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経験があるからこそ


March 9, 2017

穂高の家|キノイエ|上越・糸魚川・妙高の家づくり|木の家工務店|小さな邸宅|最高の地元ライフ|

March 9, 2017

木の使い方は様々。これは、弊社が10年以上前に手がけた、長野県の穂高町に建てられた住まい。らせん階段に使用している木は、オーナー様の敷地内に守り神のように存在していた貝塚息吹の木。貝塚息吹といえば、庭の植え込みによく見かけるものですが、これほどまでに大きく成長している貝塚息吹をまちなかで見かけることはほとんどないと思います。

 

 

穂高の家|キノイエ|上越・糸魚川・妙高の家づくり|木の家工務店|小さな邸宅|最高の地元ライフ|

 

 

当時、弊社の設計スタッフは、オーナー様からの「この貝塚息吹を何かに活かしてほしい」という要望を受けて、このような提案をさせていただきました。おそらく、合理化・簡素化され、入社数年の若手プランナーでも簡単に線が引けてしまう現在の規格住宅の設計では発想できない、もしくは仮に思いついたとしても技術的にも実現には至らない建築でしょう。実際、らせん階段の強度を担保するには、踏み板がしっかりと奥まで差し込まれていることが条件となりますが、貝塚息吹は非常に硬く、大工泣かせの素材です。当時の棟梁はノミでひと穴ひと穴苦労して切り空けて組み上げた唯一無二のらせん階段。設計と棟梁の執念でつくり上げた苦心の作です。

 

 

また、小屋組みのベースには、築100年以上の古民家(土蔵)から欅(ケヤキ)の躯体を取り出しリビルドしています。壁は漆喰を使用し、和室の欄間も旧家で使われていたものを組み合わせつつ、全体のトーンが重くならないよう、バランスを整えています。

 

 

キノイエでも、一定のルールに基づいた設計原則で家づくりを行いますが、過去これまでに弊社が設計した住宅のバリエーションは無限といっていいほど、技術、デザインの両面で多くの経験を積んできました。その経験値があるからこそ、自信をもって皆様に提案できるキノイエのベースが成り立っています。同じ設計原則でもバックボーンの違いがあり、その差は数年、数十年後に見えてきます。

 

 

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成長と進化の一年に


March 8, 2017

キノイエ|上越・糸魚川・妙高の家づくり|木の家工務店|小さな邸宅|最高の地元ライフ|

March 8, 2017

本日、キノイエスタッフで今年度の運営や方向性を決める重要なミーティングを行いました。

 

 

キノイエ|上越・糸魚川・妙高の家づくり|木の家工務店|小さな邸宅|最高の地元ライフ|

 

 

おかげさまで、これまでにいくつか建築のお申し込みをいただいており、現在鋭意プランニングが進行中。春から順次本格的な着工が始まるため、現在、大工さんを含めて中長期の工程組み等を行っています。

 

 

キノイエ|上越・糸魚川・妙高の家づくり|木の家工務店|小さな邸宅|最高の地元ライフ|

 

 

同時に、これまでの取り組み結果を様々な角度から分析し、よかった部分は横展開、悪かった部分は全員で反省・共有を行います。それを踏まえ、年間のスケジュールを組み立てながら、お客様により伝わりやすい説明のあり方や、モデルハウスの活用方法、スタッフの個性を最大限生かした役割分担など、仕事の中身をどんどん分解してよりいいものへと組み立て直す大事な作業を行っています。

 

 

キノイエ|上越・糸魚川・妙高の家づくり|木の家工務店|小さな邸宅|最高の地元ライフ|

 

 

キノイエの誕生から約9か月。今年はより成長と進化の一年にしたいとスタッフ全員がはりきっています。地元の工務店が本来担うべき丁寧な家づくり、違いの分かる本物の住宅づくりを追求し、昨年とはまた一味違う新たなご提案ができると思いますので、どうぞお楽しみに。

 

 

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その味、その佇まいに歴史あり


March 6, 2017

大むら|上越・糸魚川・妙高で家を建てるなら|木の家をつくる工務店|最高の地元ライフ|キノイエ|

March 6, 2017

糸魚川市旧青海町の方は特によくご存知の隠れた名店「大むら」さん。

 

 

大むら|上越・糸魚川・妙高で家を建てるなら|木の家をつくる工務店|最高の地元ライフ|キノイエ|

 

 

創業は昭和45年。昭和の佇まいが今でも残るレトロな店内にいつもと変わらないにこやかな笑顔を見せるマスターは、当時麻布十番にあった同名の蕎麦屋さんで修行を積んだ後、暖簾分けによってこの地で開業しました。以来ずっとこの場所で営業を続けています。

 

 

大むら|上越・糸魚川・妙高で家を建てるなら|木の家をつくる工務店|最高の地元ライフ|キノイエ|

 

 

蕎麦屋ですが、このお店の看板メニューはかつ丼。甘じょっぱい濃厚なタレが特徴。カツを揚げる油自体が黒いためか、女性の方は賛否がはっきりと分かれますが、好きな人にはたまらないほどクセになる味です。(ちなみに、ツウの常連さんの間では「もりそば」が人気です。)

 

 

大むら|上越・糸魚川・妙高で家を建てるなら|木の家をつくる工務店|最高の地元ライフ|キノイエ|

 

 

そして実は、こちらのお店、弊社がまだ合名会社の時代に設計施工させていただいた建てものなのです。その証拠として、お店の入り口の手洗いには、合名会社時代の弊社のネームが入った鏡が今でも残っています。

 

 

大むら|上越・糸魚川・妙高で家を建てるなら|木の家をつくる工務店|最高の地元ライフ|キノイエ|

 

 

さらに、当時の担当者は、なんと70歳を迎えた今でも弊社の現役技術者として活躍しています。こうしたバックボーンが少なからず影響し、キノイエの設計、暮らしの考え方に厚みを持たせています。今年で創業84年となる私たち会社の魅力の一つといってもいいかもしれません。

 

 

大むら|上越・糸魚川・妙高で家を建てるなら|木の家をつくる工務店|最高の地元ライフ|キノイエ|

 

 

その味、その佇まいに歴史あり。大むらさんに興味を持たれた方は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょう。

 

 

「大むら」

〒949-0305 新潟県糸魚川市青海103

 

 

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最高の地元ライフを生み出す人々


March 5, 2017

はちみつ草野|上越・糸魚川・妙高で木の家をつくる工務店|小さな邸宅キノイエ|最高の地元ライフ|地元系ハウスメーカー|

March 5, 2017

先日とある視察ツアーの中で、とても眩しく輝いている方々と出会いました。本日のその中のお一人をご紹介したいと思います。

 

 

はちみつ草野|上越・糸魚川・妙高で木の家をつくる工務店|小さな邸宅キノイエ|最高の地元ライフ|地元系ハウスメーカー|

 

 

新潟市の西蒲区にある養蜂業「はちみつ草野」さん。そこで代表を務める草野竜也さん(30)は、大学では情報工学を専攻していたものの、おじいさんが庭先でミツバチを飼っていたのを見て興味を持ち、養蜂の道へ入ったという異色の経歴をもつ若き養蜂家。

 

 

はちみつ草野|上越・糸魚川・妙高で木の家をつくる工務店|小さな邸宅キノイエ|最高の地元ライフ|地元系ハウスメーカー|

 

 

‟もしミツバチがいなくなったら、人類は4年しか生きられない。”

 

 

これは、アインシュタインの言葉だそうです。

 

 

地球上の植物はそのほとんが受粉という行為を通じて命をつないでいます。実は、その受粉という行為の約3分の2は、花から花へ飛び、甘い蜜と一緒にいのちを運ぶミツバチが担っているといわれています。だから、仮にミツバチが絶滅すると地球上の植物の半分以上が種子を作れなくなる恐れがあります。特に人間が食糧としている作物の多くは今やミツバチの協力なくては生産出来ない状態にあるため、その食糧生産に対する被害率はさらに高まるわけです。

 

 

はちみつ草野|上越・糸魚川・妙高で木の家をつくる工務店|小さな邸宅キノイエ|最高の地元ライフ|地元系ハウスメーカー|

 

 

つまり、養蜂家の仕事とは、単にはちみつを採取し生計を立てることだけではなく、植物の花粉交配を支えることで地球上の植物、ひいては私たちの暮らしを守る仕事でもあるわけです。

 

 

はちみつ草野|上越・糸魚川・妙高で木の家をつくる工務店|小さな邸宅キノイエ|最高の地元ライフ|地元系ハウスメーカー|

花の種類によって、ハチミツの色、状態(固形、液状等)、香り、味は全て違います。草野さんは毎年春になると、花をもとめてミツバチたちとともに新潟県内を旅します。一番人気の「山桜」は次のシーズンまで品切れ状態だそうです。

 

 

草野さんのはちみつは純国産100%。現在、国内に流通しているはちみつは大半が輸入に頼っており、純国産のはちみつは全体の7%程度と言われています。ちなみに、国内のはちみつは大半が加熱処理が施されています。これは、はちみつをやわらかくして瓶に入れやすくしたり、水分を飛ばして甘さを濃くしたりできる代わりに本来の栄養分(ビタミン・ミネラル・酵素など)が失われ、香りも損なってしまうという大きなデメリットがあります。そのため、草野さんのはちみつは一貫して非加熱処理にこだわっています。そして、花の名所からミツバチだけが知る穴場まで、様々な土地から花を集めるため、毎年各地を旅しているそうです。南北に長い新潟県は、日本海に面した海岸部、地平線まで続く広大な平野、深く険しい山々など、多様な地形を持つ土地。また、四季のコントラストがはっきりとしていることから、さまざまな植物が自生しています。花や採蜜地で異なる味や香りをそのまま楽しめるのも、草野さんのはちみつならではです。

 

 

明確な使命感を持ち、自然を感じ、ミツバチに寄り添い生きる・・・みつばちのことを熱く、そして楽しそうに語る草野さんの姿はとても眩しく、仕事に誇りをもって生きるその姿は誰の目から見てもかっこいいと思える存在です。なんと、彼のウェブサイトを見て、北海道から15歳の少年が一人で草野さんに会いに来たということがあったそうです。まさに、最高の地元ライフを生み出す地域のエンジンたる人だと感じました。

 

 

そんな草野さんのプロダクトの中に、ミツロウ(蜜蠟)がありました。「建築用に販売されたりしないのですか?」と聞くと、「実はこれからどう生かしていくか慎重に考えているところなんです。」という答えが返ってきました。新潟で育てたミツバチが生み出す新潟産のミツロウ。地元でつくられた木の家にぜひ生かしてみたいと思えるアイテムでした。ミツロウに限らず、こんな素晴らしい夢を持つ若き実業家と一緒にお仕事ができる日が来ればと素直に思います。

 

 

はちみつ草野|上越・糸魚川・妙高で木の家をつくる工務店|小さな邸宅キノイエ|最高の地元ライフ|地元系ハウスメーカー|

 

 

今回の視察では、こうした最高の地元ライフを生み出す眩しい人たちとたくさん出会うことができました。このブログで、また少しずつご紹介できればと考えています。

 

 

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金沢から視察に


March 4, 2017

トラスト住建が視察に|キノイエ|上越・糸魚川・妙高の工務店|自然素材のハウスメーカー|

March 4, 2017

昨日は、はるばる金沢の地より、トラスト住建株式会社の出倉社長をはじめ4名のスタッフの皆様が塩屋新田の家に視察にお見えになりました。弊社のウェブサイトを偶然見つけ、デザイン性と温熱性能への取り組みに非常に魅力感じてご連絡をいただきました。

 

 

トラスト住建が視察に|キノイエ|上越・糸魚川・妙高の工務店|自然素材のハウスメーカー|

 

 

冒頭、出倉社長から、「様々な住宅に取り組んできたが、自信をもってお客様にお勧めできる1つのコンセプトに絞ったブランドの展開を考えたいと考えていたところ、キノイエのウェブサイトを拝見し、これは売れる!と確信した。私たちもこういう家づくりをしたい。」という大変うれしい評価をいただきました。出倉社長の人柄のよさと家づくりに対する強い思いがひしひしと伝わってきました。

 

 

トラスト住建が視察に|キノイエ|上越・糸魚川・妙高の工務店|自然素材のハウスメーカー|

 

 

キノイエのブランドの正式スタートは昨年6月。生後1年に満たないまだまだ未成熟のブランドながら、県内外の業界のプロフェッショナル工務店の皆様に注目していただけることは本当にうれしいことで、私たちスタッフにとっても大きな励みとなります。

 

 

トラスト住建が視察に|キノイエ|上越・糸魚川・妙高の工務店|自然素材のハウスメーカー|

 

 

トラスト住建スタッフの皆様からは、キノイエの床下エアコン、全館熱交換換気システム、フェノールフォーム+真壁工法のプレウォール、気密性高精度と数値、サッシ性能、その他住宅性能に関わるテクニカルな詳細について細かく質問が飛び交い、さらに「小さくつくって大きく暮らす」キノイエの設計思想とデザイン性についても弊社スタッフとの間で非常に深い話し合いが行われました。

 

 

トラスト住建が視察に|キノイエ|上越・糸魚川・妙高の工務店|自然素材のハウスメーカー|

 

 

トラスト住建が視察に|キノイエ|上越・糸魚川・妙高の工務店|自然素材のハウスメーカー|

 

 

トラスト住建様の設計を統括する専務取締役・一級建築士の中村様からは、「伺う前は「1時間程度かなぁ」と思っていたのですが、気がつけば3時30分!!!(滞在時間2時間30分)本当にありがとうございました。私にとっては大変有意義な時間であり活力を頂きました。一番はトップのお話しが聞けたこと、そしてスタッフ様の生の声が聞けたこと。「キノイエ」をスタートした勇気ある行動とブログの取り組みに脱帽でした。私共も早々に社員の意思疎通を図り、1歩(半歩でも)進めたいと思います。」という、これまたうれしいメールが視察後に届きました。

 

 

トラスト住建が視察に|キノイエ|上越・糸魚川・妙高の工務店|自然素材のハウスメーカー|

 

 

トラスト住建スタッフの皆様のお話を伺っていると、皆さん本当に家づくりが大好き!探求心が強く、そして素直に学ぼうという姿勢から、お一人おひとりの真摯な人柄、温かい人間性がにじみ出ていました。まさに地域に必要とされる工務店を地でいく魅力的な集団。私たちの方がたくさんのことを学ばせていただきました。

 

 

トラスト住建が視察に|キノイエ|上越・糸魚川・妙高の工務店|自然素材のハウスメーカー|

 

 

トラスト住建様、この度は本当にありがとうございました。今後の展開がとても楽しみです。次回は、私たちが金沢へ学びにお邪魔したいと思います。

 

 

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ファブリック選び


March 1, 2017

|上越市・妙高市・糸魚川市の工務店|注文住宅|木の家づくりハウスメーカー|キノイエ|

March 1, 2017

キノイエで使われているベンチソファの生地選びで、先日久しぶりに上越市内のカーテン屋さんにお邪魔しました。

 

 

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カーテン屋さんのコンシェルジュMさんのセンスは軸足がしっかりとしていて、キノイエの世界観もよく理解してくれています。「ソファのファブリックのテイストを新しいものに変えてみたい」と話しただけで、Mさんはすぐに奥から数冊の生地見本帳を持ってきて、目の前でいくつかチョイスしたものを広げてくれました。

 

 

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今回紹介していただいたのは4種類のファブリック。その中には、モデルハウスオープン時に使用された生地の他、新たにMさんのチョイスによる3種類の風合いの違う生地がありましたが、どれも私たちのイメージしていた質感とぴったりマッチするテイストばかり。まさに以心伝心といえるほど。Mさんのこのあたりの選球眼は抜群で、安心して相談できる心強いパートナーです。

 

 

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ちなみに、現在、塩屋新田の家で使われているファブリックはこちら。ビビッドなミモザ色は発色がよく、モデルハウスのオープンには素晴らしいチョイスであったとあらためて実感。また、このファブリックが変わることで、住まい全体のキャラクターがガラッと変化します。どのような変身を遂げるのか、今から楽しみです。

 

 

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キノイエの世界観を支えているのは、こうしたよき理解者の存在による部分が大きいです。それぞれの専門分野で活躍する地元のこだわりのお店と共に、最高の地元ライフを創造していきたいと思います。

 

 

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「色褪せる」ほどに魅力的


February 28, 2017

板張りの魅力|地元工務店の小さな邸宅|上越・糸魚川・妙高のハウスメーカー|キノイエ

February 28, 2017

日本の多くの歴史的建築物で昔から使用され続け、今なお建築家や感性の高い工務店の間でも一定の根強い支持を受けている外壁材の一つに、(木)板張り外壁材があります。

 

 

板張りの魅力|地元工務店の小さな邸宅|上越・糸魚川・妙高のハウスメーカー|キノイエ

北前船の寄港地として栄えた岩瀬(富山)の歴史的まちなみ

 

 

木材は耐久性が弱いのではないかと誤解を受けがちですが、実は腐りにくく、高い耐久性を兼ね備えている素材が木です。四季の気候の変化がはっきりとしている日本にいちばん相性のいい素材といっても間違いではないと思います。断熱性も高く、調湿性に優れている木は、その粘り強さによって地震に対する強さにも定評があります。

 

 

その証拠に、板張りの外壁は、防腐処理などをきちんと行えば、激しい寒暖の変化と高い湿気など、厳しい環境の中でも長期間にわたり素材の性質を保つことが可能で、定期的にメンテナンスをこまめに行いさえすれば、その耐久年数は50年続くともいわれています。

 

 

板張りの魅力|地元工務店の小さな邸宅|上越・糸魚川・妙高のハウスメーカー|キノイエ

富田林寺内町

 

 

もちろん、価格的な魅力もあります。材種にもよりますが、板張り外壁1枚の価格は、一般的に使われているサイディング外壁や塗り壁と比べ、半額以下に抑えることが可能です。

 

 

しかし、なんといっても板張り外壁の最大の魅力は、「色褪せるほどに魅力が増す」という点です。日本では昔から家の外装に国産の杉やヒノキ、松などが使用されてきました。その建築時期や土地土地の環境の違い、年月の経過と共にその時々で様々な表情を見せ、次第に色合いが深まっていく性質は天然素材ならではのもので、いかなる人工物にも真似のできない独特の味わいがあります。

 

 

板張りの魅力|地元工務店の小さな邸宅|上越・糸魚川・妙高のハウスメーカー|キノイエ

京都 二寧坂

 

 

天然素材の場合、経年変化=単なる「劣化」ではありません。この魅力に気付いた方は、キノイエの設計思想に大いに共感していただけるのではないかと思っています。

 

 

|キノイエ|新潟県上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|

キノイエでは、手の届く範囲の高さ(足場が不要な高さ)にのみ板張りを採用

 

|キノイエ|新潟県上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|

 

 

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じっくり学ぶ大切さ


February 26, 2017

家づくりセミナー|土地探しセミナー|上越・糸魚川・妙高の工務店|注文住宅|自然素材ハウスメーカー|キノイエ|

February 26, 2017

週末のモデルハウス「塩屋新田の家」には、ご予約のお客様や、ふらっとご来場いただくお客様で、終日とても充実した時間が流れています。ずっと以前から気にしていただいて、そろそろ本格的に家づくりを考えはじめようと、初めてモデルハウスに足を運んでいただく方も多く、中には、キノイエの発表以前からカネタ建設のことを注目していただいていたお客様もいらっしゃったりします。

 

 

家づくりセミナー|土地探しセミナー|上越・糸魚川・妙高の工務店|注文住宅|自然素材ハウスメーカー|キノイエ|

 

 

ご来場いただく皆様は、お一家族ごとに家づくりでお知りになりたい情報、密かに不安に感じているポイントなどが少しずつ違ってきます。ですので、キノイエで「暮らしの勉強会」と称してご用意している各種セミナー(「エコで健康な家づくり。」、「木の家づくりコンセプト」、「得する住宅ローンの選び方」、「暮らし方から考える土地相談会」等)の内容もお客様のお悩みポイントに合わせて、少しずつカスタマイズしながら丁寧にご説明させていただいています。

 

 

家づくりセミナー|土地探しセミナー|上越・糸魚川・妙高の工務店|注文住宅|自然素材ハウスメーカー|キノイエ|

 

 

1つのセミナーは、30分~1時間程度の内容ですが、お客様も真剣に耳を傾けていただき、時にはたくさんの質問も飛び交いますので、気が付けば2時間があっという間という方も少なくありません。でも、この2時間という時間は、今後20~30年の住まいを決める上で、絶対に損しない価値ある時間だと私たちは確信しています。

 

 

私たちがセミナーでお伝えしていること、それは、単純な‟お得情報”ではありません。展示場に足を運び、営業マンの話を聞くと、その多くは「家は今が建て時(遅れてはいけない)」、「融資は○○万円まで大丈夫=○○万円の家まで建てることができる」、「当社の家は高気密高断熱で耐震等級云々の丈夫な家で・・・」という情報が嫌でも耳に入ってきます。もちろん、こうした情報自体、とても必要な情報ではありますが、それ以上にもっと大切なことがあります。それは、「30年後も後悔しない家づくりの‟考え方”をいかにして自分の懐に落とし込むことができるか?」ということです。

 

 

一生の家を決める上で、情報収集は大切なことですが、反対に住宅会社から舞い込んでくる大量の情報にお客様の頭の中も過熱し、その本質を見失いがちになります。本来、住宅会社・工務店は、その見失いがちな家づくりの本質、‟考え方”について、納得と理解が得られるよう、丁寧に説明する責務があります。私たちの行う「暮らしの勉強会」では、特にこうした部分に力を入れています。

 

 

実際、地元に暮らす工務店ならではの先人の暮らしの知恵(高性能デザイン住宅も建てる地域を間違えると失敗する)、住宅業界・不動産業界が話したがらない不都合な情報、家を持つ本来の目的とつい選んでしまう住宅のミスマッチ、20代・30代では気づきにくい30年後の住まいの価値観等、私たちのセミナーでお話しする内容があまり他では聞かない(他社が触れない)内容のためか、お客様からはとても新鮮に感じていただけるようで、自然にお客様から様々な質問が飛び出し、より深い話に進んでいくために、時の経つのが早く感じるようになっているようです。「本当に聞いてよかった!」と喜んでいただけるお客様が多いことは、私たちにとってもこの上ない喜びであり、家づくりの本分を全うしているという充実感があります。

 

 

繰り返しになりますが、家づくりの検討期間は、今後20~30年間の暮らし方を決める、一生でいちばん重要な勉強期間。焦りは禁物です。最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、ほんの数日、数時間でもこうした学びの時間に使われることを私たちはお勧めします。

 

 

家づくりセミナー|土地探しセミナー|上越・糸魚川・妙高の工務店|注文住宅|自然素材ハウスメーカー|キノイエ|

 

 

|地元工務店による丁寧な家つくり|木の家~上越・糸魚川・妙高の注文住宅|自然素材の新築・リフォーム|高性能エコハウスを手掛けるハウスメーカー|キノイエ|

 

‟丁寧なつくり”と‟手入れ”の関係


February 25, 2017

|上越・糸魚川・妙高の工務店|木の家の注文住宅|自然素材ハウスメーカー|ジャパンスタンダード木造住宅|キノイエ|

February 25, 2017

どんなものでもそうですが、人が手塩にかけて丁寧につくり上げたものは、大事に使われます。

 

 

|上越市・糸魚川市・妙高市で木の家をつくる工務店|自然素材のハウスメーカー|小さな邸宅~キノイエ|

 

 

江戸時代の日本の人口はわずか100万人。「この時代には“ゴミ”という価値観はなく、すべて“資源”だった」とは、江戸学者で法政大学の総長である田中優子氏の言葉です。

 

 

「モノ余り」という言葉とは無縁のこの時代、当時のモノは、一つひとつがとても丁寧につくられており、少しでも長く使い続けるための工夫として、“手入れ”にとても力を入れてきた歴史があります。

 

 

|上越市・妙高市・糸魚川市で木の家の注文住宅工務店|自然素材ハウスメーカー|ジャパンスタンダード木造住宅|キノイエ

 

 

「丁寧な暮らし」とは、‟手入れ”と深い関係があります。それは‟丁寧なつくり”に対する敬意の表れにより生まれるもの。だからこそ、手入れのしやすさ、手入れを楽しむ暮らし方を考えたものづくりがとても重要になります。「用の美」を兼ね備えた道具たちには、おそらく自然にそんな要素が備わっているのではないかと思います。

 

 

これは、家づくりでも同じことがいえます。弊社では、新築の他、古民家リノベーションのお仕事をいただく機会も少なくありませんが、工事を通じて感じることは、昔の家づくりには、この‟丁寧なつくり”と‟手入れ”の文化がしっかりと根付いていることで、高い再生価値を生み出しているということです。

 

 

|上越市・妙高市・糸魚川市で木の家の注文住宅工務店|自然素材ハウスメーカー|ジャパンスタンダード木造住宅|キノイエ|

※弊社のリノベーション事例

 

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※弊社のリノベーション事例

 

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※弊社のリノベーション事例

 

|上越・糸魚川・妙高の工務店|木の家の注文住宅|自然素材ハウスメーカー|ジャパンスタンダード木造住宅|キノイエ|

※弊社のリノベーション事例

 

 

住宅の近代化が進み、住宅の性能向上にも力を注いでいくことはもちろんのことですが、地元工務店として絶対に忘れてはいけないのは、この‟丁寧なつくり”と‟手入れ”の文化が息づく家づくりなのではないかと思います。

 

 

|上越・糸魚川・妙高の工務店|木の家の注文住宅|自然素材ハウスメーカー|ジャパンスタンダード木造住宅|キノイエ|

※弊社のリノベーション事例

 

|上越・糸魚川・妙高の工務店|木の家の注文住宅|自然素材ハウスメーカー|ジャパンスタンダード木造住宅|キノイエ|

※弊社のリノベーション事例

 

 

|地元工務店だからできる丁寧な家づくり|上越・糸魚川・妙高で木の家の注文住宅|キノイエの新築・リフォーム|最高の地元ライフ|

 

住まいの燃費


February 24, 2017

建物燃費|地元の工務店で建てる小さな邸宅|上越・糸魚川・妙高の工務店|キノイエ|

February 24, 2017

写真は、現在新築中の住まいの「燃費」の計算結果を示したデータです。キノイエでは、今後1棟ごとに住まいの燃費を算出し、お客様にお示しする流れを標準化しました。

 

 

建物燃費|地元の工務店で建てる小さな邸宅|上越・糸魚川・妙高の工務店|キノイエ|

※C値=0.5㎠/㎡の数値は、測定前予測値(実際の測定値はC値=0.4㎠/㎡でした)

 

 

「燃費」・・・つまり住まいの断熱・気密性能から年間消費エネルギーを算出し、数値化したもので、月々、そして年間にかかる光熱費の予測や各消費エネルギーの負担比率を一目で分かるようになっています。このデータを用いて、建物仕様(グレード)の変更によるランニングコストへの影響や、各種設備機器の性能比較を行うことで、イニシャルコスト(初期費用)とランニングコスト(光熱費などの居住後にかかる費用)の最適なバランスを判断する材料にしています。

 

 

この写真の住まいの性能について、ここでは、外皮平均熱還流率(UA値)を例にお話ししてみたいと思います。この住まいのUA値は、0.531w/㎡・K。この数字だけ聞いても、業界関係以外のほとんどの方はよく分からないと思いますが、簡単にいうとこれは住宅の断熱性能を表す数値です。設計された断熱材の素材や厚み、開口部の大きさ、サッシの性能値などを元に熱の損失量を算出しています。数値が小さいほど性能が高いことを表しています。そして次世代省エネ基準※では、地域ごとにこのUA値の基準値が設定されています。

 

 

私たちの暮らす上越地域の設定区分は5地域。この5地域のUA値基準は0.87w/㎡・K以下となっています。今回、私たちが建築中の住宅は、それよりもはるかに性能の高い値(UA値=0.531w/㎡・K)。下の表で見ていただくとお分かりのように、この住まいの性能レベルは、上越地域の区分である5地域の基準より2ランク厳しい東北地域(3地域)相当の基準(0.56以下)をクリアする値。この性能差は、真冬の快適性が体感ではっきりと分かるほどに違いが出ます。(弊社の施工実績には、この他にもUA値=0.5w/㎡・Kを切る高い性能値の住宅も数多く存在しています

 

 

※ちなみに、現在、国内で次世代省エネ基準をクリアしている既存住宅ですら、まだ全体の5%程度しか存在していません。

 

 

次世代省エネ基準|地域区分|地元の工務店で建てる小さな邸宅|上越・糸魚川・妙高の工務店|キノイエ|

 

次世代省エネ基準|地域区分|地元の工務店で建てる小さな邸宅|上越・糸魚川・妙高の工務店|キノイエ|

 

 

なお、この建物は、キノイエの標準的な断熱仕様(柱と柱の間にフェノールフォーム断熱材を設置)による性能値です。一般的に、高断熱住宅を標榜する専門的な住宅会社は、こうした通常の断熱施工に加え、付加断熱と呼ばれる追加断熱施工を施し、性能値を上げる努力をしています。それは当然、コストアップの要因になります。キノイエでも付加断熱施工は可能ですので、さらなる性能アップは十分可能ですが、まず、標準グレードで東北エリア基準をクリアする性能値となっていることをご理解いただければ、ここでの説明は十分です。

 

 

そして、この計算表は、数ある燃費計算表の中でもかなりシビアに表示されるように設定されているソフトウェアを使用しており、けして自社に甘くないデータを算出してきます。燃費計算ソフトの中には、工務店側になるべく都合のよいデータが表示されるタイプもありますが、このソフトは問答無用。私たち工務店側も非常に背筋の伸びるシロモノです(笑)この「建もの燃費」に関して、詳しくお知りになりたい方は、ぜひ私たちまでお問い合わせください。

 

 

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