、百田尚樹著の『海賊と呼ばれた男(上)』(笑)
『kinoie times vol.4』は、これから上越地域の様々なお店や施設に少しずつ配布される予定です。新聞折込はいたしませんが、これまでにキノイエにご来場いただいたり、資料請求をいただいた方には直接郵送させていただく他、このブログやお知らせを見て「ほしい!」と思われた方にも、上越地域(上越・糸魚川・妙高)にお住まいの方に限り、無料で郵送させていただきたいと思います。ご希望の方は、資料請求フォームに「キノイエタイムス希望」とご記入の上、弊社まで送信してください。
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木の家マルシェ#4&ワークショップ
April 4, 2017
みなさん、お待たせいたしました。大好評『木の家マルシェ』の第4弾開催が決定いたしました。
『木の家マルシェ』とは、衣食住の分野における『地産地消』の大切さと『安心・安全・健康 』な暮らしに共感する仲間たちの手によってつくられる「小さな暮らしの市場」です。この上越地域で暮らす人たちの手による、この地域で生まれたモノや技術。その中でも、暮らしに身近で彩りを与えてくれる選りすぐりのモノ、コトを集め、実際の住まいと暮らし方を通じてもっと多くの方に感じていただきたい・・・そんな思いで企画させていただいた工務店らしからぬちょっと変わったイベント。昨年9月の第1回の開催からご好評をいただき、既に今回で4回目を迎えることができました。
そして今回、新しい試みとして『workshopワークショップ』も同日開催が決定です。ワークショップの内容は現在スタッフ内でじっくりと企画中ですが、「それ、いいね!」とみなさんから言っていただけるような面白いテーマで臨みたいと思います。詳細は後日発表したいと思いますので、どうぞお楽しみに!
開 催 日: 2017年4月30日(日) 10:00a.m.-4:00p.m.
※まちの中にある小さなお家そのものがマルシェの会場です。ぜひ、ご近所を訪ねる感覚で足をお運びください。
<出店者のご紹介>
今回も素晴らしい出店者様に恵まれ、楽しいマルシェが開催できそうです。今後も少しずつ「最高の地元ライフ」を共有する仲間たちのネットワークを広げていきたいと思います。

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