Kinoie Work Gallery

vol.06

建具の美しさを追求する

この障子は、「吉村障子」をアレンジしたオリジナルデザインです。

様々な建築様式に合う障子
吉村障子とは、建築家の吉村順三※氏が、框と組子の見付寸法を18ミリで統一し見込を30ミリとした障子デザイン・・・要するに全ての枠の寸法が同じになっていることが特徴。普通の障子の場合、強度や作業性を考えて大抵が外側の枠が太くなっていますが、吉村障子は外枠も中枠も同じ寸法でつくられており、これにより、閉めた時、まるで一枚の障子に見えるようにデザインされています。やわらかな光、美しいシルエット・・・ミニマリズムを追求した日本の建具は、けして和風建築のだけのアイテムではなく、様々な様式の建築スタイルにも合うということが分かる実例です。
高い精度を要求される職人技
ただし、この建具製作にはかなりの技量が要求されますので、製作できる職人は非常に限られています。キノイエには、これを非常に高い精度でカタチにできる、とても腕の良い職人さんたちが仲間にいます。弊社とは非常に長い付き合いになります。キノイエの小さな邸宅は、まさに、こうした職人たちの手仕事が随所に息づいている上質な木の家なのです。


※吉村順三(1908~1997)
日本の建築家。皇居新宮殿の建設に関わった日本の建築界の巨匠。東京都生まれ。東京芸大教授。フランク・ロイド・ライトに学び帝国ホテル建設の際に来日したことで有名なアントニン・レーモンドに師事し、彼に日本建築を伝えた人物。戦後日本のモダニズムを代表する建築家として、海外で高い評価を受ける。代表作に国際文化会館、ニューヨーク近代美術館日本館などがあります。
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